■前回のあらすじ30時間以上も陣痛に耐え、陣痛間隔は1~2分に。酸素マスクを付け、赤ちゃんを心配しながら、最後の力を振り絞ってがんばるえなり。体力の限界でボロボロでも、なんとか自分を奮い立たせて挑むのでした。■いきむってこんなに難しかったとは…■あと少し!!やっと生まれました!!しかし…赤ちゃんから泣き声が聞こえない。赤ちゃんは大丈夫なの?次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月15日■前回のあらすじ30時間を超える長時間の陣痛に耐え、ようやく子宮口が全開に! あともう少し…といったところで、夫が行方不明に! 夫はどこへ行ったのか?■夫はいずこへ…■行方不明だった夫、発見!どんどん酷い顔になっていく…。すみません!笑それにしても夫よ…。呼ばれるまで陣痛室でゴロゴロしてたことが判明…。さあ、いよいよゴールが見えてきました。赤ちゃんの頭はみえてくるのか…?次回に続きます!次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月14日長男を出産し、初めての育児に戸惑いながらも育児書などで情報を集めながらなんとか慣れてきたころ、女性である自分では経験のない男の子の性器ケアの問題に出合いました。いろいろな情報があり、個人差もあるそう。夫に相談しても記憶にないからわからないという返答に、「どうしたらいいの?」と悩んでいた私の体験談をお話しします。 育児に奮闘するも1つの疑問が…わが家には男の子2人、女の子2人の4人の子どもがいます。今でこそ子育ての経験があるので次男、次女では余裕をもって子育てできていますが、長男を出産したときは、初めての育児にわからないことだらけ。情報を集めながら一つひとつ対応していました。 長男が寝ているときに育児雑誌を見ていると、男の子の性器ケアのことが目に入りました。お風呂に入れたときにきれいに洗ってはいたものの、それだけでは足りない場合があることがわかり、どういうタイミングでどうしたらいいのか疑問だらけ。夫に相談しましたが記憶にないと言われ、ますますわかりませんでした。 ※男の子の性器ケアは清潔に保つことが基本ですが、健診などで、おちんちんの皮をむく「むきむき体操」を指導されることがあります。「むきむき体操」が必要ない赤ちゃんもいるので、健診などで受診した際に医師に相談しましょう。 思いきって相談することに長男は生まれたときに先天性肺炎でNICUに入っていたこともあり、病院に定期健診に行っていました。幸い心配していた後遺症もなく、1歳で病院での定期健診を終えることができたのですが、健診の最後に「わからないことはありませんか?」と先生が聞いてくださったので思いきって性器ケアについて相談することに。 すると、「心配ならやっておきますね」と皮を下げて亀頭を出す処置をしてもらいました。成長とともに自然にという話や、むきむき体操をやったほうがいいなどいろいろな説はあると思いますが、私は小児科の先生に相談して不安な要素がなくなったので長男にとってもよかったのではと思います。 3歳で男の子あるある長男が3歳になったころ、「ちんちんが痛い」というので病院に行きました。トイレトレーニングも終わり、パンツを自分ではけるようになっていたころ、自分でおちんちんを触って菌が入り炎症し、膿が溜まっていました。 病院で膿を出し、消毒してもらい、抗生物質を処方してもらうことに。本人は痛かったようで、それからは触って遊ぶことはしなくなりました。病院の先生からも「きれいに洗って、バイ菌の付いた手ではさわらないようにね」と注意されました。 ママにとって男の子の性器ケアは、自分に経験がない分心配になります。お風呂できれいに洗っていれば成長とともに見守っていてもいいようですが、小さいうちにできることはやっておいてあげられればと思っていました。長男は1歳のタイミングでしたが、高校生になった今、特に問題ないようなので安心しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年03月13日■前回のあらすじお産が進まなかった原因はまさかの回旋異常と判明!! 安産のためにどれだけ努力してきたとしても、結局は赤ちゃん次第なんだと気付くえなりでした。そして、このあと人生最大の痛みが…。■人生最大の痛みは、この時であった…■やった! ようやく子宮口が全開に!人生最大の痛みとは、陣痛マックスのタイミングで子宮口を広げられることでした。次回、ついにいきみます!!し、しかし…こんな大事なタイミングで、戻ってこない夫…。消えた夫はいったい、どこにいったのか?不安とイライラが止まらないのでした…。次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月13日■前回のあらすじ陣痛が始まってから28時間経過。陣痛促進剤は使わずにがんばるえなりでしたが、「破水させた方が、お産が進む」との助産師さんの提案で、人工破水をさせたのでした。■無事に人工破水はしたが…■お産が進まなかった原因が、いよいよ判明!お産が進まなかった原因は、回旋異常でした!!スピード安産のためにたくさんの努力をしても、結局は赤ちゃん次第と気づくえなりでした…。回旋異常には、分娩が進行せず微弱陣痛になるパターンもあるようですが、私の場合は強い陣痛が続いたままお産が進まない、という最悪パターン。さて、赤ちゃんはこのまますんなり出てくるのでしょうか…? 次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月12日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第75話。出産翌日、わが子に授乳をしていたら、想像をはるかに超える吸引力に、和田さんの胸が……!?出産したら突然始まる「お母さん」生活!まだ体はボロボロ、頭もボーッとしている状態にも関わらず、出産翌日はまず授乳&おむつ替え指導を受けました。 「ママならぬ日々」第75話 初産なので当たり前ですが、赤ちゃんにおっぱいを吸われたことがなかったので、娘がちゃんと乳首に食らいついたときは「すごい! ちゃんとここをくわえるってわかってるんだ!」と感動しました。しかしその感動も束の間、思った以上の吸いっぷりにびっくり。おっぱいが痛くて声が出そうになりました。 授乳指導の方に痛くない吸わせ方を教えてもらったものの、コツがうまくつかめないまま、赤ちゃんにげっぷをさせて、おむつの替え方を教わって終了。赤ちゃんを連れたまま入院室へもどって本格的な母子同室が始まり、張り切っていたのですが……。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月12日■前回のあらすじ拷問のような苦痛、疲労、先の見えない絶望…。限界の状態なのに、子宮口がいっこうに開かない現実に大号泣。本当に生まれてくるのか疑問すら感じ始めたえなりに、助産師はアロマバスを勧めるのでした。■とうとう28時間経過…■医師の診断は…すでに限界を超えてるのに、これから陣痛促進剤を使うなんて…結構壮絶なレポになってしまったので、産むのが怖くなってしまう人がいるかもしれませんが…こんな経過を経ても、最終的には出産は感動的で幸せなものだったので、安心してくださいね。