4年に1度開催されるFIFAワールドカップのカタール大会(以下、W杯)。中東で初めての開催地となったカタールは、アジアやヨーロッパとの合作映画が数多く、日本にも紹介されている。その中から5作品をピックアップした。W杯が開催されるカタールって?今回の開催地カタール国は、アラビア半島からペルシャ湾に突き出たカタール半島に位置する首長国。首都はドーハ。1971年にイギリス保護領から独立した。公用語はアラビア語。人口は266万人(2021年10月、カタール庁統計)。国土の大部分は砂漠で、緯度上では沖縄本島の南端から台湾北端ほどの位置にあたり、面積は11.427平方kmと秋田県よりやや狭いくらいの広さ(在カタール日本大使館HPより)。時差は日本より6時間遅れとなり、日本代表の第1戦ドイツ戦キックオフの11月23日16時は日本時間の22時にあたる。また、「ドーハの悲劇」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれない。1994年開催のW杯アメリカ大会出場を目指したアジア最終予選の最終戦、ドーハのアルアリ・スタジアムで行われた対イラクの試合でロスタイム中に同点に追いつかれ、あと一歩のところでW杯初出場を逃したことから、そう呼ばれる。当時の日本代表メンバーだった森保一監督が、今回の代表チームを率いている。『旅のおわり世界のはじまり』日本・ウズベキスタン・カタール合作/2019年主演に前田敦子、共演に加瀬亮、染谷将太、柄本時生らを迎え、シルクロードの中心地・ウズベキスタンで全編ロケを行った『スパイの妻』『散歩する侵略者』の黒沢清監督作品。テレビ番組リポーターの主人公・葉子が番組のクルーとウズベキスタンを訪れ、自分はこのままでいいのか、本当は何がしたいのか、心迷いながら異国の地での取材に奮闘する。前田さんは美しい装飾の施された日本人縁の「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂で、アカペラで「愛の賛歌」を熱唱した。『パピチャ未来へのランウェイ』フランス・アルジェリア・ベルギー・カタール合作/2019年アルジェリアに育ち、内戦下に家族とフランスに移住したムニア・メドゥール監督自身の経験から生まれた作品。カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、アカデミー賞国際長編映画賞のアルジェリア代表となったが、本国では上映禁止に。1990年代のアルジェリア。ファッションデザイナーを夢見るネジュマ(リナ・クードリ)は、イスラム原理主義の台頭のなか、自由と未来と尊厳のために大学でのファッションショー開催を目指す。そんな“パピチャ”(愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性)たちの闘いは必見。『MEMORIA メモリア』コロンビア・タイ・フランス・ドイツ・メキシコ・カタール合作/2021年ティルダ・スウィントンを主演に迎えた、『ブンミおじさんの森』などで知られるタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセタクンの監督最新作。本作で初めてタイ国外、南米コロンビアで撮影し、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した。監督が実際に体験した「脳内爆発音症候群」をもとにティルダを念頭に当て書きされた主人公ジェシカは、あるときから自分にしか聞こえない不可思議な【音】に悩まされるように。ジェシカが【音】に導かれるように彷徨い、考古学者や魚の鱗取り職人らと出会ううちに予想もしない境地へと物語は向かう。『ミッドナイト・トラベラー』アメリカ・カタール・カナダ・イギリス合作/2019年タリバンから死刑宣告を受けた映像作家ハッサン・ファジリが、妻と2人の娘を連れてアフガニスタンから脱出、ヨーロッパを目指す5600kmのもの旅を3台のスマートフォンで撮影したセルフドキュメンタリー。サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞など多くの賞に輝く。砂漠や平野、山を越え、荒野を彷徨う、その旅は命がけ。撮影できることが、生きている証となる。故郷を追われて難民になるとはどういうことか、その現実を容赦なく突きつける。『ハウス・イン・ザ・フィールズ』モロッコ・カタール合作/2017年弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ人の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することに。ハディージャは大好きな姉と離れる寂しさを感じ、自分も姉と同じ運命を辿るのかと不安を募らせていく。世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持つタラ・ハディド監督が、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしながら親密な距離感でとらえたドキュメンタリー作品。女性やLGBTQ、外国人労働者などの人権問題の観点から批判・抗議が相次いでいる今回のW杯。少なくとも今回紹介した映画には、いま懸命に闘い、前を向いて生きようとする者たちの姿(主に女性たち)が収められている。「FIFAワールドカップ カタール 2022」は現地時間11月20日(日)より開幕。全64試合はABEMAにて無料生中継が決定している。(上原礼子)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINOハウス・イン・ザ・フィールズ 2021年4月9日よりアップリンク渋谷、アップリング吉祥寺ほか全国にて公開ミッドナイト・トラベラー 2021年9月11日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©UNITED PEOPLEMEMORIA メモリア 2022年3月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.
2022年11月18日サッカー日本代表として、日韓W杯に出場した森岡隆三さん。現役時代はクレバーな守備が光るDFとして、清水エスパルスや京都サンガで活躍しました。引退後は京都サンガU-18やガイナーレ鳥取の監督を経て、現在は清水エスパルスの「アカデミーヘッドオブコーチング」として活動中です。選手として、監督として、そしてアカデミーでの経験も豊富な森岡さんに「保護者のあり方」について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)日韓W杯には代表のキャプテンとして出場した森岡隆三さん<<前編:元日本代表に聞く、サッカーで成長するための目標の立て方とサッカーノートの書き方サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーをする目的がプロになることだけ、なのはよくない森岡さんは、元プロサッカー選手として、サッカーをするお子さんを持つ父親として、子どもと向き合う際に大切なのは「期待はしても、押し付けはしないこと」だと言います。「僕はいま、清水エスパルスのアカデミーに関わっていますが、1学年10人の選手がいたとして、その中からプロになれるのは1人か2人です。それぐらい狭き門なのですが、親というのは『うちの子に限って大丈夫』『プロになれる』と思ってしまいがち。まずはその気持ちを手放すことから始めるといいと思います」さらに「サッカーをする目的が『プロになること』だとしたら、あまり良くはないのではないでしょうか」と優しく語りかけます。「サッカーをする中で、目標の一つが『プロになること』であればいいのですが、僕自身サッカーをする目的は、人生を豊かにするための学びを得ることだと思っています。僕はプロになって、日本代表にもなりましたが、プロサッカー選手でいたのは15年です。人生という長い目で見ると、サッカー選手でいる以外の時間の方がはるかに長いわけです」だからこそ「サッカー選手になることだけが、目標になってはいけない」と言葉に力を込めます。「大切なのは、人として成長すること。育成年代の選手には『アカデミーを卒業するまでは、次のステージへの準備期間だからね』と伝えています。ジュニアであれば、ジュニアユースへの準備期間。ユースであればプロもしくは大学、社会人への準備期間です」■その子なりのやり方、スピードを理解して課題克服のプロセスを踏ませよう森岡さんは桐蔭学園時代、後に東京ヴェルディの総監督を務めることになる、李国秀さんの指導を受けていました。そのときの言葉を、いまでも覚えているそうです。「桐蔭学園に入学した当初、李さんに『高校サッカーの目的はなんだ?』と聞かれました。そこでみんなが『日本一になること』と答えたのですが、『それは違う。高校で日本一になったからといって、一生食べているわけではない。そうじゃなくて、大学や社会人、プロなど次のステージに行くために、準備する期間だろう』と言われました」その言葉で目から鱗が落ちた森岡さん。アカデミーで自身が接する選手たちにも、そう伝えていると言います。「清水のアカデミーには『勝ち負け以上の価値の創造』というフィロソフィーがあります。育成で大切なのは『問題から課題をみつけて、克服していく力』です。保護者の方にアドバイスをするならば、プロになることだけを見据えるのではなく、その子なりのやり方、スピードを理解してあげて、自分の力で課題を克服していくプロセスを踏ませてあげることが大事なのだと思います」子ども自信が効果を実感!成長できるサッカーノート>>■現役引退後も成長を続けることの大切さを学んださらに、こう続けます。「課題を克服する経験を積むことで、次のステージに進み、問題が起きたときに立ち向かうことができたり、道を切り開けるようになるのではないかと思います」その結果として、目標であるプロサッカー選手になれたのなら素晴らしいことです。森岡さんはプロの先輩として、現役引退後、「成長し続けることの大切さ」を、身をもって体験したと言います。「清水の監督をしていたオズワルド・アルディレスに聞いたことがあります。『僕より上手な選手がいたのに、なぜ試合で使ってくれたのですか?』と。そうしたら『答えは簡単だ。隆三は成長を続けていたからね』と言ったんです。そのときに、成長を続けることの大切さに、改めて気がつきました」■親は子どもの背中を押してあげるけど、与えすぎない。バランスが大事森岡さんは清水エスパルスのアカデミーに携わるようになってからも、選手の成長過程、プロセスに目を向けているそうです。「例えばジュニアユースからユースに上がる選手を選ぶときに、同じぐらいの実力の選手であれば、そこまでのプロセスを見ます。3歩進んで2歩下がろうが、1歩ずつでも成長してきているというプロセスやマインド、メンタリティが大事だと思っているからです」森岡さんは「困難に当たったとき、克服していくためには"グリッド"と呼ばれる、やり抜く力が大事になるのではないでしょうか」と話し、次のように語りかけます。「親の関わり方は、指導者と似ているところがあると思っているのですが、背中を押してあげながらも与えすぎない。このバランスが重要なのだと思います」■サッカーしすぎてケガを負うことも。保護者が目を配ってあげよう最後に、サカイク読者の保護者に向けて、こんなアドバイスをくれました。「保護者がサポートできるのは、睡眠と栄養です。僕は子どもの頃にサッカーをしすぎて、後に影響が残るケガをしました。サッカーのやりすぎなどは、子ども自身はわからないし、好きで楽しければやりすぎてしまうこともあるので、そこは保護者が目を配ってあげた方がいいところかなと思います」インタビュー中、「チームと家庭が一緒になって、選手を育てていく環境が理想」と話していた森岡さん。これからもアカデミーヘッドオブコーチングとして、清水のアカデミーからトップへ、そして世界へ羽ばたいていく選手の育成に力を注いでいくとのこと。今後のアカデミーの飛躍と、森岡さんの活動に注目です。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年11月10日熾烈なサバイバルの中、選手たちが躍動している。『FIFA ワールドカップ 2022』アジア最終戦とは異なるプレッシャーがかかる『キリンチャレンジカップ2022』『キリンカップサッカー2022』で各選手ともいいパフォーマンスを見せている。本大会のメンバー入りを目指すがために過度なアピールに走ったりしない。あくまで森保一監督が標榜する日本代表の戦い方を展開しながら、各々がストロングを発揮しているのだ。久保建英ですら追い詰められていた。3年前に国際Aマッチデビューを果たしたものの、16試合で無得点。6月10日・ノエビアスタジアム神戸での『キリンカップ』ガーナ戦73分に三笘薫のマイナスの折り返しを左足で合わせた久保は試合後にこれまで感じていた重圧を明かした。「このまま一生入んないんじゃないかなと思った時もあった。周りの選手がどんどん簡単にゴールを決めていくたびに、『俺もそこにいたら』とか思った。シュートを弾かれる度に『なんで僕のシュートはブロックされるんだろう』と。こと代表に関しては、いつもなら入るところで入らないことが多かったので」出番のなかったブラジル戦のフラストレーションも力に変えた。「正直めちゃくちゃキツかった。『なんで出してくれないんだよ』と思ったし、僕だけではないと思うが『俺が出たらもっとやれる』とも思ったし。だけど、言ったところでただの負け惜しみなので、練習から自分がやれることをやっていこうと。練習から自分の中で気合が入っていたし、そういうところが運も少し味方してくれたのかなと思っている」ひとつのゴールで落ち着きを取り戻した。「ほかの人からしたら『もっと早く決めるチャンスがあっただろ』と思っていたと思う。結果的に17試合目で1ゴールだが、ここから(キャリアが)終わった時にいっぱい点を取っていればいい」6月11日のメディア対応の席で久保はこうも言った。「逆に一本取るまで長いという見方もあるが、次チャンスがあればまた積極的に打っていきたいし、気持ちが吹っ切れた分、正確性が出てくると思う。固め打ち? そうできるようにしたい」同じくガーナ戦で初得点をマークした前田大然にも秘めた思いがあった。82分、伊東純也のスピーディなパスに前田は左足をピンポイントで当てたが、3日後に3歳の誕生日を迎える愛娘へのアンパンマンポーズはなし。同日のメディア対応で前田はゴールパフォーマンスをしなかった理由を語った。「1試合目のものを挽回したいという思いでやっていたので、そういう状況ではないと思っていたので、やらなかった。ゴールパフォーマンスをやったらあかんとかはないが、まだ1点取っただけなんで」ガーナ戦の前にもパラグアイ戦を悔いていた。「パラグアイ戦で決定機を外してしまったので、悔いしかないといった感じ。チャンスは何回もあるわけではないので、仕留められる時に仕留められなければダメ」前田はガーナ戦のゴールだけでは満足はしない。「前回辞退したので、出遅れている部分があると思う。この4試合は大きい試合と感じていた。まだいいパフォーマンスを出せていない。あと1試合あるので、チャンスがあればしっかり狙っていきたい」森保監督は代表初得点を記録したふたりをこのように評価した。「この試合でも個人の結果を出していくという部分、かつチームの中で自分の良さを出そうという部分をトライし続けた結果、得点につながったのかなと思う。結果が出ても出なくても、日々努力し続けていることによって今日の得点につながったと思う。彼らがチームの戦い方の中で献身的にプレーしてくれたことが結果につながったと思う」久保についてさらにコメントを求められると指揮官はこうコメントした。「この代表に生き残れるかどうかというところで、自分で自分にプレッシャーをかけながら生き残りをかけて戦うというメンタル的なところが今日は出ていたと思う。個の力で何とかしようとアグレッシブにやりながらも、攻守ともに献身的に、連係・連動も使い分けながら戦っていた。それが結果につながったのかなと思う。ゴールを決めるために、個でいく選択肢しかなく相手に読まれる部分もあったと思う。個で崩す部分と周りを使う部分で、相手に的を絞らせない攻撃が良かった。守備の部分でもパラグアイ戦の時は1対1の部分で少し強度を出せない、こぼれ球の反応が遅れるという場面もあったが、今日は自分の責任で食らい付く、後手を踏んでもしぶとく食らい付くトライが良かった」このゴールで久保はひと皮むけるかという問いには次のように返答した。「意識としては間違いなく変わると思う。これを続けてほしい。1試合ですべてが変わることはない。メディアのみなさんの期待に応えられるように続けてやってほしいし、ファンの方々もタケの成長には大きな期待を寄せていると思う。彼にとっては大変なことだと思うが、期待されることはプロとして誇り。がんばってほしい」6月11日~13日、選手たちは取材対応を行った。口々にここまでの手応えや課題、チュニジア戦へ向けての意気込みを語った。古橋亨梧「個人的なことで言えば、ものすごくゴールはほしいが、まずチームの勝利。チームの勝利のためにプレーし、その中でゴールを取れればと思っている。(ガーナ戦は) まず勝ったことが一番。4点取ったことはチームとして良かったし、個人としてもいい刺激になった。テンボが上がるとスペースができるので、僕も試合に出ればそのスペースを突いていきたい。ブラジル戦での感覚は勉強になった。それを練習で生かしているので、それが出せるかわからないが、試合で出してゴールを決めたい」伊東純也「ブラジル戦でも亨梧に早いタイミングでGKとDFの間に低くて速いボールを入れようとした場面が1本あった。股を狙って相手の足に当たってしまったが、抜ければ亨梧がゴールを取った可能性があったシーン。亨梧も大然もそういうところを狙っていると思うので、高いボールより速いボールをイメージしている」南野拓実「(ブラジル戦は)攻撃できる回数が少なかったのがひとつの課題。どのようにいい形で攻撃に持っていけるのか。個人の能力なのか、チームとしての持っていき方か、やり方はある。スペインとドイツ、『W杯』にいったらああいう展開になる。前線の選手がボールキープする必要があるし、シュートの部分もレベルアップしないといけない。ラストパスをつなげるために相手より早くいいポジション取るなど、レベルアップしていく必要がある」堂安律「2試合スタメンで使ってもらえたので、まずはチームが勝つことが一番のアピールだと思っていた。中に入りながら、右で作って左で仕留められる薫くんがいたので。『五輪』から薫くんとはやっていたので彼の特徴を生かすのと、得点シーンのように視来くんも中で絡んでくるので、上手いこと入れ替わりながらできた。(久保について)彼が右で張ったら僕が中に入るというのは話していたし、彼に対する信頼は変わっていない。一緒にピッチに立ててワクワクしていたし、お互いに良さを引き出し合えたと思う」原口元気「今の日本代表の強みはサイドに違いを作れる選手がいること。そこに出した時に縦突破からのクロスだけだと苦しい。内巻きのクロスを入れるとか、そこからもう一個入るとか、チームとしてバリエーションを作ることが大事。チームで狙っている形を表現できてくると、強い相手にでも行き当たりばったりではなく、自分たちの形で点は取れてくると思う」田中碧「ブラジルとやって思ったのはチャンスを作るのは簡単ではないということ。そこへいくまでの段階、セットプレーやバイタルで前向きにミドルを打てるシーンはまだ作りやすいと思う。ミドルで取れるかどうかは試合が大きく変わってくると思うし、セットプレーで得点のチャンスが大きくなるかどうかで自分たちのメンタルも変わってくる。後ろ目でシュートを打つというのを自分自身どんどん磨いてかないといけない」遠藤航「結局大事なのは、誰が出てもその選手の特徴を出させてあげること。自分もやったことがない選手とできたし、オプションを広げている。タケだったら攻撃の良さを引き出してあげて、守備の負担を減らしてあげるとか。攻撃でできるだけ高い位置を取らせてあげることや、攻撃時の自分の立ち位置は意識している。岳だったら2ボランチ気味に作ってもいいのかなとか。そこは試合のシチュエーションやさまざまな状況での判断、その選手の特徴やポジショニングを見ながらやっている」吉田麻也「個人的にはケガをして試合に出ない時間が長かったが、最終節で帰って来て代表でコンスタントに試合に出てコンディションも上がってきたので、4試合目でベストのものを見せたい。チームとしてはブラジル戦で感じたことを見せないといけない。相手も強度も違うが、本大会を意識したものを出していかないといけない。選手層とクオリティで劣っているのはわかっている。ハードワークと献身さで補うしかない。ブラジル戦はハードワークしたが、強度が違ってもチームの幹を太くしていくのは大事」板倉滉「この3試合全試合出させてもらってCBもやり、ボランチもやり、充実感というよりコミュニケーションを取りながらやって、ポジティブにとらえ次につながっていると思う。3バックは時間的に短かったが、『こういう形もあるだぞ』と示せたと思うし、出来どうこうよりも試せたことがポジティブだと思う。3バックにすることによって、WBの選手の縦の距離は長くなるが、CBがうまく運んでいけば、じわじわ押し込んでいける。このチームで3バックはそんなにやっていないが、アンダー世代でやっていたので、違和感なくできた」冨安健洋「森保さんの判断だが、自分的には昨日の練習で問題はなかったので、あと2日チームとトレーニングをしていくだけ。1・3月とできなかったので、みんなと過ごしたり、ミーティングに入ったり、監督やスタッフともコミュニケーションを取れるというのも途中離脱しなかった理由。今回の『W杯』は事前キャンプもできない。今回長い時間が取れるということで、最後までいさせてもらった」『キリンカップサッカー2022』日本代表×チュニジア代表は6月14日(火)・パナソニック スタジアム 吹田にてキックオフ。チケットは発売中。試合の模様はTBS系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)キリンカップサッカー2022のチケット情報
