息子を出産して間もないころの話です。義母は会社の同僚や仲の良い友達に私の出産を触れ回ったらしく、あちこちから出産祝いを受け取っていました。お礼を言って受け取ったものの、相手は夫ですら知らない人たち。夫婦ともに「ありがたいね」と内祝いを返そうとしたそのとき、義母が口を出してきたのです……! 義母の要望は私たち夫婦は、いただいた出産祝いの金額や家族構成など義母から聞いた情報を参考に、1つのサイトでまとめて内祝いを注文しようと思っていました。しかし、義母はそれに納得がいかなかった様子。 「△△さんにはこれ、□□さんにはこれ」と細かく注文を出してきたのです。しかも、品物もメーカーも、そして取り扱うお店もすべてばらばら。 義母のお知り合いということで反対もできず、それぞれ個別に買いに行ったり、注文したりしましたが、手間も送料も大変なことに……。私自身、1つのサイトではありましたが、それぞれの方に合わせて品を選んでいたので、「なんでこんなことしなきゃいけないの?」と泣きたくなりました。産後でボロボロの体を引きずって義母の要望に応えたのです。 しかも、話はこれだけでは終わりません。 義母から、その翌年の年賀状は出産祝いをもらった全員に出すように言われたのです。相手は私はおろか、夫も知らない人ばかり。お礼以外に何を書いたらよいかわからず、夫と2人で頭を抱えました。 もちろん出産祝いをもらってきてくださった義母には感謝していますし、義母も孫フィーバー状態だったので仕方がなかったのではないかな、と今では思います。ただ、もし息子が将来結婚して奥さんが出産を終えたら、できるだけゆっくり過ごせるようにしよう……と肝に銘じた出来事でした。 イラスト/まげよ著者:斎藤花
2024年04月27日同時期に妊娠し、出産予定日が2カ月違いの友人がいました。出産したら、お互いに出産祝いを贈り合おうということになったのですが…。同時期に妊娠した友人と、出産祝いを贈り合うことに第1子を妊娠していたときのお話です。なんと、同時期に友人も妊娠! 友人の出産予定日は、私の出産予定日の2カ月ほど前でした。そこで、お互いに出産祝いを贈り合おうね!と、約束をしたのです。 そうこうするうちに、友人が無事に出産。私は、出産祝いに何をあげるか散々悩みましたが、姉からのアドバイスを参考に、必ず使うものであり、見た目のインパクトとかわいさを兼ね備えた「おむつケーキ」をプレゼントしました。 それから2カ月後、私も出産。後日、「おむつケーキ」を贈った友人から、お祝いをいただきました。「何だろう?」と開けてみると、なんと頂いたお祝いは「現金」だったのです。しかも、私が贈ったプレゼントの2倍の額でした…。 プレゼントを見た途端、私が思ったのは「産後で忙しくて、プレゼントを選ぶ時間がなかったんだろうな」ということと「正直現金の方がありがたいよな…」ということ。そして、このお祝いの差に焦りを感じ、「もしかしたらおむつケーキは迷惑だったのでは…」と友人への申し訳なさでいっぱいになりました。 さらに私は、産後の疲れもあってか、友人は「お祝いは現金が欲しかったよー」と遠回しに伝えるために現金をくれたのでは…?など、かなり後ろ向きな考えになってしまって…。というのも、これまで、贈り物をするときは相手の顔を思い浮かべて、相手の好きな物を自分なりに分析しながら、どれにしようか選んでいたので、現金を贈るという発想がまったくなかったのです…。 ともかく、これでは「不公平すぎて申し訳ない!」と思い、その友人には内祝いでかなり高額な物を贈ることに。すると、「こんなに高価なもの貰っていいの!?」と友人に驚かれてしまい、今度は「高価すぎて逆にモヤモヤさせてしまったか…」と、最後までスッキリしないお祝い交換となったのでした。 作画/加藤みちか著者:春田ちえり
2024年04月25日第一子出産後のことです。子どもを持つつもりがなかった私たち夫婦に赤ちゃんが! 産後バタバタで余裕がない中、夫の後輩に出産祝いを渡すことになったのですが…。時間にもお金にも余裕がない産後に、出産祝いを渡すことになり…第一子の出産後の話です。当時、私は30才、夫は32歳でしたが、お互い再婚だったこともあり、「子どもはいらないかな」と話しており、定職にも就かず、夫婦で自由気ままに過ごしていました。しかし、程なくして私は妊娠! 無事に第一子を出産しました。 産後は本当にバタバタで、赤ちゃんのお世話で忙しいなか、お祝い返しを探さなければならず、でもお祝い返しには思った以上にお金もかかり、身も心もあわただしく過ごしていました。 そんな矢先、夫の後輩が出産! 夫に「何かお祝いを渡したい」と言われました。でも、お祝いを探す時間もなく、素敵なお祝いを渡すには、今のわが家の財政では厳しい…。そこで苦肉の策として、うちの第一子と後輩の子どもが同じ性別ということもあり、わが子のお祝いに頂いたタオルセットを、後輩のお祝いに使い回すことになりました。 しばらくたったある日のこと、ある人から、わが家が後輩へのお祝いで贈ったタオルセットには、わが家の息子の名前が入っていたことを聞きました。私は驚くやら、恥ずかしいやら…。後輩の方にも本当に申し訳ないことをしたと思いました。 こんな失敗をしてしまったので、第二子以降は、お祝い返しもお祝いも手を抜かずに事前にリサーチするようになりました。頂いたお祝いはしっかり中身を確認することはもちろん、出産前からお返しにかかるお金や時間を頭に入れておくことが大切だと思います。 作画/加藤みちか著者:楓ママ
2024年04月24日私と同じ時期に妊娠していた友だちA子から「お互いの出産祝いの金額をそろえよう」と提案された私。A子の出産後、私は提案された金額通りの出産祝いを贈ります。しかし、私の出産後には……? お祝いの予算ってそろえなきゃだめ?私の出産後、A子は数人の友だちとお金を出し合って出産祝いを用意してくれました。とてもうれしかったのですが、内祝いの準備をしていた際に、いただいた出産祝いの品はA子が提案してきた予算の半額にも満たないことが判明。祝いの品の金額にこだわるつもりはありませんが、事前に予算を提案されていたこともあり、私はモヤモヤしてしまいます。遠回しにA子に電話で話を振ってみると「じ、実は私個人からも贈ろうと思ってたお祝いがあって〜」と言われ、後日おむつやおしり拭きの消耗品を追加で贈ってくれました。本当に最初から追加で買うつもりだったのかは不明ですが、結果的に同じくらいの金額になったので気持ちはスッキリしました。 出産などのお祝いは、本来は気持ちが大切だと思います。しかし今回は、予算をそろえようという話になったたことで、普段なら金額について考えないのにモヤモヤしてしまうことに。予算を決めて贈るのは私には合っていないと感じました。今後お祝いを送る際は、自分が心から贈りたいと思うものを、金額を気にせず選びたいと思います。 作画/yoichigo著者:永田えみ
2024年04月24日息子が生まれたときのこと。夫はひとり息子なので、義両親にとっては初孫で大興奮でした。その後、義実家を訪れたときに出産祝いをいただいたのですが……。 気持ちはうれしいけれど…息子が生まれたときはまだ新型コロナウイルスが流行っていた時期で、義両親に孫の顔をすぐ見せてあげられず……。年始には実家へ行こうと夫と相談していました。そして元旦に義両親の自宅へ。着いて早々に義母から「○○くん(子ども)にお年玉があるの!」と興奮気味に言われました。 「そんな、まだ0歳なのでご用意いただかなくてもよかったのに……。お気遣いいただき、ありがとうございます」と返し、義母から渡された紙袋。「お金じゃなくてプレゼントなのかな?」と思いながら開けてみると、袋からホコリと防虫剤の臭いが。 「息子が昔着ていた服よ!かわいいでしょ!」と笑顔で話す義母。夫のお下がりということは30ウン年前の服。良く言えば昭和レトロで希少かもしれませんが……。 このとき息子は生後3カ月で洋服サイズは60〜70でしたが、いただいた洋服は100〜110。ずっと保管しておくのかと思うと、なんだかモヤモヤしました。気持ちはうれしかったのですが、プレゼントは難しいなと思った次第です。 ◇ ◇ ◇ 義母にしてみれば、思い出のある洋服を孫にも着て欲しかったのかもしれませんが……。サイズアウトした子ども服や使わなくなった育児用品は相手に聞いてから、必要であれば譲るのがいいかもしれませんね。 イラスト/森田家著者:匿名希望
2024年03月25日妊活を始めて3年。休職をした時期もありましたが、結果は思うようにいきませんでした。夫との関係もギスギスし始めてしまい……。最近私たち夫婦は、子どものいない生活を思い描くように。周囲から過度な期待をかけられることはありませんでしたが、妊活をしていた3年間は精神的な疲れやストレスがたまりやすく、私たち夫婦を疲弊させました。 両親も私の気持ちを尊重してくれていますが、実妹だけはすこし違って……。たまに連絡をしてきては、私の気持ちを逆なでします。 妹の妊娠を喜んだのも束の間…妹も結婚しており、出産報告を受けたときは心からお祝いの言葉を贈りました。妹は私を差し置いて妊娠したことをすこし気に病んだ様子でしたが、それも一瞬のこと。ちゃっかり出産祝いも要求してきましたし。 そして、妹は無事出産。お祝いを渡しにいき、帰宅すると怒りのメッセージが届きました。「出産祝いが1円ってどういう事!?」「祝っていないからね」「ほんと最低のクズ姉」「不妊だからって嫉妬しないで」 そんなことでお祝いをケチるなんてことはしません。それにしても、妹はいつまで隠すつもりなのでしょう。生まれた子どもは、私の夫との子どもだということを……。 ある日、たまたま目にしてしまったのです。夫のメッセージアプリが開いており、そこには妹との不倫の証拠がずらり。すぐに義弟へ連絡。生まれたばかりの子どものDNA鑑定をしたところ、義弟とは血縁関係がないとわかったのです。 妹が産んだ子どもは…不倫発覚後、私と義弟は必死に我慢して耐えてきました。