次回、子宮口が開かなかった原因が判明します!!次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月11日■前回のあらすじ短くならない陣痛間隔と、いっこうに開かない子宮口。気が狂いそうな痛みになり夫にキレ散らかしてしまいますが、夫は睡魔に勝てずにまさかの熟睡。一人で耐える地獄の長い夜が始まったのです…。■超絶不安な、地獄の夜。夫ぴろは苦しみのど真ん中にいる私を取り残して眠ってしまった。助産師さんも忙しく、完全に一人の戦いになってしまったのです…。※あくまで筆者の体験談です。「私生きてるよね? なんでこんな痛みの中で生きることができてるんだろ?」と意味のわからないことを考えながら、苦しんでいました。■拷問のような苦痛と睡魔とつらさで、身も心もボロボロに…。こんなにつらい夜は人生で初めてでした。気絶しそうな痛みが3分ごとに繰り返される地獄をひとりで何時間も耐えたのに、お産が進んでいなかった絶望。朝、4センチだと言われた時は大号泣。「もう無理」と思いました。しかしこの後、またさらなる「試練」がえなりを待ち受けていたのであった。次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月10日「2人目は巨大児」第53話。陣痛が来るたびに吸引→休憩を4回繰り返し、ついに赤ちゃんが出そうな感覚になるミロチさん。ところが、「いきむの止めて!」と言われて……いきむのを止めるように言われても、体が勝手にいきんでしまうミロチさん。友人のアドバイスである“呼吸が大事”を身を以て実感していると、ついに産んだ感覚が!……と思っていたら、ドパンと謎のしぶきがあがり!? 2人目は巨大児 第53話※医療スタッフのマスクは省略して描いています。※看護師がカーディガンを着用していますが、実際は使い捨てエプロンを着用しています。 赤ちゃんが生まれたことで、詰まっていた羊水が一気に出てしまい、それをもろに受けた看護師さんがびしょ濡れに……。 驚く一幕があったものの……「おめでとう、元気な男の子だよ」 赤ちゃんにようやく会えることができました。 こんなに小さい赤ちゃんが……全然巨大児なんかじゃない……と思っていると、 「4,452グラム、紛れもない巨大児です! しかも超巨大児一歩手前」 新生児なのに重い、声が野太い、毛量多くて頭皮が見えない、貫禄と生命力に満ち溢れた赤ちゃん!「日本人でこのサイズは初めて見ました」と驚きの感想を述べる看護師さん。 さらに、こんなに大きい赤ちゃんを産んだのに、ミロチさんの股が無事! 母に出産の報告をすることにしたミロチさんとパパでしたが…… 次回、「何あれ! 本当に!?」電話越しでも伝わる母の涙、その理由は…… 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年03月09日■前回のあらすじ陣痛がひどくなり、叫んで必死に耐えるほどなのに、ちっとも短くならない陣痛間隔…。さらに追い打ちをかけるように、子宮口がたったの3センチしか開いていない事実を知り…。■痛みに耐えること4時間以上! 子宮口は…夫と「語呂のいい、2月22日(にゃんにゃんにゃん)の日に生まれておいで!」と声かけをしてきたのでしたが…。短くならない陣痛間隔と、開かない子宮口。想定外の連続に絶望…。■あまりの痛さに怒り爆発、その矛先は夫へ…陣痛間隔は短くならないのに…。生きているのがやっとのレベルの壮絶な痛みに耐えてる中で、必死に教えたのに「分からんもん!」と逆ギレされたので、怒りが大爆発!!一人の戦いが幕を開けた瞬間です。苦しみのど真ん中にいる私を取り残して、眠ってしまった夫。「昨日寝てるんだから、妻が命がけで苦しんでる一晩くらい一緒に頑張ってよぉぉぉ。」というのが本音でした(笑)次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月09日■前回のあらすじ豪華な陣痛室に通され、ついに陣痛は5分間隔に。しかし陣痛中以外は何ともなく、ヨガもスクワットも余裕です。そこにおいしい夕食が届いたのでモリモリ食べてしまいました。後に激しく後悔することも知らずに…。■あと4時間で生まれるのかな…だんだん不安に本当に想像を絶する痛みでした…。叫ぶのは良くないと聞きますが、そうせずにはいられませんでした。■立っても座っても歩いても…地獄のような激痛この時は、この痛みがMAXだと思っていました。この後さらに想像を絶する痛みが襲ってこようとは思いもしなかったのです。あ、このレポを読んで怖いと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、最終的には感動的で幸せなお産でしたよ! できることならまた産みたいと思っています!次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月08日第1子を出産後幸せな生活が待っていると思いきや、待ち受けていたのはさまざまな場面で口を出す義理家族との付き合いでした。孫のことを思って言ってくれているとはわかっているものの、いよいよ義理家族の言動に我慢ができなくなる私。でも我慢をしていたのは私ひとりではありませんでした。遠方から何のために来たの夫の実家にとっては初孫のわが子。生まれる前から楽しみにしていてくれたのですが、義母からの「出産時に立ち会いたい」などの要望はお断りしていました。しかし、陣痛が始まった伝えると県外からわざわざ会いに来たのです。夫以外は立ち会いはできないことは伝えていたので、分娩中は近くに義父母はいませんでした。しかし、当時体調を崩しがちになっていた義母は、初孫の顔をガラス越しに見たあと疲れてしまったようでした。 「ソファで横になって休んでね」と伝えたので、義母は私の病室のソファで寝ることに。正直、数時間前に出産した私の横で義母が寝ていてゆっくり休むこともままならず、私は気分がふさがってしまいました。結局義父母が滞在した2日間は赤ちゃんの抱っこは私しか許されず、義父母も仕事があるので帰っていきました。正直何をしにきたのかと首をかしげたくなりました。 3人での幸せな生活に横やり退院後里帰りを経て、3人での生活が始まりました。日中はワンオペでしたが、夫が夜勤の日は帰宅後に哺乳びんでの授乳やおむつ替えなどをお願いして、慣れないながら気持ちも穏やかに生活していました。退院後からは義父母と動画や写真を共有できるアプリで子どもの様子を送り、コミュニケーションをとっていたのです。 しかし、「赤ちゃんが便秘気味なら〇〇を水に溶かして飲ませたほうがいい」と健康食品をすすめてきたり、子どもの後ろでテレビがついている動画をアップすると「小さいころからテレビはよくない」と言ってきたり……。そしてそれは義母だけに留まらず、義母の姉妹や義母方の義祖母からも届き、最後には必ず「育児でわからないことがあれば義母に聞きなさい」と添えてありました。 ついに我慢の限界!初めての育児で不安なことは多かったのですが、自分たちで調べたりかかりつけの産科で先生や助産師さんに尋ねたりしていました。しかし、動画で育児の一部しか見ていない人から口を出されることは非常に腹立たしく、家族であっても助言は不快感しか感じられなかったのです。そしてある日、私は溜まった気持ちを、「義家族はどうしてあれやこれやと口を挟んでくるの。