2022年06月13日カタール・サッカーW杯2022が開催される今年、一般社団法人アフリカファッション(本社:東京都杉並区、代表理事・CEO:中込 弥皇/なかごみ みお)は、スポーツとファッションの力でアフリカを支援する「アフリカファッションプロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングによる資金募集を開始しました。このプロジェクトは、経済的支援を必要とするアフリカ・ルワンダの少年サッカーチーム「キミフルラフットボールクラブ(以下、キミフルラFC)」を支援するためにスタートしたもので、CAMPFIRE(株式会社CAMPFIRE)の社会問題解決型プラットフォーム「GoodMorning」を利用し、クラウドファンディングの募集を2022年4月12日から開始。募集終了は、5月31日まで。多くの方のご支援をお待ちしています。アフリカファッションプロジェクトは、SDGs理念に基づき、スポーツとファッションの力で、アフリカ少年サッカーを支援します。代表理事・中込 弥皇へのメディア取材をお願い申し上げます。当協会代表の中込は、日本大学経済学部で学ぶ20歳の大学2年生です。新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限がかかる中、2021年8月、アフリカのルワンダで小中高生向けのサッカーチーム「キミフルラFC」を設立しました。「キミフルラFC」には、現在110名の子どもたち、5人のコーチが所属しています。ことのきっかけは、大学1年の夏休みに、別のNPO企画のためルワンダに行っていた中込が出会ったサッカー少年たち。「石、砂利、雑草だらけのグラウンド」「ネットのないゴール」「靴が買えないので裸足でサッカーをする少年」「4個しかないサッカーボール。うち2個は破れてパンク」など、かなりひどい練習環境でした。高校までサッカーをしていた中込は、急遽、指導をし、グラウンド整備、ゴール整備、ボールの寄贈などを行いました。しかし、クラブの安定した継続的運営のための経済的な支援が必要です。いい方法はないものかと、アルバイト先のシェアオフィスで知り合った起業投資家の持田 騎一郎(当協会顧問)に相談した結果、発案されたのが、「アフリカファッションプロジェクト」でした。中込は、プロジェクト実現のため「一般社団法人アフリカファッション」を2022年4月1日に起業、CAMPFIRE社の力を借りて、クラウドファンディングの組成を行いました。この「アフリカファッションプロジェクト」は、ルワンダ・キミフルラFCの子どもたちが着る「サッカーユニフォーム」を、今、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなど世界のトップブランドが注目する「アフリカファッション」と融合させることで、ブレイクスルーを起こすことを目指しています。仕組みとしては、アフリカファッション業界とコラボしたサッカーユニフォームを開発し、世界に向けた販売を目指します。ユニフォームの売上の一部を「キミフルラFC」に提供することで、持続可能なチーム運営と子どもたちの夢を支援します。アフリカファッションに注目した理由は、「少年たちが着るサッカーユニフォームに、アフリカデザインを加えることで、アフリカにオシャレな経済支援をする」ためです。将来的には、アフリカ54か国、全てのサッカー少年の支援を目指します。2022年4月12日よりクラウドファンディング「GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)」を利用し、現地のアフリカファッション取材及びユニフォーム制作に向けたプロジェクトを開始いたしました。▼クラウドファンディング「アフリカファッションプロジェクト」 アフリカのサッカー少年に希望を【プロジェクト概要】アフリカファッションプロジェクトは、「サッカーユニフォーム」×「アフリカファッション」という新たな融合を目指します。プロジェクト概要まず、アフリカで2022年に開催される4つのファッション関連イベント(ファッションウィーク)の調査に行き、アフリカファッション業界とのコネクションを作り、商談を行います。今回のクラウドファンディングは、2つのシードを考えています。第1シード南アフリカ・ファッションウィーク(4~5月)ケニア・ファッションエキスポ(6月)への調査商談第2シードナイジェリア・ラゴスファッションフェア(9月)エジプト・スティッチ&テックス(10月)への調査商談ファッションウィークアフリカファッションイベントでコネクションができたデザイナー、テキスタイル製造者、縫製工場を連動させ、サッカーユニフォームを完成させます。これを「キミフルラFC」へ寄贈。さらに、レプリカを世界へ販売(主に、Amazonを利用)。売上の一部を中込が運営する「キミフルラFC」の活動資金として提供します。将来的には、キミフルラFCの成功パターンを、他のアフリカ諸国の少年サッカーチームに横展開をすることを考えています。現在、アフリカデザイナーによるサッカーユニフォームは、まだありません(2022年4月現在)。アフリカデザイナーにとってもサッカーユニフォームという新たな表現の場が生まれ、デザイナーとしての活動の場が増え、注目度が上がります。複数のデザイナーと提携を結ぶことを考えており、多種多様なユニフォーム開発を実現します。それにより魅力的なユニフォームが世界へと広がります。また、テキスタイルもアフリカのカラフルな「キテンゲ」という布地を利用し、縫製工場もアフリカを利用するなどすることで、アフリカ経済への支援も可能となると考えます。クラウドファンディング概要【クラウドファンディング概要】クラウドファンディング・プラットフォーム:GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)プロジェクト名 : アフリカファッションプロジェクトURL : 解説動画(YouTube): 募集期間 : 2022年4月4日~5月31日目標金額 : 100万円資金使用目的 : アフリカ取材のための旅費、ユニフォームの製造販売、「キミフルラFC」へのユニフォームと活動資金の提供<リターン>クラウドファンディング支援者へのリターンは、一口5千円~15万円まで8コースとなります(詳細は をご覧ください)。【一般社団法人アフリカファッション】所在地: 東京都杉並区永福3-9-5TEL : 080-9462-0415Mail : mio.nakagomi@gmail.com HP : 【理事紹介】<代表理事・CEO 中込 弥皇(なかごみ みお)>東京都出身、日本大学経済学部2年キミフルラフットボールクラブ代表(アフリカ・ルワンダ)株式会社Brave EGGs 写ルン族プロジェクトメンバー<理事・顧問 持田 騎一郎(もちだ きいちろう)>東京都出身、起業投資家、薬事通販コンサルタント一橋大学 法学部 国際関係論学部卒株式会社RCTジャパン 社長セノリティクス製薬株式会社 CEO機能性表示食品検定協会 会長がん経済新聞 編集長日本先進医療臨床研究会 理事【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人アフリカファッション担当: 中込 弥皇TEL : 080-9462-0415Mail: mio.nakagomi@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日7大会連続となる7度目の『FIFA ワールドカップ』出場を決めた日本代表にとって、次のゲームは決して消化試合ではない。『W杯』アジア最終予選・ベトナム戦は貴重な実践の場である。本大会のメンバー23名をかけたサバイバルはすでにはじまっているのだ。22回目を数える『W杯』は11月21日(月)にカタールで開幕する。本大会までFIFAインターナショナルウィンドウは5月30日(月)~6月14日(火)と9月19日(月)~27日(火)の2回のみ。7月19日(火)~27日(水)の『EAFF E-1 サッカー日本主権2022』決勝大会は国内組の大事なアピールの場となるだろう。3月26日、『SAMURAI BLUE FIFAワールドカップカタール2022出場権獲得会見』の席上で日本サッカー協会・反町康治技術委員長は「『W杯』出場が決まった今、これからベスト8という目標に向け、次のベトナム戦が最初のスタートだと思う。これから熾烈な争いがチーム内でも起きると思う」と言及した。さらに今後のスケジュールについて、「6月のインターナショナルマッチデーで4試合やりたい。その後、7月中旬に『E1』がある。こちらは海外組の招集が難しいので、基本的にはJリーグの選手で構成して臨みたい。今回は11月の後半に『W杯』がはじまるので、9月の後半のインターナショナルマッチデーが最後の力試し、メンバー選考の上でも大事な試合になるので、強い相手とやりたい」とコメントした。同席した森保一監督はベトナム戦へ向けて、次のように語った。「我々は第一関門を突破したにすぎない。カタールで日本歴代最高の成績のベスト8以上を掴み取るべく、次のベトナム戦から新たに最善の準備をし、一戦一戦全力で戦っていき目標を達成したい。次のベトナム戦に勝って、このアジア最終予選を1位で突破すること、そのあとの『カタールW杯』での目標達成につなげられるように勝利を目指して戦いたい。戦い方に関しては、これから選手のコンディションを見極め、勝つためにベストな選択をしていきたい」選手を固定する傾向の強い森保監督だが、ベトナム戦ではメンバーを変更して臨むことになる。選手をがらりと入れ替えるか、これまでのメンバーをベースに要所となるポジションのみ入れ替えるかはわからないが、顔触れは変わる。もともと今回の代表活動はCF大迫勇也が不在である。アンカーの遠藤航とCB板倉滉はオーストラリア戦後、チームを離れた。期せずして、ベトナム戦は生命線となるセンターラインのテストマッチとなるのだ。CFとともに起用法が物議を醸した左SBはこれまで通り長友佑都か、中山雄太が入るのか。オーストラリア戦で殊勲の2ゴールを決めた三笘薫は先発起用されるのか、引き続きジョーカーの役目を担うのか。アンカーでは守田英正を本来のポジションで試すのか、柴崎岳を配置するのか。CFに入るのは前戦と同様に浅野拓磨か、それとも上田綺世、林大地か。はたまた2トップのオプションを試すのか。『W杯』を見据えた森保監督の選択が注目される。3月26日~28日には選手たちのメディア対応が実施された。喜びや安堵の声とともに選手たちは本大会へのサバイバルに向けて覚悟を口にした。上田綺世「僕以外にもFWはいるが、僕がこういう選手だということを表現できるように、与えられた中で自分の武器や結果にこだわりたい」守田英正「僕自身一番慣れているポジション、やってきたポジションがアンカー。航くんがずっと出ていて、僕もやれるということを見せられるチャンスだと思う。航くんは精神的支柱で、チームを引っ張る力があり、そこに頼ってしまうところは少なからずある。いなくなった分チャンスだと思うし、自分の普段見られない一面を見せられるチャンス。ポジショニングだったり、ビルドアップだったり、色々なところを見てもらいたい」山根視来「あそこ(豪州戦の先制点のアシスト)で貢献できたことはうれしいが、もう1試合あるので、メンバーに選ばれることが大事。次の準備に向かっている。育成年代でも代表のユニフォームを着ていなかったので、(『W杯』を)リアルに想像することは難しかった。数年前までそうだったが、何があるかわからない。チャンスはあるので、自分で掴みたい」三笘薫「僕は招集されて2回目、スペースが空いた後半に生きるタイプだと思う。ただ前半からもやれるところを見せないといけない。そのチャンスがきた時に生かさなければいけない。次の試合でどうなるかが変わってくるので、出場権は決まったが、決まっていない気持ちでなければいけない。スタメンで出て結果を残したい」田中碧「代表の活動で結果を残すのが大事。ゴールやアシスト、またそれとは違うものでアピールしていかないといけない。これから勝利とスコアというものによりこだわってやっていかないといけない。でも僕はボランチなので、ゴールをすればOKではないので、90分の内容も含めて求めていかないといけない」旗手怜央「自チームでインサイドハーフをやらしてもらっているので、インサイドハーフで勝負したい思いがある。でもウイングバック、ウイング、サイドバックでも経験があるので、出られるならどこでもという思いがあるが、インサイドハーフでやれるのはありがたい。(『W杯』は)僕自身テレビで見てきた舞台、豪州戦で出場を決めたのを肌で感じられたのは今後の成長につながると思う。今は少なからずチャンスはあると思うので、憧れの舞台に立てるかどうかは自分次第」原口元気「ポジションを奪うだけ。何を言われようとそこをやるだけ。所属クラブでやっているプレーを代表でもやれればチャンスはあるはず。ボランチのようにプレーするつもりはない。チームでもボランチに近い位置でプレーしているが、よりアタッカー気質と言うか、得点につながるプレーを見せていければと思う。『W杯』に行くことが決まったので、これからポジションを奪うよう、もちろんチームのためにやるが、自分のためにギラギラしてやっていきたい。次の試合チャンスがあれば、自分が表現したいものを表現する場だと思う。『W杯』まで半年、悔いが残らないようにポジション争いに勝ちたい」林大地「まず自分のできることを最大限引き出してやることと、FWは得点という目に見える結果を出さないと物足りないので、ゴールを取りたい。いくらでも序列はひっくり返るとうことは昨年の『東京五輪』で自分でも経験している。でも中途半端な気持ちや準備では起こることも起こらない。しっかり準備をして、自分の可能性を信じてしっかりやることが大事」吉田麻也「チームももっと構築しないといけないし、個人ももっと成長しないといけない。アジアと世界の戦いは違う。もう競争ははじまっている。ここからのマッチメイキングがすごく大事になってくる。コロナ禍で渡航が制限される中、いいマッチメイクでいい相手と戦うことが大事」南野拓実「チャンスはあったので、それを決め切りたかった。次に向けてああいう場面で決め切れるようにレベルアップしていきたい。時間を重ねるうちに自分もあのポジションをやりやすくなっている」柴崎岳「普段航がやっているポジションだが、自分が入ったら自分らしいプレーをピッチの中でパフォーマンスしたい。『W杯』が決まって、近々相手も決まって、相手によってメンバー構成が決まってくると思うので、そこのメンバーに入っていけるよう努力していきたい」谷口彰悟「まず1位で予選を突破すること。あとは『W杯』に向けての戦い、出場するだけが目標ではない、ベスト8以上という目標を掲げている以上、1試合1試合大事にしたい。試合に飢えている、結果に飢えている選手も多いので、そこで結果を出したい。コンディションはいいと思うが、試合に出て結果で見せないと意味がないので、しっかり集中していい準備したい」中山雄太「もちろんポジションは常日頃から狙っている。僕個人の思いで言えば、『W杯』出場を決められてうれしいが、新たな競争は始まっていると思う。次の試合は最終予選という名前ではあるが、新たな競争がはじまっている印象。チャンスがあれば結果にこだわってやっていきたい」『W杯』アジア最終予選へ臨む日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、谷口彰悟(川崎F)、山根視来(川崎F)、植田直通(ニーム/フランス)、中谷進之介(名古屋)、中山雄太(ズウォレ/オランダ)【MF/FW】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、林大地(シントトロイデン/ベルギー)、三笘薫(サンジロワーズ/ベルギー)、旗手怜央(セルティック/スコットランド)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)3月26日の『W杯出場権獲得会見』でもサポーターへ来場の声掛けを行った吉田主将は3月28日のメディア対応でもファンの来場を促した。「会見で言った通り、選手たちは満員のスタジアムで代表戦をやることに飢えている。ヨーロッパでもオーストラリアでも明らかに日本とは状況が違う。誰かが突破口を開かないといけない。それはサッカー日本代表ではないといけないと思っている。みんなが我慢しているところ、誰かが扉を開かないといけないといけない。僕らにできることはサッカーで一つひとつ実績を積んで変えていくこと。サッカーファミリーで変えていけたらいいなと思っている。みんなで一丸となって扉を開けたらうれしいし、ぜひ6万人集まってほしい」果たして、明日の日本代表はどんなスタメンが並ぶのか。『W杯』アジア最終予選・日本代表×ベトナム代表は3月29日(火)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZN、テレビ朝日系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アジア最終予選(RoadtoQatar)のチケット情報
2022年03月28日4年に一度開催されるサッカーの祭典、ワールドカップ。今年11月から中東のカタールで開かれるこの大会への出場をかけ、現在日本代表はアジア最終予選にて奮闘中。各グループ上位2か国が出場権を獲得できる(3位同士はプレーオフへ)。昨年9月から始まったこの戦い、日本は黒星スタート!ライバル国が勝利を積み重ねる中、なかなか明るい兆しが見えてこなかったが、現在4勝2敗で2位。ここまでの戦いについて、元日本代表で、現在はテレビ朝日サッカー解説者としても活躍する内田篤人さんに聞いてみると…。「試合を見る限り、最初の頃は、コンディションが悪そうには見えましたね。特に落としてしまった初戦のオマーン戦に関しては、本来の力を出せていれば勝てる相手なのに、動けていないな、と。ターニングポイントになったのは10月12日の対オーストラリア戦なのかなと思います。あまり選手やシステムを変えずに戦ってきた森保監督が、そこを変えて、しかも勝てたというのがとても大きかった。ただ、あの戦い方は“対オーストラリア”で当たった戦術ですし、そこは相手の順位や勝ち点の状況によって変わってくるものだと思います。その後2試合も同じシステムでしたが、この先も同じ戦術でいくというわけではないと思いますよ。とはいえ、勝利して勝ち点が取れることで選手は安心できる。結果的にあの試合は大きかったと思います」出場権獲得に向け、残る試合はあと4つ。今回、1月27日の中国戦、そして2月1日のサウジアラビア戦を連勝すれば、ワールドカップ出場はほぼ決まるのでは、と内田さん。「ここを連勝すれば、3月のオーストラリア戦は勢いでいけます(笑)。逆に、オーストラリアにどれだけいい状態で乗り込めるかが大事なので、この2試合は絶対落とせない。Jリーグの選手はシーズンオフになりますが、一方、中心選手の吉田麻也、遠藤航は東京五輪からオフなく戦っているので、コンディションをどう保ってくるのか…。そのあたりはちょっと気がかりではありますね」注目選手について聞いてみると、1月21日に開催されるキリンチャレンジカップで初めて日本代表に選ばれた、荒木遼太郎選手の名前が。「僕の古巣の鹿島アントラーズの選手なんですが、一緒にプレーしながら、いい選手だなと思っていました。新人賞も獲ってますしね。個人的にはもっと早く招集してくれてもよかったのに…と思ってます(笑)。もちろん親善試合で活躍したからといってすぐ公式戦でも、となるかは別ですが、まだ10代でA代表に選ばれるということは彼の今後に大きく影響すると思うので、長い目で見て応援してもらえると嬉しいです」では最後に、日本代表にエールをお願いします!「ワクワクするような試合を見せてほしい…とも思いますが、山あり谷ありでも、とにかく最終的に勝てばワールドカップに行けるんです。なんでもいいから勝ってくれることを願っています!(笑)」日本は初戦のオマーン戦と第3戦サウジアラビア戦を落とすが、その後3連勝で現在2位につける。2022 W杯カタール大会 アジア最終予選第7戦1/27 vs 中国第8戦2/1 vs サウジアラビア上記のホーム2連戦は、テレビ朝日系列にて地上波独占生中継。第7戦は19:00、第8戦は19:35キックオフ(予定)。スポーツ動画配信サービス「DAZN」でも配信。うちだ・あつと1988年生まれ、静岡県出身。元プロサッカー選手、日本サッカー協会「ロールモデルコーチ」。日本代表でも長年にわたり活躍。2020年に引退。『報道ステーション』(テレビ朝日系)のスポーツコーナーにキャスターとして出演中。※『anan』2022年1月26日号より。写真・土佐麻理子ヘア&メイク・須賀元子(星野事務所)衣装協力・UNIQLO(by anan編集部)