それもこれも、今日というXデーに夫と妹をきっちり罰するため。その間、私は夫の顔を見るたびにむしずが走りました。 以前から妹は夫をイケメンだと言い、気に入っていました。きっと、疲れた夫の病んだ心の隙を突いたのでしょう。この2人には何を言われても信用できません。 妹は、私の妊活をずっと応援してきたのに信用してくれないのかと食い下がってきました。しかし、私は夫から聞いていたのです。子どもを授からない私のことを、口汚い言葉で侮辱していたと……。 その後、2組の夫婦とその家族が集まって今後について話し合おうとしましたが、妹はその場に姿を現しませんでした。結局2組とも離婚することに。妹は金銭面に不安があり、子どもを育てられないと言う始末で……。 妹からの提案にがく然として…妹は何を思ったのか、自分が代理出産したと思ってくれたらいい、子どもを渡すと言ってきました。あまりにひどい言い方で、私はがく然としました。私のことを侮辱した後に、よく自分の大事な子どもを託せるものだなと。本当にあきれました。 妹と元夫は子どもの養育についてもめにもめ、実家の両親が引き取ることになったのです。私は離婚して実家に戻っているので、こうなった以上は子育てを手伝うことにしました。 妹は家族と縁を切りました。ですが、私たち家族でこの子を大切に育てたいと思っています。産みの親と暮らすより、ずっとずっと幸せにしてみせます。 ◇ ◇ ◇ 元夫と妹は何でも周囲に押し付けるのではなく、少しは責任ある行動をとってほしかったですね。お姉さんはもちろん、生まれた子も幸せに暮らしてほしいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月25日私が産後初めて美容院に行ったときのことです。1年ぶりの美容院を終えて気持ちよく帰宅したところ、家に誰かが来ていた形跡がありました。夫に尋ねると、友人を家に上げたとのこと。散らかった部屋と肌着姿の赤ちゃん。こんなプライベート丸出し状態の部屋を見せたのかと、私は大激怒。これが、私たち夫婦の産後初めての大ゲンカとなったのですが……。産後初めての美容院1人目を出産後、ようやく私の体調も落ち着いてきて、自分のことに目を向けることができるようになったころのこと。久しぶりにしっかりと自分の顔を鏡で見ると、ボロボロの肌と髪……。「せめて美容院に行きたい」と夫に頼むと、夫は「子どもは俺が見ておくよ」と快く送り出してくれました。 しかし、なかなか美容院の予約がとれず、ようやく予約がとれたのは平日の夕方以降。当日は子どものお風呂を早々と終え、あとは寝るだけの状態にして、夫が仕事から帰ってきたあと、私は美容院へ向かいました。 帰宅後に人の気配……「友だちが来たよ」1年近く行っていなかった美容院。非日常の空間を久しぶりに味わい、満足して美容院を後にし、帰宅した私の目に飛び込んできたのはお菓子とお酒のごみでした。夫はあっけらかんと「友だちが出産祝いを持って来たから、家に上げたよ」とのことでした。 「この汚い部屋に上げたの? お酒も飲んで?」と、みるみる怒りがこみ上げてくる私。夫は「せっかく持ってきてくれたのに、玄関で帰すのは失礼だろ!」と怒って反論してきました。そこから夫婦ゲンカの始まりです。 どっちが正しい!? と大ゲンカ出産祝いはありがたかったです。しかし、私としては、そもそも平日の夜に連絡もなしに突然来ることは非常識ではないかと感じました。それに、こんなに生活感満載の、片づけもできていない部屋を見られたのかと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったです。さらに子どもは肌着1枚という姿。せめてお祝いを持ってきてもらうときには、ちゃんとした外着を着せてあげたかった。 そして、子どもの面倒をきちんと見ると言っておきながら、夫が友人と一緒にお酒を飲んでいたことも許せませんでした。夫は夫で、「わが子を見せたいゆえに家に上げた。肌着姿で何が悪い! お酒もビール1本しか飲んでいない」とのこと。その日はケンカをしたまま就寝しましたが、翌日になっても私の怒りが収まらなかったため、ようやく事の重大さを理解したようで謝ってくれました。 母親・父親1年生のころは、こういったトラブルがよく起こりました。母になった私と、いつまでも独身気分が抜けない夫との溝は、当初はかなり深かったと思います。その都度、ケンカをしてでもしっかり話し合い、2人で歩んできました。今は結婚15年目を迎え、頻度は減ったもののケンカはあります。しかし、お互い別の環境で育った人間ということを頭において、ときには譲歩し合いながら、これからも夫婦生活を続けていきたいです。 著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2024年02月18日共働きで働いている私たち夫婦。夫は誰もが知る有名企業に勤めていたのですが、私は工場勤務。義母は「工場で働くなんて底辺」と言って、いつも見下してくるのです……。有名企業に勤めていた夫と、工場勤務の私。仲良く2人暮らしを続けていましたが、義母は私のことが気に入らない様子。「息子と不釣り合いな底辺」と言って、私を見下し、嫁いびりをしてくるのです……。 自慢の息子の嫁が工場勤務だなんて!?義母から義妹の出産祝いについて連絡があった日、たまたま私は残業をしていました。仕事が終わってからすぐに返信したのですが、義母は「工場勤務って大変ね。ただでさえ大変なのに残業まであるなんて」「嫁が工場勤務だなんてご近所さんに話せないわ」といつものようにひどいことを言ってきました。 仕事が工場勤務というだけで、見下され続けている私。残業はたまにしかなく、働きやすいので私自身は誇りに思っている仕事なので意味がわかりません……。 「息子がせっかくエリート企業で働いているのに、あなたが働く必要なんてあるの?」「どうせ大した稼ぎじゃないんだから仕事なんてしていないで、早く孫を見せなさいよ」 私の仕事だけでなく、私たち夫婦の間にまだ子どもがいないことも、義母の不満の原因のひとつ。「うちの息子はあなたを養いつつ、私にも毎月仕送りしてくれる本当にできた息子なの」「お父さんが生きていた時に結婚しておいてよかったわね、私だけだったら絶対に認めなかったわよ」と、耳にタコができるくらい聞いたお小言がまた始まり、私はため息をつきました。 ようやくお小言が終わったと思ったら、「息子は用事があって来られないんでしょ?来週の出産祝いにはあなたが代表として来なさいよ」「たっぷりご祝儀は弾んでね」と釘を刺されました。 通帳を捨てた義母数日後――。 義妹の出産祝いも無事終わり、帰路についた私に義母から「うちの娘が産んだ子どもを見て、どう思った?」とメッセージが届きました。 そりゃあかわいいと思ったし、いつかは子どもがほしいとは思っている私。ただ、お互いにやりたいこともあるし、私たち夫婦は今すぐ子どもがほしいというわけではありません。 そのことを正直に伝えると、「はぁ……。せっかく最後のチャンスをあげたのに、それすらも無駄にするのね」と返してきた義母。さらに、「あなた誇りをもって働いているとか言ってたけど、貯金すらできないじゃない」と、また私の仕事をバカにしてきました。 「通帳の残高205円って(爆笑)」「燃えるゴミに捨てといたからね~」「私通帳持ってないですよ…?」 私の通帳は家に置いてあるはず。しかし、義母は私のカバンの中から無断で通帳を抜き取り、中身を確認したそう。たった3桁の残高を見て、私は夫の嫁としてふさわしくないと改めて思ったそうです。 「今すぐ離婚しなさい」「金は稼げない、子どもをもとうとしない、そんな役立たずの嫁は要りません!」 そんなことを言われても、離婚するかどうかを決めるのは夫自身です。息子や娘を未だに自分の所有物と見なしている義母は、聞く耳を持ってくれませんが……。 「あの子は私の言うことならなんでも聞いてくれるのよ」「あんたに嫌われても痛くもかゆくもないわ」と、暴走をはじめた義母。私が何を言っても、煽りで返してくる始末。 最終的に「近いうちに息子から離婚届を渡されると思うから、荷物早めにまとめておきなさいね」「あんたの生意気なその態度、いつまで持つのかしら?楽しみだわ~」とまで言われてしまったのです。 お義母さんに仕送りしていたのは…数週間後――。 義母に言われた通り、荷物をまとめていた私。すると、義母から「ちょっと!息子と連絡が取れないんだけど!」と怒りと困惑の入り混じったメッセージが届きました。 「夫ならお義母さんの連絡先をブロックしたと言ってましたよ」と返すと、「今日、息子は私のところへ来る予定だったでしょ!」と返信が。 事情をすべて夫から聞いている私はため息をつきつつ、「お義母さん、本当に最低ですよね」「私と結婚しているのに、別の女性とお見合いさせようなんて、どういう神経してるんですか?」と返しました。 一度でも否定すると、鬼のように連絡してくる義母。その義母の性質をよくわかっている夫は、「お見合いしろ」と義母から言われても「わかった」としか返さず、受け流していたのです。そもそも夫は今とても大事な時期。義母に割く労力なんてありません。 「なんでよ!なんで息子はあなたにお見合いの話をしたのよ!なんで私の連絡先をブロックしてるの!?」と荒れ狂う義母。これはもう、真実を話すほかなさそうです。 「今までお義母さんからの追及が嫌だったので隠していたんですが、夫はもうあの有名企業を自主退職していますよ?」「あと、出産祝いのときにお義母さんが盗んで捨てた通帳は、夫名義のものです」 私自身もすっかり忘れていたのですが、夫からコピーを頼まれて、私は通帳をカバンの中に入れっぱなしにしてしまっていたのです。夫には謝り倒しました……。 どちらも義母の予想をはるかに超えていたようで、しばらく返信がありませんでした。ようやく「残高205円の通帳が……息子の……?」「退職って……なんで……」と返ってきました。 実は夫が退職したのは、半年も前。