「なんとなく体調が悪い」と感じるときは、体に何らかの変化が起きていることがあります。体調不良の予兆を見逃さなければ、不調につながる前に対処ができるはず。また、毎日の食生活が不調を招いていることもあるので、食事の見直しも有効でしょう。今回は女医や管理栄養士の方に聞いた、「体調不良の予兆とNGごはん」をご紹介します。
“便秘や下痢”は自律神経が乱れているサイン?
なぜか便秘や下痢が続くとき、実は自律神経が乱れている可能性があります。今回は自律神経が乱れているときにどういった症状が現れるのか、どのような対策があるのか解説していきます。
自律神経とは
そもそも自律神経というのは、心拍数や消化活動など、私たちの体の機能を自動的に制御するものです。交感神経と副交感神経の2つがあり、お互いにバランスを取り合うことによって、身体の状態を保つ働きがあるんですね。
一般的に、自律神経が乱れると、多くの健康問題が引き起こされる可能性があります(※1)。
便秘や下痢に悩まされている人は…
実は、自律神経の乱れが原因で「便秘や下痢」のような消化器系の問題が生じることがあります。これは、自律神経の働きのひとつに消化器官の動きをコントロールする働きがあるからです。