ビューティ情報『“極上肌”の皮膚科医が教える、潤い肌をつくる睡眠のとり方』

“極上肌”の皮膚科医が教える、潤い肌をつくる睡眠のとり方

ターンオーバーが正常に行われていると、肌の表面の凹凸は少なく、キメの整った「美しい肌」が作られます。つまり、正常なターンオーバーが美しい肌の絶対条件ともいえます。

睡眠は、このターンオーバーに影響を及ぼします。具体的には、主に睡眠中に分泌される「成長ホルモン」が関与します。成長ホルモンには、日中に受けた紫外線や乾燥などのダメージを修復したり、肌に必要な栄養素を血流にのって運ぶことでターンオーバーを促進したりする効果があります。

そのため睡眠不足の場合、紫外線などのダメージからなかなか回復できなくなってしまいます。紫外線はシミ、しわやたるみの原因となります。

実際にある研究では、睡眠が不十分な人は十分な人と比べてシミ、しわ、たるみのサインが多く見られたという報告があります。
睡眠不足が肌の老化を招いてしまうのです。

さらに、睡眠不足だと、肌の免疫機能にも影響が出てきます。免疫を担うホルモン「コルチゾール」は、 肌で起こっている炎症を抑えてくれる頼もしいホルモンです 。コルチゾールがうまく分泌できないと、アトピー性皮膚炎や湿疹、またニキビがひどくなることがこれまでの研究でわかっています。

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