夫は長年の夢だった古民家カフェを開くべく、自分の貯金を切り崩して開店資金にあてていたのです。その間の生活費は私が出していました。 「でも、私に仕送りをくれていたじゃない」という義母に、「それは私がしていたんです」「私と夫、手取りはそんなに変わらないんですよ?」と告げると、「あなたにできるわけないでしょ!」とまた罵られてしまいました。 「息子があの有名企業で働いてるから、って言ってお見合いまでこぎつけたのに……」「会社に連絡して退職を取り消せないかしら……?」とまたも暴走をはじめた義母。 「そんなことできるわけないじゃないですか」「夫と私はお義母さんと縁を切ることにしましたから、もう連絡してこないでくださいね」「住んでいたマンションからも引っ越しますし、仕送りももう送りません」 仕送りがなくなることに危機感を覚えたのか、義母は「やめて!それだけはやめて!」「私、あなたが息子を養ってたなんて知らなかったから……」「私はずっと専業主婦だったから、今更働くなんてできないのよ!」とすがりついてきました。 子どもを作らないことだけでなく、私が誇りを持っている仕事を見下すような義母はこちらから願い下げです。私たち夫婦の荷物を載せた引っ越し業者のトラックが出発するのを見送りながら、私は義母の連絡先をブロックしました。 その後――。 私は引っ越してからも、同じ職場で仕事を続けています。工場勤務は大変な仕事ですが、私にとってはやりがいのある仕事なのです。できる限り長く続けていきたいと思っています。 義母のプレッシャーから逃れた夫は、夢だった古民家カフェを開業。まだまだ資金繰りで苦労していますが、はつらつとした笑顔で毎日働いています。夫の心からの笑顔を見るたびに、「この人と結婚してよかったな」と改めて感じています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月07日人が集まることの多い義実家。その日家族みんなで遊びに行くと、人が数人集まっていました。その中には近くに住む親戚や、夫の学生時代の友人も。その友人が授乳時期の私におこなった冗談が、とても衝撃的でした。思わず怒りが爆発しそうになった体験談です。 出産祝いと称し昼間から酒盛りその日は生後10カ月の息子を連れていました。息子が生まれてから初めて会う人もおり、「それじゃあ今日は出産祝いだな!」と、息子を理由にお酒を飲み始めました。夫も「お祝いだから」とお酒に付き合わされ、大人たちは私以外みんなお酒を飲む始末。「奥さん(私)も!」と言われましたが、「授乳中なので飲めないんです」と断りました。 大人たちが酒盛りをしているのを横目に、「結局私だけで子どもの世話をするんかい……」と夫に対して恨めしい気持ちを持ちつつ、外で4歳の娘と生後10カ月の息子を相手に遊んでいました。 いたずら!? 授乳中の私にお酒を……その日は気温が高く、私と子どもたちは外遊びの途中で家の中に入り水分補給。義母が「嫁ちゃん、お水飲む?」と言うので、「ありがとうございます、飲みます」と言うと、夫の友人が水の入ったコップを持ってきてくれました。 酔った夫の友人は「いやーかわいいっすね!」と子どもたちに言い、「どうぞ」とコップを渡してくれました。それを受け取りゴクンと飲むと、味に違和感が……! ゲホゲホッとせき込み、すぐにそれがお酒だとわかりました。 サーッと血の気が引き「え、これ……?」と夫の友人に聞くと、「奥さんだけ飲めないのかわいそうかなって」と、ほんの冗談のような言い方。「何言ってんの!?」と思いつつ、「いやいやいや、私授乳中なんで飲めませんよ」とコップを戻しに行きました。 冗談でもダメ、絶対!そのついでに夫にお酒を飲んでしまったことを報告。夫は酔った友人に、「冗談でもやっていいこととダメなことがあるだろ!」と激怒していました。そのときすでに息子はほとんど授乳を必要としておらず、次の授乳まで5時間はあけることができたのは幸いでした。 夫の友人は夫にしっかり怒られ、「すみません。ちょっとならいいのかなと思っちゃって……」と私にも謝罪。これを受けて「私、飲めないって言ったじゃないですか。もうしないでくださいね」と爆発しそうな怒りを抑えながら、静かにくぎを刺しました。 私がお酒を飲んだ量はひと口だけではありましたが、もしこれがもっと頻繁に授乳が必要な時期だったらと思うとゾッとします。夫の友人は結婚をしておらず授乳について知識がなかったようですが、「最初に飲めないと言ったのに……」と彼の行動にとても驚き、怒りがこみあげた体験でした。二度と同じようなことが起きないように、お酒を勧められるようなシーンではしっかりと「授乳中は飲酒ができない」ということについて説明しなければと感じました。 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年12月02日引っ越してきて1年、ご近所さんとはあいさつをするだけではなく、世間話も度々しながら仲良くするようにしていました。特にお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんとは、私や夫だけではなく4歳の娘と2歳の息子も仲良くさせてもらっていました。しかし3人目を出産したとき、その方から驚きの出産祝いをいただいたのです。妊娠中も気づかってくれたご近所さんわが家は1年前に戸建てに引っ越しました。その数カ月後に妊娠がわかったのですが、何かあったときのためにご近所さんには妊娠していることを報告しておきました。また、毎日あいさつするだけではなく、子どもたちもお世話になるだろうと思ってよく話すようにしていました。親切で気遣ってくれる方が多く、とても助かります。 私が住んでいる場所はご年配の方が多く、家の前で子どもたちを遊ばせていると、わざわざ外に出て声をかけてくれたりします。面倒見のよいおじいちゃんやおばあちゃんが多く、うれしかったです。 私が臨月のときは「もうすぐ生まれるの?」「頑張ってね!」など声をかけてくれました。上の子どもたちもご近所さんにすぐに懐き、たまにお菓子をもらったりするようないい環境で暮らしています。 産後、帰宅した日にすぐに駆けつけてくれたやがて3人目を出産し退院すると、「赤ちゃんの声が聞こえたから」といってお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんがきてくれました。「これからうるさくなってしまうかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします」と私が言うと、出産祝いをくださったのです。 それはお金だったのですが、なんと中身が1万円! 親族でもないのにこんな金額をもらうとは思っていなかったので驚きました。「お返しはいいからね!」と言われたものの、さすがにそのままにはできないと思って後日菓子折りを持って伺いました。 ちょっと気疲れした「お返し」半返しだと逆に気を遣われてしまうかなと思い、3,000円程度のお菓子を渡しました。「お返しはよかったのに!」と言われたものの、近所はご年配の方が多いので、私のことを話題に出されて変なことを言われても困る……という思いもあり、きちんとお返しをしました。 すると数日後、上の子どもたちにわざわざおもちゃを購入して持ってきてくれました。まさかそんな形でさらなるお返しをいただくと思っていなかったので、どうしよう……と対応に困ってしまいました。 さすがに何度もお互いにお返しをし合っているときりがないので、おもちゃをもらったときは「ありがとうございます」と子どもたちとお礼を言いに行って終わりにしました。こんな形で何度もご近所さんからお祝いをいただくとは思っていなかったので驚きました。本当にやさしい方ですしご近所付き合いは大切なので、今後も仲良くさせてもらおうと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年12月01日私は出産したばかりで、今は育児に家事に大忙し。そこに実母がいろいろと干渉したり邪魔をしたりしてくるので、とても困っています……。実母はマイペースで自分勝手なところがあり、ちょっとした悩みの種です。弟一家と同居をしていますが、うちに来ればお嫁さんの悪口を言い……。何度も注意していますが、まったく聞いてくれません。そのほかにも生まれたばかりの孫の写真や動画を送れと、毎日のように言ってきます。正直忙しくて構っている暇もないくらいなのですが、全く理解してくれず……。 弟一家と同居する実母の言い分は…母は私の娘の顔にこだわっており、自分に似て美人だといっては友だちに自慢して写真を見せています。そして弟の子どもは可愛くないと話し、弟の嫁である義妹について家事も育児もなっていないと言うのです。 私は彼女を先輩主婦、先輩ママとして尊敬しているので、母の気持ちがよくわかりません。こんな母と同居しながら、義妹は子育てに家事、そしてパートもしています。母といったら何もかも彼女に任せ、自分は遊び歩いている次第。すこしは手伝えばいいのですが……。 そもそもパートナーを亡くして心細くなった母が弟夫婦に同居したいと泣きついたため、こういう生活になっています。文句があるなら同居を解消すればいいと話したところ、同居はイヤじゃない、我慢していることをわかってほしかっただけだと言うので本当に勝手です。 出産祝いに仕掛けられた罠ある日のこと。母がふだん話している義妹の愚痴が間違っていないかもしれない……という出来事がありました。 先日、義妹が出産祝いを持って遊びに来てくれたのですが、問題はそのお祝いの中身。なんとお札ではなく、商店街の福引券が5枚入っていたのです。「出産祝いが福引券って……」「ちょっとどうかと思うよ?」 言いづらいことでしたが、彼女が外で恥をかくことのほうが大変だと思い、意を決して伝えました。するとーー。「え?! 私5万円入れたんですが」 まさか……やられ……た……かも……。