40代以降の秋バテに注意! 医師が解説「秋の体調不良」の特徴と対策
ただ、適度な運動は40代以降の不調にとてもプラスに働きます。運動によって血流が改善されることで、体調不良が和らぐ場合も。ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動を日常生活に取り入れてみるといいですね。
ストレス管理
ストレスは、ホルモンバランスをさらに乱す原因となります。ストレスホルモンは女性ホルモンの分泌を抑えてしまうほか、過剰な食欲をもたらす作用があるため、肥満にもつながりかねません。
リラックスする時間を確保し、趣味や友人との交流を楽しむことで、ストレスを軽減することが期待できます。十分な睡眠や適度な運動は、ストレスホルモンを減らしたり作用を抑えるために有効だとされます。また、ストレス管理の一環として、深呼吸や瞑想を取り入れるのもおすすめです。
更年期の影響を考慮した対策
漢方やホルモン補充療法(HRT)の活用
更年期にさしかかると、様々な症状が出現する場合があります。急にほてってしまう、いわゆるホットフラッシュは有名ですが、その他にも、疲れやすい、肩こり、腰痛、頭痛、気持ちの落ち込みやイライラなど、さまざまな不調が出現することも。これに秋の気候による自律神経の乱れが加わって、さらにひどくなることも考えられます。