私の子どもだよ。お義母さんの子どもじゃないでしょ。もう何も言ってきてほしくない!」と、大泣きしながら夫にぶつけました。 夫はきちんと話を聞いてくれて「気持ちはわかったよ。でもママだけの子どもだけじゃなくて2人の子どもでもあるんだからね、一緒に育てよう」と言ってくれたのです。その後夫が伝えてくれたようで、義理家族からの助言は減っていきました。以降、穏やかな気持ちで育児に専念できたのです。 我慢していたのは私だけではなかった退院後は私の実家へ里帰りしていたのですが、慣れない育児に不安になっていたので、近くにいてほしくて夫には私の実家から会社に通ってとお願いしていました。しかし自宅のようにマイペースに過ごせず、私の実父母が常にいてゆっくり過ごすことはできなかったようでした。 「やっぱり自宅から会社に通うよ」と夫から言われ、結局1カ月の予定だった里帰りは2週間で終了し、3人で自宅に戻ったという経緯がありました。夫に自分の不満をぶつけたあと、我慢していたのは自分だけではなく夫も思うことはたくさんあったのだろうなと気づくことができました。 きっと私は産後のガルガル期だったのでしょう。しかし、産後のメンタルの状態を周囲に理解していてほしかったというのが正直な気持ちでした。ですが夫にも同様に我慢を強いていたのだと思うと、義理家族との付き合いの負担はお互い様だと感じました。現在第2子を妊娠中ですが、産後に同様のことを繰り返さないように、事前に話をして周りに理解してもらう努力をしていきたいと思います。 著者:山田えいみ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年03月07日■前回のあらすじ待ちに待った陣痛が到来し、トントン拍子に入院が決定。バースプランの確認をし、恐怖の点滴の1回目も無事に済ませ、もうすぐ生まれる! と期待で胸がいっぱいになったのですが…。ようやく本格的な出産レポに入っていきます! 1話目でご紹介した通り、スピード安産を目指していろいろと努力したんですけどね…。この連載、全部で16話あります。今回まだ6話目。ということは…うん、お察しの通りです…。■まるで高級ホテル! 天国のような環境だが…■母と会話しながらとにかく耐える!痛みの質が変わってきていますが、この時はまだまだ余裕。いざ、次回より壮絶レポートの幕開けです!次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月07日■前回のあらすじ予定日2日前、いよいよ陣痛がやってきた! 10分間隔を確認するも痛みの波は落ち着いていたため、夫とふたりきりのラストランチデートを堪能。しかしその後痛みが増し、いよいよ病院に電話することに…。■想定通りの陣痛到来、このまま順調にいくのだろうか…■入院が決定! いよいよ出産間近!?そ、そしてついに…。めちゃくちゃ痛くてつらい点滴を、なんとかクリア!あと8時間の辛抱だと思うと、ソワソワが止まらないえなりなのでした。しかし、順調に進んで来られたのは、このあたりまでだったのです…。次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月06日■前回のあらすじ前駆陣痛もないまま予定日3日前を迎えたプレママ・えなり。日課の8キロウォーキングを兼ねたカフェめぐり、夫との外食を楽しんでいましたが、その夜お腹に変化が!?■つ、ついに、陣痛がきた!?生理痛で腰などが痛くなったことのないタイプですが、今回は腰とお腹が定期的にキューっと痛い感じでした。味わったことのない感覚だったので、これは陣痛では!? と気づけたのです。この時もまあまあ痛かったけれど、今振り返るとまだまだかなり軽いものでした…。このまま順調に入院できるのか? えなりの運命は…?次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月05日■前回のあらすじ健診でお腹の赤ちゃんが大きくなっていないと言われたえなり。さらにGBS陽性の発覚により、大嫌いな点滴をしながらの出産が確定し、また不安に押しつぶされそうになるのでした。■予定日直前、産まれる気配ナシ…?ちなみに出産直前まで歩き回ってた私ですが、万が一外で破水した時のために病院で習った通り、以下のセットを持ち歩いてました!・バスタオル・夜用ナプキン数個・大きいゴミ袋数枚(汚れ物入れや、タクシーに乗る時羊水で車内を汚さないためなど)■お腹が張る…これは陣痛のきざし?これが、待ちに待った陣痛の到来なのか!? いよいよ、出産レポが始まります!次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月04日妊娠・出産でたくさんの苦難を経験したあさのゆきこさんの記事「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」は、「妊娠・出産は奇跡だ」と大きな反響を呼びました。そんな命の尊さに感動したというコメントとともに読者アンケートで多かったのは、あさのさんがつづるリアルな気持ちに対しての「涙が止まらなかった」という声でした。読者はどんな場面に心を動かされたのでしょうか。■次々と起こる妊娠トラブル漫画家のあさのさんは、結婚後しばらくして妊娠。その後、妊娠8週目の検診で心拍が確認できず、繋留流産してしまいます。療養後やはり「子どもがほしい」と思ったあさのさんは妊活を再開し、数ヶ月後に妊娠。妊娠中は切迫早産の危険で入院することにもありましたが、9日後に退院。そして迎えた臨月…、それは起こってしまったのでした。その夜、あさのさんは腹痛に襲われます。いつもよりおなかの張りが強く、迷った末、夜中病院に電話し相談した上で病院へ。医師が来て急にあわただしくなる病室…。そして、緊急の帝王切開をすることに。わけもわからず手術台に上がったあさのさん。処置が始まり、その直後目にしたのは…。しかし、しばらくすると小さな泣き声が聞こえてきます。「生きてる!」ホッとしたのもつかの間、赤ちゃんはNICUのある総合病院に運ばれ、母子離れ離れになるのでした。産後、医師から「常位胎盤早期剥離を起こしていた」と聞いたあさのさん。仮死状態で産まれ、脳に後遺症が残る可能性もあると知ります。自身は約1.5リットルの出血と麻酔が切れたことで激痛に襲われ、頭はもうろうとしていました。赤ちゃんに付き添って総合病院に行っていた実母が「脳波もレントゲンでも異常ないって」と報告してくれますが、それを信じられません。産んだはずだけど、そばにいないから実感が湧かない。さらには産まれたとき赤ちゃんが真っ白だったことのインパクトが強すぎて、「大丈夫だよ」と言われても信じられない。不安な気持ちを抱え、良くないとわかっていながら赤ちゃんの診断名である「重症新生児仮死」「低酸素性虚血性脳症」の後遺症や予後を検索しまくり、落ち込むのでした。さらにあさのさんの病室はナースステーションの目の前で新生児室が近く、赤ちゃんたちの元気な泣き声が聞こえてきます。赤ちゃんの声を聞いたあさのさんは…、「みぞれ(赤ちゃんの名前)は喉に挿管されているので泣くことができません。このとき、みぞれはもう泣けないかもしれないと思っていて、元気な赤ちゃんの声を聞くのがとてもつらかった」「後遺症が残ったらどうしよう… なんでうちの子じゃなきゃいけなかったの…!」