ウソをついているようには思えない義妹の反応に、私はピンとくるものがありました。 そもそも義妹は福引券など持っていなかったと話します。そして忘れないようにするため、リビングのテーブルにお祝い袋を置いていたと……。そのときの母の居場所を尋ねると、始めは近くにいたけれど、知らないうちに出かけたと言いますからちょっと怪しく感じます。 今まで義妹から母の話は聞いていませんでしたが、この際ですから確認したところ、やはりイヤなことを言ってくるときもあるようです。しかし、我慢して家族には言わずにいたとのこと。それを聞き、私はもっと早く対処すべきだったと後悔。義妹に謝罪しました。そして弟に相談し、それなりの対応をしようと決意しました。 商品券を入れた犯人をあぶり出す数日後。私は母に連絡をし、お祝いの一件を報告。義妹のことを悪く言ってみると、ホイホイ乗ってきて……。義妹は弟に合わない子だから離婚させたいとまで言ってきました。 そして、「出産祝いに福引券なんて入れる子でしょ?」 と言ってきたので、やはり犯人だと確信。私は「お金が入っていなかった」と言っただけなのですから。何が入っていたか知っているのは、犯人である証拠です。 この数日、義妹に頼んで母との会話を録音してもらっていました。暴言の数々に、もう恥ずかしいったらありません。この件を母に伝えると、投げやりに謝ればいいんでしょと……。この後におよんで、まったく反省する素振りはありません。 そんな母の態度を見た弟夫婦は、同居を解消して引っ越しを決めました。そして私の家も出禁に。今は母ひとり、弟夫婦のいなくなった家でさびしく暮らしています。私は必要なときにだけ母と連絡を取っている状態で、私も弟夫婦もやっと落ち着いた生活を送れるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 年を取ればひとりでできないことが増え、誰かを頼りたくなるときもありますよね。ですが、やってもらって当たり前という態度をとったり、お金をとったりするのは言語道断。いくつになっても思いやりある行動を心がけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月29日子ども同士も仲が良く、頻繁に会っていたママ友が2人目を出産したので、私はお祝いを贈ることにしました。どんな物をプレゼントしようか悩みましたが、自身が好きなこともあり、定番人気キャラクターのベビーセットをチョイス。万人受けするキャラクターのアイテムだから喜んでくれるだろうと思っていましたが、プレゼントに対するママ友の対応は意外なものでした……。 キャラクターグッズはダサい!?私が贈ったキャラクターがあしらわれたベビーグッズを見て、ママ友は喜んでくれました。しかし後日、「キャラクター物を家に置きたくないから、フリマアプリで売っても良い?」といった内容のメッセージが届いたのです。 喜んでくれたと思っていたのに、フリマアプリで売ると言われて衝撃でした。ママ友からのメッセージには「キャラクターグッズは正直ダサいなと思っていて……。いつか子どもが興味を持つかもしれないけれど、今は子どもの目に触れさせたくないの」と続いています。 そして、「せっかくプレゼントしてくれたのにごめんね。黙って売るよりも、きちんとフリマアプリで売ることを説明して了承を得たほうが親切だと思って」とのことでした。 正直に言うことが親切…?確かに、黙ってフリマアプリで売られた場合、それがわかるととってもショックを受けるでしょう。フリマアプリで売ったことを知らなかった場合、ママ友に「あのグッズ使ってくれてる?」なんて聞いてしまったかもしれません。 しかし、プレゼントを贈った本人に「フリマアプリで売って良い?」と聞くのは本当に親切なの?と疑問に思ってしまいました。そして、キャラクターグッズをダサいと言われてしまったことで、何だか自身を否定されたようで悲しい気持ちにもなりました。 何が欲しいか聞けばよかった私はママ友に、「お渡しした物だから好きにしてね」と答えました。モヤモヤした気持ちは晴れませんでしたが、フリマアプリで売ったお金で好きな物を買ってもらえれば良いと思うことにしたのです。 そして、相手の好みや何が欲しいかを聞かずにプレゼントを選んでしまったことを後悔しました。事前に何が欲しいかを聞いておけば、モヤモヤした気持ちにならずに済んだはずです。自分自身が欲しい物と相手が欲しい物は違うということに気が付きました。 贈ったプレゼントを「フリマアプリで売っても良い?」と聞かれたことにとても驚き、直接聞くのが親切なの?とモヤモヤしましたが、私も相手が欲しい物をリサーチしてからプレゼントをすればよかったと反省しました。今後、プレゼントを贈ることがあれば欲しい物を聞いてからにしようと思います。今回のことは私にとって良い勉強になりました。 イラストレーター/まっふ著者:鮫島彩美
2023年11月27日第一子を出産して1カ月後、義両親が初孫を見にやってきました。出産祝いとして大きな紙袋を渡してくれたので喜んだのですが、その中身を見て衝撃を受けました……。 初孫の出産祝い。中身を見ると…第一子を出産したときのこと。夫の両親にとって初孫で、県外に住んでいた義両親から早く会いに行きたいと何度も連絡がありました。生後1カ月たったとき、義両親を自宅に招待。当日やってきた2人は初孫に大喜び。「かわいい!かわいい!」と言い、「出産祝いだよ」と言って大きな紙袋を渡してきました。 たくさんある!と喜んだのも束の間。なかから出てきたのは銀行からもらった粗品のひざ掛けやタオル。そして極めつけは、夫が赤ちゃんのときに使っていた使いかけのシッカロール(ベビーパウダー)でした。30年以上前に使っていた粉を使えるわけもなく、初孫と喜ぶ割には大量の粗品がプレゼントだなんて……とびっくりしてしまいました。 その後、夫は義両親にこれはありえないと注意。この件があってから、孫へのプレゼントは何がいいかを私たちに確認してくれるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 祖父母は良かれと思ったのかもしれませんが……、夫に使っていたベビーパウダーが入っていたら驚きますよね。何を渡そうか迷ったら、相手に聞くのが一番かもしれないですね。 作画/シュー子著者:匿名希望年長と小学生の子どもを育てる2児の母。フルタイムで働き、忙しい毎日を送っている。
2023年11月23日長男が産まれたときに起こった、義両親の行動に驚愕したエピソードをご紹介します。 義両親の行動に、困惑当時、長男の出産祝いで義理両親の親戚や近所からお祝いを頂いたのですが、すべて義理両親が取ってしまい、私たちの手元には何もありませんでした。 生まれてきた長男にくださったお祝いなのにどうして義理両親が取ってしまうのかと憤りを感じると共に、誰が何をくださったか分からないと、今後こちらがお祝いなどを送る際にも困る……と感じていました。 夫に告げたところ、あまり深刻に思っていない様子。その後、夫に「誰がどれだけお祝いをくださったか知りたい」と伝えたことで、やっと義両親から教えてもらえることができました。 その際に義理の両親からは何の言葉はなく、夫の実家はそういう家なんだと諦めがつきました。 作画/miyuka著者:吉田 夏子4児のママ。看護師として働きながら子育て中。
2023年10月28日夫との子どもに恵まれた私。里帰り出産のため、実家のある北海道に帰りました。それなのに義母から「赤ちゃんを私たちに預けて遊び呆けるなんて最低だ」と連絡が来たのです。いったい何がどうなっているのか私は混乱しました……。第一子の出産のため、実家の北海道に帰った私。無事に娘を出産し、穏やかに過ごしていたのですが、そこに突然義母から連絡が来て――? 母親失格!?突然連絡をよこした義母。なぜか「あなたは母親失格よ!」「こんなクソ嫁をもらって本当に恥ずかしいわ!」と怒っていました。理由も分からないまま、怒られ続けた私。義母は頭に血がのぼっているようで、話になりません。 ひとしきり怒られた後、私は夫に連絡を取りました。義母から言われた暴言を夫に伝えると、「母さんも早く孫に会いたくて仕方ないんだよ」「ストレスが溜まってて、八つ当たりしちゃったんじゃない?」との返事。 夫が「母さんは俺がなだめておくからさ」と言うので、義母のことは夫に任せることにしました。 この子は誰の子?1週間後――。 再び、義母から怒りの連絡が。 「新生児を義実家に預けて遊びまわるなんて最低よ!」「あなたは母親失格!恥ずかしいぐらいのクズ嫁よ!」「今、娘と実家にいますが…」「え?」 義母によると、私の産後の体調が悪いことを理由に、夫が突然「緊急事態だから預かって」と新生児を押し付けてきたそう。 しかし、しばらく経っても迎えに来ないため、しびれを切らした義母は夫を問い詰めたと言います。すると、夫は「嫁は妊娠中我慢していたからしばらく遊びたいらしい」と答えたのだとか。 そもそも、義母に預けられた新生児が生まれたのは先月だそう。しかし、私の娘は予定日通り、2週間前に産まれたばかり。夫は義母への出産報告もろくにせず、義母にも私にも嘘を重ねていたのです。 混乱している義母との連絡をいったん切り、私は夫に連絡を取りました。しかし、なかなか電話に出てくれません。 翌日――。 ようやく連絡が取れ、軽く問い詰めると「バレたか……」と白状した夫。実は、私に隠れて夫は浮気をしていたのです。その浮気相手がこっそり夫の子どもを出産し、先月「がんばって産んだから、あとの育児はよろしく」と言って夫に子どもを押し付けてきたのだと言います。 浮気されていたことも、娘と同い年の子どもを作ったことも許せませんが、私を出産後遊びまわっている最低な母親に仕立て上げたことにも腹が立ちました。 「今度どうするつもりなの?」と聞くと、「俺なりに必死に考えたんだけど……。その子も一緒に育ててくれないか?同じぐらいに産まれたし、双子ってことで!」と、とんでもないことを言い出した夫。 