2022年01月25日今月スイスで行われたスノーボードW杯女子ビッグエアで優勝した村瀬心椛選手が20日、都内で行われたガールズイベント「TGC teen 2021 Winter」に出演した。ボードを手にランウェイを歩いた村瀬選手。スノーボードは「4歳の頃からやっています」と言い、「お父さんとお母さんが趣味でやっていて」と両親の影響で始めたという。そして、「今シーズンはワールドカップもオリンピックもありますので、そこでいい成績を出して、オリンピックでは金メダルを獲って笑顔で日本に帰りたいと思っています」と来年2月に開催される北京オリンピックでの金メダル獲得を目標に掲げた。「TGC teen」は、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のあるモデルやタレント、YouTuberたちが出演する“令和teen”のためのガールズフェスタ。トレンドを発信するファッションショーをはじめ、アーティストライブなどを開催する。今回、2年ぶりの有観客開催となった。
2021年11月20日サッカー日本代表が絶体絶命のピンチを乗り越え、真価の問われるアウェイ2連戦に挑もうとしている。W杯カタール大会の出場権を懸けたアジア最終予選が9月からスタート。ホーム開催の初戦でオマーンにまさかの黒星を喫した日本代表は、今月、アウェイで行われたサウジアラビアとの第3戦でも敗戦。3試合で1勝2敗という苦境に立たされ、カタール行きに黄信号が灯った。そして3連勝中のオーストラリアをホームに迎えた第4戦。負けたら勝ち点差が9に開き、出場権獲得の2位以内が絶望的になる大一番で、試合終盤に決勝点をもぎ取って勝利。ギリギリのところで望みをつないだ。このオーストラリア戦で日本代表が手にしたものは、勝ち点3だけではない。灼熱のサウジアラビアで消耗戦の末に喫した痛恨の黒星からわずか4日後の大きな勝利。心が折れそうな敗戦から短期間でメンタル、フィジカル、戦術面での立て直しに成功し、「絶対にカタールへ行くんだ」「連続出場の歴史を途絶えさせてはいけない」という選手と森保一監督の強い意志が、日本代表に自信と覚悟を取り戻させた。オーストラリア戦で殊勲の活躍を見せた浅野拓磨を取り囲んだ歓喜の輪、勝利後に森保監督と選手・スタッフが大きな円陣を組んで今後への誓いを共有した場面は、チームの強固な団結力を象徴するシーンだった。確実に風向きは変わった。だが、4試合終了時点でオマーンに総得点で抜かれてグループ4位に転落した事実は見逃せない。11月にはベトナム、そしてオマーンとのアウェイ2連戦が待ち受ける。ヨーロッパでプレーする選手が多い日本代表にとってベトナム、オマーンと続く移動は負担が大きく、全体での練習時間も限られる見込み。これまで苦戦した条件がそろうのは気がかりだが、求められるのは困難を乗り越えての連勝のみ。本当の勝負はここからだ。オーストラリア戦では東京五輪世代の田中碧が新たなヒーローとなった。10月シリーズを負傷欠場した久保建英、堂安律の回復も期待されている。そして森保監督がどんな戦術、選手起用を選択するかにも注目だ。真価の問われる11月シリーズ。覚悟を固めた森保ジャパンの戦いは、一見の価値アリである。真価が問われるアウェイ2連戦!日本代表のキーマンをピックアップ。田中 碧 選手彼の立ち位置とワンタッチパスが攻撃陣を動かす。東京五輪でも活躍した新星に要注目。古橋亨梧 選手ワールドクラスの快足を武器にセルティックでゴールを量産中。日本代表でも爆発なるか。冨安健洋選手今夏、英国の名門アーセナルに移籍して即主力に。日本の未来を担う若き守備の大黒柱。遠藤航選手対人プレーで圧倒的な強さを誇るボランチ。抜群の危機察知能力でチームを救う。吉田麻也選手強じんなメンタルでチームを統率するキャプテン。想いが込められた試合後のコメントも必見。アジア最終予選グループBグループA、B上位2か国が出場権獲得。3位同士によるプレーオフ勝者が大陸間プレーオフへ。2022W杯カタール大会 アジア最終予選第5戦11/11 vsベトナム第6戦11/16 vsオマーン共にアウェイ開催。スポーツ動画配信サービス「DAZN」でアジア最終予選全試合を配信。アウェイ戦は独占配信。※『anan』2021年11月3日号より。写真提供・JFA文・青山知雄(by anan編集部)
2021年11月02日5/28に行われたW杯予選に続き、6月中旬まで各カテゴリーの日本代表戦が目白押し。過去に類を見ないペースで開催される試合は、いずれも世界の大舞台を目指す各代表チームにとって重要な意味を持つゲームとなる。なかでも注目は、東京五輪を控えたU-24日本代表だろう。3月に行われたU-24アルゼンチン代表との2連戦。初戦こそ完敗したものの、第2戦で攻守にアグレッシブな姿勢を見せてメダル候補と称される強豪を圧倒。五輪で「一番キレイなメダルを取りたい」と大目標を掲げるチームにとって、内容、結果とも大きな手応えを得る形となった。迎える6月シリーズ、森保一監督は今回の代表活動を「五輪に向けたメンバー選考の場であると同時に、オーバーエイジ(OA)と五輪世代の融合も考えたい」と説明。今回のOAには日本代表の守備を支える吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航が招集され、五輪世代ながらフル代表でレギュラーとして活躍してきた冨安健洋も合流。選手選考を進めながら、一気に五輪モードに切り替わることになる。過去の大会でOAとの融合に苦しんだ記憶を糧に、スムーズな連携構築を図る構えだ。そして五輪世代の選手には、生き残りを懸けた厳しい戦いが待ち受ける。東京五輪の登録選手数はW杯の23よりも少ない18。3人のOAを除くと残された枠は15しかなく、今回はこの“狭き門”を巡る最終選考=苛烈なサバイバルの場になる。一方、日本代表はW杯アジア2次予選を含めた異例の5連戦に臨む。注目は9月からの最終予選に向けた選手層の底上げだ。代表チームが短期間に5試合を戦えるケースは珍しく、OA組がチームを離れるため、多くの選手にチャンスが巡ってくることになりそう。世界へとつながる道のりの険しさは歴史が証明しており、日本代表の総合力を引き上げる新戦力の台頭に期待が集まる。また、2011年女子W杯優勝、ロンドン五輪銀メダルの実績を持つなでしこジャパンも、東京五輪に向けた最終選考の2連戦を迎える。各カテゴリーの代表選手にとって、この6月シリーズはまさに運命の分岐点。輝く才能を見せ、未来への切符をつかむのは誰か。大舞台を目指す選手たちの覚悟が、いつも以上に代表のピッチを熱くさせるはずだ。東京五輪へ、そしてアジア最終予選へ。最終サバイバルに臨む選手の覚悟を見よ。日本代表(A代表)大迫勇也「ハンパない」トラップやポストプレーで代表の最前線に君臨するエースストライカー。まさに攻撃の要だ。日本代表(A代表)山根視来神出鬼没な動きでゴール前に飛び出す右サイドバック。日本代表の新たな武器となる予感が漂う。日本代表(A代表)冨安健洋堅守を誇るセリエAで活躍し、世界でも高く評価される若手有望株。今回から東京五輪世代へ戻って活動する。U-24日本代表久保建英日本サッカーの未来を担う才能。一瞬で局面を変える攻撃センスは見る者の心を捉えて離さない。U-24日本代表板倉 滉今季オランダリーグ全34 試合フル出場の快挙。3月にはU-24アルゼンチン代表から2ゴールの大活躍を見せた。なでしこジャパン(日本女子代表)岩渕真奈不動のエースへと成長した“リトル・マナ”。圧倒的なテクニックを武器に自国開催の五輪で頂点を目指す。information6/3・北海道SAMURAI BLUE(A代表) vs U-24日本※ジャマイカ代表との強化試合は中止となりました。6/5・福岡親善(U-24) vs U-24ガーナ6/7・大阪W予(A代表) vs タジキスタン6/10・広島親善(女子) vs ウクライナ6/11・兵庫KCC(A代表) vs セルビア6/12・愛知親善(U-24) vs ジャマイカ6/13・栃木親善(女子) vs メキシコ6/15・大阪W予(A代表) vs キルギス※KCC=キリンチャレンジカップ、W予=W杯アジア2次予選親善=国際親善試合(情報は6/1現在)※『anan』2021年6月9日号より。写真・JFA文・青山知雄(by anan編集部)
2021年06月02日日韓共同でワールドカップ(以下、W杯)が開催され、アジアがW杯ブームに包まれた2002年。当時、W杯以外にも日本国内で大ブームを巻き起こした1人の男性がいました。それが、サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム。2002年のベッカムブームはすさまじく、彼のヘアスタイルを真似する若者が街中にあふれかえったほどです。端正な顔立ちから『貴公子』とも呼ばれたベッカムも、2021年で45歳に。アイドルグループ『スパイスガールズ』の元メンバーであり、妻のヴィクトリア・ベッカムとの間に4人の子供も生まれ、子だくさんパパとしても知られています。そんなベッカムの遺伝子を色濃く受け継いだ子供たちが「美男美女!」と話題に。絶賛の声が寄せられた、家族写真がこちらです。 この投稿をInstagramで見る David Beckham(@davidbeckham)がシェアした投稿 長男のブルックリンはモデルとして活躍するかたわら、アマチュア写真家としても活動中。次男のロメオは、2014年にファッションブランド『バーバリー』の広告キャンペーンに起用されたことでも話題になりました。さらに三男のクルスは音楽の才能にあふれ、音楽業界への進出もウワサされているほど。そしてベッカムキッズの紅一点、長女のハーパーはまだ幼いながらも、母親ゆずりのファッションセンスと父親そっくりな美貌で、生まれた頃から常に注目の的でした。才能豊かな美男美女ぞろいなだけでなく、家族仲のよさもたびたび話題になるベッカムファミリー。これまでにも、家族そろった写真がInstagramで公開され、そのたびに「仲がよくてうらやましい」「イケメンぞろい」と絶賛の声が寄せられていました。 この投稿をInstagramで見る David Beckham(@davidbeckham)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る David Beckham(@davidbeckham)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る David Beckham(@davidbeckham)がシェアした投稿 ベッカムの遺伝子を強く受け継ぐ子供たちが、今後どのような活躍をしていくのか…世界中が注目しています![文・構成/grape編集部]
2021年04月06日元スペイン代表で2018年からは日本のヴィッセル神戸でプレーし昨年1月の天皇杯を最後に現役を引退したダビド・ビジャさんが、この度、著書『ダビド・ビジャのサッカー講座試合で活躍するために大切な11科目』の発売を記念し、オンラインセミナーを開催しました。引退後はプロ選手としての経験を生かした『DV7サッカーアカデミー』を設立。現在は世界7カ国で展開し、2020年から日本でも始動しています。今回のトークショーでは、これまでの選手としての経験とこのプロジェクトで日本の子どもたちと関わって感じていること、選手を伸ばすために大事なことや、親とのかかわり方など日本のサッカーキッズ&保護者に向け、 サッカーがうまくなるために大切なことを、 技術と心得の両面から率直なお話をきかせてくれました。オンラインで日本の子どもたち、保護者へのアドバイスを送ってくれたダビド・ビジャさん■身体が小さくても焦らなかったのは両親の言葉のおかげ小さいころからサッカーが大好きで、家の中でもボールや紙を丸めてボール代わりにしたものを蹴って食器を割ったりして母親に叱られたこともあるというビジャさん。子どもの頃から周囲より身体が小さかったものの、所属していたチームではずっとゴールを量産し、エースだと思っていたといいます。しかし、13~14歳ごろになると周囲が大きくなりフィジカル面で不利になり、モチベーションが下がったこともあるそう。そんな時に救ってくれたのがご両親の言葉だったといいます。「小さい選手がいつまでも小さいわけではない」と常に声をかけてくれて、焦りを感じないようにしてくれたのだそうです。それで「小さくても自分がほかの選手に勝てるものは何か」と考えてプレーするようになり、自信をつけていったのだそう。海外のクラブチームでは、毎年同じメンバーが昇格するわけではなく、何人かはふるいにかけられチームを去ることが珍しくありません。競争が激しくなるほど選手は孤独を感じるのだと語ってくれました。そして「親はグラウンドの外で支えてあげて。頑張る子どもへ愛情をかけてほしい」と保護者へのアドバイスを送りました。また、保護者がサッカーの内容に口を出すと子どもが混乱することにも言及。「指導者はサッカーを教えるためのライセンスを持ち勉強している。親はコーチより上の立場で要求しないでいただきたい」と、コーチへのリスペクトを持ってほしいと参加者たちに訴えかけました。■サッカーは自分だけではできない。ボールを持ってない時間が大事イベントの終盤では読者から事前に募集した質問に答える時間も。その中には技術に関する質問もあり、「ドリブル、パスなど個人技を身につけるためにはどうしたらいいか」という選手からの質問には「ドリブルもパスも大切なトレーニングだけど、それができるからといって試合で活躍できるかは別。試合の中ではボールを持つのは2分、あとの88分はボールがないところのアクションです。メディアではボールを持った時のアクションがフォーカスされるので、選手も父母もそれが大事だと思いがちですが、実際は88分のほうが大事だと気付くことができるか。仲間や相手の位置、ボールとの関係など複合的な動きが重要なのです」とアドバイスを送りました。FWをしている選手からの「裏に抜けるタイミングが難しい」という悩みには、「裏に抜ける動きは自分だけでどうこうできる訳ではないので一番難しい。チームメイトのパスのタイミング、相手DFの動きがある。多くの失敗を繰り返してタイミングを見つけ出すものなのです。そのためにはチームでの練習が大事です」と、サッカーは個人技の繰り返しではなく、チームでの連携が何より大事なのだと語りました。■日本の子どもは個人プレーに走りやすい日本の子どもたちの印象については、ビジャさんだけでなくこの日参加した「DV7サッカーアカデミー」のアレックスコーチも「勤勉でまじめ。指導者の指示をインプットして練習で出そうとする」と称賛。まじめで勤勉、言われたことはしっかりできるけれど、「遊び」がなく相手に読まれやすいのも日本のサッカーの課題とも言えますが、アレックスコーチは「チームプレーの理解が低く個人プレーに走りがち」なのも課題だと指摘。ビジャさんも言っているように、試合の中では一人がボールを持つのは90分中2分程度とすれば、チームメイトと連携して動ける思考や動きを身につけるよう意識するのが大事なのです。また、試合を観ることもサッカー上達につながるので、家でできるサッカー上達の習慣としてあらゆる試合をたくさん観ることだとビジャさん。チームごとに特長があるので「このプレーすごい」「このプレーは自分もできるかも」というプレーを見つけてほしい、試合を見る習慣がある選手は強い。と選手たちにアドバイスを送りました。■夢は子ども自身が叶えること。親はサポートを子ども時代にたくさん両親にサポートしてもらい感謝しているというビジャさん。現在は自身も父親として子どもをどうサポートするか、という質問には「自分は子ども時代に幸せだったので、自分の父母のようになりたい。『子ども時代、幸せだった』と思っているようにしたい」と自身のスタンスを語りました。最後に日本の保護者に向けて、日本の選手の多くが世界で活躍できるポテンシャルがあることや、子どもたちの夢は子ども自身が叶えるものであり、親は(手を出しすぎず)サポートする存在であってほしいことなどのアドバイスを送り、コロナ感染が落ちついたらまた日本に行って子どもたちと会いたい。との希望を語ってイベントを終了しました。送迎などの行動におけるサポートだけでなく、フィジカル差で負けてモチベーションが落ちたり、競争の中で孤独を感じたりしながらも大好きなサッカーを頑張り続けるわが子の心をサポートし続けたビジャさんのご両親のスタンスは、保護者の皆さんも参考にしたいものではないでしょうか。
2021年02月12日スカウトが見るポイントは技術だけではない。早熟、晩熟傾向などの成長スピードや、何より人間性を含めたポテンシャルであることを前編でお送りしました。プレミアリーグのトッテナムやイングランドサッカー協会のスカウト責任者を歴任するなどたくさんの育成年代の選手を発掘してきたベテランスカウト、リチャード・アレン氏に、後編では成功している選手の保護者が行っているサポートの具体例などを伺いました。(取材・文・写真:末弘健太/BAREFOOT)ベテランスカウト、リチャード・アレン氏が語る、スカウトの際に技術以外でチェックすることとは■プレーしている時には見えない部分も大事――スカウティングをする際に社会性や精神面にもフォーカスを当てるとおっしゃっていましたが、ピッチ外で選手が自分を高めるために何かできることはありますか?スカウトは試合会場に行き、ピッチ上で起きる事象を見ることになります。ただ試合が始まる前や終わった後の選手の言動も見ることができます。良いスカウトというのはただ試合を見に行くわけではなく、試合前後に起こることも全て見に行きます。そして彼らはできるだけ多くの情報を集めます。特に目では見られない情報ですね。例えばその選手はどんな性格なのかなどです。やはり、いつでも少しでも今の自分より良い選手になりたいという気持ちを常に持つことは大切ですよね。クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシなどの素晴らしい選手は常にこの気持ちを持ち続けています。その気持ちがあればチーム練習以外の時間で、もしフィジカル能力が足りなければそのトレーニングをするし、技術的に劣っていればそれを補うようにするはずです。もちろん選手がこのようなことをしているかはスカウトには見えにくいところなので、彼らがどのような人間なのか探るために、彼らをよく知る人に話を聞くことも非常に重要です。しっかり毎回の練習にコミットしているか、毎日自分をよくしようとしているか、必要があれば何かを犠牲にしてまでトレーニングができるか、などのメンタリティがあるかを確認します。私はそれをGood Characterと呼んでいますが、それはただの「いい子ちゃん」というわけではなく、トレーニングや試合の時に全身全霊でそれに取組めるメンタリティのことです。今の話が質問の答えになっているかわかりませんが、プレーをしている時だけ見える事象だけではなく、そこでは見えないことも、良い選手になるには非常に重要です。あとは選手のバックグランドも重要な要素ですね。両親が過去にアスリートだったかどうか、保護者が選手をしっかりとサポートしてくれているか、こういった細かいこともスカウトをする上で一つの判断材料にはなります。ある論文の中で、「適切な程度」のサポートを受けているアスリートは、過度にサポートを受けていたり、受けているサポートレベルが低いアスリートよりも成功しやすいというデータが出ています。――では保護者からのサポートというのは非常に大切ということですよね。そうです。ただ、ここは非常に気を付けなければいけません。もちろん過干渉はいけません。選手をサポートしてくれている周りの人にしっかりと責任を与え、モチベーションを高めてあげることは大切です。選手はそれぞれ家庭によって受けられるサポートのレベルが違い、トレーニングに行くのに車で送ってもらえる選手もいればバスなどの公共交通機関で向かう選手もいます。では保護者に活動場所まで送ってもらえる選手の方が成功するかと言うと、もちろんそうではなく、逆にバスで自分で通う経験が選手を成長させることもあります。ほとんどの成功している選手の保護者は、それが母子家庭だろうと父子家庭だろうと関係なく、親から、過干渉でもなく、放置されすぎているわけでもなく、適切な程度のサポートを受けています。親が子どもに自分の夢を押し付けるのではなく、選手の夢をサポートすることが大切です。■子どものモチベーションを下げないために気を付けること――具体的には保護者からはどのようなサポートが必要ですか?選手の年代によってサポートの種類は変わってくるかと思いますが、今お話したように、選手を支え続ける姿勢を貫くことがどの年代でも鍵になります。時に保護者は、親ではなく、コーチになりたがります。でも本来は、指導はコーチに任せ、サポートに徹するべきです。選手がうまくプレーできない時など、話を聞いてあげたり、寄り添ってあげたり、場合によっては背中を押してあげることも必要です。なので、特段「このサポートが必要」というのはなく、通常の親としての役割を普通にこなすということが大切だと思います。やはり選手がやりたくないと思っていることを、無理矢理やらせ始めたりすると問題が起こります。各家庭での子どもへのサポートは違っても当たり前ですが、うまくいかない時は励まし続けてあげましょう。物事を大きくとらえさせ、長期的に考えさせましょう。指導したり、やることを指示したり、プレーに口出ししたりしないようにしましょう。これをしてしまうと選手は混乱してしまいます。コーチの指示と親の指示も聞かなければいけなくなり、一貫性が無くなってしまいます。上手くプレー出来ていても出来ていなくても、何が起ころうともピッチサイドで笑顔で見届けてあげる。それが大切です。あなたが子どもの成長の願っても、全ての子どもが目指しているゴールまで辿り着けるわけではありません。もちろん全ての子どもにポテンシャルはあり、確実に成長しますし、自分のポテンシャルを超える子どももいます。ただし現実は、プロ選手になれる数はそこまで多くありません。トッププロ選手になるにはさらに数が限られます。それはどのスポーツにも当てはまります。さらには人生にも当てはまります。エリートとは限られた人にしかなれないからエリートと呼ばれるのです。色々な要素が相互的に作用しその選手を形成しますが、両親のサポートというのはその要素の一つにすぎません。ただその中で気を付けなければいけないのは、サッカーを強要したりすると選手はモチベーションを下げ、場合によってはサッカーをやめてしまいます。いかがでしょうか。サッカーが好きで頑張っているお子さんをサポートしたいのはどの親御さんも一緒だと思いますが、それが「無理やり」「強要」になってしまうとお子さんはサッカーを楽しめなくなってしまうのです。成長過程において常に右肩上がりで成長するものでもありません。停滞するとき、上手くいかない時もおおらかな気持ちで見守ってあげることが大事なのだとリチャード氏の言葉から気づかされます。Ricard Allen(リチャード・アレン)トッテナム・ホットスパーで6年間アカデミーのスカウティング部門の最高責任者を任され、ヨーロッパサッカー協会連合 (UEFA) やイングランドサッカー協会 (The FA) が開催するジュニアユースとユースのすべての大会で様々な国のトップクラブを視察。the FA Talent Identification in Footballコース (才能あるサッカー選手の選考) を欧州各国のプロフェッショナルクラブで開催し、スカウティングについての講義も開催。現在はラフバラ大学サッカー部門 ダイレクターを務めている。BAREFOOT(ベアーフット)はロンドンに本社があるイングランドサッカー留学会社。選手や指導者、サッカービジネス留学などの個人プログラムも充実している一方、チームでのイングランド遠征も手配可能。長くイングランドのサッカー界に携わっていることから、サッカー関連の情報やノウハウ、クラブとの強い繋がりがある。BAREFOOTのホームページはこちら>>