赤ちゃんの無事を目の前で確認できないことで、どんどん悲観的な気持ちになってしまうのでした。入院5日後、それは思いがけず決まりました。外出が認められ、赤ちゃんに会いに行けることになったのです。看護師さんも夫も「やっと会えるね!」と笑顔。しかし、あさのさんは怖くてたまらないのでした…。勇気を出して初めて対面した我が子、あさのさんはどんな感情を抱いたのでしょうか?■自分のことのように涙が止まらない! 読者の声あさのさんの心情を表現する言葉は、とても辛く苦しいものです。しかし、それらは読者に、妊娠・出産のときの思いを共有できる「仲間の声」として届き、大きな励ましとなったようです。思わず、あの日に戻った気がしました。涙が出て止まりませんでした。つい自分の体験と重なってしまいコメントしました。 流産を経験してから、他人の妊娠や出産の話題を聞くのが嫌になったり、自分自身が喜んであげられずモヤモヤしていたので、同じように悲しみと戦っている人がいると思えてうれしかったです。長女が2歳のころ第2子を妊娠。でも、妊娠18週で胎児死亡を経験しました。今いる子がいなくなるよりマシ。旦那さんになにかあるよりマシ。いろいろな「マシ」を探して産んであげられなかった子に背を向けました。1週間ほどして火葬。火葬の日はクリスマスでした。長女には本当に申し訳ないけど楽しく過ごすことができない1日になりました。でも、手紙とともにお空へ送ってあげて一区切り…。一段階だけ区切りがついたような気がしました。 私にはまだ長女がいたのが救いだったと思います。(常位胎盤早期剥離を)交通事故と思うようにしたというところが、私と同じで、泣けてきました。 苦しかっただろうと思います。心配させまいとして、赤ちゃんは大丈夫だと言ってる… 同じく新生児仮死、一部早剥を起こしてた私も、新生児科医に対してそう思っていました。低酸素性虚血性脳症の方の記事を見て、自分と重なってしまいます。共感し泣いてしまいました。初めて我が子と対面したときのこと、心境わかります。生きていてほしい、これから人生どうなるんだろう、この子にできることは何か? 私の場合は子どもは亡くなったのでそこで区切りがついていますが、生きている子どもだってたくさんいます。高度な医療が受けられるのは大変素晴らしいことですが、保護者や家族の心労は計り知れません。命ってなんだろう。助かる命、助けなきゃいけない命、人間らしい生き方って何? 人も自然の中では生き物。自然の摂理って? ふと考えることも多くなりました。NICUで赤ちゃんと対面した時の「今日も生きていてくれた」という感情にすごく共感しました。 毎日楽しみに拝見していました。私も訳あって緊急帝王切開となり、こどもと対面する時間もなくそのままNICUに連れていかれて2週間一切会えませんでした。記事と同じように、私が先に退院しました。私も「赤ちゃんのお世話がない分、回復に努めることができてよかった」と当時から思うようにしていましたが、やはり赤ちゃんに会えないことの寂しさはありました。母子ともに何もなく健康だったため今は育児真っ最中です。 泣き止まないときなど嫌になることもありますが、あさのさんの漫画を読むと、赤ちゃんに会いたいと思って泣いていた日々が思い出され、涙が出るとともに(産後まだ涙腺はゆるいままのようです)、一緒に過ごせることのありがたさを実感させられました。妊娠は不安の連続だと思います。その時に旦那さんがどれだけ分かってくれるかどうかが大切だと思いました。あさのさんと同じように大変な体験をされた方から届いた、切実な気持ちや胸が苦しくなるような共感の言葉。命は尊く、出産は奇跡であることを改めて痛感します。予想外のトラブルが次々と起き、そのたびにたくさんの葛藤や決断を迫られてきたあさのさん。苦しい思いをしたその先に待っていたものは…。心を揺さぶられるあさのさんの出産の記録は、ウーマンエキサイトに掲載されています。▼漫画「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」
2022年03月03日長女を出産してから約1年後、やはりきょうだいをつくってあげたいと思い、2人目を考え出しました。2人目は2歳差を希望していた私。結果わが家は2歳差ずつの3姉妹となったのですが、そのときに考えた、なぜ2人目が欲しいのか、ひとりっ子ではなくきょうだいをつくりたいのかという理由、そして2人目が2歳差であることのメリット、デメリットについてお話しします。 2人目が欲しかった理由私も夫も長女をひとりっ子にしたくなかった理由……それは、私は4人姉妹、夫は8人きょうだいと、多くのきょうだいのなかで時には切磋琢磨し、時には力を合わせながら一緒に育ってきたからです。私自身、今でも姉妹とても仲が良く、頻繁に連絡を取り合っています。 お互い頼りにし合い、今も昔もみんながいてくれてよかったなと思います。小さいうちは一緒に遊ぶ仲間として、大きくなってからは頼れる仲間として、一番身近な存在がいるといいなという思いで、2人目を考えたのです。 2歳差のメリットまずは、姉妹の歳が近いので一緒に遊べること。上2人はもちろん喧嘩もしますが、お互いいないと寂しいと言うほど、一緒にいることが楽しいようです。2人目が生まれる前は、私が家事をしなくてはいけないときに遊び相手がおらず、長女には寂しい思いをさせてきました。 今では2人で遊んでくれるので、母としては少しラクだなと感じることもあります。その他に、2歳差だと幼稚園や学校に一緒に通えて受験や入学もかぶらないこと、生活リズムが大きくはずれないこともメリットだなと感じています。 2際差のデメリット2人目妊娠中に長女が1歳児で、抱っこもまだまだ必要な時期でした。出産してからも0歳児を抱えながら、魔のイヤイヤ期を迎える2歳児と向き合うことになったので、今振り返ればとても精一杯で、次女が赤ちゃんのときの記憶が長女ほどないのが事実です。 また、私は育休を取っていたので、育休明けすでに妊娠しているという状態でした。育休明けの仕事についての話し合いの場で妊娠報告をしましたが、正直気まずかったです。数カ月復職してまたすぐ産休に入るので、収入の面でも影響がありました。 メリット・デメリットいろいろとありますが、わが家は2歳差でとてもよかったと思っています。10年ほど働いていた職場に迷惑をかけてしまったことは心苦しかったですが、小さな子どもたちが一緒に遊んでいる姿を見ると、うれしくて幸せで涙が出そうになります。赤ちゃんは授かりものなので、欲しいと思ってできるものではないですが、タイミング良くわが家にやってきてくれた子どもたちに感謝しています。 監修/助産師REIKO著者:北川なつみ5歳、3歳、1歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。