私の両親には誠心誠意土下座して、最悪の場合はお金で解決する算段を立てていたよう。とりあえず周りの人をごまかせればいいという、夫の浅ましくて愚かな考えを聞いて、私は呆れかえってしまいました。 馬鹿息子はいらない娘と一緒に隠し子を育ててほしいという夫の要求は、とてものめるものではありません。私が離婚を切り出すと、夫は「母親になったんだから、子どものことを優先しろ!」「浮気相手の子どももお前が育てたら、全部円満解決なんだ!」と私を叱り始めました。 「アンタとの離婚が一番の円満解決よ!」「アホなこと言ってないで、早く離婚してあげなさい!馬鹿息子が!」 私の代わりに言い返してくれたのは、義母。今朝一番の飛行機で、東京から北海道に来てくれたのです。浮気相手の子どもはお隣さんに預けてきたそう。 北海道まで来て、ようやく本当の孫に会えたと喜ぶ義母。そんな義母の様子に、夫は「預かってもらっていた子だって、俺の血が流れているのは変わりないんだし、母さんの孫じゃないか!」と憤慨します。しかし義母は、自分と嫁を騙し自分勝手な言い分を押し付ける夫に激怒! さらに、義母は「アンタには旦那でいる資格も、父親である資格もないわ!」「今すぐ離婚してあげなさい!」と続けました。離婚は嫌だとしぶる夫に、義母は「じゃあ渡した出産祝いの300万円、今すぐ一括で私に返しなさい!」と追撃。 私は知らなかったのですが、義母は出産祝いとして夫に300万円を渡していたのです。しかし、夫は浮気相手に200万円を手切れ金として渡し、残りの100万円は自分で使ってしまったそう。 「返せないなら縁を切る!遺産はすべて孫に譲るわ!」「離婚するか、貯金300万円と親を失うか、どっちがいいか選ばせてあげる!」と言う義母の剣幕に恐れをなした夫は、「今すぐ離婚届をもらってきます!」とようやく離婚に承諾してくれたのでした。 2週間後――。 元夫から、泣きの連絡が入りました。義母に浮気相手との子どもを預けるたびに、時給2,000円でシッター代を請求されているそう。保育園を調べてくれと頼んだら、追加で10万円を請求されたそうです。 「お前といたらシッター代も払わなくて済むし、家事もやってもらえるから、家族に戻ろう」と言う元夫。今度は私を便利な家政婦代わりにしようとでも思ったのでしょうか。しかし、私はとうに新たな仕事を見つけ、娘と2人で十分生きていけるだけの収入を得ています。 「私はもうあなたと家族になりたくないわ、お互いシンママ、シンパパとしてがんばろうね!」とあえて明るく伝えて、元夫の連絡先をブロックしました。 義母は浮気相手との子どもには罪はないと、実際には愛情を注ぎ、かわいがっている様子。ただ元夫に対してはシッター代に加えて、同居の生活費用も請求しているそうです。義母は定期的に北海道へ来て、私の娘とも遊んでくれています。育児の相談にも快くのってくれるので、頼れる先輩ママとして尊敬しています。 人気マンガをまとめて読む>>著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年10月19日今回は、かいさんちの体験談です。まだ独身のころ、高校時代の親友から出産報告を受けたかいさんちは、親友という特別な関係ということもあり、奮発して6万円のお祝い金を渡してお祝いをしました。それから時は流れ、いつしかかいさんちも結婚して家族を持つように……。その後、出産や住宅の購入など節目を迎え、たくさんの人たちからお祝いをいただいたのですが、親友からお祝いをしてもらうことはなく、ずっとモヤモヤしたまま月日が流れていきました。あるとき、連休に地元に帰るタイミングでかいさんちは親友と久しぶりに再会することに。しかし、親友からお祝いの話題を切り出されることはありませんでした。お祝いの件を完全にスルーされ、モヤモヤが残ったものの、"親友に何らかの事情があって、お祝いのお金を支払えない状況なのかもしれない"と想像を巡らせたかいさんち。 ところが、いざ親友のSNSを見ると、そこには贅沢な暮らしぶりが投稿されていたのです。親友のその投稿を見たかいさんちは落胆。「この件を考えるのはもうやめよう」と、お祝いの一件に蓋をすることに……。 その数年後、かいさんち一家で新しくできた地元のショッピングモールに遊びに行くと、なんと親友も同じ場所にいたようで、突然連絡が来たかと思うと、すぐ見つかってしまいました。ところが、もう我慢の限界だったかいさんちは、親友に「出産祝いくれよ」と口にするのですが……!? ついに自分の口から「出産祝いくれよ」という言葉が飛び出して… 高校時代からの親友――。 この関係を壊したくなくて長年悩み続け、言わずにいた言葉を吐き出しました。 もう彼との関係が今後どうなろうが、もうどうでもよくなっていました。 こんな気持ちになんてなりたくなかった。 “お前はいったいどう思ってるんだ”そんな感情でした。 ◇◇◇ 親友が大切な存在だったため、今までお祝いのお返しのことを触れずにきたわけですが、”もうこの際だ……”と覚悟を決めると、ストレートにお祝いの件を切り出したかいさんち。今までずっとモヤモヤしていて、いくら月日が経ってもそれが解消されることはなかったわけですから、このタイミングで親友に本音を伝えたことは、自分自身のためにもよかったのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター かいさんち
2023年08月31日3回目の出産をする私に、何を贈ったらいいかと悩んでいたやさしい友人。そして選んでくれたのは、私のための洋服でした。「出産祝い」と聞くと赤ちゃんに向けたプレゼントが多いですが、初めて自分のための贈り物をいただいたので、とてもうれしかったです。 何が欲しい?と何度も聞かれた臨月私が3人目を妊娠中、親族や友人から出産祝いに何が欲しいかと聞かれました。今までは、ベビー服、ベビー用品、おむつケーキなど、赤ちゃん向けの物をもらうことが多く、私自身に「何が欲しい?」と聞かれるとは思っていなかったので、返答に困っていました。 さらに3人目の出産ともなると、すでに持っている物も多く、周囲も本当に必要な物をあげようと気づかってくれたり、他の人と被らないように配慮したりしてくれていました。 3度目の出産祝い、友人からの贈り物は…妊娠中はおなかが出ているほか、苦しくなると気持ち悪くなってしまいます。そのため、私はずっと妊婦服を着ていました。また、たまに友人に会ったときも、いつもリラックスできるゆったりとした服装だったので、洋服を贈ろうと思いついてくれたようです。 それは、サイドにホックがついているフリルスカートと、バラの刺しゅうがあしらわれた薄手のブラウスでした。友人曰く、出産祝いは赤ちゃんの物をもらうことが多いだろうということで、私のための洋服を選ぼうと思ってくれたそうです。 友人のおかげで体型を戻せた!しかし、友人にもらった洋服は妊娠中は着ることができないようなタイトなものだったため、産後に着ようと大切にしまっておきました。そして産後直後に着てみたら、その洋服はきつくてとても着ることができなかったのです。 でも、それを機に体型を気にするようになり、無理のない範囲でストレッチや産褥体操をおこなっていたらホックがきつかった洋服も着られるようになり、体重も妊娠前より軽くなりました。 妊娠中、おしゃれにまったく気をつかっていなかったのと、今までは出産祝いに赤ちゃんの物をもらうことが多かったので、友人が出産祝いとして私の洋服をくれたときは正直驚きました。自分のことはあと回しにしてしまいがちだったので、産後体型を戻すことができたのは友人のおかげだなと感謝しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2023年06月24日パニ子は夫・ユキヤと2人暮らし。ある日、ユキヤの弟・トモキが結婚することに。出産祝いを渡し損ねて書留で送ったものの届いていない!?スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「お祝いをめぐって家族仲をぎくしゃくさせた犯人に一同衝撃」を紹介します。パニ子は25歳の会社員。1年前に夫・ユキヤと結婚し、幸せな生活を送っています。 義弟・トモキが結婚!ユキヤの弟・トモキが結婚することになり、顔合わせがあるためパニ子夫婦も義実家へ。 マイはトモキの子を妊娠中。トモキは専業主夫になるといいます。驚いたものの、みんなでトモキの結婚を心から祝福しました。楽しい時間を過ごし、パニ子夫婦は家に帰ってから結婚のお祝いを渡し忘れていたことに気づき、後日トモキの自宅に書留で送ることにしました。 自分たちはお祝いをもらったくせに!?その後、マイが出産。産後に押しかけるのは迷惑かと思い、またお祝いをトモキの自宅に送りましたが、結婚祝いのときと同様、お礼の電話すらありません。 そんなある日、パニ子の妊娠が判明! 無事、パニ太郎を出産しました。義実家へお披露目に行くと、トモキ夫婦もいたのですが、なんだかマイの様子がそっけない……? 話しかけるパニ子に「出産祝いを期待してらっしゃるようですが、兄弟でお祝いはナシでいいですよね?」とマイが告げます。 お祝いを期待していなかったものの、この発言にはびっくり! パニ子は自分が渡す立場になるとお祝いをやめると言い出すトモキ夫婦に不信感を抱きます。 出産祝いや復職祝い、もらっているでしょ?数カ月後、義母から「甥が小学校に入学したのに、お祝いを渡していないの?」と電話がかかってきました。しかも、「トモキからは出産祝いや復職祝いをもらっているでしょ?」と義母。どうも話がかみ合いません。 その後、義母から詳しい話を聞いたパニ子はビックリ! ある計画をひらめきました。 アポなし訪問し、真実を暴露!数日後、トモキの家にアポなしで行ったパニ子夫婦。 「お祝いがないって愚痴っていたんだって? 確実に渡すために届けにきた」とユキヤが伝えました。驚くマイの隣で、明らかに動揺するトモキ。 実は、お祝い金のことで文句を言っていたのは、マイではなくトモキだったのです。 「うちのお祝い金が少ないって兄さんがマイに怒った」「パニ子さんの仕事復帰祝い、兄さんの出世祝いもやったのにまた文句言われた」と度々嘘をついて、義母にお金をもらっては使い込んでいたのです! マイも「何度もお兄さんに渡すための贈り物やら、お祝い金を渡していたわよね!?」と詰め寄ります。トモキの話を信じていたマイは、パニ子夫婦のことを非常識なドケチ夫婦だと思っていたため、対応がそっけなくなっていたのでした。 家を出て借金を返済する生活に「家のことは守る」という約束で専業主夫になったのに、家事も育児も義母に押しつけて遊び歩いていたトモキ。家族に怒られ、トモキは住み込みの仕事をして、使い込んだお金を家族に返すことになりました。 現在、誤解が解けたパニコ夫婦とマイはとても仲良く過ごしています。子どもたちの年齢も近く、これからの成長が楽しみですね!著者:ライター パニコレ