2020年07月15日スカウトの人って選手のどこを見ているの?身体が大きくて速いと有利なんでしょう?など、スカウトの人が何を見て判断するのか気になる親御さんも多いのでは。今回は、世界最高峰のリーグ、イングランドプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCやイングランドサッカー協会でスカウト部門のトップとして育成年代の発掘に関わってきたベテランスカウト、リチャード・アレン氏に「U-13世代をスカウトする時に見るポイント」を伺いました。(取材・文・写真:末弘健太)技術以外にスカウトが見ているのは......(写真は少年サッカーのイメージ)■「成長速度の違い」も見ている――U‐13世代をスカウティングする際に何を見ますか?スカウティングといってもファンデーション・フェーズ(5~11歳)とU‐13では少し見るものが変わってきます。U‐12、U‐13からは少しずつ、その選手が攻撃的な選手なのか守備的な選手なのかわかってきます。最終的にどこのポジションがその選手にとってベストかはその時点ではわかりませんが、どこが強みでどこが改善点なのかわかってきます。ただし、この年代の選手を見る上で気を付けなければいけないことは、選手それぞれで成長の速度が違うということです。思春期が訪れる頃に、身体的な機能は一気に発達していきます。12、13歳の選手でも15、16歳に見える選手もいますし、9歳くらいにしか見えない選手もいます。これによってもちろん身体能力に差が出てきてしまいます。なので、その場のパフォーマンスの出来で評価するのではなく、選手のポテンシャルを見てあげることが大切です。チームの中で非常に速くて強い選手がいたとしても、もしかしたらそれは彼がチーム内で月齢が一番高いだけかもしれません。この年代の選手をスカウティングをする上で、この点は必ず気を付けなければいけない点です。――では、その一時のパフォーマンスの良し悪しよりも、ポテンシャルを秘めていることの方が大切ということですよね?そうですね。私はその選手のプレーの意図を見るようにしています。例えばある選手がパスを出したとします。その判断は良いものでしたが、身体能力的にパスが通らないことがあるかと思います。30mのパスを出したかったとしても、15mもしくは20mにしか届かなかったということです。そのような時、指導者の方は選手にしっかりと自信を持たせてあげることが必要ですね。パスは届かなかったけど、プレーの意図は良かったと。たとえその場面でのプレーがうまくいかなくても、その選手が正しいプレーをしようとしていれば、私はそれを評価します。■技術面だけではない、スカウトが見る「ポテンシャル」の内容――ポテンシャルがある選手というのはどのように見分けていますか?良い意図のあるプレーをしている選手がポテンシャルがある選手ということでしょうか?もちろん良い意図のあるプレーをすることは大切ですが、最終的には全ての要素が揃わなければ良い選手とは言えません。技術的な能力が高いことも大切です。ゴールデンエイジと言われる時期には技術的な能力が一気に向上します。そしてそれは11vs11の中でゲームの理解度を向上させなければいけない年代になっても伸び続けます。ただし、最終的には技術的の能力に加え、ゲーム理解度と身体能力がうまく相互的に作用してプレーすることになります。そしてそれが自動的に(自然と)できないといけません。あなたが技術的に素晴らしいとしても、身体の成長が追い付いていなくてうまくプレーできないということもありますし、反対にとてもうまくプレーできても、それは身体の成長が周りの選手より早いからということもあり得ます。もちろん、そういう選手は技術的にも優れていて、身体能力も高いという可能性もありますが。この辺りの判断は難しく、スカウトの人間も時々見落とすことがあります。プロの世界では19、20、21歳で素晴らしいプレーをする選手がいますが、彼らが必ずしもU‐13の時に素晴らしい選手だったとは限りません。だから今チームの中でベストイレブンに入っていなくても、将来的にベストイレブンに入ってくる可能性は大いにあります。多くのことは変わっていくのです。――あなたはプレミアリーグ・トッテナム・ホットスパーなどのプロクラブで指導者としての長いご経験がありますが、U‐13の選手をスカウトをする上で大切にしていることはありますか?上記の通り、やはりまずはポテンシャルがあるかどうか、成長の余地があるかどうかが大きなポイントとなります。クラブが求める能力まで伸びる可能性があるのか。スカウトによっては、身体能力などの特徴がある選手を見る人もいます。例えば、思春期に入る前でもずば抜けて素早い選手がいるとして、おそらくその選手は思春期後もずば抜けて素早いのは変わらないだろうと思います。私個人的には技術的な能力を重要視します。もちろん現時点で技術的にパーフェクトである必要はなく、技術的に伸びる要素があることが大切です。私はとにかく1に技術2に技術3に技術です。もちろん最終的にはゲーム理解度や戦術理解度も高める必要があり、身体的な特徴も少なくとも1つ2つは最低ないとプロの世界では戦っていけませんが。あと、この年代を見るうえで大事にしていることといえば、人/選手としての言動や人間性です。社会性や精神的な部分ですね。選手はU‐13の時期でもこのような能力を培います。もちろんこの時点で精神的に成熟しきっている必要はありません。ただし、良いメンタリティを持っているとスカウトに感じさせることは大切です。「もっとうまくなりたい」「もっと学びたい」というような強い気持ちをもち、集中して一生懸命練習している選手は、やはり目にとまります。もちろんまだ若く発展途上なので、先ほど話したようにU‐13時点でパーフェクトである必要はなく、例えば感情のコントロールをうまくできない選手もよくいます。でもこれは技術的な要素と同じで、例えばヘディングの技術がそこまで高くない選手がいます。でもそれは、ヘディングの方法を教わってしっかり練習すれば改善されるのと同様に、精神的な部分も経験を積めば成長していきます。とても強いウィニング・メンタリティを持っている選手で、時に感情のコントロールをうまくできずレッドカードを貰って退場することがあります。イングランドの選手ではベッカムだってW杯で退場したし、ルーニーだって退場しました。多くの選手がやってしまいます。でも彼らが成長するにつれて、その課題に対して上手く向き合えるようになりました。■クラブごとに「良い選手」は異なる各クラブにクラブ哲学があるかと思いますが、それはスカウトする際に影響を与えますか?全てのクラブにクラブ哲学があるかと思います。スカウトをする上で、クラブのニーズと選手のクオリティをマッチングさせることは非常に重要です。あるクラブは1on1に強く、ボールをうまく扱える選手を好むとします。ファーストタッチの質、オンザボール、オフザボールでの色々な動き方ができるという技術的な要素ですね。反対に、あるクラブはとにかく身体能力が大切だと考えていて、たくさん走れてロングボールをバシバシ蹴れる能力などにフォーカスしていて、技術的な側面はあまり必要ないと感じています。このようなクラブ哲学を基に、クラブがどのような選手を求めているか明確にすることはスカウトをする上で非常に重要です。どのクラブも同じようなタイプの選手を探しているわけではありません。ロンドンの中でも、トットナムが求めている選手はチェルシーが求めている選手とは異なります。どのクラブも良い選手を探していることには間違いありませんが、その「良い選手」のニュアンスがそれぞれによって異なり、チェルシー、ウェストハム、フルハム、アーセナル、トットナムが求めている選手というのは全て異なります。リチャード氏の言うように、クラブの哲学、その時志向するスタイルなどによって「良い選手」が異なるのです。セレクションなどを受けて合格できなかったとしても、それは良い選手ではなかったからではないのです。そのクラブがその時求める条件に合ってなかっただけなので、結果に一喜一憂せず技術やメンタルを磨くことで選手として成長することができるということを心に刻んでお子さんをサポートしてあげてください。後編では、子どもの夢をサポートするために親はどうすればいいかをお送りします。Ricard Allen(リチャード・アレン)トッテナム・ホットスパーで6年間アカデミーのスカウティング部門の最高責任者を任され、ヨーロッパサッカー協会連合 (UEFA) やイングランドサッカー協会 (The FA) が開催するジュニアユースとユースのすべての大会で様々な国のトップクラブを視察。the FA Talent Identification in Footballコース (才能あるサッカー選手の選考) を欧州各国のプロフェッショナルクラブで開催し、スカウティングについての講義も開催。現在はラフバラ大学サッカー部門 ダイレクターを務めている。
2020年07月06日ダイエット・コレステロール担当医の新刊3月11日、毎日1杯飲むだけでやせられるという出汁を紹介している新刊『毎日1杯、体すっきり! 不調も治る! やせる出汁』が発売された。著者は福岡県みやま市の工藤内科副院長で、ダイエット・コレステロール外来を担当している工藤孝文氏である。同書にはかつお節や煮干しなど、4つの材料だけで作ることができる「やせる出汁」を掲載。A4判で64ページ、TJMOOKとして宝島社から880円(税別)の価格で発売中である。材料はかつお節・煮干し・刻みこんぶ・緑茶だけ福岡大医学部卒の工藤孝文氏は、アイルランド、オーストラリアへの留学経験があり、専門は糖尿病、高血圧、ダイエット治療などで、現在は工藤内科の副院長を務めている。同氏はNHK「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などのテレビ番組の出演でもよく知られている。また、『毎朝こんぶ茶を飲んだら2週間で3kgやせた』や『医者の新常識 病気にならない最高の食べ方』などの一般向け書籍も多数著している。新刊ではかつお節と煮干し、刻みこんぶ、緑茶というこれだけの材料で作ることができる「やせる出汁」を紹介。この出汁により、やせるだけでなく、肥満やお通じ、高血圧など、体の不調の改善効果も期待できるという。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※毎日1杯、体すっきり! 不調も治る! やせる出汁 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2020年03月18日ラグビーW杯、観ていますか?初の決勝トーナメント進出を決めたスコットランド戦、ラスト10分は呼吸もできないくらいテレビに齧りついていた…なんて方も多かったのでは?極度の運動音痴で、野球やサッカーのルールもろくに知らないココロニプロロ編集部員も、流行りに乗って、すっかりラグビーファン化しています。■あの選手の2019年10月の運勢を占う!屈強な男たちが全力でぶつかり合い、トライを決めた仲間と笑顔でハグし、ときに男泣きを見せる…なんて姿にキュンキュンしっぱなし。画面を通して彼らの熱を感じ、まるで恋でもしているような気分になることも!恋…そう、ココロニプロロは「恋愛×占い」サイト。せっかくなので、10月20日の準々決勝「南アフリカ戦」を前に、気になる(というか、ときめいた)選手たちの「基本性格」と「2019年10月の運勢」をチェックしてみました。用いた占いは、テレビや雑誌で大人気の占い師・水晶玉子さんの「オリエンタル占星術」です。水晶玉子さんは、あのゲッターズ飯田さんが「唯一尊敬する」と言うカリスマ占い師で、月の運行から占う「宿曜占星術」をもとに、オリジナルの「オリエンタル占星術」を編み出しました。【「宿曜占星術」とは?】インド発祥とされる東洋のホロスコープ「宿曜経」を用いた占術。生年月日によって、27種類の「宿」に分類され、宿ごとに性格や吉凶を占えます。宿の組み合わせで観る相性占いも人気の占いのひとつ。同じ占星術でも、西洋占星術とは違った視点で占いを楽しめますよ。ご自身の宿を知りたい方は「水晶玉子のオリエンタル占星術で占うあなた宿と基本性格【無料占い】」をお試しください。■選手4人の性格、そして運勢は?気になる選手だらけなので、正直、誰の占い結果を載せるか、かなり迷いました…。が、今回はこの4名で!◎リーチ・マイケル(主将)--------------------------【軫宿の性格】たくさんの人とのまじわりを好む27の宿のうちナンバーワンの社交家タイプ。たくさんの人からエネルギーをもらうことで、自分も元気になっているでしょう。周囲が無意識に認めてしまうタイプの人です。【10月の運勢】自分の気持ちと周囲の状況が美しく調和します。この月は物事が成就しやすい状態なので、今までがんばってきたことが実を結ぶでしょう。それと同時に、新しい流れが始まる時でもあります。--------------------------頼れるキャプテン、リーチ主将はこんな結果でした。ボールを持つと会場中の人が「リーーーチ!」と叫ぶ様子は、まさに『たくさんの人からエネルギーをもらうことで、自分も元気になっている』という占い結果通り。私たちもテレビの前で叫ばなくては!『がんばってきたことが実を結び、新しい流れが始まる』って、もしや準々決勝も勝ち越して次の段階に進めるってこと!?◎稲垣啓太(FW)--------------------------【亢宿】信念をつらぬく革命家タイプ。自分の思い描く高い理想や夢を絶対に曲げようとはしません。ひとりで反抗するのではなく、たくさんの仲間と一緒に既存の価値観を打ち破ろうとするでしょう。その頑固さは27宿中ナンバーワンです。【10月の運勢】悩みから解放され、不安定な状況が落ち着いていく月です。動揺した気分が収まり、進むべき道が明確になるでしょう。様々な事情があり、今まで取り組めなかったことがあるなら、ぜひこの時期に進めてください。思っているよりも簡単に進むかもしれません。想像以上の成功を収めることもありえるでしょう。--------------------------ワイルドでコワモテ。笑わないことで有名だけど、たまーに笑顔を見せる。洋服が好きで“おしゃれ番長”と呼ばれるなど、ギャップありまくりのモテ男・稲垣選手。『様々な事情があり、今まで取り組めなかったこと』というのは前回のW杯での苦渋、予選敗退の話?でも今月は『思っているよりも簡単に進むかも』『想像以上の成功を収める』との占い結果。この南ア戦はもちろんですが、今後の進展も期待できそうです。◎福岡堅樹(BK)--------------------------【危宿】自分に嘘をつけない性格です。根が悪くなく人当たりがいいのでいつも人気者になります。苦しい人生も楽しい人生も、同じ人生ならとことん楽しもうというタイプ。その瞬間瞬間を大事にしていきます。今、ここにいる自分が一番大事なのです。【10月の運勢】望みどおり、あるいは、それ以上の展開になりますから、楽しみにしていてください。とはいえ、何もしなければ何も起こりません。できることから始めましょう。穏やかな気分で進めることができますから、最初の一歩を踏み出せば、あとは自然な形で展開していきます。--------------------------引退後は医師の道に進むという福岡選手。『望みどおり、あるいはそれ以上の展開』とは?現在4トライ。この試合でもトライを決めるのでしょうか?どういった結末を迎えるのかワクワクしますね!◎松島幸太朗(BK)--------------------------【觜宿】普段は無口でも、話さなければいけない場面ではしっかり弁が立つでしょう。知識も豊富な松島幸太朗さんのことなので、どんな人が来ても話し相手になれます。目上の人のウケがいいようです。よく引き立てられます。そして立派に期待に応える人。【10月の運勢】ときめくことやうれしいことが多い時。目の前にチャンスが来たら、それがどのような結果につながるのか、いったん立ち止まって考えたほうがいいでしょう。ピンチとチャンスが紙一重の時期ですから、感覚を研ぎ澄ませましょう。能力が飛躍的に伸びる可能性も。--------------------------とにかく俊足!というイメージが強いのでは?大会トップタイの5トライを決めた松島選手は、今大会のトライ王を狙いたいと言っているようですね。占い通り『感覚を研ぎ澄ませ』ば、それも夢ではないかも?■彼らは「きっとやる!」なんともアツい占い結果にドキドキしてしまいました。『想像以上の成功』とか『望みどおり』の展開とか…。この選手たちは「きっとやる!」そんな気がしてきませんか?こうなったらもう、恋する乙女モード全開で応援しなくちゃ。日本中が熱のこもったエールを送れば、選手たちだってパワーを受け取り、元気が倍増するはずです。いよいよ始まる「南アフリカ戦」ではどんなプレーが展開されるのか。本当に本当に楽しみですね!監修者紹介水晶玉子幼いころから占いに興味をもって、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点にたった解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、多くのファンを持つ。人気占い師ゲッターズ飯田氏が”唯一尊敬する占い師”。
2019年10月19日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。いよいろ20日から始まったラグビーW杯。そこで、今回はイケメンラガーマンをイケメン評論家の沖直実さんに教えてもらいました!「イケメンラガーマン探しはお宝発掘感がすごい!そのなかでもハグされたいたくましい肉体を持つ男らしさと、きらきら王子系の部分を併せ持っている選手をご紹介しますね!」と沖さん。まずはラグビー選手のイメージをくつがえすような日本代表選手2人から。■流大(27)「レモンのような爽やかさ!笑顔がかわいいベビーフェースなきらきら系ラガーマンとして私のイチオシです!」(沖さん・以下同)■姫野和樹(25)「『anan』で肉体美を披露したり、バラエティ番組にも登場したりして、ラグビー界の女性人気を高めてくれる日本の至宝よ」そして、海外の代表も甘いマスクを持つ選手の宝庫でした。■AJ・マクギンティ(29)「アメリカ代表選手。一緒に散歩したくなる癒し系なルックスです。子役経験があって、アンジェリーナ・ジョリーと共演したことも!」■ボーデン・バレット(28)「名門ニュージーランド・オールブラックスの選手。司令塔であり顔もいいだなんて天は二物を与えてしまったのね」ほかにも、田村優選手、ロブ・カーニー選手(アイルランド)などたくさん。イケメンを切り口にW杯を楽しんでみて!
