2018年7月27日 11:00
エアコンは26度、湿度は50%に!快眠ができる寝室の作り方
とはいえ、エアコンをつけないで寝ると、熱中症になるおそれも。エアコンの羽根を上向きにして、体に直接当たらないようにすれば、だるくなるのを防げます。また、冷気がなくても不感気流があったほうが深い眠りが増えることがわかっています。扇風機や空気を循環させるサーキュレーターを天井に向けて回し、気流の“ゆらぎ”をつくってあげると、より快適です。タイマー設定はオフに。途中で暑くて目が覚めることが、だるさの原因にもなります」
■夏でもレッグウオーマー
手足の冷えには注意が必要だ。
「入浴後は、血流がよくなった手足から熱を放出し、体温を下げようとします。でも、エアコンなどで手足が急に冷えすぎてしまうと、血管が収縮して、逆に熱が放出されにくくなります。
すると、深部体温が下がりづらく、眠気も訪れません。体温にも表面体温と、体の奥の深部体温の2種類あって、人は、深部体温が下がるときに眠気を感じます。これを避けるには、夏でも、就寝時にレッグウオーマーをつけて足首を温めること。つけたまま眠ってもOK。そうすれば、心地よい眠りが訪れます」
睡眠の質がよくなれば、夏バテしないだけでなく、健康寿命もグンと延びる、と小林さん。さっそく、今日から“快眠ケア” を取り入れてみよう。
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