2022年03月03日■前回のあらすじ妊娠初期の不安な毎日を乗り越え臨月に。ウォーキング、ソフロロジー式、マタニティヨガ、マタニティエアロビクス、ラズベリーリーフティーなどいろいろと実践し、スピード安産を目指したのでした。■もうすぐ会えるという時なのに…赤ちゃんが全然育ってないし小さい…と言われ、不安で不安で大泣き。お腹の中にいると見えないから、とにかく早く出てきてほしかった。エコーの体重の方は、あてにならないとの説もあったので、心配しすぎずポジティブにいようと思い直したのです。■赤ちゃんはきっと大丈夫! と思えた矢先に…GBS陽性もよくあるそうでしたが…私は点滴が苦手なので、めちゃくちゃ不安になりました。点滴しつつの出産はどうだったのか? はこれから描きますのでご期待ください!次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月03日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第74話。出産翌日にお風呂に入ってサッパリと思ったら、なんとシャワールームには大量の血! 一体何が……!?今回はちょっと痛々しい表現がありますので、苦手な方はご注意ください。 出産翌日、医師の診察のあと、シャワーの許可をいただきました。夜は出産したときのガウンのまま寝たので、汗臭いし、いろいろ汚れもついていて、ちっともリラックスできませんでした。シャワーOKと言われて、「やっとサッパリできる〜!」と、大喜び。お股の痛みに耐えながら、ヨロヨロとシャワールームへ入りました。ところが……。 「ママならぬ日々」第74話 大袈裟でなく、本当に血の海(汗)。流しても流しても血が出てくるので、着替えがすごく大変でした。脱衣室を汚さないよう、シャワールームでティッシュなどをこまめに使いながらなんとか着替え、サッパリはしたものの、ドッと疲れたのを覚えています。(ちなみに出血については、あとで確認したところ、問題ないレベルと言われました) そのあと、ひと息吐く間もなく、授乳指導へ……。忙しい1日が始まりました。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月03日※あくまで筆者の体験談です。分娩時の痛みの感じ方や分娩の進み方は個人差が大きく、効果や効能を保証するものではありません。はじめまして! 2歳になったばかりの男の子を育児中のコミックライター・えなりです。この漫画は、出産直後にハイになって、細かく出産の状況をメモした内容を元に描いています。第1話目では、プレママ・えなりがスピード安産を目指して実践してきた方法を紹介します。■不安だらけの妊娠初期を乗り越え、臨月に突入!未知との戦いに万全の体制で挑もうと意気込むプレママ・えなり。あたかもスピード安産が確約されたかのような、根拠なき自信に満ち溢れているが、その運命やいかに…。次回に続く「未知との戦い! えなりの出産奮闘レポ」(全16話)連載は12時更新!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年03月02日「出産レポ描くってよ」第23話。分娩台へ移動し、「いきみたい!」という感覚が出てきたちゃぁこさん。看護師さんが急いで先生を呼ぶと、先生から「いきんでいいですよ」と許可が出ます。「これで産む!!」そう心に決め、必死にいきむのですが……!?(※コロナ前の出産のお話です)23話約20時間をかけ、ついに出産!! 「どぅるん」という音とともに出産を無事に終えたちゃぁこさん。 看護師さんや先生からは「おめでとう」「頑張ったねー!!」と労いの言葉が! 出産を終え、ホッとしたちゃぁこさんは放心状態に……。 最後は家族3人で記念撮影! 無事に赤ちゃんが生まれた喜びを旦那さんと一緒に噛みしめるのでした。 ◆ちゃぁこさんの「出産レポ描くってよ」はこれでおしまいです。ご愛読くださり、どうもありがとうございました! 著者:マンガ家・イラストレーター ちゃぁこちゃぁこと申します。2児の母です。いつも明るく元気いっぱいな子どもたちと夫との4人家族。インスタグラムで育児エッセイ漫画などを描いています!
2022年03月02日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第73話。無事出産して幸せ気分なはずなのになぜかモヤモヤ、その理由とは……!?夫と母はそれぞれ自宅に帰り、私は個室に移動。ひとりでゆっくり幸せ気分で休めればよかったのですが、なぜかモヤモヤとした気持ちが襲ってきました。 「ママならぬ日々」第73話 一番気になったのは、なぜ母子同室なのに赤ちゃんが新生児室に預けられたままなんだろう?ということ。忙しそうな助産師さんにあれこれ言うのもはばかられて、理由を聞くことができず、もやもやしたままベッドに入りました。あとで聞いたところによると、出産当日の夜だけは私がゆっくり休めるように、との配慮だったそうです。 今思えば、そんなに焦らなくてもよかったと思います。でも、そのときは「早くおっぱいをあげないとまずいんじゃないか?」「もっと抱っこしたかったのにできなかった。したほうがいいんじゃないか?」という考えに捉われてしまっていました。 出産したばかりの晴れ晴れとした気持ちは薄れて、じわじわと忍び寄るマタニティブルーズの影……。そんな思いとは裏腹に、翌日からは怒涛の新生児お世話マラソンがスタートするのでした。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月02日妊娠・出産。多くの人が経験してきたことであり、つい当たり前のことに思えてしまうものですが、すべてが順調にすすむとは限りません。あさのゆきこさんの連載「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」は、ひとつの命を授かり無事出産することが、どんなにすごいことなのか気づかされるとともに、「命って尊いものなんだ」と改めて真摯(しんし)な気持ちにさせてくれる連載です。■次々と困難が降りかかる妊娠・出産主人公のあさのさんは30代の漫画家。以前は東京に暮らしていましたが、結婚を機に地元の京都に戻りました。結婚して半年後、あさのさん夫婦は妊活を始めます。そして、初めての妊娠が発覚! 自分のおなかに赤ちゃんがいるんだ! と不思議な気持ちになったり嬉しくなる反面、仕事が大事な局面を迎えていることもあって、不安で急に涙が流れてしまうことも。そんなある日、妊娠8週で検診に行った際に悲しい事実が発覚します。赤ちゃんの心拍が確認できなかったのです。医師から告げられたのは、繋留流産。あさのさんは、仕事のことを考えて妊娠を素直に喜べなかった自分を思い出し、罪悪感と喪失感でいっぱいになるのでした。流産をしたことで、あさのさんの「赤ちゃんがほしい」という気持ちがより強くなります。療養後、妊活を開始。しばらくして、なんと「赤ちゃんが来てくれた」のです! しかし、前回の流産があったことから、「何かあるかもしれない」と喜びすぎないようにするあさのさんでしたが…。エコーで赤ちゃんを見たことで、妊娠を実感したのでした。しかし、今度の妊娠には、つらい出来事がたくさんありました。妊娠7ヶ月の終わり頃、あさのさんに最初の異変が訪れます。おなかの張りが強く切迫早産の危険があり、急遽入院することに。その後9日間の入院でおなかの張りは落ち着き無事退院。「大変な思いをしたんだから、もうトラブルは起こらないよね?」退院時にそう思うあさのさん。しかし…。臨月に入ったばかりのある夜のことでした。腹痛が起こり、おなかはずっと張りっぱなし。「何かおかしい…」と迷った末、夫を起こして病院へ行くと…。常位胎盤早期剥離とは、正常に付着した胎盤が赤ちゃんの出る前に子宮からはがれてしまうこと。そうなると、赤ちゃんは胎盤から酸素をとれなくなってしまいます。