2019年09月30日9月20日にラグビーのW杯が開幕しますね。みなさんも観戦を楽しみにしているのではないでしょうか。サッカークラブや各種スポーツ団体を対象に「スポーツマンのこころ」と銘打つ講義で、一流アスリートになるための心得を伝え続ける岐阜協立大学経営学部教授の高橋正紀先生。ドイツ・ケルン体育大学留学時代から十数年かけ、独自のメソッドを構築してきました。聴講者はすでに5万人超。その多くが、成長するために必要なメンタルの本質を理解したと実感しています。高橋先生はまた、「スポーツマンのこころ」の効果を数値化し証明したスポーツ精神医学の論文で医学博士号を取得しています。いわば、医学の世界で証明された、世界と戦える「こころの育成法」なのです。日本では今、「サッカーを楽しませてと言われるが、それだけで強くなるのか」と不安を覚えたり、「サッカーは教えられるが、精神的な部分を育てるのが難しい」と悩む指導者は少なくありません。根性論が通用しなくなった時代、子どもたちの「こころの成長ベクトル」をどこへ、どのように伸ばすか。「こころを育てる」たくさんのヒントがここにあります。(監修/高橋正紀構成・文/「スポーツマンのこころ推進委員会」)<<前回|連載一覧|次回>>負けを認め相手を称えることは、自分の成長にもつながる(写真は少年サッカーのイメージです)■前回大会の南アフリカが見せた「一流のスポーツマンのこころ」ラグビーW杯、自国開催のこの大イベントに私も大いに注目しています。振り返ると、ラグビー日本代表が日本で耳目を集めたのは前回2015年のイングランド大会でした。予選プールの初戦で優勝候補の南アフリカを下す金星を挙げ、世界のスポーツ史上「もっとも人々を驚かせた試合」と言われました。無理もありません。イングランドの地元紙の勝敗予想で「日本が勝つ可能性は1%」とまで言われていたのですから。今回のW杯前、南ア戦で日本が逆転トライを決めた映像はテレビで何度も流れているので、目にした方は多いでしょう。勝利の瞬間、ベンチにいた日本選手もプレーしていた仲間に駆け寄り大喜びでした。そのなかで、チームメイトとは別の視点を持っていた選手がいました。前キャプテンで控えだった廣瀬俊朗選手です。彼は感動的な幕切れの中で印象的だったことを、メディアのインタビューでこう話しました。「南アフリカの選手の態度が素晴らしかった。僕らに負けて悔しいはずなのに、自分たちから日本の選手に駆け寄って健闘を讃えていた。すごいと思いました」彼は続けて「このようなノーサイドの精神がラグビーというスポーツにはある。あらためてラグビーは素晴らしいスポーツだと実感した」と述べています。これこそが「グッドルーザー」の姿です。この連載で何度もお伝えした「スポーツマンのこころ」の大きな柱のひとつです。「負け」という望まない出来事から生じる悔しさや、自分のふがいなさといったマイナスの想いにとらわれることなく、まず先にともに戦った相手をリスペクトする。敬意を示す態度こそが、一流のスポーツマン。そして、それは、プロだけではなく、高校生、中学生、さらには少年スポーツでもあるべき姿です。■負けを糧にできる選手たちの特徴なぜそうあるべきか。自分を負かした相手を潔く称えることができる選手は、負けたことを貴重な体験として自分のなかで認められるので、そのあと強くなることができます。つまり、敗戦から学ぶことができるのです。片や、悲嘆にくれるだけで相手を認める気持ちを持てない選手や集団は、「お前のミスが」とか「相手が卑怯」とか「審判が・・」などと負けた言い訳を探す傾向が強いようです。そうなると、負けたことを糧にできません。日本のスポーツシーンでは、まだまだ後者の傾向が強いようです。そのため、廣瀬選手も「ノーサイドがあるラグビーは素晴らしいスポーツだ」と言ったのでしょう。しかしながら、実際はすべてのスポーツにノーサイドの精神は存在します。私が留学したドイツや欧州ではサッカーやほかのスポーツすべてに「グッドルーザー」の考え方が根付いていたように思います。日本では、ほとんどの選手が「グッドルーザー」という考え方自体を理解していませんから、当然実行できるわけがありません。そして、当然ですが指導者も「グッドルーザー」を理解していないので指導できません。■目の前の子どもたちよりも「自分」が軸になってしまう大人たち少年サッカーでも、負けたあとに審判にクレームをつけたりするコーチがいませんか。高校野球では、試合後に握手をしなかったチームが話題になったことがありました。なぜ日本のスポーツ選手やそれにかかわる大人は、グッドルーザーになれないのでしょうか。講演やセミナーで大人の方に質問すると、「みんな勝ちたいから。勝利至上主義だから」という意見が多いです。その通りだと思います。では、なぜ、何よりも勝つことを優先させる勝利至上になるのか。その理由の一つは、その人たちにとって、スポーツがあまりにも日常に入り込んでいるからです。少年サッカーのボランティアコーチをしている方で、よくあるのがこんな話です。「週末の試合に負けると、翌週はずっと悔しくて仕事が手につかない」「負けると気分が悪くて(お酒を)飲みすぎる」ある大学の先生が、少年スポーツの指導者講習で講義をした際「みなさんは、なぜ子どものスポーツ指導をしておられるのですか?」と尋ねたら、ひとりの男性が「自分の生きがい。自分が元気であり続けるためにやっている」と笑顔で意見を述べたそうです。つまりは「勝っておいしいお酒を飲むためにやっている」ということ。目の前の子どもたちよりも「自分」が軸です。だから、負けることは認められないのでしょう。■スポーツを正しくとらえれば「サッカーだけで勉強しない子」は出てこない大人たちがスポーツを正しくとらえなければならないのです(写真はイメージです)以前にもお伝えしましたが、スポーツは非日常のもの(ゲーム=遊びの一種)だととらえなくてはいけません。非日常だと大人たちが受け止めていれば、「サッカーばかりして勉強しない子ども」は出てきません。児童、生徒にとって、勉強は日常ですから、非日常のサッカーと同一線上に置いて議論すること自体ナンセンスだからです。無論、勉強は苦手だけどサッカーは得意という子はいるでしょう。サッカーシーンで存在感を示すことはその子の自尊感情を高めます。だからこそ、そこで「サッカーをやり抜くことができるのだから、苦手な勉強でやり抜ければ、もっとサッカーがうまくなると思わないかい?」と大人が問いかけてあげてください。『(非日常で)一流のアスリートである以前に、(日常で)一流の人間であれ!』言葉の上では、ずっとずっと昔から言い続けられています。しかし、そんなことを言葉だけでなく、子どもが自分で実感したり、他の人のありようを可視化して学ぶことが必要です。そのためには、世界の一流アスリートが一堂に会するラグビーW杯を見ることは、子どもたちにとってよい勉強になるでしょう。一緒にテレビ観戦する機会があれば、グッドルーザーやスポーツマンシップの視点からぜひ伝えてあげてください。<<前回|連載一覧|次回>>高橋正紀(たかはし・まさのり)1963年、神奈川県出身。筑波大学体育専門学群ではサッカー部。同大学大学院でスポーツ哲学を専攻。ドイツ国立ケルンスポーツ大学大学院留学中に考察を開始した「スポーツマンのこころ」の有効性をスポーツ精神医学領域の研究で実証し、医学博士号を取得。岐阜協立大学経営学部教授及び副学長を務めながら、講演等を継続。聴講者はのべ5万人に及ぶ。同大サッカー部総監督でもあり、Jリーガーを輩出している。Jリーグマッチコミッショナー、岐阜県サッカー協会インストラクター、NPO法人バルシューレジャパン理事等を務める。主な資格は、日本サッカー協会公認A級コーチ、レクリエーションインストラクター、障害者スポーツ指導員中級など。
2019年09月18日w-inds.が、本日9月3日に神奈川県民ホールにて、「w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”」を行う。w-inds.は、橘慶太、千葉涼平、緒方龍一からなる3人組ダンスボーカルユニット。2001年3月14日にシングル『Forever Memories』でデビュー。同年リリースした1stアルバム『w-inds.〜1st message〜』はオリコンチャート1位を記録。その功績が認められ第43回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。これまでに日本レコード大賞の金賞を7回、最優秀作品賞を1回受賞、NHK紅白歌合戦には6回の出場を果たしている。その活躍は国内に留まらず、中国や台湾・香港などの東南アジア全域に拡がり、これまでに台湾で7公演、上海で2公演、香港で10公演の海外単独公演を実施。台湾ではアルバム4作連続総合チャート1位を記録し、日本人として初の快挙を達成。香港でもIFPI香港トップセールス・ミュージックアワードにてベストセールス・リリース日韓部門でアルバム12作連続受賞という史上初の快挙を成し遂げ続けている。今回は7月31日に発売された41枚目となるシングル『Get Down』を引っさげた、全国11カ所を巡るツアー。『Get Down』は、橘慶太が作詞・作曲した楽曲の中でも最も激しいダンスナンバーとなっており、ライブでの披露も見逃せない。w-inds.の破竹のような勢いを体感できるライブになりそうだ。■公演日時「w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”」9月3日(火)会場:17:30/開演:18:30場所:神奈川県民ホール
2019年09月03日2018年、鹿島アントラーズからサガン鳥栖(さがんとす)に完全移籍した金崎夢生(かなざき むう)選手。撮影中はカメラマンの「あーカッコいい!髪かきあげちゃってください」なんてお願いに照れながらも応えてくれました。金崎選手の意外な一面やかわいらしさをお届けします。写真・大内香織 文・三谷真美優しい笑顔が素敵な金崎選手にインタビュー高い得点力と気持ちの入ったプレーでスタジアムを沸かせている金崎夢生(かなざきむう)選手。試合後に見せる勝利の笑顔は誰よりも輝いていて、サポーターからは「太陽のよう」「ヒマワリみたい」なんて言われることも。そんな魅力あふれる金崎選手が、照れながらもananweb読者のために頑張ってお話してくれました。ーー金崎選手は青空が似合いますね。金崎選手 待って、青空が似合わない人なんているんですか?(笑)ーーいます、います……さて、さっそくインタビューさせてください(笑)。まずは定番の質問、サッカーを始めたきっかけは?金崎選手 子どもの頃、お父さんが社会人サッカーをしていて、それを見ていたんです。最初は別にやりたいと思わなかったけれど、親に褒められたくて始めたのがきっかけですね。ーーかわいい一面があるんですね。サッカーをしている金崎選手の魅力とは?金崎選手 かわいい? 俺、性格悪いって言われるんですよ(笑)。でもサッカーは自分を表現できるのがいいですね。魅力なのかはわからないけど、一生懸命サッカーしている姿を見てもらえたら嬉しいです。ーーこんな優しくて素敵な笑顔なのに、性格が悪いとは思えないのですが……。サガン鳥栖ではどんな立ち位置なんですか?金崎選手 何でも褒めてくれるじゃないですか(笑)。俺ってみんなにどんなふうに思われてるのかなぁ?(クラブ広報さんへ問いかける)クラブ広報 何て言ったら……金崎選手の性格を聞かれても一言では説明できないですね。(笑)金崎選手 えー、こんな仲良いのに出てこないとかあんの? じゃあ……あまり話さず物静かで、みんなに気を遣って、殻に閉じこもっている。それが俺のキャラですかねぇ。クラブ広報 殻に閉じこもっている? それはないでしょ。(笑)金崎選手 あれ、違った?クラブ広報 強いて言うなら、無邪気なところが“永遠のサッカー少年”って感じですかね。よく言えばですけど(笑)。今回は何とか引き受けてくれましたが、そもそも何で取材が嫌いなんですか?ーーまだ取材開始5分ですが、無邪気さが伝わってきます(笑)。というか、取材嫌いなんですか?(そんな感じがまったくしないのですが……)金崎選手 嫌いですね。悪口だったらめっちゃ言えるんですけど(笑)。いつも悪口とか、かわいい下ネタばっかり言うからなのか、取材でたくさん話しても全然使ってもらえないんですよ。だから話しても意味ないなぁと思って、イヤになっちゃうんだよね。ーーちなみに、どんなことを言うんですか?金崎選手 最近は恋愛系のバラエティ番組にハマってるんですけど、見ながら「それはない!」とか「」とか「」(NGワード)とか……テレビに突っ込んでます(笑)。ツッコミどころ満載で楽しいんですよねー。ーーすみません。ありのままでは掲載できませんでした(笑)。恋愛バラエティがお好きとのことですが、ご自身はどんな女性が好きですか?金崎選手 容姿で言うなら最初に見るのは顔ですね。身長は自分より低ければいいです(金崎選手は180cm)。あと、飾らない素のままの女の子がいいですね。どんな性格でもいいから、そのままの子がいいです。ずっとキメている人よりカッコ悪い姿を見せてくれる女性のほうが親しみやすいし、自分が強がらなくていいので居心地がいいです。僕は末っ子なので甘えん坊なのかもしれないですね。ーーお姉さんが4人いらっしゃるんですよね。女性との会話がうまそう。金崎選手 生まれた時から女性ばかりの環境だったので、女の人と話すのに緊張はしないです。家族の中だと、お父さんと俺は肩身が狭かったですね(笑)。お母さんと姉ちゃん達が結託したら、決定権は女性陣にあるっていうのが当たり前だったので、意見を譲るのは慣れています。お父さんは、僕たちには厳しい面もあったけれど、お母さんにもいつもすごく優しくて、“お母さんが強くてお父さんが優しい”という関係がうまくいっていたんだと思います。だから、僕が結婚したらそんな関係になるのかもしれませんね。金崎選手がオススメするサッカーの楽しみ方ーーサッカー初心者の女性がスタジアムで楽しむためのポイントは?金崎選手 純粋にサッカーの試合を楽しむのが一番ですが、最初は好きな選手を見つけるのがいいかな。“好きな選手を見るためにスタジアムへ行く”って、楽しいと思うんです。実際それをどう見つけるかですけど……。ーーじゃあ、まずは金崎選手を好きになったらいいんですね。クラブ広報 たしかに金崎選手は実直だし、熱い想いがプレーから伝わってくるので、応援しがいのある選手だと思います。金崎選手 いいこと言う(笑)!ーー今季Jリーグでは、金曜の夜に試合を開催する「フライデーナイトJリーグ」を設けていますが、その楽しみ方も教えてください。金崎選手 金曜日の夜なので、お仕事帰りに、お酒でも飲みながら試合を観て楽しんでほしいです。サポーター仲間を作って、その中で好きな人を見つけるのもいいと思います。そういうのをきっかけに、どんどんサッカーを観に来てくれる人が増えたら嬉しいですね。ーーこれからサガン鳥栖でしたいことはありますか?金崎選手 サガン鳥栖を盛り上げて、いい成績を出せるように……本当にそれだけですね。あとはananweb読者さんのような、女性も楽しめるサッカーにしていきたいです!ananwebの取材を受け、「人生の中で一番褒められた気がします。でも本当に面白かったし、いいリフレッシュになりました。サッカーと全然関係ない取材のほうが楽しいですね」と笑顔で話してくれました。終始笑いの絶えないフレンドリーな対応で、金崎選手の素敵な人柄がうかがえる取材でした。これからもよりいっそうのご活躍を期待しながら応援したいですね。Information金崎選手のプレーを観ることができるのは8月のホームゲーム8/4(日) vs.大分トリニータ(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)8/23(金) vs.ヴィッセル神戸(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)8/31(土) vs.ベガルタ仙台(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)
2019年07月20日サガン鳥栖のイケメンディフェンダー・高橋祐治選手が、サッカーへの熱い思いから、恋愛観、お姉さんであるモデル・高橋メアリージュンさんと高橋ユウさんのことまで、包み隠さず語ってくれました。甘い笑顔と鍛え抜かれた肉体美も余すことなくお届けします。写真・大内香織 文・三谷真美「ライバルは自分」と語る高橋祐治選手日本人の父とスペイン系フィリピン人の母を持ち、姉はモデル・女優の高橋メアリージュンさんと高橋ユウさん。そんな高橋選手は187cmの高身長&甘いルックスで、サポーターからの人気絶大です。「女性に向けた撮影なんてしたことないので、めっちゃ恥ずかしいんですけど(笑)」と言いながらも、カメラに素敵な笑顔で応えてくれました。ーーではさっそく、サッカーを始めたきっかけを教えてください。高橋選手 初めてサッカーをしたのは、小学2年生の体育の授業なんです。その頃ちょうど日韓ワールドカップがあって、日本代表を応援しているうちにハマりました。サッカー選手である以上、日本代表になるというのはみんなの夢だと思うんですけど、もちろん僕も目指しています。ーー高橋選手のプレーの魅力とは?高橋選手 僕はそんなにうまくないんですけど……ゴールを守る泥臭い感じとか、気持ちのこもったプレーを見て欲しいです。ライバルは自分だと思っているので、「去年とか過去の自分よりもいい試合をしたい!」と思いながら、サガン鳥栖の勝利のために体を張っています。ーーあまりサッカーを知らない女性がスタジアムで楽しむ方法は?高橋選手 最近はスタジアムのフードメニューが凝っているので、グルメを楽しみに遊び感覚で来てもらえたら嬉しいです。金曜日の夜に試合を開催する「フライデーナイトJリーグ」というのがあるんですけど、大人は試合の後飲みに行って、試合のことを話すのもいいですよね。夜の試合は日中よりも涼しいし日焼けなどを気にしなくていいから、女性でも観戦しやすいと思います。爽やかさと甘さを兼ね備えた高橋選手のプライベートに迫る実の姉は、モデルの高橋メアリージュンさんと高橋ユウさん。そんな羨ましすぎるお姉さん2人のことを聞いてみました。ーーお姉さんたちとは仲良しなんですか?高橋選手 姉ちゃん達がいて良かったことしかないですよ。性格は、上(高橋メアリージュンさん)がしっかりした長女という感じで、気も強いし頼りになる人。下(高橋ユウさん)はとにかく優しい仏のような人で、怒ることがないんです。みんな超仲が良くて、きょうだいケンカは全くしないです。でも最近悲しかったのが、下(高橋ユウさん)の結婚式がハワイであったのに試合で行けなかったこと。仕方ないけど、やっぱり行きたかったですね。ーー高橋選手はどんな性格なんですか?高橋選手 自分で言うのもなんですけど、けっこう優しいです(笑)。でも、しっかりはしてないですね。毎日を一生懸命楽しむことを大切にしています。ーー最近楽しんでいることは何ですか?高橋選手 もともとJ-popとか海外の古い曲とか音楽全般が好きなんですけど、最近、車ではマイケル・ジャクソンばっかり聴いています。