2023年04月01日大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚し、エーコさんは、妊娠・出産。シィさんが出産祝いを渡したところ、エーコさんは「これはナシかも」と、ダメ出しをしてきました。さらに、「私は使わないけど、他に欲しい人がいるかもしれないからもらっておく」と、悪気のない様子で言うエーコさん。シィさんはショックを受け、「もしかして私って、下に見られてる?」と悲しくなるのでした。その後、何となく疎遠になったシィさんとエーコさん。数年後、シィさんは女の子を妊娠・出産しました。そして、娘ちゃんに歯が生えたころ、虫歯にならないように家族みんなでチューすることを我慢しながらも、楽しく過ごしていたある日……。 「今度、子どもを連れて遊びに行っていい?」と、久しぶりにエーコさんから連絡が。贈った出産祝いに、ダメ出しをされてからは、片手で数えられるほどしか会っていません。シィさんは、少し迷いましたが、お互いに子育てをしている今なら、対等に話せるかもしれないと思い、会ってみることにしました。 後日、シィさんは自宅にエーコさんと息子くんを招いたのですが……。 友人の子どもの行動にハラハラ… 久々に会うエーコさんの息子くんは、かなりしっかりしていて賢そうで、ハキハキとあいさつをしてくれました。 息子くんは、ひとりっ子ですが、シィさんの子どもに興味津々で遊ぼうとしてくれます。その姿は、とてもかわいくて和むのですが……。 赤ちゃんへの接し方が、ちょっとハラハラします! 一生懸命に相手をしてくれているのですが、引きずったり、無理に抱っこしようとしたりしていて、しっかりしているとはいえ、やはり小さな子どもなので危なっかしくて目が離せません。 一方、エーコさんはというと、子どもたちにはあまり目を向けずにおしゃべりをしています。 シィさんは、どうしようか迷いましたが、気を付けてもらうようにエーコさんの息子くんに直接声をかけることにしました。 やんわりと注意すると、すぐに抱っこをやめてくれたエーコさんの息子くん。“さすがお兄ちゃんだなぁ”とホッとしたのですが……。 自分の子どもを注意され、エーコさんは不愉快そうに表情を曇らせたのでした。 まだ、子どもが小さいときに、少し年の離れた子どもたち同士を遊ばせるときは、大きい子のママは特に気を付けなければいけませんよね。今回のように赤ちゃんと触れ合うシーンでは、エーコさんのほうから、わが子に声をかけるべきだったように思います。公園などでも、子どもから目を離しておしゃべりに夢中になってしまう保護者に遭遇したことがある方もいるのではないでしょうか。皆さんは、自分の子どもではなく、人の子どもが危ない行動をとっているときに、どのようにして声をかけますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ小学生の娘、年上夫と3人で楽しく暮らす、ワーキングマザー。アメブロ公式トップブロガー。娘との日常を描いたマンガや、ブログ読者から寄せられた体験談をもとにした連載マンガを投稿中。
2023年03月29日大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚し、エーコさんは、妊娠・出産。シィさんが出産祝いを渡すと、エーコさんは「これはナシかも」と言いながら、シィさんが選んだ贈り物がランクインしている『残念な出産祝いランキング』という記事を見せてきたのです。ショックを受けるシィさんに対し、「ありがとうって言うのは簡単だけど、仲の良い友だちだからこそ今後のために正直に伝えた」と言うエーコさんですが……。エーコさんの話を聞いて申し訳なく思ったシィさんが「別のプレゼントを用意するね」と伝えると、「私は使わないけど、他に欲しい人がいるかもしれないからもらっておく」と言うエーコさん。「それって、誰かにあげるとか、どこかで売るってこと!?」と、シィさんはまたしてもショックを受けます。 シィさんは、たとえもらった物が自分にハマらない物でも、相手には「うれしい」と伝える派。価値観の違いかもしれないけれど、「もしかして私って、下に見られてる?」と悲しくなりました。 出産祝いにダメ出しを受けてから、何となくエーコさんと疎遠になってしまったシィさん。そして、数年が経ち……。 疎遠になっていた友人から突然の連絡 シィさんは、結婚してしばらく経ってから、女の子を妊娠・出産しました。 そして、娘ちゃんに歯が生えたころ、虫歯にならないように家族みんなでチューすることを我慢しながらも、楽しく過ごしていたある日……。 久しぶりにエーコさんから連絡がありました。 贈った出産祝いにダメ出しをされてからは、片手で数えられるほどしか会っていません。 シィさんは、少し迷いましたが、お互いに子育てをしている今なら、対等に話せるかもしれないと思って、会ってみることにしたのでした。 苦手な人や、嫌なことがあった人でも、ある程度の時間が経つと、当時の嫌な気持ちが薄れていくことはありますよね。皆さんは、一度関係が気まずくなってしまった友人・知人から「久しぶりに会おう」と連絡がきた場合、気持ちを新たに会ってみようと思いますか? また、もし会わない選択をした場合は、どのように断りますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年03月28日大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚し、エーコさんは、妊娠・出産。シィさんが出産祝いを渡すと、エーコさんは「これはナシかも」と言いながら、シィさんが選んだ贈り物がランクインしている『残念な出産祝いランキング』という記事を見せてきたのです。ショックを受けるシィさんに対し、「ありがとうって言うのは簡単だけど、今後も誰かに出産祝いを贈ったときに、内心『困った』と思われないように、はっきり言ったほうがいいと思った」「仲の良い友だちだからこそ正直に伝えた」と言うエーコさん。 その言い分を聞いて、「たしかに」と納得しかけたシィさんですが……。 まさか、出産祝いを転売する気!? エーコさんの話を聞いて申し訳なく思ったシィさんが「別のプレゼントを用意するね」と伝えると、 「私は使わないけど、他に欲しい人がいるかもしれないからもらっておく」と言うエーコさん。 「それって、誰かにあげるとか、どこかで売るってこと!?」と、またしてもショックを受けるシィさん。 エーコさんは、出産祝いをもらったこと自体はうれしかったようで、「お返しは何がいい?」と明るく聞いてきます。この様子を見てシィさんは、「あ、本当に悪気はないんだな」と思い、何も言えなくなってしまいました。 シィさんは、たとえもらった物が自分にハマらない物でも、相手には「うれしい」と伝える派。価値観の違いかもしれないけれど、「もしかして私って、下に見られてる?」と悲しくなるシィさんなのでした。 どんなに付き合いが長い友人同士でも、そのときの相手好みのプレゼントを贈ることは難しいものですよね。特に、結婚や妊娠・出産などライフステージが変化するタイミングでの贈り物は、正解がわからず悩む人も多いのではないでしょうか? もしかしたら、相手に欲しいものを直接聞いてしまったほうが良い場合もあるかもしれません。 皆さんは、古い付き合いの友人にプレゼントを贈るとき、自分であれこれと悩みながら決めますか? それとも、相手の欲しいものをリサーチしたり、ストレートに欲しいものを聞いたりして決めますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年03月27日大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人ですが、結婚したエーコさんがマウントをとるような発言をし始め、シィさんは違和感を覚えるように。数年後、シィさんも結婚し、エーコさんは、妊娠・出産しました。シィさんが出産祝いのプレゼントを渡すと、エーコさんは苦笑いしながら「これはナシかも」と言ってきて……。「ベビー向け雑誌を見て、出産祝いを選んだ」と言うシィさんに対し、「リアルな声を知らないよね」と言い、自分のスマホの画面を見せるエーコさん。 そこには、シィさんが贈ったプレゼントがランクインしている、『残念な出産祝いランキング』という記事が! ショックを受けるシィさんに対し、エーコさんは「意地悪で言っているわけじゃないよ。シィちゃんのためを思って言ってるの」と口にして……。 「あなたのためを思って」という親友 「ありがとうって言うのは簡単だけど、今後も誰かに出産祝いを贈ることがあるでしょ?」 「そのときに、内心で『困った』とか思われるより、はっきり言ったほうがいいと思ったの」 「仲の良い友だちだからこそ正直に伝えた」と言うエーコさん。 その言い分を聞いて、シィさんは「たしかに……」と納得しそうになるのでした。 