そのメカニズムは、ゆっくりした動作で筋トレをすると力が入っている時間が長くなるので、一時的に血流が制限されるために筋トレ効果が高くなるといった仕組みです。
血流の制限というのはバーベルやダンベルのような高負荷で筋トレをしたときに起こるのですが、低負荷のスロートレーニングでも同じように血流が制限されるので、筋肉が高重量を扱っていると勘違いするそうです。そうすると勘違いしている筋肉は、高負荷トレーニングをしたときと同じくらいの効果を得ることができます。
なお「加圧トレーニング」も同じメカニズムです。しかし加圧トレーニングをするには有資格者の人が必要なので、実際にやるのはむずかしいかもしれませんね。
スロートレーニングのメリット
スロートレーニングは低負荷でも高負荷と同じくらいの効果がありますが、それ以外にもさまざまなメリットがあります。
1. 時短になる
今まで15回やってきたことが5回で終わるので、大幅に時間が短縮できます。1部位だけなら「1日5分」ほどで終わるでしょう。
2. 身体が引き締まる
スロートレーニングは動きがゆっくりなので、通常の筋トレよりもインナーマッスルに刺激が入ります。