実はサッカーをやる前は、親がギターをやっていた影響もあってドラムをやっていたんですよ。ほんまに全然うまくないんですけど、最近は家でずっとギターの練習をしています。特に目標とかもなくただの趣味だけど、もう少しギターを練習する時間を作りたいと思っています。ーークールな表情も甘い笑顔も、モデル顔負けのかっこよさ! そんなイケメン高橋選手はご結婚もされていらっしゃいますが、あえて(!)女性の好みについてもうかがってみます。どんな女性が好きですか?高橋選手 人並みですけど……笑顔が多い人は素敵だなと思いますね。あとは、仕事でも趣味でも何でもいいから頑張っている姿や、食べ物や運動など身体に気を遣っている女性が好きです。僕は週2~3回は焼肉に行くくらい肉好きなので、一緒に食事を楽しめるような、ご飯をモリモリ食べる子もいいと思います。高橋選手がグラビア撮影に初挑戦!冷やかされつつもシャツを脱いでくれた高橋選手。チームメンバーから「何の取材?」と声をかけられ、照れながら「anan」と答えている姿もかわいい! 「ちょっと腕立てして(パンプアップ)していいですか?(笑)」なんて冗談を言いつつ、引き受けてくれました。高橋選手 見せたがりみたくなったら嫌なんですけど……自らじゃないですよ、クラブ広報さんにお願いされたからですよ! あくまでも。恥ずっ、いや本当に恥ずかしいっす。ーー高橋選手はイケメンだから、グラビア撮影とか多そうじゃないですか?高橋選手 グラビアなんてないですよ! こういう取材(女性誌)自体、珍しいです。ーーサッカー選手の体ってカッコいいですよね。やはり相当、鍛えてるんですか?高橋選手 たしかに100人中99人は引き締まってる気がしますね。僕はまだまだですけど……体が重くなると動きが鈍くなってしまうので、体を鍛えすぎないように気をつけています。ーーカメラマンからのいろいろなポージングに対応していただいて(笑)。クラブ広報 高橋祐治選手のことを知っている選手に見られたら、笑われるかもしれませんね。高橋選手 たしかに。こんなにカッコつけている姿を、クラブのみんなが見たらめっちゃおもろいかも。そんなキャラじゃないんですよ。ーー実際、撮影中はチームメンバーからの冷やかしがすごい(笑)。みなさんとの仲の良さが伝わってきます。高橋選手 みんな仲良いですね。特に三丸拡選手は家族ぐるみで、一緒に出かけたりごはんに行ったりします。クラブ広報 高橋選手は男から見ても本当にカッコいいのに、2枚目キャラではありません。優しいお兄さんって感じですね。ーー具体的にどんなキャラなんですか?高橋選手 完全にいじられ役ですね(笑)。“ゆうじ” という名前がもうひとりいるので、普段は高橋からとった「たか」と呼ばれることが多いんですけど、なぜか豆って呼ばれたりもします。あだ名とかじゃなく、純粋にイジられていますね。あと見た目が濃いので、外国人扱いされることも(笑)。朝が弱いから、寝起きはピリッとしてるかもしれないですけど、近寄りがたい感じはないし、しゃべりやすいほうだと思いますよ。これで、スタジアムのお客さんが3人くらい増えるといいなぁ(笑)。でも本当に、ananwebをきっかけに、いままであまりサッカーに興味がない方がひとりでも多くスタジアムに足を運んでくれたら、選手としてはめちゃめちゃ嬉しいです。そういう人がひとりでも増えるように、サッカーのプレーで頑張るのはもちろんですけど、それ以外の活動でもサッカー選手がもっともっと活躍できたらなと思います。甘い表情もクールな視線も全てが本物のモデルさんのようにキマるイケメン選手。そんな完璧なルックスなのに気取らずかわいらしい高橋選手は、「ananwebの撮影は、新鮮で面白かった。また機会があればぜひ!」と話してくれました。Information高橋選手のプレーを観ることができるのは8月のホームゲーム8/4(日) vs.大分トリニータ(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)8/23(金) vs.ヴィッセル神戸(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)8/31(土) vs.ベガルタ仙台(19:30キックオフ@駅前不動産スタジアム)
2019年07月19日9月のコスタリカ戦、先日12日のパナマ戦と、好調に白星を重ねているサッカー日本代表、森保ジャパン。次なる相手は、ロシアW杯ベスト8の成績を残した、FIFAランク5位の強豪ウルグアイです! そこで、みなさんどの選手に注目しているのか、世間の声をリサーチしました!文・伊藤順子森保ジャパンのキーマンは…?「全員攻撃、全員守備」、ロシアW杯組と次世代若手組との「融合」を掲げる森保ジャパン。これまで2戦、「お試し」といった形ながらも勝利をものにしてきました。明日に迫るウルグアイ戦は、先の2か国とは比べものにならないといっていいほど格上の相手です。積極的に若手を用いた初戦、初戦よりもロシアW杯色を加えた第2戦を経て、森保一監督は何をどう感じ、明日につなげるのでしょうか。そして、世間の人々はどの選手に注目をしているのでしょうか。ananwebは緊急調査を実施、票を集めた戦士トップ3を発表します!日本代表メンバーで注目選手は誰ですか?1位 大迫勇也2位 柴崎岳3位 長友佑都なんとロシアW杯主力組が独占する結果となりました。いくつか理由をご紹介します!1位 大迫勇也選手「W杯で活躍した勢いに期待」(33歳・公務員)「高校時代から衰えぬ輝きと決定力、技術で、年々その実力が進化していっているので」(30歳・公務員)「『半端ない』というイメージから挙げました」(32歳・自由業)3つ目のご意見は世間一般の声を代表しているのかもしれません(笑)。ドイツ・ブンデスリーガで培ったフィジカルと、安定感のある決定力を武器に、SNSや動画サイトで広まった「大迫、半端ないって」が見事マッチし、もはや日本で知らない人はいないといっても過言ではないほどその名が知れ渡りました。森保ジャパンでは前回のパナマ戦で初召集され、明日のウルグアイ戦も出場濃厚といわれています。若手との融合でW杯同様、半端ないプレーを期待しましょう!2位 柴崎岳選手「ゲームメイクに期待。彼がどんなボールを前線に送り込むのか楽しみで仕方がない」(31歳・会社員)「最近、ヘタフェでは活躍できておらず、そのうっぷんを晴らしてほしい」(36歳・事務)「結婚してプレーにどう変化が出るか楽しみ」(32歳・自由業)ロシアW杯では、日本をベスト16に導いた立役者のひとり、柴崎選手ですが、W杯以降、残念ながらヘタフェではほぼ召集外となっているんですね。類まれなるセンスと実力の持ち主ですから、自身もフラストレーションは相当溜まっているかもしれません。前回のパナマ戦もほんの数分かしか出場の機会を得られなかったですし、明日はその悔しさをバネに爆発してほしいものです。3位 長友佑都選手「ここぞというときナイスプレーをしてくれる」(32歳・公務員)「安定感がすごくて気遣いもできる人。プレーが楽しみ」(24歳・公務員)「まだまだ現役で頑張ってほしい」(30歳・自由業)「スーパーサイヤ人になりたかったスーパーゴリラ」と自ら称した金髪で、逆境に負けず前向きに日本代表を盛り上げてくれた長友選手。海外で培ったタフな精神力と、30歳を超えても劣え知らずの豊富な運動量、巧なテクニックは、所属するガラタサライでも健在。その活躍はクラブに大きく貢献しています。それは、森保ジャパンでも然りでしょう。スタメン出場したパナマ戦に引き続き、明日も安定感抜群なプレーをしてくれるはず!もちろん、他選手の名を挙げた人も多くいました。おもな声をご紹介しましょう。「中島翔哉選手。彼なら何かをしてくれそう」(35歳・IT関連)「伊東純也選手。今、Jリーグで1、2を争うくらいのストライカーだと思う。スピードだけでなく足もとの技術も高く、芸術的なゴールを度々放つことがあるので注目している」(30歳・公務員)「堂安律選手。若いのに物怖じしないメンタルが良いと注目しています」(30歳・自由業)「南野拓実選手。彼がもっと若いときにプレーを見て、すごくいい動きをすると思った。あれから、日本代表に入ってくれたのが嬉しい」(33歳・自由業)「東口順昭選手。Jリーグでシュートをたくさん止めていてすごい!」(29歳・会社員)以上、いかがでしたか。森保ジャパンが目指すのは来年2019年1月開催のアジアカップでの優勝です。相手ゴールを果敢に攻め、危険をかえりみず自ゴールを必死に守る。彼らの常に前を向く姿は、心を打たれるだけでなく、「何事も決して諦めない」大切さも教えてくれます。明日もまたきっと彼らに勇気づけられるはず。みなさん、精一杯応援しましょうね!©efks/Gettyimages©Pgiam/Gettyimages©NiseriN/Gettyimages
2018年10月15日日本はおろか、世界中を虜にしたW杯日本代表の軌跡を振り返るべく、anan読者に緊急アンケートを実施しました。印象的なシーンやMVPなど、サッカーヲタ女子が思いのたけをぶちまけます!文・伊藤順子印象的なシーンは、やはり……多くの驚きと感動、興奮を与えてくれた西野ジャパン。ひとつに絞るのは悩ましいところですが、多かった回答はこちら!Q. 一番印象に残っている日本代表戦のシーンを教えてください。「セネガル戦での乾貴士選手のゴール。柴崎岳選手から長友佑都選手へのロングパス、そこから乾選手にパスが出て、ゴール右隅に決めた見事なシュートでした。その前のコロンビア戦でも乾選手はゴールを決めていて、またやってくれたか! すごい! と思いました。日本代表= “決定力不足” と言われてきたけれど、立派に日の丸を背負っているのだなぁと感慨深かったです」(35歳・マスコミ)「セネガル戦の乾選手の同点ゴール。柴崎選手から、長友選手、そして乾選手の相手ディフェンスの裏を取ったパスワークが素晴らしかった」(34歳・マスコミ)ハリル前監督時代、スペインリーグで活躍をしていたものの召集外を経験した乾選手。その悔しさをバネに西野監督のもと代表に呼ばれてからは、大活躍をみせてくれましたね。セネガル戦の同点ゴールは見事な連携プレーが実を結んだ素晴らしいシーンでした。次に多かったのはこちら!「ポーランド戦のパス回しの印象がかなり強烈でした。試合後まで世間を大きくざわつかせる歴史的な試合になったと思います」(27歳・会社員)「ポーランド戦後半残り10分のボール回し。全世界を敵に回してでも勝利を目指す、良い意味で日本人らしくない貪欲さが衝撃的でした。同時間で戦っていたセネガルに点を入れられたら敗退という、賭けに出た西野監督の強靭な精神に脱帽です。本田圭佑選手同様、彼も持っている男だと思いました」(31歳・自由業)賛否を巻き起こしたポーランド戦の戦い方について意見が目立ちました。日本中がざわついた10分間であり、こんなにも長く感じる10分は今まで経験したことがなかったのではないでしょうか。勝利への執念が滲み出た戦い方だったと思います。ほかにも「コロンビア戦試合開始後3分でのハンド。あれで流れが変わったから」(31歳・会社員) 、「コロンビア戦。ペナルティキックで香川真司選手がゴールを決めて、先制点を取ってから後半、大迫勇也選手ヘディングシュート。半端ない!」(32歳・IT関連)、「ベルギー戦。2点目を取る前の香川選手のトラップから乾選手へのパス、そしてゴール。香川選手のトラップが素晴らしくディフェンダーも動けなかった」(33歳・その他)など、どの試合もまんべんなく名シーンが生まれているという印象です。そんな記憶に残る名試合をした戦士たち。そのなかでも、MVPを選ぶとしたら、あなたは誰の名を挙げますか。大健闘の戦士たち。最優秀選手を挙げるなら……ひとりを選ぶなんて難しすぎる質問ですが、anan読者では次のふたりに票が集まりました!Q. 日本代表メンバーのなかで、あなたのMVPは誰ですか?「柴崎選手です。ゲームメイクがしっかりできていて、頼もしかったです」(35歳・マスコミ)「柴崎選手。彼がボールを持つと “何かが” 始まるから」(31歳・会社員)「乾選手。ベルギー戦でのシュートはすごかったですよね。今後世界でもっと活躍してほしいです(27歳・会社員)「乾選手。日本代表はずっと決定力不足、ゴールの前のパス回しでもどかしいこともあったけど、彼はシュートチャンスに必ずシュートしてくれたから」(33歳・その他)点につながるきっかけを作った柴崎選手と、きっかけからできた流れをムダにせずしっかり決めてくれた乾選手に多くの声が集中しました。また、「長友選手。3試合フル出場し、攻守交代が早く、どちらとも安定した個性の光るプレイだから。常に人一倍走り、チームのムードメーカーとして盛り上げてきたから」(34歳・マスコミ)や「大迫選手。半端ない」(30歳・会社員)と、長友・大迫両選手の名を挙げた人も多くいました。攻撃する選手がついフォーカスされがちですが、世界トップクラスのFWを徹底マークし、くらいついていたDFの選手たちの奮闘も特筆すべきものでしょう。選手が一丸となって戦い抜いたW杯でしたよね。大健闘ながらもベスト16で敗退となった日本ですが、その勇姿は未来につながる明るい希望をもたらしてくれました。最後は、4年後のW杯に中心となる選手は?という質問です。今大会大活躍のあの選手に期待! 若手も注目!ベルギー戦終了後に代表引退を宣言する選手が相次ぎました。選手生命の短いサッカーだけに、年齢を考えると仕方のないことなのかもしれません。カタールW杯は世代交代必至といわれるなか、台頭するであろう選手を予測してもらいました!Q. 4年後のW杯で要となる選手は誰だと思いますか?「柴崎選手。4年後、30歳なので、まだまだ活躍できるのではないかと思います。新しい欧州チームからのオファーもあるようですし、もっと経験を積んで、一回りも二回りも大きくなってくれるはず! と期待しています」(35歳・マスコミ)「柴崎選手。冷静で正確なパス回しで、試合を組み立てるチームの要だから。30歳で迎える次のワールドカップは実力、経験共に申し分ないのでは」(34歳・マスコミ)柴崎選手を挙げた人が多数! 終始落ち着いていたプレーを見て、頼もしさを感じた人は多かったはず。日本代表の司令塔として次回は大役を担ってくれることでしょう。そして、今回召集されなかったけれど多くの票を集めた若手選手が……!「久保建英選手。東京オリンピックとA代表でもやって欲しい」(33歳・その他)「久保選手。天才と言われてるので、技術が見てみたい」(32歳・IT関連)現在FC東京に所属し、MFとして活躍中の久保選手。弱冠17歳ながら、ボールコントロールとテクニックに定評があり、まだまだ成長を遂げるに違いない逸材です。さまざまな経験を積んで、4年後は世界にその名を轟かせてほしいものですね!ほかに「吉田麻也選手。最後のインタビューでも誰よりも泣いていて責任感の強さを感じました。今後チームを引っ張っていく存在になると思います」(27歳・会社員)や「GKの中村航輔選手。まだ若いし、川島の次に出てくるはず。大島僚太選手。今回ベンチだったが、これを糧に次は出てくるであろう」(31歳・会社員)、「長友選手にもいてほしい」(30歳・会社員)という声もありました。いかがでしたか。みなさん、それぞれに熱いものを抱えているようですが、「日本代表はここまで健闘すると思っていましたか?」の問いには、なんと「いいえ」が100%でした。なかには「予選リーグ第1試合目のスタメンを見た時に期待が持てた!」(33歳・その他)や「難しいかなと思っていたが、なんとか躍進してほしい、という願望に似た思いがあった」(31歳・自由業)など前向きな声もありましたが、なんせ本大会前は勝てないことが多かったですから、やや諦めムードが漂っていたのが正直なところでしょう。言ってみれば、その空気を敏感に感じ取っていた西野ジャパンの反骨心や危機感に近い気持ちが原動力となり、強い結束と勝利への執念を生み出したのかもしれません。彼らとは世界もレベルも全く違う私たちですが、逆境に負けないタフな精神力はぜひとも見習いたいところ。仕事にプライベートに、私たちもたくましく生きていきましょう! なにはともあれ、勇気と感動をありがとう、西野ジャパン!!©adamkaz/Gettyimages©filipefrazao/Gettyimages©PeskyMonkey/Gettyimages
2018年07月09日サッカー日本代表が帰国しました! 惜敗したベルギー戦を見て、多くの人は「あの強豪に勝てたのではないか」と思ったことでしょう。勝敗を分けたその差はいったい何だったのか。日本のサッカーがさらなる飛躍を遂げるにはいったいどうすればいいのか……技術的なことは専門分野の方々に任せるとして(笑)、ananwebは女子ができるコトを提案します。それは……。文・伊藤順子Jリーグを観に行こう!今大会の日本代表を見て、「日本ってイケる!」「すごい!」と見直した(!)女子のみなさんも多いのではないでしょうか。あれだけマスコミから叩かれた西野ジャパンでしたが、初戦のコロンビア戦勝利を皮切りに、強豪国相手に素晴らしい戦いを見せてくれました(ちなみに、ananwebはベスト8を狙えると予測していました! 詳細は過去記事をご覧ください)。過去記事はこちらをどうぞ。惜しくも残念な結果に終わってしまいましたが、彼らは「日本はもっと強くなれる」という明るい希望を私たちに示してくれましたよね。実際にそう願う女子も多いことでしょう。そこで、日本のサッカーが強くなるために、私たち女子にだってできることがある、ということを提案させてください。それは、Jリーグを観に行くこと。海外の厳しい環境下でフィジカルはもちろんメンタルを強くする必要は大いにあると思いますが、国内リーグを活性化させることも、強いサッカー選手を生み出す基盤となります。それに、観戦自体がとても楽しいものなのです。スタジアムによってはプロの迫力あるプレーを至近距離で観られるし、なによりイケメンの宝庫だったりしますから(女子はここ重要)! しかも、楽しみは試合だけではありません。イベントやグルメも充実しているんです。そこで今回は、W杯でサッカーに興味を持ったみなさんへ、初心者向けJリーグ観戦のススメをお伝えします!まずは、チケットを取りましょうJリーグの公式チケット販売サイト「Jリーグチケット」のほか、「チケットぴあ」「ローチケ」「イープラス」など、Webサイトから購入できます(クラブにより異なります)。取るときに注意したいのは座席位置です。大きくわけて、ホームとアウェイがあり、まず、応援したいクラブがどちらなのかを把握しておきましょう。応援するクラブが決まっていない場合はホーム、アウェイと限定しないエリアもあります(スタジアムにより異なります)。次に自由席か指定席を選びます。どちらもメリット・デメリットがあり、自由席は価格が安いぶん、いい席は当日争奪戦になりますから、はやめに来場して席を確保しておく必要があります。指定席は文字通り席が決まっているので、急いで行く必要はありませんが、少々値が張るというデメリットがあります。ゴール裏自由席は双方の熱狂的サポーターが陣取っていて、応援を熱く楽しみたいのであればこちらをおすすめします。テレビとは違った角度で観られるのもおもしろいですが、90分ほぼ立ちっぱなしということは覚悟しておきましょう。試合の流れや全体を落ち着いて観たいのであれば、メインスタンドまたはバックスタンドがいいです。各々前のほうが指定席となっています。メインスタンドの前方ですと、席によっては選手の入退場シーンや、交代に備えた控え選手のウォーミングアップを近くで見ることができます。ただし、あまりに前だと雨の場合は屋根が届かないスタジアムも多く、濡れるのは必至です。やや前のあたりが天候を気にせず楽しめそうです。スタジアムは2つのタイプがありますタイプ1:陸上競技場を兼ねたスタジアム。ピッチを陸上のトラックが囲んでいるから少し遠目に。タイプ2:サッカー専用スタジアム。トラックがないぶん、ピッチが近い!各クラブはホームスタジアムを持っていますが、サッカー専用スタジアムと陸上競技場を兼ねたスタジアムの2タイプに分かれています。断然おすすめは、サッカー専用スタジアムです。陸上競技場を兼ねたスタジアムはピッチを囲むようにトラックがあるので、そのぶん座席が離れてしまっています。ですが、サッカー専用スタジアムは四角いピッチに沿って座席が設けられています。関東ですと、柏レイソルの『三協フロンテア柏スタジアム』がピッチと座席の距離が近いと有名です。三協フロンテア柏スタジアム筆者はバックスタンド指定席の前から5列目で観戦経験がありますが、迫力が半端ないです! ボールがさらりと座席に入り込んできますし、選手同士のぶつかり合いや流れ落ちる汗もガン見できちゃいます。座席間がやや狭く、お弁当を食べながら優雅に観戦なんて余裕はなくなりますが、試合に集中できる空間でサッカーの醍醐味をたっぷりと味わうことができます。観戦時の服装は?応援したいクラブが決まっていれば、やはりユニフォームやレプリカTシャツを着て、タオルを首にかけたいところですが、初心者はそのクラブカラーを身に着けておくだけでも十分だと思います。必ずそうしなければならない決まりはなく、いかに自分が楽しめるか、が基準ですから。でも、前列の席を取ったとして、好きな選手の番号のユニフォームやタオルをアピールしていれば、選手が挨拶で周回したときに、もしかしたらこちらを見てくれるかもしれません!Jリーグオンラインストアでは、ユニフォーム、Tシャツ、タオルのほかに帽子、イヤリング、ソックス、バッグ、手袋など種類豊富にアイテムが揃っています。マスコットキャラクターのアイテムもあったりと、かわいいもの好き女子にとっては垂涎ものもあるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。来場時間の目安後にお話するイベントやスタジアムグルメを抜きに考えると、指定席の場合は試合開始1時間半くらい前がベストだと思います。着いたらトイレを済ませてドリンクなど必要なものを調達し、45分前には席に座りましょう。なぜなら、開始45分前から選手がピッチに出てウォーミングアップやシュート練習をするからです。選手同士が話をしたり、華麗なボールさばきをしたりと、試合よりもややリラックスした表情や姿を楽しめます。また、スタメンではない選手のプレーも見られるのでお得です!自由席の場合は、開場時間と同時入場がベストです。しかも、開催日が週末の場合は開場前から行列ができることもあり、前のほうの席を確保したいならば、開場時間の1時間前に着くようにすると確実かもしれません。筆者は川崎フロンターレのホーム戦で開場15分前に着きましたら、列はかなり後ろのほうで、席もアウェイゴールの斜め裏後方しか空いてなかったことがあります。事前に開場時間をHPなどでチェックし、ゆとりを持って来場されることをおすすめします。試合だけじゃない、お楽しみも!Jリーグの試合の多くは、主催クラブ側がさまざまなお楽しみを用意しています。誰でも楽しめるのが、スタジアムグルメ。クラブにちなんだものが屋台やキッチンカーで出ていることが多いです。人が多いのでコンビニで買っていくのもいいですが、ここにしかないものを味わうのもおすすめです。また、選手と記念撮影やハイタッチ、サイン入りアイテムプレゼントなどのイベントが開催されることもあり、お子さま向けにはゲームやアトラクションなども催されています。例えば土曜19時キックオフの試合ならば、午後はやい時間に着いてイベント、グルメを楽しんでから観戦と、半日デートを満喫できますよ。では観戦! マナーやルールは?いよいよ試合観戦です。ルールといえば、ホームまたはアウェイ限定エリアでは敵クラブカラーのものを身に着けない。ビン・缶類は持ち込み禁止(紙コップに移し替える)。ゴール裏以外は着席で観戦する。などが基本的なものでしょうか。そのほかの詳細はHPを見ていただければわかりますが、この3つさえ守り、あとは常識をわきまえていれば問題ないでしょう。また、侮辱的、差別的発言も当然のごとく禁止です。個人的にも選手の悪口が耳に入るのは、気分がいいものではありません。もしかしたら前の席の人がその選手のファンかもしれません。周囲も自分も気持ちのいい応援を心がけましょう。いかがでしたか。地元のクラブを応援するもよし、好みの選手を見つけて所属クラブを応援するもよし。もし、お気に入りのクラブを見つけたらファンクラブ会員になると、ホーム戦のチケット割引や会員限定イベントの参加権など、さまざまな特典を受けられます(内容はクラブにより異なります)。Jリーグを盛り上げて、4年後のW杯は初のベスト8へ! あなたの応援で、日本代表をパワーアップさせましょう!Jリーグのおすすめ選手記事はこちらをどうぞ。©Jリーグ©monkeybusinessimages/Gettyimages©Dmytro Aksonov/Gettyimages
2018年07月06日フットボールカルチャーマガジン『SHUKYU Magazine』は、原宿VACANTにて、写真家・嶌村吉祥丸によるW杯開催中のロシアを撮った写真展「Football Phenomenon」を7月6日から20日まで開催する。photo by Kisshomaru Shimamura佳境を迎える4年に1度のサッカーの祭典、W杯。本展覧会は、6月17日から25日にW杯開催中のロシアの4都市(モスクワ、サランスク、ヴォルゴグラード、ソチ)を『SHUKYU Magazine』と訪れた写真家の嶌村吉祥丸が撮影した記録をまとめたもの。スタジアムに集まるサポーター、現地の人々、街の風景といった写真から、日々報道されるニュースだけでは伝わらない現地の生々しい空気を感じることができる。会場では、『SHUKYU Magazine』を始めとした関連グッズはもちろん、本展覧会限定アイテムを販売予定。また、7月15日22時からは、VACANT 2FにてW杯決勝戦の上映などを行う関連イベントを開催する。【イベント情報】SHUKYU Magazine presentsKisshomaru Shimamura Photo Exhibition「Football Phenomenon」会期:7月6日〜20日会場:VACANT 1F住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13時間:12:00〜20:00
2018年07月05日サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会がいよいよ開幕しました。本日は、日本が初戦の相手、コロンビアと熱戦を繰り広げています。多くの国民が関心を持つ世界的スポーツイベントであり、W杯はサッカーだけにとどまらず様々なジャンルに影響を及ぼします。今回はW杯が不動産業に対して及ぼした意外な影響を、筆者の実体験からご紹介します。■ W杯の日本戦が始まると、水道の使用量が大きく変化する!「ある意外なものの変化を通じて人々の行動がつかめる」という話があります。1952年から1954年までNHKで放送されたラジオドラマの「君の名は」は、主人公の真知子と春樹が再会しそうになると不都合が起き、「会えそうで会えない」という事態が何度も繰り返される物語から、空前の人気となりました。そのため「番組の放送時間になると銭湯の女湯から人が消えた」というエピソードが今でも伝わっています。ヨウコ / PIXTA(ピクスタ)サッカーW杯も同様の人気イベントであり、多くの人が同時にテレビを見たことにより、試合中に水道の使用量が大きく変化したことがテレビで取り上げられたことがあります。ヨウコ / PIXTA(ピクスタ)大勢の人が同時に水道を使用すると水圧が落ちて水の出方が悪くなり、それによってトラブルが起きる恐れもあり、東京都水道局では使用量や水圧の変化を24時間体制で監視し、水圧や給水量をたえず調整しています。さわだゆたか / PIXTA(ピクスタ)W杯の日本戦の際は試合開始とともに水道の使用量が急速に低下し、ハーフタイムに入ると一気に増加したそうです。恐らくみんな一斉にトイレにでも行ったのでしょう。後半開始とともに使用量は再び減少し、試合終了とともに急増しました。■ 日本戦の間に客に電話をするのはご法度!?筆者が不動産業界に転身したのは1997年の12月で、W杯フランス大会に日本が初出場を決めた直後になります。jannoon028 / PIXTA(ピクスタ)それ以降、現地案内のアポイントをとるために連日顧客に電話をかけまくっていましたが、初戦のアルゼンチン戦の当日は試合時間が近づくと、誰に電話しても烈火のごとく怒られました。「サッカーを観てるんだから、こんな時間に電話なんてしてくるな!」と少しでも食い下がれば関係を絶たれかねないくらいの勢いで、こうなってはもう仕事になりません。これは2戦目だったクロアチア戦の時も同様で、恐らくこの二日間で「W杯の日本戦の間は客に電話をしてはいけない」という意識が業界で共有されたと思います。2002年の日韓大会には、日本代表の試合中は電話をしていなくても特に何も言われませんでした。SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)当時の不動産業界において、18時から21時半くらいまでは客に電話をかける以外のことは許されませんでしたので、これは異例のことなのです(現在どうなのかはよくわかりません)。■ 2014年のブラジル大会では理事会が異常に短時間で終わった!前回のブラジル大会の際、筆者はマンション管理会社のフロントでしたが、この時は理事会が日本戦のキックオフと重なってしまったという事例がありました。CORA / PIXTA(ピクスタ)偶数月の第二日曜日の10時というのが定例となっている管理組合があり、4月の理事会においても「それでは次回もいつも通りということで」と機械的に日程を設定したのですが、その日が初戦のコートジボアール戦のキックオフと重なっていたのです。気付いたのが直前であったのでもはや変更できず、そのまま実施するしかありませんでした。誰も来ないんじゃないかと心配しましたがかろうじて過半数の出席があり、「ともかく手短にやりましょう」と議事を進めましたが、本来ならこじれる話もサクサク進み、通常では2時間かかる理事会が30分で終了しました。■ 今回のW杯では不動産の営業への影響は少なそうおこ茶 / PIXTA(ピクスタ)今後のロシアW杯の日本戦のキックオフは、2戦目のセネガル戦が6月25日(月)0時、3戦目のポーランド戦が6月28日(木)23時ということで、不動産の営業に対する影響はそれほどなさそうです。今回の日本代表は厳しい戦いが予想されていますが、前評判を見事にひっくり返して、8年前の再現となることを願っています。
2018年06月19日ついに『FIFA ワールドカップ 2018 ロシア』が開幕! 前哨戦といえる親善試合のパラグアイ戦で待望の勝利を挙げた日本代表は初戦が19日に迫っています。この勢いのままぜひとも勝利してほしいですが、ananwebは代表から惜しくも外れた選手に注目。なかでも、実力もさることながら、ルックスや人柄で多くのサポーターに愛されている、花の独身Jリーグ選手3名をご紹介します。全員25歳以下! 4年後のW杯で活躍が期待される彼らを、今から要チェックです!文・伊藤順子まずは、セレッソ大阪・杉本健勇 選手!杉本健勇(すぎもとけんゆう)セレッソ大阪所属。1992年11月18日生まれ、25歳。大阪府出身。ポジション:FW(フォワード)187cmの細マッチョな体型に端正な顔立ちときたら、答えは「カッコいい!」しかないでしょう。佇んでいるだけでモテオーラが漂う杉本選手は、セレッソ大阪を牽引するエースストライカーです。ハリルホジッチ前日本代表監督に「恵まれた体格と高い技術を持つ珍しいタイプ」と才能を見出され、2017年9月、W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦で代表に初選出されました。同年10月のキリンチャレンジカップ・ハイチ戦で初ゴールを決めたものの、2018年のJリーグでは負傷もあって、これまで思うような結果を出せず、経験重視の西野ジャパンでは、残念ながら涙を飲む結果となりました。ですが、高い身体能力を生かした力強いシュートはもちろん、選手がせめぎあうゴール前で、頭ひとつ分とびぬけて放つ鋭いヘディングの美しさといったら、芸術的といっても過言ではありません! スタジアムで観戦すると、ライトや陽に照らされた輝く汗も手伝って、まるで映画のワンシーンを観ているかのような惚れ惚れする姿を拝めます。また、長身の選手らしからぬ繊細なボールタッチも持ち味で、巧なドリブルやトラップ(パスなど飛んできたボールを次に動きやすよう受け止めること)にもぜひ注目してください。2017年のJリーグ得点ランキングは22点と堂々の2位を誇りましたが、今季はこれまで12試合に出場し、まだ3点と控えめ(6月9日現在)。ですが、チームの練習以外にもトレーニングを欠かさないなど、地道な努力が実を結ぶ日は近いはず! 気持ちは既に4年後のW杯開催地カタールへ。その前にセレッソ史上初の3冠という大きな目標達成にも挑みます!【ココも注目♡】イケメン軍団・セレッソ大阪のなかでも1、2を争う人気者の杉本選手。練習後に行われるファンサービスでの神対応はセレッソサポーターの多くがご存知のはず。彼にひとたび会えばその気さくな人柄と笑顔に、子どもはもちろんメロメロになるセレ女(女性のセレッソサポーター)が続出です♡続いて、柏レイソル・伊東純也 選手!伊東純也(いとうじゅんや) 柏レイソル所属。1993年3月9日生まれ、25歳。神奈川県出身。ポジション:FW(フォワード)伊東選手といえば、柏のスピードスターと呼ばれるほど、50m5秒台の俊足は特筆すべきもの。かつ突破力のあるドリブルで敵ディフェンスをなんなく交わし、そのままシュート! という場面を多く目にします。サッカーではさほど有名ではない高校、大学を卒業し、正直目立たない道を歩んできた伊東選手。活躍はしていましたが、その才能が爆発したのは、2016年ヴァンフォーレ甲府から現チームに移籍してからでしょう。数々の勝利に貢献し、ついに2017年11月『EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2017』の代表に初召集され、同年12月の北朝鮮戦で初出場を果たしました。印象的なプレーをしてアピールはできたようですが、FWは枠が少なく激戦区。国内外問わず経験豊富で質の高い名選手が密集しており、彼を推す声も多いなか、残念ながら本大会代表入りの夢は叶えられませんでした。とはいえ、印象的な明るい色の髪に、イエローのユニフォームを身にまとう姿はさながらチーターのよう。サイドに中央にとピッチを縦横無尽に駆け抜けるさまは未来の日本を背負って立つ頼もしい存在です! スピードを武器にチームの看板となり、カタールに向けて大きく羽ばたいてほしいものです!【ココも注目♡】甘いマスクも人気の秘密で、一見チャラそうですが、実は素朴で親しみやすいキャラ。ピッチ上ではオラオラ雄全開、オフザピッチではかわいい男子と、そのギャップ萌えにキュンキュンする女子も多いんです♡最後は、鹿島アントラーズ・三竿健斗 選手!三竿健斗(みさおけんと) 鹿島アントラーズ所属。1996年4月16日生まれ、22歳。ポジション:MF(ミッドフィールダー)ふにゃあと崩れる笑顔が愛らしい三竿選手は、守備的MFのボランチと呼ばれるポジションで、代表では長谷部誠選手に代わる大型プレーヤーとして期待されています。なんといっても前線に送る精度の高い縦パスと、181cmの恵まれた体格によるフィジカルの強さが魅力。伊東選手と同じく、2017年11月『EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2017』の代表に選ばれ、同年12月の韓国戦で初出場しました。以降、2018年5月の親善試合ガーナ戦まで代表に呼ばれていましたが、本大会には惜しくも落選してしまいました。非常に高い評価を得ていましたが、西野監督いわく落選理由は「現時点でのトップパフォーマンスではなかった」から。また、W杯経験者のメンバーが多く選ばれたことからみて、年齢ゆえの経験の浅さがひとつにあったのかもしれません。直前まで選ばれていただけに三竿選手のショックは大きいと思いますが、彼のSNSには悔しさをエネルギーに変えてさらに強くなるという前向きな言葉と代表へのエールが書き込まれています。鹿島の大岩剛監督はもちろん、先輩チームメイトからも絶大な信頼を寄せられている三竿選手、代表への道は着実に開かれるはず!【ココも注目♡】チャームポイントの笑顔は「かわいい、癒される、励みになる」と男女問わず多くのサポーターに支持されています。おちゃめでユニークな人柄も好感度大♡以上、注目の独身Jリーグ選手3人をピックアップしました! W杯で日本を応援したあとは、Jリーグへ! 熱戦はフィールドを変えてまだまだ続きます!©Jリーグ