お願い! 無事に産まれてきて!果たして、あさのさんの出産は? 赤ちゃんの容体は? 早く無事を知りたくて、祈りながら読み急いでしまうこと必至の展開です。■妊娠・出産は奇跡の連続! 読者のコメントあさのさんの出産記録を読んだ読者からは、「妊娠・出産は奇跡だ」という声が多く届き、また自分の出産のときに起きた出来事や、そのとき抱いた感情を思い出す人もいました。改めて、命の尊さを思い知らされました。そして、みんな当たり前のように妊娠・出産できるとは限らないと気付かされました。私はたまたま元気な子を出産できましたが、私の身に起こっても何ら不思議ではない出来事だなと思いました。我が子を大切に大切に育てたいと思いました。いつも思うのですが、皆さん「普通」に出産できて「普通」の子が産まれてくる事をイメージしすぎじゃないですか? ネガティブになれとは言いませんが、「普通」がいかに幸せなことか考えてほしい。20歳で出産した。保育の専門学校時代60人1クラスだったが、このクラスで障がいのある子の親になる人は、3、4人いると言われた。また、心室中隔欠損は100人中2、3人の確率と言われた。若いからって障がいや病気の子を産まない保証はない。宝くじに当たる確率より高い。自分が健康で生きてこれたのが当たり前ではない事に感謝した。緊急帝王切開のときの泣き声が聞こえない不安…スゴくわかりました。ここまで書いていただきありがとうございます。 怖かった…ひたすら怖かった。でも…覚えててよかったと思っています。妊娠もお産も、自分が思い描いた出産と違うんだなと経験して知りました。計画的に立ち会い出産などできるのは幸せだと思います。妊娠から出産までの時間も大切ですが、出産後こそ一番ママの体をねぎらってほしいです。お産にどんな事が起きても、頑張って生まれてきてくれた我が子は愛しいですし、本当に奇跡だと思います。出産は人それぞれ違って、大変。 とりあえず、無事生まれてよかった。 異常時は産声が本当に嬉しい。 よく、異常に気付けたなと思う。 それだけ、通常と違ったのかな…と。 当時まだネットなどの情報はあまりなく若かった事もあり悪い事がおきるなどと考えもしていませんでした。この記事にある早期剥離の時の本人と赤ちゃんの死亡率を見てあらためて思い出す怖さと無事に出産できたことに感謝しました。出産ってほんとに母子が生きてることがどれだけ幸せなことか改めて気づきました。当たり前に思ってても次もし妊娠したら自分がその立場になるかもしれないという「命懸け」な事なんだって感じました。読者のコメントを読んでいると、誰の妊娠出産にもそれぞれドラマがあるのだと気づかされます。大切な我が子をおなかで育て、命がけで産む。ずっと昔から人類が経験してきたことですが、どんなにテクノロジーが進化しても、妊娠出産に関してはすべてをコントロールすることはできないはずです。だからこそ、胸に響くドラマが生まれるのでしょうね。赤ちゃんとあさのさんのその後は、ウーマンエキサイトに掲載されています!▼漫画「出産の記録~低酸素性虚血性脳症の娘と私」
2022年03月01日「出産レポ描くってよ」第22話。陣痛の痛みが変わったことで、ナースコールを押したちゃぁこさん。看護師さんを呼び、内診が終わると、分娩室へ移動することに! 背を向けた看護師さんとちゃぁこさんの2人の後ろ姿を見た旦那さんは、ちゃぁこさんの背中の服が擦れていることに気付いてしまいます。さて、いよいよ出産も間近!? どうなるのでしょうか……!?22話初めての分娩台! ついに出産!? 分娩室へ移動するものの、5分、10分……と時間が経過。 すると隣から妊婦さんの叫び声が聞こえてきます。 叫び声に驚きながらも、ひたすら痛みに耐えていると赤ちゃんの産声が……! そして、そうこうしているうちに、看護師さんが様子を見に来たのですが、 「また何かあったら呼んでね! 」と言い残し、去ってしまって……!? 著者:マンガ家・イラストレーター ちゃぁこちゃぁこと申します。2児の母です。いつも明るく元気いっぱいな子どもたちと夫との4人家族。インスタグラムで育児エッセイ漫画などを描いています!
2022年03月01日私は4人の子どものうち、3人目と4人目を11カ月差で出産しました。1人目と2人目は5歳差、2人目と3人目は6歳差と、上の子たちはそれぞれ歳が離れていたので、今回初めて年子を経験することに。11カ月差の兄弟を産んで、実際に感じたことをご紹介したいと思います。妊娠初期と後期がきつかった!私は妊娠初期に眠気が強く現れるタイプなのですが、ちょうどその時期に3人目である次男は、授乳間隔がまだ3時間おき。なおかつ夜泣きが始まりだしたことなどもあり、体力的にも精神的にもつらかったです。また、つわりのピーク中に離乳食作りをしなくてはならず、お粥のにおいが非常につらかったです。 妊娠後期になると大きいおなかで、まだ歩けない体重10kg弱の次男を抱っこしなければならず、腰痛が悪化しました。それに加えておなかの赤ちゃんが下がり始めてしまい、自宅安静を指示されてしまったのです。しかし、1歳前の子がいては安静にしていることも難しく、妊娠後期もかなり苦労しました。 産後は同時に泣き出しカオス状態に…4人目である三男が生まれたとき、次男はまだ生後11カ月。どちらかが泣くともう一方も泣き出してしまい、夫が仕事でいないときなど、ひとりで2人をあやすのはひと苦労。三男はまだ新生児のため、2人を同時に抱っこすることもできず、まずは次男、次に三男と、代わる代わる抱っこをしたりあやしたり……。 2人の泣き声が部屋に響き、家の中はまさにカオス状態でした。また三男と次男の授乳時間が重なると、2人の泣き声に急かされながら、育児用ミルクを2本調乳しなければならず、地獄のような産後を経験しました。 弟に興味を持つ兄と、兄が怖い弟次男が1歳を過ぎたころ、弟である三男に興味を持つように。生後2カ月の三男に近づきしばらく見つめたあと、三男の口や鼻の穴に指を入れようとしたり、突然叩いたりといった行動をとるようになりました。 三男はその都度大泣きし、次第に次男が視界に入るだけで泣いてしまうようになってしまいました……。常に2人の行動から目が離せず、神経をすり減らしていました。 次男にお兄ちゃんの気持ちが芽生え始めた?次男が1歳3カ月になり、三男が生後4カ月になったころ、次男が三男をかわいがるようになりました。頭をなでたり、抱きしめてみたり、時には顔にチュッとするようなしぐさをしたり。そして三男が泣き出すと、いないいないばぁをしてあやそうとしたり、おしゃぶりを持って行ったりと、お世話をしようとするようになりました。 そのころから三男も次男に心を開き始めたのか、次男を見ても泣かなくなりました。次男はまだ1歳3カ月なのに、もう立派なお兄ちゃんなんだなぁと感心してしまいました。歳が近い兄弟だからこそ、こういった経験もできたのだと思います。 3人目まではそれぞれ歳が離れていたので、同時に手が掛かることの大変さを経験していませんでした。今回11カ月差での妊娠、育児を経験し、年子の大変さを痛感しました。でもそれと同時に、歳が近い兄弟ならではの成長を見られ、年子っていいなあと感じています。これからも下の子2人の成長を、家族みんなで楽しみながら見守っていこうと思います。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2022年03月01日わが家は10歳になる長男を筆頭に、2歳差で5人子どもがいる大家族。私は父親として、4人の子どもの出産に立ち会いました。しかし、5人目は出張で立ち会えず、長男と長女に立ち会ってもらいました。 そんな5人の子どもの立ち会い出産について、今回は父親目線での出産をお話したいと思います。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声をご紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 一緒にヒーヒーフー長男は10歳になりますが、今も鮮明に思い出す出産立ち合いの場面。そのときは、人の体から人間が出てくるというのは、なんだか想像がつきませんでした。苦しそうな陣痛時間、分娩台では自分も足に力を入れそうになるぐらい緊張し、気付けば一緒に息を吸ったり吐いたりしていました。1時間の分娩で元気な長男が誕生しました。その瞬間は、涙をこらえるのに必死でした。 経産婦は進みが早いと言われていたが…2人目の出産、経産婦なのでお産の進みが早いといわれていたのですが、妻は分娩の恐怖からか、体が硬くなりお産が進みませんでした。 妻が少しでもリラックスできるよう、陣痛の間、長男の成長記録を一緒に見ていました。ふと振り向いた瞬間、妻はうずくまり、明らかにおかしい様子。いつの間にか子宮口が全開大になっており、あれよあれよという間に長女が誕生しました。3人目、4人目は本人も驚くほど落ち着いて出産していました。毎回同じ病院で出産しているので、妻も私も、看護師さん、助産師さんと顔なじみになり、話がしやすく、分娩後もいろいろ話をしました。 5人目だけは立ち会えず5人目は陣痛前から出張に出かけていたので、どうしても立ち会うことができませんでした。しかし、代わりに長男と長女が出産に立ち合ってくれたのです。 苦しそうだけれど頑張っている母親の姿、弟の誕生の瞬間、へその緒カット、赤ちゃんの処置、大きな胎盤、いろいろな場面を見せてもらったようです。「赤ちゃんはどうしてやってくるの?」、「僕たちもこうやって生まれたんだね」とたくさん話をしてくれました。立ち会った長男と長女はよく弟の世話をしてくれます。 わが子の誕生の瞬間は、「感動」の2文字しかありませんでした。出産はほんとうに大変そうで、頑張ってくれた妻はもちろん、立ち会ってくれた子ども、元気に生まれてきた赤ちゃんみんなに感謝しています。子どもが大きくなってくると、反抗期に入って会話が少なくなることもあるかもしれません。それでも子どもの誕生日には、それぞれの誕生の瞬間について思い返し、感動を家族で共有する特別な日にしたいと思っています。そして、生まれてきてくれたことへの感謝を伝えていきたいです。 著者:おのうえたく2男3女の父。趣味:読書、イラスト。サラリーマンとして働く傍らにぎやかで合宿のような大家族の日常を執筆中。
2022年02月28日SNSの総フォロワー数は350万人超え! YouTubeでは、旦那さんと一緒に楽しそうに育児をする姿が話題の「くみっきー」こと、舟山久美子さん。2021年に出産し、現在生後5カ月の息子さんを子育て中です。 舟山さんに妊娠、出産、育児でのエピソードをインタビュー。妊娠中や出産後に大変だったこと、旦那さんが積極的に育児に参加してくれるようになった秘訣など、たっぷりお話しを伺いました。 芸能人・有名人ママのインタビュー連載がスタート!ママたちに人気の芸能人・有名人ママに、妊娠・出産・育児エピソードのリアルを教えてもらいました。 妊娠中、大変だったことは何ですか? 「妊娠8カ月以降は、おなかが大きくなって日常生活でも体を気にすることが多かったです。寝るときや靴を履くとき、重いものを持てなかったり……と今まで普通に出来ていたことが難しくなって、それが大変だったなという印象が残っています。さらしをおなかに巻かないと歩くのもつらかったです」 出産して、一番変わったことは何ですか?「生活スタイルが一変しました。産前は、仕事も日によってバラバラなので、起きる時間も違いましたが、産後は子どもの生活リズムを作るために、毎朝6:30~7:00には起きています。生活リズムが整いましたね」 育児・仕事をしていて大変なこと、つらかったことは?「最初は、一人で頑張りすぎてしまって、育児と仕事を両立するのが難しかったです。“仕事は自分がやりたくてやっていることだから”と思って、育児は完ぺきに、仕事も今まで通りにこなさなきゃと思っていたんです。 でも、ただでさえ初めての育児で、子どもが中心の生活に変わって、今まで通りにいくはずもなく……。 例えば、外で仕事をするときには子どもを連れて行くんですけど、今までと出勤時間が変わらなくても、かなり前もって準備をしないと家を出られない。そういうことが続いて、頑張りすぎることをやめました。今、目の前にあることをやろうと思うように変えると、お仕事も育児も楽しめるようになりました」 ―それをどうやって解決しましたか? 「一人で頑張りすぎず、周りにいる人に助けてもらうようにしました。夫や私の家族、マネージャーさんが現場で子どもの面倒を見てくれたりもするので、いろんな方を頼りながらできているなって今は感じます」 旦那さんが育児に積極的になったきっかけは? 「旦那さんは元々、積極的に育児をしたいという気持ちは強かったんですけど、何をしたら良いかが分かっていなかったんです。なので、生後2カ月くらいのときに思い切って“美容室に行きたい”と旦那さんに子どもを預けてみました。 2人きりになったことがなかったので、最初は“一人でできるか不安だよ”って言っていたんですけど、いざ自分がやらなきゃいけない環境になると、やるべきことがわかったみたいで。帰って来たときには2人の絆ができていました。パパとしての自信もついたみたいです。 旦那さんが積極的に息子のお世話をしてくれたときに、めちゃくちゃ褒めると、息子のお世話をよくしてくれるので、助かっています!」 育児をする上で、一番大事にしていることは?「(息子に)この世に生まれてきてよかったと思ってもらいたいっていうことを一番に考えています。例えば、泣いていたらすぐに寄り添って抱っこしてあげるとか、不安要素をできるだけ取り除いてあげるようにしています」 「子どもがいてよかった!楽しい!」と思える瞬間を教えてください「私は天気が良くて晴れているとか、ちょっとしたことでも嬉しくなるんですけど(笑)。一番幸せなだなって思うのは、休日に旦那さんと息子がすっごく楽しそうに遊んでいるのを見てるときかな。5カ月前には見ることができなかった光景だから。 旦那さんがどんどん父親になっていく姿とか、息子の成長を感じられて、子どもがいる生活っていいなって。2人の姿を見ているときに幸せだなって感じます」 上手に息抜きをするポイントは?「産後1カ月は自宅から出られなかったので、特に息抜きが難しかったです。この時は、ハーブティーに助けられました。肩の力が抜けて、心のバランスが整うんです。 息子がちょっと寝てくれたときに、よく飲んでいます。コスメキッチンの『メリッサ』っていうハーブティーが一番お気に入り。 他には、1日5分でもいいから、自分の好きなことをする時間を作ること。スキンケアをしたり、ハーブティーを飲んだり、子どもが寝たあとにドラマを観たり。自分の好きな時間を持つと笑顔になれると思います」 ※ハーブティの飲用について、体調や生理中、妊娠中などで不安がある方は、お医者様にご相談ください最後に、ママたちへメッセージをお願いします!「私は産後すぐから“良いママになろう”と必死になっていました。ただでさえ初めてのことだらけで上手くいかないのに、それプラス“良いママになろう”と、自分で自分を追い詰めていたんです。 でもあるとき、自分の笑顔が無くなっているなって気づいて。旦那さんと些細なことで喧嘩することも増えていました。だから、頑張りすぎないって決めたんです。 ママも赤ちゃんも、毎日何もしていないように見えても、生きているだけでとーっても頑張っているなと思うんです。ママの笑顔が家族の笑顔につながると思い、楽しく育児をすることが大切だなと感じています。 しっかりやるところと、上手に息を抜けるところのメリハリをつけると、育児を楽しめるようになるのかなって思います。ママのみなさん、私もまだまだ新米なので、一緒に頑張りましょう」 ◇◇◇ 舟山さん、ありがとうございました! 子育ても家のことも、一人で全部やらなきゃいけないと思ってしまうママは多いのではないでしょうか。周りの人に頼ったり、息抜きのポイントを伺うことができて、とても参考になりました。 次回は、そんな舟山さんの【育児ルーティン】をご紹介。ぜひ、チェックしてくださいね。profile:舟山久美子1991年4月29日生まれ。16歳の時にモデルデビュー。雑誌「Popteen」の専属モデルを6年間勤め、連続表紙17回、通算37回の表紙起用を記録。またファッションやビューティー関連を発信をしているSNSの総フォロワー数は約350万人を突破。2013年に立ち上げたファッションブランド「MICOAMERI(ミコアメリ)」は9年目を迎え、“骨格診断アナリスト協会認定骨格診断アナリスト”や“日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ”の資格を取得し、今までの経験も活かし様々な分野でのプロデュース業にも精力的に取り組んでいる。2021年9月に男の子を出産。
2022年02月27日4歳の娘と生後7カ月の息子を育てています。息子を出産後は仕事から早く帰ってきてくれ、家事も積極的にしてくれていた夫。しかし2カ月経ったころに仕事で遅くなる日が続きました。最初は「今だけ」と話していたのですが、一向に早く帰ってくる気配がなくなり……。 帰宅時間が遅くなった夫息子を出産したあと、夫はお風呂の時間に間に合うようにと朝早めに出勤し、早く帰ってきてくれるようになりました。そして息子が生後2カ月になったとき、「1週間だけ仕事で帰るのが遅くなる」ということで、その1週間は私ひとりで2人の子どものお風呂から寝かしつけまでをしていました。 しかし1週間が過ぎても一向に夫の帰りが遅いまま。「まだ忙しいの?」と聞いても、「うん、そうそう」とあまり家のことを気にしていない様子の夫に、少しだけ不満感を覚えました。 俺がいなくてもどうにかなっていたからそのまま数カ月、夫が早く帰ってくることはなくなり、私ひとりで子どもたちのお風呂も寝かしつけもして、それが終わってから帰ってくることが当たり前になりました。私も「まあ仕事だし仕方がないか」と思っていたのですが、ふと気になって「まだ仕事忙しい?」と尋ねると、「全然、今は暇だよ」とのこと。「……え?」耳を疑いました。 続けて私は「じゃあ早く帰ろうと思えば帰れるの?」と聞くと、「できるよ」と平然と答えるのです。そして夫は「でも俺がいなくてもどうにかなっているでしょ? いつもお風呂入って寝かしつけもできてるじゃん」と言ってきました。 どうにか乗り切っているだけだから!それを聞いて私はめまいがする思いでした。しかし夫は本当にわかっていないという顔。それを見て怒りの感情は消え、きちんと説明することに。なかでも「どうにかなっているんじゃなくて、頑張ってどうにかこなしているだけ」だということを強く伝えました。 2人が同時に泣いて自分の声が聞こえないときもあるし、お風呂に入っても自分の髪や体が洗えないときもある。そんな状態は本当にどうにかなっている状態なのか?と聞くと、「それは知らなかった。ごめん……」と、ようやく2人の子どもの世話をする大変さに気付いてくれました。私も子どもと3人でいるときの状況を詳しく話したことがなかったので反省。そしてこれ以降、夫は可能な限り早く帰ってきてくれるようになりました。 夫は2人の子どもをひとりで世話したことがなく、私が詳しく話していなかったこともあって「どうにかなっているんだろう」と思っていたようです。「仕事だから仕方がない」と勝手に納得せず、小さなモヤモヤも共有することが大事だと学びました。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:山口 花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年02月25日2月25日、厚生労働省は人口動態統計速報(令和3年12月分)を公表しました。これにより2021年の出生数が明らかになりました。(確定数は、2022年9月ごろに公表予定) 出生数は過去最少厚生労働省が公表した2021年12月の出生数は6万8,803人。1月からの出生数を合計すると84万2,897人となり、2020年の87万2,683人から2万9,786人減少し、過去最少を更新しました。 ベビーカレンダーが2021年6月におこなった「コロナ禍における産院の状況」調査でも、お産の初診⼈数が「かなり減った」「まあ減った」と回答した産院が49.4%を占め、現場においても出生数の低下の影響が感じられる結果となっています。 また、2021年の婚姻件数は、51万4,242組で戦後最少となっており、今後の出生数にも影響する可能性が考えられます。出生数減少の要因はコロナ禍!?日本の少子化の背景には、女性の社会進出が進んだことによる晩婚化・晩産化、子育て環境の問題、経済的な問題、結婚や出産に対する価値観の変化などさまざまな要因があると言われています。そのような状況に加えて、2020年以降懸念されているのがコロナ禍の影響です。 日本で最初の新型コロナウイルス感染者が確認されたのが、2020年1月。当時、新型コロナは未知のウイルスで、妊婦さんや赤ちゃんへの影響も明らかになっていないことから出産を控える人が増え、出生数にも影響が出るのではないかと言われていました。 しかし、減少率をみると、コロナ禍前の2018年から2019年の減少率は2.1%、2019年から2020年は2.8%、2020年から2021年は3.4%と大きく減少したとは言えない状況です。 現在、コロナワクチンや治療薬が開発されたとは言え、第6波も高止まりの状況でまだまだ収束までには時間がかかりそうです。そのような状況で出産の現場でも、立ち会い出産や面会の制限を余儀なくされています。ですが、妊婦さんが安心して安全な出産ができるよう、産院も感染対策はもちろんのこと新たなシステムやサービスを導⼊するなどさまざまな対応をおこなっています。少子化の問題は一朝一夕には解決できない問題が多々ありますが、まずは1日も早いコロナ禍の収束が望まれます。
2022年02月25日ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル
両手に男児