エーコさんの言うこともわかりますが、一生懸命選んだプレゼントを「いらない」と言われてしまうとショックですよね。皆さんは、もし、あまりうれしくないプレゼントをもらったら、贈ってくれた相手に正直に伝えますか? それとも、贈り主にはお礼や喜びの気持ちだけを伝えますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年03月26日大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人。しかし、結婚したエーコさんが少々マウントをとるような発言をし始め、シィさんは違和感を覚えるように。さらにエーコさんは、結婚して自分がいかに幸せかということを語り始め、独身のシィさんを下に見るような発言もあったのです。数年後、シィさんも結婚し、エーコさんは、妊娠・出産しました。子どもがいないシィさんは出産祝いに何を贈ったらいいかわからず、ベビー向け雑誌で紹介されていたグッズをプレゼントすることに。 すると、プレゼントを開けたエーコさんは「お祝いってコレ?」と、まさかの苦笑い。さらに、シィさんが戸惑っていると、エーコさんは「ちょっと……ナシかも」と言いました。 ショックを受けたシィさんに、エーコさんは追い打ちをかけてきて……!? 贈った出産祝いについてダメ出しされた… 喜んでもらえると思っていたシィさんは、ショックを受けました。そんな様子を見て、エーコさんは、「気持ちはうれしい」とフォロー。 しかしその直後、「ベビー向け雑誌を見て、出産祝いを選んだ」と言うシィさんに対し、「リアルな声を知らないよね」と言い、スマホの画面で『残念な出産祝いランキング』という記事を見せるエーコさん。 そこには、シィさんが贈ったプレゼントがランクインしています。 落ち込んだ様子のシィさんを見て、「意地悪じゃなく、シィちゃんのためを思って言ってるの」と諭そうとするエーコさんなのでした。 「シィちゃんのため」と言うものの、本当に相手のためを思って言ったとは思えないエーコさんの態度に、モヤモヤしてしまいますね。プレゼントはあくまでも善意で贈るもの。頂き物について選んでくれた本人にダメ出しをするのは、たとえ親しい間柄であっても、相手を傷つけてしまう無神経な行為ではないでしょうか? エーコさんには、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を思い出してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ小学生の娘、年上夫と3人で楽しく暮らす、ワーキングマザー。アメブロ公式トップブロガー。娘との日常を描いたマンガや、ブログ読者から寄せられた体験談をもとにした連載マンガを投稿中。
2023年03月25日大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人。しかし、結婚したエーコさんが少々マウントをとるような発言をし始め、シィさんは違和感を覚えるように。さらにエーコさんは、結婚して自分がいかに幸せかということを語り始めたのです。シィさんと彼は社会人になったばかりで、今はまだ結婚を考えていないことを伝えたものの、「結婚はいいよ」という内容を繰り返し話すエーコさん。さらに、独身のシィさんを下に見るような発言もあり、素直にお祝いする気持ちになれませんでした。 それでも、シィさんにとって、エーコさんが大切な友人であることに変わりはありません。それから数年後、シィさんも結婚し、エーコさんは妊娠・出産しました。シィさんはエーコさんに出産祝いを贈ることにしたのですが……。 「お祝いって…コレ?」苦笑された出産祝い 子どもがいないシィさんは、出産祝いに何を贈ったらいいかわからず、ベビー向け雑誌で紹介されていたグッズをプレゼントしました。 プレゼントを開けたエーコさんは「えっ……、お祝いってコレ?」と、まさかの苦笑い。 シィさんが戸惑っていると、エーコさんは何やらブツブツ言い始め、申し訳なさそうに「ちょっと……ナシかも」と発言したのでした。 出産祝いをもらって、贈り主に直接「ナシかも」と伝えてしまうなんて信じられませんね。皆さんは、贈ったプレゼントに対して、文句を言われてしまった経験はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ小学生の娘、年上夫と3人で楽しく暮らす、ワーキングマザー。アメブロ公式トップブロガー。娘との日常を描いたマンガや、ブログ読者から寄せられた体験談をもとにした連載マンガを投稿中。
2023年03月24日出産後、親族や友人から出産お祝いをもらうこともありますよね。なかには「出産お祝いは何が欲しい?」と聞いてくれる人も。こういった場合、何をお願いすればいいのか迷いませんか? そこで、実際に私がお願いしてよかったと感じたアイテムを厳選してご紹介します。長く使える! ステップアップ食器セット離乳食初期から完了期まで役立つ、コンビの「ベビーレーベル ステップアップ食器セット」。なかには離乳食調理器がセットになったものもあり、このワンセットで作る&食べるサポートをしてくれます。 食器やスプーンなどは、子どもが手で握りやすい工夫が施されているほか、すべりにくい素材だった点が◎。2歳ごろまで使用できる食器類もあり、わが家でも長期間使用できました。セット内容によりますが、金額は定価で5,000円程度。安くて3,000円台のセットもあるので、出産祝いにも頼みやすい商品の1つかもしれませんね。 自分好みをチョイス! マザーズバッグ私がお願いしたマザーズバッグは、マミールーのバッグです。充実した機能性、デザインともに気に入っています。最近では、anelloのリュックも人気ですね。がま口タイプなので、出し入れしやすいのが最大の魅力です。 人気商品をチェックしながら、自分好みのマザーズバッグを出産お祝いとしてお願いしてみてもいいですね。金額はピンキリですが、5,000円前後で買えるマザーズバッグもたくさんあるので、お願いしやすいアイテムでもあります。 毎日重宝する! 質感抜群の今治タオル「タオルはある?」と聞かれたことがきっかけで、今治製のスタイとベビーパンツ、フード付きバスタオルをもらいました。 ココだけの話、最初はタオルなんて……と思っていたのですが、その概念が覆されました。今治タオルは、ふわふわでやわらかく肌触りがいい! ほかでは手に入らない商品だと思いました。毎日欠かさず使うものなのでムダにもなりません。よほど高級なタオルを選ばない限り、購入しやすい金額なので個人的にも買いたいくらいです。 出産祝いに欲しい物を教えてと言われると、つい遠慮してしまいますよね。でも、言ってくれる本人は「本当に喜んでくれるものを買いたい」と思ってくれているはず。こういった機会があれば、5,000円前後を目安に検討してみるとお願いしやすいかもしれません。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/塩り監修/助産師 松田玲子著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2023年03月06日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いにやって来た高校の友人・あさ子と旦那さん、そして元気な双子たち。子どもが食べ物を持って走り回っても、みちるちゃんを叩いても、大切なメリーを壊しても、あさ子夫妻は子どもたちを叱るどころか、みやこさんに謝ることもしません。 しかも帰り際に、「みちるちゃんの出産祝いを買ってくるの、忘れちゃって。運動会の帰りに買って来ようと思ったんだけど~」と言い出すあさ子。 一体何をしに来たのか……非常識すぎる一家の言動。みやこさんは頭に来てしまいます。 そんなあさ子と仲良くなったのには、あるきっかけがありました。 ボス女子の標的にされてしまって…… あさ子が双子を出産したとき、2人分の出産祝いを現金で包んで贈ったというみやこさん。見返りを求めるわけではなくても、出産を祝う気持ちのかけらも感じず、手ぶらで家を荒らしに来ただけのあさ子にモヤモヤが止まりません。 そんなあさ子と仲良くなったのは、高校2年生のときのこと。 当時、クラスでボス的存在だった女子たちから標的にされた幼馴染み・さえ菜と仲良くしようとしたことから、みやこさんもボス女子に目をつけられてしまったそう。 昔から仲の良い友人が嫌がらせを受けている状況で、巻き込まれないためにボス友に従うか、友人と一緒にいることを選択するか……どう行動すべきか悩む女の子も多いのでは。不穏な空気が漂います。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年01月23日私が産後初めて美容院に行ったときのことです。1年ぶりの美容院を終えて気持ちよく帰宅したところ、家に誰かが来ていた形跡がありました。夫に尋ねると、友人を家に上げたとのこと。散らかった部屋と肌着姿の赤ちゃん。こんなプライベート丸出し状態の部屋を見せたのかと、私は大激怒。これが、私たち夫婦の産後初めての大ゲンカとなったのですが……。産後初めての美容院1人目を出産後、ようやく私の体調も落ち着いてきて、自分のことに目を向けることができるようになったころのこと。久しぶりにしっかりと自分の顔を鏡で見ると、ボロボロの肌と髪……。「せめて美容院に行きたい」と夫に頼むと、夫は「子どもは俺が見ておくよ」と快く送り出してくれました。 しかし、なかなか美容院の予約がとれず、ようやく予約がとれたのは平日の夕方以降。当日は子どものお風呂を早々と終え、あとは寝るだけの状態にして、夫が仕事から帰ってきたあと、私は美容院へ向かいました。 帰宅後に人の気配……「友だちが来たよ」1年近く行っていなかった美容院。非日常の空間を久しぶりに味わい、満足して美容院を後にし、帰宅した私の目に飛び込んできたのはお菓子とお酒のごみでした。