2018年06月15日6月14日からいよいよ『2018 FIFAワールドカップ ロシア』が始まります。サッカーファンにとっては、心の底から楽しみな4年に1度のビッグイベントでありますが、特に興味のない女子には、監督が電撃解任されてちょっと騒いでるよね、レベルのことかもしれません。でも、せっかくのお祭りですから、乗っかってみませんか? 知識がなくてもこれを読めばわかる! ワールドカップ直前に押さえておきたい日本代表基礎知識をお伝えします!文・伊藤順子5月30日に行われた親善試合ガーナ戦を観戦!©JFA日本代表は現在、6月19日のコロンビア初戦に向けて、スイス(6月9日)、パラグアイ(同12日)との親善試合を交えたオーストリア直前合宿を経て、開催地ロシアでのキャンプ地となるカザンに到着しています。親善試合は日本でも開催されていて、5月末には日産スタジアムでガーナ戦が熱く繰り広げられました。いくつか好機はあったものの、相手キーパーのナイスセービングなどに阻まれ、結果はご存知のようにPKとFK(フリーキック)で2点を献上、0-2で敗戦してしまいましたが、観戦した筆者がとても印象に残ったのが、ゲーム後に行われた演出です。照明が一斉に落ちて、観客全員に配られたブレスレット型ライト「SAMURAI BLUE LEDブレスレット」の青い光が浮かびあがり、スタジアムがまるでアーティストのコンサートのようになったんです。実際、試合後の壮行セレモニーでは、Mr.Childrenの桜井和寿さんとGAKU-MCさんによる人気ユニット・ウカスカジーが登場し、生歌を披露してくれました。日本代表を表すブルーに染まったスタンドを見ながら、代表戦を初観戦した筆者はあらためて思ったのです。「W杯ってものすごく特別なイベントなんだ」と。©JFAそう、W杯は4年に1度開催されるサッカー世界一を決める祭典なんです! いま、日本代表は正直ながら前評判がかつてないほど悪いですが、これで勝ち星をあげれば彼らは一気に英雄、ヒーローになるのです。せっかくなのだから、その瞬間を見ようではありませんか!知ってて損はない! そもそもW杯って?1930年に第1回目が開かれ、第21回目となる今大会は、国際サッカー連盟(FIFA)に加盟する209の国と地域のうち、開催国のロシアを除いた208チームが本大会の出場をかけた予選にエントリーしました。大陸別に予選リーグを勝ち抜いた32か国だけが、本大会の出場権を得られます。予選の始まりはなんと3年前の2015年から。しかも、予選の多くは1次から3次まであり(大陸によって異なり、4次や5次があることも!)、道のりは非常に険しいものとなっています。アジアに属する日本は、見事予選を勝ち抜き、6大会連続6回目の本大会出場を決めました!とはいえ、本大会こそ生易しいものではありません。まずは本大会の予選となるグループリーグが始まり、上位2位以上の国だけが決勝トーナメントに行くことができます。そして、トーナメントはラウンド16から始まって準々決勝、準決勝、決勝へと進み、勝ち残った1か国だけが栄えある世界一の座に立てるのです。過去に日本が決勝トーナメントに進出できたのは本大会出場回数6回のうち2002年と2010年の2回のみ。それも1回戦で敗退のベスト16という成績が最高です。今大会の日本はというと、W杯予選や親善試合、キリンチャレンジカップなどの公式戦の戦績は25勝10分10敗(2015年1月12日~2018年6月12日現在)でしばらく白星なしでしたが、6月12日のパラグアイ戦でようやく勝利することができました。ですが、グループリーグHは、コロンビア(FIFAランク※16位)、ポーランド(同8位)、セネガル(同27位)と強豪揃い。日本は61位ですから、厳しい現実が目の前に立ちはだかり、メディアやSNSでは酷評も多く聞かれます。※FIFAランクは6月7日現在です。でも、ここまで来たら、SAMURAI BLUEを応援するしかないじゃないですか! それに選手の結束は固く、なんといっても彼らは逆境に強い、はず。揉みくちゃになって這い上がってきた選ばれし日本の戦士23人ですから、ここぞというときはやってくれるに違いないのです! しかも、W杯ではこれまで数々の番狂わせが生まれていて、何が起こるかわかりません!多くのドラマと感動が生まれ、世界中の人々が魅了されるこの一大イベントを観ない理由はないでしょう。他人ごとではなく、我が国日本もベスト16、いえ初のベスト8に進めるかもしれません! ぜひ一緒に歴史的な瞬間をこの目に焼きつけましょう!日本代表の戦士たち!©JFAそれでは選手をご紹介します。日本代表に選ばれるために、彼らは熾烈な競争を戦い抜いてきました。海外を目指す選手が多いのも、厳しい環境に身を置いて自分のレベルアップを図る先に、「日本代表になる」という夢を掲げているから。もちろん、国内のプロリーグであるJリーグだって負けてはいません。最近ではイニエスタ選手のヴィッセル神戸加入が世間を賑わせていますが、海外の活躍選手や監督を招き入れたり、若い選手を育てるために下部組織を強化したりして、実力ある選手がどんどん育っています。国内外厳しい競争のなかで、選ばれたのが彼らなのです。今回のワールドカップへは、海外組15名、国内組8名の計23名が召集されました。これに加えて、ガーナ戦に選抜されたけれど最終的に落選してしまったうちの2名がバックアップメンバーとして同行します。冒頭でお伝えした日産スタジアムで行われたガーナ戦を例に、戦士たちを見ていきましょう。そして、彼らがどんな動きをして、どんなサッカーをするのか。これだけは押さえておきたい用語とともに、日本代表を超ざっくりと解説します!戦士の背番号とポジションをざっくりチェックサッカーは11人で行うスポーツですが、下記のように大まかに3つのポジションにわかれます。・守る人(GK、DF)・点を決める人(FW)・守りも攻めもして、点を決める人につなぐ人(MF)これらを踏まえて、まずは背番号のお話から。数字と名前を頭に入れておくと、ゲーム中に背番号だけを見れば誰なのかがわかり便利です。ちなみに「このポジションはこの番号でなければならない」というルールはないらしいですが、だいたい1~4の若い数字が守る人たち(GKやDF)、9と11は点を決める人たち(FW)に多いようです。5~8、10は攻めたり守ったりしてつなぐ人たち(MF)になりますが、特に10はエースナンバーの印象を持つ人が多いかもしれません。今大会の日本代表では香川真司選手(MF)がつけています。もちろん、例外も多くあり、近年はイメージが変わりつつある番号もあります。例えば4。これは現在本田圭祐選手がつけていて、彼は守り専門ではなく、攻めもするつなぐ人(MF)です。今後は、4といえばDFではなくMFのイメージが定着するかもしれません。ある選手が活躍すれば、つけていた番号が憧れのナンバーになります。このように、背番号を意識しながらゲームを観るのもおもしろいです。次に、フォーメーションをこれまたざっくりとお話します。よく4-4-2や4-1-4-1など、記事に数字が並んでいるのを目にしませんか。これは各ポジションを何人でやるかを表したものです。数字の順番はDF-MF-FWで、守り→攻めになります(GKは固定なので入っていません)。数字が3つだったり、4つだったりするのは、MFは守備的(ボランチともいう)と攻撃的(トップ下やシャドーともいう)にわかれる場合があるからです。ガーナ戦では、日本は3-4-2-1の布陣で挑みましたが、残念な結果に終わりました。実は、日本代表はこれまで4バック(DFが4人)だったので、3バックは不慣れであったことが一因ともいわれており、先の6月9日(日本時間)に行われたスイス戦は4-2-3-1とDFを4人に戻したんですね。こちらもまた負けてしまったのですが、時間のない今、本大会は慣れている4バックで臨みそうだといわれています。ただ、フォーメーションは大切だけれど、形にとらわれず、ゲーム中に流れを見ながら選手同士が連携して役割分担するのが理想的なようです。それでは、各ポジションの役割とガーナ戦時のメンバーを照らし合わせてみましょう。おすすめ観戦ポイントもお伝えします!※ポジションは9日のスイス戦、12日パラグアイ戦とは異なり、本大会でも変更する可能性があります。©JFA守る人:GK、DF自チームのゴールを守る人たちのこと。ゴールのすぐ目の前にいる人がGK(ゴールキーパー)、その前にいる人たちがDF(ディフェンダー)です。DFは守備がメインですが、時には攻め込み、センタリング(サイドから攻撃し、ゴール近くまで上がって、ゴール付近にロングパスを蹴ること)したり、シュートを決める選手もいます。DFの人数は監督やゲームによって変わり、人数が多いほど守り重視といえます。ガーナ戦では、次に説明するMFで登録している長谷部誠選手がセンターバック(真ん中のDF)となり、指揮を取りました。彼の合図で3人がラインとなって、攻撃時は上がり(敵のほうへ進む)、相手にボールが渡ったときは下がる(自ゴールに寄る)ことを繰り返します。【おすすめポイント】長谷部選手の「上がれ」の合図をする様は、惚れ惚れするほどカッコいいです! テレビ画面だとなかなかわかりづらいですが、センターバックとなる選手の指示に注目してください! またDFが相手と1対1となったときも見応えがあります。ボールを奪い返したときは、自然と歓声をあげてしまうでしょう!GK1 川島永嗣(FCメス/フランス)DF17 長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ。キャプテン)20 槙野智章(浦和レッズ)22 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)守りも攻めもして、DFからもらったボールをFWにつなぐ人:MFMF(ミッドフィールダー)は、つなぐ人と書きましたが、ただつなぐだけではありません。この人たちが、誰に(どこに)どんなパスを出すかで、流れは大きく変わります。つまり、彼らが試合を組み立てるといってもいいでしょう。もちろん敵にボールが渡れば奪いにもいくし、積極的にシュートもします。先述したように、MFのなかでも、守備的MF(ボランチ)、攻撃的MF(トップ下orシャドー)にわかれることもあり、ガーナ戦では守備的MFが長友佑都、山口蛍、大島僚太、原口元気各選手でした。攻撃的MFは、よりFWに近い役割になるとシャドーとも呼ばれ(影のFW)、積極的に点を取りに行く姿勢が求められます。同戦では、本田圭佑、宇佐美貴史両選手が担いました。【おすすめポイント】彼らの動き、ドリブル、パス回しです。すべてと言ってしまえばそうなのですが、パスひとつにとっても、単に味方がいるところに出すのではありません。攻めることができる位置に味方を動かすために、誰もいないところへあえて出したり、敵ディフェンダーの死角となる背後の位置に出したり(裏をとると言います)と、ひとつひとつに意図があるのです。また、ドリブルが得意な選手も多く、突破もめちゃめちゃ見たいシーンです。MF4 本田圭佑(CFパチューカ/メキシコ)5 長友佑都(ガラタサライSK/トルコ)8 原口元気(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)11 宇佐美貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)16 山口蛍(セレッソ大阪)18 大島僚太(川崎フロンターレ)点を決める人:FWFW(フォワード)は、DFが奪い、MFがつないだボールをゴールに放つ人です。日本代表は1トップが多く、絶対的エースといわれる大迫勇也選手が任されています。敵に攻め込まれたときは、多くの選手が下がりますが(自ゴール近くで守る)、FWだけは戻らないことがほとんどです。カウンター攻撃に備えるためでもありますが、それだけ、点を取ることだけに重きを置くポジションです。選手がせめぎあうゴール前でいかに競り勝ち、いかに瞬時にコースを見極めて確実にシュートをできるかが求められます。また、ゴール近くでボールを受けることで、FWが起点となり、ほかの選手がゴールすることも多く、アシストする場面が頻繁にあります。【おすすめポイント】やはりシュートです! どんなものだっていいです! なぜなら、6月12日のパラグアイ戦で、西野監督になってからようやく初ゴールが生まれたものの、日本は長年決定力不足といわれているからです。大迫選手は万能型であると国内外問わず高評価ですから、本大会でも貪欲に少しでも多くの点を期待したいものです!FW15 大迫勇也(ベルダー・ブレーメン/ドイツ)©JFA【控え】●GK12 東口 順昭(ガンバ大阪)23 中村 航輔(柏レイソル)●DF19 酒井 宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス)21 酒井 高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)3 昌子 源(鹿島アントラーズ)6 遠藤 航(浦和レッズ)2 植田 直通(鹿島アントラーズ)●MF14 乾 貴士(レアル・ベティス/スペイン)10 香川 真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)7 柴崎 岳(ヘタフェCF/スペイン)●FW9 岡崎 慎司(レスター・シティFC/イングランド)13 武藤 嘉紀(1.FSVマインツ05/ドイツ)©JFAいかがでしたか。ちなみに、日本代表のユニフォームは、日本の伝統色である深い藍色をベースカラーに用いた「勝色」がコンセプト。点線のような模様は、歴史を紡ぐ糸をイメージした「刺し子柄」といわれるものです。日本サッカーの歴史を築いてきた選手やスタッフ、サポーターたちの想いを紡ぎ、ロシア大会での勝利を望むという意味も込められているそう。選手と同じユニフォームをはじめ、帽子やタオルなど応援グッズもたくさんあるので、それらを身に着けてテレビの前で参戦しても楽しいですね!多くの人々の願いを背負い、これまで培ってきた自身の経験と自信、思いを抱え、戦士たちは大舞台に挑みます。まずは19日の初戦! そこから先の景色はどう広がるのか、ドキドキワクワクしながら、その日を迎えましょう!©spfdigital/Gettyimages
2018年06月14日今年はロシアW杯開催を6月に控えたサッカーイヤー。これを機に、思い切って実際の試合の迫力を体感してみるのもいいかも!「いまは女性向けのグッズやイベントも充実していますし、J3まで合わせると日本全国にチームがあるので、地元という入り口から応援を始めやすいのもJリーグの特徴です」そう話すのは、専門誌『Jリーグサッカーキング』編集長の安田勇斗(いさと)さん。これからJリーグを観始める人もきっと応援したくなる、期待の若手選手を紹介してもらいました。「単に“かっこいい!”から入っても全然OK。練習グラウンドに行けばサインがもらえたりと、選手と触れ合う機会も多いので、お気に入りの選手を見つけてみてください!」世界が注目する、新世代のワンダーキッド。久保建英(たけふさ)選手(16)FC東京スペインの名門FCバルセロナの下部組織を経てわずか16歳でJリーグ戦デビュー。「昨年はU-20のW杯にも“飛び級”で参加するなど、同世代でも飛びぬけた才能。ドリブルや左足のスルーパスなど、攻撃的プレーが持ち味です」写真:松岡健三郎/アフロ欧州トップクラブ相手に鮮烈なプレーを披露。安部裕葵(ひろき)選手(19)鹿島アントラーズ今年デビュー2年目ながら、俊足を生かして勝負を仕掛ける機動力には光るものがある。「セビージャFCとの親善試合では、スピード感あふれるドリブルで相手DF2 人を見事にかわし、貴重な先制ゴールをアシストしました」写真:アフロスポーツ代表戦でビッグセーブ連発。日本の新たな守護神。中村航輔選手(22)柏レイソルユース時代から活躍し、将来の代表正ゴールキーパーと目される中村選手。「至近距離のシュートもはじく反射神経とアグレッシブさが魅力。代表戦デビューとなった昨年末の北朝鮮戦もビッグセーブを連発する大活躍でした」写真:徳原隆元/アフロ「2018明治安田生命Jリーグ」は2月23日開幕。12月の閉幕まで、J1リーグ18チーム、J2 リーグ22 チーム、J3 リーグ17 チームで争われる。※『anan』2018年2月28日号より。(by anan編集部)
2018年02月27日アディダス(adidas)から、2018 FIFAワールドカップ ロシア大会に向けた、新たな「サッカー日本代表ホームユニフォーム」が登場。なお、W杯でサッカー日本代表はポーランド、セネガル、コロンビアとの対戦。6月19日に開催された初戦では前回大会のリベンジを果たし、大迫、香川のゴールで日本代表が勝利した。コンセプトは「勝色(かちいろ)」新ホームユニフォームのコンセプトは、「勝色(かちいろ)」。「勝色」は、かつて武将たちが戦いの際身にまとった鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地で最も濃い色とされ、その染色過程における叩く作業「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝わっている。今回は、この伝統的な「勝色」をホームユニフォームのベースカラーに採用することで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返りながら、サッカー日本代表の勝利もイメージしたデザインに仕上げた。デザイン面では刺し子柄をモチーフにデザイン面では、ユニフォームを縦断する「刺し子柄」が特長的。2018年はワールドカップ初出場から20年を迎えた節目の年であることから、これまでの日本サッカーの歴史を築いてきたあらゆる想いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージが込められているという。市販されるオーセンティックユニフォームでは、フットボールに特化して独自のアレンジを施したテクノロジー「CLIMACHILL(クライマチル)」を搭載。極細の糸を採用することで、優れた速乾性・通気性・冷却性を実現している。また、ショーツには軽さ、耐久性、撥水性、動きやすさを兼ね備えたウーブン生地が使用されている。さらに、ユニフォームの勝色よりも更に深い藍色を採用することで実現した、フィールド上で映える美しいコントラストもポイントだ。
2017年11月09日俳優の菅田将暉が31日、都内で行われた「au 全力を全力で応援するパブリックビューイング」に登場し、南海キャンディーズの山里亮太、バンビーノの藤田裕樹、石山大輔と共に、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦を応援。日本の勝利、そしてW杯出場決定に歓喜した。約5,000人の応募者から抽選で選ばれた100人を招待した同イベント。菅田は1人遅れて、日本が1-0でリードして迎えたハーフタイムに登場し、先制ゴールを決めた浅野選手について「僕より年下なんですよね。自分より年下の人が世界で活躍されていて、勇気をもらいました」と感慨深げに話した。自身もサッカーをやっていたという菅田は、注目している代表選手を聞かれると、地元・大阪のガンバ大阪に所属する「井手口選手」と答え、「小さいころにガンバ大阪ユースにボコボコにやられました。そのトップですよね」「強気な感じがかっこいい」と思い出も交えてエール。また、「2-0」で日本勝利と予想した。勝負の後半戦。菅田は「日本! 日本!」と日本コールで盛り上がり、「うまい!」「行けー!」などと一つ一つのプレーに一喜一憂。そして、注目選手として名前を挙げていた井手口選手が追加点を決めると喜びを爆発させ、山里も「菅田将暉は勝利の神なのかもしれない!」と大興奮だった。そのまま2-0で見事勝利し、6大会連続6度目のW杯出場が決まると、会場一体となって大盛り上がり。山里はあらためて「2-0と予想して、この人に頑張ってほしいと言った直後にゴールを決めた」と菅田の"勝利の神"パワーを強調し、菅田も「すごい感動しました。日本ってすごいですね。井手口選手うれしかったです。お疲れ様でした」と興奮気味に語った。
2017年08月31日