夫はあっけらかんと「友だちが出産祝いを持って来たから、家に上げたよ」とのことでした。 「この汚い部屋に上げたの? お酒も飲んで?」と、みるみる怒りがこみ上げてくる私。夫は「せっかく持ってきてくれたのに、玄関で帰すのは失礼だろ!」と怒って反論してきました。そこから夫婦ゲンカの始まりです。 どっちが正しい!? と大ゲンカ出産祝いはありがたかったです。しかし、私としては、そもそも平日の夜に連絡もなしに突然来ることは非常識ではないかと感じました。それに、こんなに生活感満載の、片づけもできていない部屋を見られたのかと思うと、顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったです。さらに子どもは肌着1枚という姿。せめてお祝いを持ってきてもらうときには、ちゃんとした外着を着せてあげたかった。 そして、子どもの面倒をきちんと見ると言っておきながら、夫が友人と一緒にお酒を飲んでいたことも許せませんでした。夫は夫で、「わが子を見せたいゆえに家に上げた。肌着姿で何が悪い! お酒もビール1本しか飲んでいない」とのこと。その日はケンカをしたまま就寝しましたが、翌日になっても私の怒りが収まらなかったため、ようやく事の重大さを理解したようで謝ってくれました。 母親・父親1年生のころは、こういったトラブルがよく起こりました。母になった私と、いつまでも独身気分が抜けない夫との溝は、当初はかなり深かったと思います。その都度、ケンカをしてでもしっかり話し合い、2人で歩んできました。今は結婚15年目を迎え、頻度は減ったもののケンカはあります。しかし、お互い別の環境で育った人間ということを頭において、ときには譲歩し合いながら、これからも夫婦生活を続けていきたいです。 著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2023年01月17日出産祝いは、自分では買わないけれどあったら便利だなというものが意外に重宝しました。冬に初産だった私がうれしかった出産祝いをご紹介します。カサカサしがちな冬に必須の保湿アイテム 新生児のお世話は、ひたすら授乳とおむつ替えの日々。私はお世話の前後には手を洗うようにしていたので、手がカサカサになってしまい困っていました。そんな私に友人がプレゼントしてくれたのは、ちょっと高級なママの保湿グッズでした。赤ちゃんのお世話で荒れがちなお肌を守るためのハンドクリームやリップクリームなど、外出しづらい産後にプレゼントしてもらえてありがたかったです。しかも、ちょっと高級なので、使うたびにウキウキできる効果もありました。 ほっとひと息つく時間のおともに ハーブティーの詰め合わせのプレゼントも、冬出産の私にはうれしいプレゼントでした。冷え性の私は、体を温めるためになるべく温かいものを飲むようにしています。ハーブティーの詰め合わせは、選ぶ楽しさがあり、自分好みのハーブティーを探すティータイムが、育児中のちょっとしたぜいたく時間に。カフェインが入っていないものを選んでくれたので、寝る前や授乳の影響なども心配せずに飲めました。 用途いろいろ、大判おくるみ aden + anais (エイデンアンドアネイ)のスワドル(おくるみ)の存在を知らなかった私ですが、使い始めて虜になりました。 赤ちゃんをおひな巻き(※)する際に使うと、伸びが良いので縛りやすく、通気性が良いので赤ちゃんも巻かれたままスヤスヤ寝ていました。また、授乳する際には自分の首の後ろで結んで授乳ケープに変身したりと使い方がいくつもあり、おでかけの際には小さく畳んでバッグに入れて必ず持ち歩いていました。 (※)赤ちゃんが丸くなる姿勢でくるむ巻き方。おなかの中にいたときのような体勢でリラックスでき、安眠効果が期待できます。 こうして書いてみると、もらってうれしかった出産祝いはちょっと高級で日常使いできるものが私にはうれしいポイントだったようです。そして、赤ちゃんのためだけのものではなく、ママのことを考えているプレゼントに対して、その気持ちがうれしくて、より印象深くなっていると気がつきました。 監修/助産師REIKO 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2022年12月02日子ども同士も仲が良く、頻繁に会っていたママ友が2人目を出産したので、私はお祝いを贈ることにしました。どんな物をプレゼントしようか悩みましたが、自身が好きなこともあり、定番人気キャラクターのベビーセットをチョイス。万人受けするキャラクターのアイテムだから喜んでくれるだろうと思っていましたが、プレゼントに対するママ友の対応は意外なものでした……。 キャラクターグッズはダサい!?私が贈ったキャラクターがあしらわれたベビーグッズを見て、ママ友は喜んでくれました。しかし後日、「キャラクター物を家に置きたくないから、フリマアプリで売っても良い?」といった内容のメッセージが届いたのです。 喜んでくれたと思っていたのに、フリマアプリで売ると言われて衝撃でした。ママ友からのメッセージには「キャラクターグッズは正直ダサいなと思っていて……。いつか子どもが興味を持つかもしれないけれど、今は子どもの目に触れさせたくないの」と続いています。 そして、「せっかくプレゼントしてくれたのにごめんね。黙って売るよりも、きちんとフリマアプリで売ることを説明して了承を得たほうが親切だと思って」とのことでした。 正直に言うことが親切…?確かに、黙ってフリマアプリで売られた場合、それがわかるととってもショックを受けるでしょう。フリマアプリで売ったことを知らなかった場合、ママ友に「あのグッズ使ってくれてる?」なんて聞いてしまったかもしれません。 しかし、プレゼントを贈った本人に「フリマアプリで売って良い?」と聞くのは本当に親切なの?と疑問に思ってしまいました。そして、キャラクターグッズをダサいと言われてしまったことで、何だか自身を否定されたようで悲しい気持ちにもなりました。 何が欲しいか聞けばよかった私はママ友に、「お渡しした物だから好きにしてね」と答えました。モヤモヤした気持ちは晴れませんでしたが、フリマアプリで売ったお金で好きな物を買ってもらえれば良いと思うことにしたのです。 そして、相手の好みや何が欲しいかを聞かずにプレゼントを選んでしまったことを後悔しました。事前に何が欲しいかを聞いておけば、モヤモヤした気持ちにならずに済んだはずです。自分自身が欲しい物と相手が欲しい物は違うということに気が付きました。 贈ったプレゼントを「フリマアプリで売っても良い?」と聞かれたことにとても驚き、直接聞くのが親切なの?とモヤモヤしましたが、私も相手が欲しい物をリサーチしてからプレゼントをすればよかったと反省しました。今後、プレゼントを贈ることがあれば欲しい物を聞いてからにしようと思います。今回のことは私にとって良い勉強になりました。 イラストレーター/まっふ著者:鮫島彩美
2022年11月22日妊娠がわかってから、とにかく雑誌やウェブを見るとなんでも片っ端からグッズをそろえてしまいたくなった私は、買いたい気持ちを抑えるのが大変でした。買いたい気持ちを抑えるためにとにかく悩む期間を設けるのですが、悩んで悩んで悩んだあげく結局買わず、そしてなんとかなったグッズを紹介します。かわいいデザインがいっぱい!「スリング」かわいい模様や色で、見ているだけでうれしくなってしまうデザインがいっぱいのスリング。抱っこひもより取り外しも簡単そうで、持ち運びが便利そうなのも魅力です。けれど、結構、お高い……。お手頃価格のスリングもあるのですが、使える期間を考えると、抱っこひもで代用してしまいたくもなります。わが家では結局スリングは買わず、新生児から使えるベビービョルンの抱っこひもを使うことにしました。私の場合、デザイン的に「欲しいなあ」と思うことはあっても、実質的に困ることは特にありませんでした。 友人にすすめられた「鼻吸い器」赤ちゃんの鼻水を簡単に吸い取ることができる「鼻吸い器」。友人に「便利だよ!」と言われて買おうか迷った物の1つです。しかし、なんだか扱うのが怖かったことと、近くに小児科や耳鼻咽喉科があり、困った場合はすぐに病院にかけこむことができたので必要に迫られることもありませんでした。鼻炎がひどいお子さんなどがいらっしゃる場合は家にあったほうが便利だと思いますが、風邪などのために必ず買う必要はないかなと思いました。 とにかく暖かそう「ベビーカー用足カバー」夏に生まれた娘なのですぐには必要なかったものの、とにかく長い間、買うのを悩んだのがベビーカーに取り付ける「ベビーカー用足カバー」です。保温性抜群そうに見えるカバー。冬には必需品のように思えます。一方で、赤ちゃん用毛布やアフガンを出産祝いにもらっており、これを駆使すればなんとかなるような気も……。そんなことをずっと考えていました。スリング以上に高い「ベビーカー用足カバー」。そこで、寒くなった際に出産祝いにもらったアフガンを巻き、その上に毛布をかけて外出してみたら、まったく問題なく外出できました。ちょっと暑くなれば、毛布をとることで調節もできたので、結果的に買わなくてよかったかもしれないと思いました。 友人から貸してもらってなんとかなったグッズもたくさんあります。借りずに自分でそろえたいと思ってしまうこともあるのですが、実際、使う期間が短い場合が多いので、買ってしまってから買わなくてよかったな……と思うこともしばしば。子どもの年齢が近い先輩ママさんが知り合いにいるのであれば、まずは貸してもらえるか聞いて見るのもいいと思いますよ。 監修/助産師REIKO著者:ヒロコ ラメッシェ4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。
2022年10月29日ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし