出産する前、風邪などで寝込んだりすることは年に1回あるかないかだった私。ところが1人目出産後の1年半は、体調不良で寝込むことが多くなってしまいました。子どものお世話があるのに何度も何度も寝込んでしまう日々を経験し、私なりに学んだことをご紹介します。 体質の変化!? 2カ月に1回寝込む日々私は産後に、あるときは胃腸炎、あるときはインフルエンザ、またあるときは風邪で発熱という具合に、ちょこちょこと単発の病気にかかる頻度が増え、産後の1年半は2カ月に1回は寝込んでいました。どれも数日寝ていれば良くなる症状なのですが、365日休みなしの子育て中に度々自分が体調不良になるというのは家族にとっても結構なダメージがあります。 実家が近くはないため、夫が仕事を休めるときには家事・育児を代わってもらっていましたが、夫の仕事の都合がつかないときには、もうろうとしながら子どものお世話をして1日過ごしたことが何度となくありました。 一番つらかった冬の胃腸炎中でもつらかったのが、冬場に胃腸炎にかかったときのことです。その日は嘔吐と下痢の症状がひどく、真冬で寒いので外に出るのもしんどい状態でした。しかし、家の中の閉塞的な空間でイヤイヤ期に入り始めた1歳半の娘の相手をしているのもしんどく、なんとか薬をもらおうと自宅から歩いて5分ほどの場所にある内科を受診したのです。冬場のクリニックは混み合っていて、座る場所もない状態でした。娘はちょうどお昼寝の時間で眠っていたのでしばらくは静かに待つことができましたが、1時間待っても診察の順番がまわってきませんでした。 受診できず泣きながら帰宅吐くほどではありませんでしたが気持ちが悪く、体調不良の中待つことに限界を感じ始めたころ、娘が眠りから覚め不機嫌に泣き始めました。すると急にどっと疲れてしまい、受診せずに病院をあとにしました。不調の体で娘をあやしながらもうしばらく順番を待ち、受診することにハードルの高さを感じたのです。帰り道、体調不良のつらさと受診できなかったつらさ、いろいろなつらさを感じ、さらに激しく泣く娘と一緒に、大人げなくボロボロ泣きながら帰ってきたのを覚えています。 母の健康は家族にとっても大切1人目出産後は体調が不安定になりやすかったことに加え、初めての子育てに全力投球し過ぎて、心身共に無理をしている部分があったと思います。自分のことはいつも後回しにしていましたが、何度も体調不良に見舞われる中で、母である私が健康を損なうことが、自分にとっても家族にとっても一番大変だと感じるようになりました。 自分が元気でなければ子どものお世話もできません。それから「自分のこともきちんと考え、自分にも休養を与え、きちんと体調管理すること」の大切さを意識するようになりました。 その後、おろそかにしがちだった自分の睡眠、食事をきちんととり、月に1度は整体に行って体をメンテナンスするようにしました。そのおかげか、2人目出産後は以前のように寝込むことはほぼなくなりました。時間的金銭的に厳しいと感じるときもありますが、自分の健康を維持し家庭をスムーズにまわしていくために必要なことだと割り切っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2022年08月02日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが別の家でお世話をするということになりました。そんなある日、久しぶりにこはちゃんと再会することに。旦那さんとこはちゃんがぼめそさんのところへ遊びに来てくれたのです。こはちゃんと少しお話しをした後、お散歩に誘うのですが、「イヤ。行かない」とハッキリ言われてしまうのでした。こはちゃんとの一件で心身ともにさらに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことを提案します。 そして健診当日は、2人で病院に行くことに。 質問表を記入すると、いよいよ問診がスタート。 半個室のようなスペースに案内されると、看護師さんがいろいろと質問してくるのですが……? 「間違った答え」を選びたくなくて… 質問表に対してなかなか丸をつけられず、空白が多くなってしまっていました。 そんなぼめそさんに、看護師さんは「一緒に埋めていこうか」と笑顔で話しかけます。 しかし、ぼめそさんの表情は変わらず、ずっと硬いまま……。 さらに、ある質問の答えの回答理由について詳細を問われると、さらに追い込まれてしまうのでした。 「間違った答えを選びたくなかった」とありますが、当時のぼめそさんにとっては、この質問表自体がプレッシャーになっていたのではないでしょうか。皆さんもこのように、質問に対してプレッシャーを感じてしまったという経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年08月01日東京都は2022年6月29日に育休取得応援サミットを開催し、「育休」の愛称を「育業」とすると発表しました。「育休」には「休む」という漢字があるのでイメージを変えるためとのこと。一般の方に募集をかけ8800件を超える応募から選考委員によって選ばれたのが「育業」でした。「育業」にはどんな期待が込められているのでしょうか。これからどのように変わっていくのでしょうか……? 育休応援サミットの内容を詳しくみていきます。 なぜ「育業」に? 愛称変更の狙いとは?小池都知事は、「育休」の愛称変更の狙いのひとつにマインドチェンジがあると説明しました。「『育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組む』とマインドをチェンジしたい。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」 これは「業」には「努力して成し遂げること」という意味があるからだそうです。育児はお休みではなく育「業」なので、育児のために仕事を休むという意味ではなく、育児という仕事に取り組む期間であるとマインドチェンジし、希望者みんなが育業できる社会を目指すとしています。具体的には、育児休業の取得率が低い男性について、東京都は2030年までに取得率90%を目指すと説明しました。 ちなみに、「育業」は多くの方から応募があった愛称とのこと。応募者の想いは、「出産したあとの子育ては業務を上回る尊い仕事。休業というネーミングで申請することにモヤモヤしていました」「私は2児の父ですが、私の勤める企業では男性の育休が浸透していません。男性が育休を取得しやすくなればと、微力ながら応募しました」などさまざま。またほかに今回候補に挙がった愛称には、「育児シフト」、「育児出向」、「育児留学」、「子育てワーク」、「はぐくミッション」、「はぐくみらい期間」などがあったそうです。 サミットに参加した著名人たちは…子どもとの接し方がわからないお父さんたち4人の子どもの父親でもある杉浦太陽さんは、父親の中には、子どもが大きくなったら子どもとどう接していいかわからない、家族の中の自分の立ち位置とは……と悩んでいる方がいると言いました。そして、父親が産後に育児休業を取ることが、そのような問題回避につながるのではないかと述べています。 「産後すぐに父親が育児休業をとることで、父親も育児の基礎を学べます。また家事も覚えますし、夫婦2人で料理や掃除を一緒にしていると、子どもたちのことを夫婦で会話する機会が日常生活の中で自然と出てきます。父親が家庭の事情を把握することはとても大切。また、子どもとのコミュニケーションがとれて、夫婦の絆も深まる……」 杉浦さんは、このように話し、これまでの育休中に、自分の立ち位置、役割も見つけていったと経験談を語りました。こういったことから、男性も育休をとった方がいいと強く感じているそうです。 そして愛称の変更についても深く賛同している様子。 「僕は、育休を取得したら『お休みでいいね』と言われたんです。『実際育児したことある? こんなに大変なんだよ』と思いました。だから『育業』はぴったりだと思います」 「男性こそ社会進出すべき」とは…!?サイボウズの青野社長は、3度育休を取得した体験を振り返り、仕事よりも大変だったと言いました。 「子育てが大変でびっくりしました。育休という言葉にだまされていたところがあり、普段ハードワークしてるんだから育児の方がラクだろうと思っていたんです。これが大きな勘違いで、育児は夜いきなり呼び出されますからね。どんなブラックな職場なんだってことですよね。しかも命がかかっているから疲れても次の日休むということができません。はるかに普段の仕事よりも大変でした。言葉が通じないのもつらいですよね。これはひとりでやることではない、夫婦で分担して、もっと言うと社会全体でやるべきことだと感じました」 さらに、育児をすることで、社会のことがわかったと言います。それは、保育園の自治体への申請、保育園への送迎、小学校へ行くこと、PTAをすること、病院に連れていくこと……。これらを通して社会ってこうなっているんだと学ぶことが多いと感じたのだとか。 「育休をとる前は会社の経験しかなかったから、子育ては社会勉強になりました。よく”女性の社会進出”なんていうけれど、男性こそ子育てを通して社会進出しないといけないと思います」と青野社長は言いました。 男性が育休をとることは妻と子ども2人の命を守ることワーク・ライフバランス小室社長は、産後の妻の死因の1位が自殺であることを取り上げ、防止には産後すぐに妻がひとりにならないことが大切で、男女ともに育休がとりやすくなるよう「誰が休んでも仕事が回る職場にすることが重要」と訴えました。 女性は妊娠と出産でホルモンバランスが崩れ、とくに産後2週間から1カ月の間は産後うつの発症率が高くなるそうです。「赤ちゃんがかわいいと思えない」「自分はダメな母親だと思ってしまう」など、症状はさまざま。そして幼児虐待は、核家族が増えて妻がひとりで育児をするようになってから件数が伸びてしまっていると説明しました。 そこで、「実は男性が育児休業を取ることは、妻と子ども2人の命を救うことにつながるということ」だと小室社長。産後うつを回避するには、妻がまとまった7時間の睡眠時間をとること、朝日を浴びて散歩してセロトニンを増やすことなどが大切なのだそうです。これらはひとりで育児をしていたら難しいので、ぜひ男性に育休をとってもらって一緒に育児をしてほしいと言いました。 「この愛称変更を機に、誰が休んでも回る職場を作っていただきたい」と小室社長はさまざまな企業に対しても呼びかけています。 「すいません、育休とります」はもう終わりに「『すみません、結婚することになりました』『すいません、出産することになりました』『すいません、育休をとることになりました』と、結婚・出産・育児休業に『ごめんなさい』がつくうちは少子化が止まらないと思っている」と小池都知事は言いました。また、次のようにも、新しい愛称に込めた思いについて語っています。 「『育業してきます』『育業中です』と胸を張って言える社会にしたいと思っています。なぜなら子育ては未来を担う子どもたちを育てる大切で尊い仕事だから。業務と同じように、周囲や職場の協力、チームワークが育児には必要です。これからは東京が率先して『育業が常識』という日本を作りたい。新しい名称とともに男女問わず誰もが育児にしっかり取り組む社会作りを進めていきたい」 子育てがしやすくなる社会を目指し、さまざまな取り組みをしている東京都。そのひとつが今回の「育休」から「育業」への愛称変更ということでした。「育業」という愛称には、社会全体が育児の理解を深めて、誰もが育業を取得できるようになればという願いが込められているのですね。みんなで子育てを支える社会になったらとても素敵ですよね。一方、愛称の変更に、「言葉だけ変えても……」という声もあったようです。言葉だけにならないように、私たち全員が他人ごとでなく自分ごととして捉えることが大切なのかもしれません。ベビーカレンダーもみんなが「育業」をとりやすい社会になるよう、応援していきたいと思います。
2022年07月31日多くのママが悩む上の子かわいくない症候群について。Rさんが実体験を寄せてくれました。長男を出産後、ワンオペ育児で育児を辛いと感じていたRさん。産後うつを経験し、育児ノイローゼに。しかし、友人に誘われて乳幼児教育アドバイザーの資格をとったのをきっかけに、子育てに自信が持てたので2人目を考えるようになりました。そして長男が3歳になる頃に、長女を出産。退院して久しぶりに会った長男のことは本当に愛おしいと感じました。しかし、しだいにRさんは……。上の子かわいくない症候群 2人目の長女を出産後、退院後に久しぶりに会った長男のことは、本当に愛おしいと感じたRさん。しかし、すぐに、上の子である長男に対してイライラするようになってしまいました。 「ママみてー」と呼ばれたり、上の子がコップを倒して飲み物をこぼしたりするたびにイライラ……。 「あんなに可愛かったのに、なんでこんな風に思ってしまうんだろう」と、自己嫌悪の日々で、それはとても苦しい時間でした。 ある日、上の子の心のケアをしようと2人で散歩に出かけとき、知らない女性に「小さいのにマスクしてえらいね」と声をかけられました。その言葉にRさんははっとし、小さいと言われたことが胸に刺さったそうです。そして、再度資格をとったときのテキスト、専門家の記事を読み漁ったのです。 すると、小さい方を可愛く感じるのは、生まれたばかりの子を守るための生物としての本能的な気持ちであることがわかりました。 自分の気持ちがどこからくるものかわかったRさん。気持ちが整理できたことで、下の子を出産して半年たった頃には、2人育児が楽しいと思えるようになりました。 それでも今も、上の子に求めすぎてしまうこともあるそうです。しかし、そんなときは上の子をフォローしたり、「5歳の男の子」として向き合ったり、自分のマインドも整えるようにしているとのこと。また、同じように苦しんでいるママがいたら自分の体験談を知って安心してほしいとRさんは願っているそうです―。 ◇◇◇こうして上の子かわいくない症候群を乗り越えたRさん。当時は、自分を責めたり、なぜこんな感情に……と思ったりしてとても苦しんだと言います。今、悩んでいるママたちもいると思いますが、Rさんの体験から少しでもヒントが見つかりますように。著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2022年07月31日実家が遠く土地勘もなし、知り合いもいない夫の地元での敷地内同居。仕事が忙しく家事をほとんどしない夫に不安がある中での妊娠~出産。何もしない夫と、自分が正義という支配型の義両親との付き合い方には頭を悩ませていました。その一方、義母は産後の訪問ボランティアをしていたこともあり、産後の不安を払拭するサポートをしてくれるのではと心強く思っていました。ですが、いざ出産すると私の淡い期待を裏切る、なんとも頼りない義母でした。マイペースな義母との暮らし退院後は赤ちゃんのリズムに合わせる生活のため、明け方にやっと寝られるということもありましたし、授乳して服がめくれたままソファで寝てしまうこともありました。わが家と義実家は、完全分離型の二世帯住宅ですが、両家を行き来できるドアで繋がっています。そのため、私たちの生活スタイルにはお構いなしに自分のペースでわが家にやってくる義母。 勝手にカーテンや窓を開けたり、室内干しの洗濯物を外に出したり……。ありがたいと思いつつも、夕方に開いたカーテンや窓を探して閉める手間、天気や時間を見ながら取り込む洗濯物、足音が聞こえると勝手にドアを開けられるのではという恐怖など、心休まらない日々。小さな物音でも起きてしまう敏感な時期だったこともあり、私の家なのに落ち着ける場所ではないように感じていきました。 期待とは裏腹に何もできない義母そんな生活が10日ほど続いたある日。孫とのふれあいの場を設けようと思い、義母に沐浴のお手伝いをしてほしいと頼みました。義母は快く引き受けてくれたので、お湯張り中のお湯に入れた温度計が38度であるかを見てもらうようお願いし、私はその間に子どもの準備をして連れて行きました。 温度を確認しようと肘を入れると、いつもより熱い! 熱いことに驚きながらも子どもを片手に抱き調整していると、義母は「温度計の数字が見えなかった」と言いました。沐浴中も、義母はせっけんやタオルを用意するなどのサポートをしてくれることはなく、ただただ「かわいいわねぇ」と眺めているのみで、最後まで手伝ってもらえませんでした。 頼りたくても頼れない日々に限界が…乳児湿疹で悩んでいた生後0カ月のとき、近くに良い病院があるか義母に尋ねましたが、わからないとのことだったので、とりあえずネットで探した一番近くの皮膚科へ。後日、義母に湿疹が治まらない話をすると、「あそこの病院の薬は効かないの」「なんであそこの病院に行ったのかと思った」と言われ、「じゃあ最初からダメな病院は教えてくれ……」と思ってしまいました。 他にも、義母にサポートしてもらおうと夜泣きがつらいと話をしても、日課の晩酌は欠かさないので夜中の一番つらい時間に見ていてもらうことができない、日中はいつもお出かけしているのでいざというときに頼れない、おむつ替えも覚えようとしないので預けるのは不安、などモヤモヤする点が多々……。私が期待しすぎてしまったのかもしれませんが、裏切られたような残念な気持ちになり、心も体も限界に近づいていきました。 夫にも助けを求めましたが、「仕事が忙しい」や「わからない・できない」ばかりで頼りにならず。1カ月健診まではなんとかワンオペで頑張り、このままの状態では私が限界を超えてしまいそうだったので、1カ月健診後すぐに実家に里帰りしました。実家では両親が子どもの対応はもちろん、私を休ませようと気づかってくれて、安心感から涙が出てきました。夫や義父母の寂しいという言葉は無視して早く帰ればよかったと思いましたし、産後1カ月間のつらさは今でも忘れられません。 著者:斎藤なおみ4歳のひとりっ子園児の母。知人のいない夫の地元で、義実家と敷地内同居をしながら子育てに励む。好きな言葉は「大丈夫」「しょうがない」。
2022年07月28日総合病院で第1子となる娘を出産し、産後の1カ月健診へ。今思い返せば、「何を聞かれているかわかるでしょ!」と自分でも思うのですが、何を思ったのかそのときは思いっきり勘違いしたまま、医師からの質問に答えてしまいました。まさに、穴があったら入りたい出来事でした……。 小児科医からの質問を勘違い私が第1子を出産して、産後の1カ月健診に行ったときのお話です。総合病院だったので、まずは娘を連れて小児科へ。小児科医から「調子はどうですか?」と聞かれ、なぜか自分のことを聞かれたと思い込んでしまい、私は「常に寝不足で、なかなかしんどいです」と答えました。 小児科医から「この時期は大変ですよね。○○ちゃん(娘)の調子はどうですか?」と聞かれたところでやっと、「さっきの質問は娘のことを聞いていたんだ!」と気づきました。「寝不足で頭が回らなくて……すみません」と変な言い訳をしてしまい、小児科医は笑ってくれましたがとても恥ずかしかったです。 「お母さん」と呼ばれ慣れていないが故に次は、産科で自分の1カ月健診です。内診があるとのことだったので、内診のときは母に娘を抱っこしてもらうつもりで付き添ってもらっていました。まずは産科医から問診があり、「お母さん、体調どう?」と聞かれました。もちろん私のことだったのですが、「お母さん」と呼ばれ慣れていない私はそこでも勘違いをしてしまい、母に向かって「ほら、聞かれてるよ」と言ってしまったのです。 産科医と同席していた看護師さんが大笑いし、「お母さんって○○さん(私)のことだよ。○○さんももうお母さんでしょ!」とツッコまれてしまい、顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。 みんなが笑い飛ばしてくれてよかった小児科医のときも、産科医のときも私の勘違いを笑い飛ばしてくれたのでよかったのですが、自分としてはどちらも穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったですし、きっと赤面していたと思います。 産後の寝不足で頭がうまく働かない状況だったとはいえ、私のように勘違いする人はいないかもしません。特に、産科での勘違いは母も恥ずかしかったようで「何言ってるの!」と母からも笑われてしまいました。 娘を出産してからもう13年以上経ちますが、いまだに思い出してしまう「穴があったら入りたい出来事」です。娘を出産した総合病院の前を通るたび、娘の出産~産後の入院中の生活を思い出してホロリとするのと同時に、この出来事も一緒に思い出して恥ずかしくなってしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年07月27日私は年少の長女と1歳9カ月の次女を持つ2児の母ですが、次女のとある行為を見るたびに「ごめんね」と反省する点があります。それは、次女が「指しゃぶり」をしているとき。なぜ「ごめんね」と感じるのかというと、次女が生まれて間もないころから私が仕事を始めたことが指しゃぶりの原因の1つだったのでは?と思っているからです。 長女の赤ちゃん返りで余裕がない日々次女を出産したとき、長女は2歳10カ月で「なんでもママがやって! 私を見て!」といった赤ちゃん返りがありました。下の子が生まれたら上の子を優先に、とはよく言われていたので、私もなにかと長女につきっきりのことが多かったように思います。しかも夫の仕事は深夜帰宅もあるような忙しさで、夫の力を借りることは難しい環境にありました。 長女が駄々をこね出したときは、次女をしばらく泣かせっぱなしにせざるを得ないことが多々あったのも事実です。 将来について考え直す機会を持てた結果次女出産時、私は里帰りをしなかったのですが、産後要件で運良く長女を保育園へ通わせることができていたので、朝から夕方ごろまでは次女と2人きりでした。2人目ということもあって精神的な気持ちのゆとりもあり、日中に次女とゆったり過ごしていくなかで、家族の将来について考え直す機会をじっくり持てました。 そんな中「やはり近い将来、私自身も働いたほうがいいだろう」と思い立ち、夫と話し合うことに……。そして、「できる限り早く働いたほうがいい」という結論に達したのです。 生後2カ月で起業した私私の住んでいる市は、産前産後要件での保育園利用は産後2カ月までと定められていました。しかし、現実的に生後2カ月の子どもがいても雇ってくれる会社を探すには困難を極めたのが正直なところです。したがって私は発想を切り替えて「雇ってくれる会社がなければ、自分で起業すればいい」と思い立ち、次女が生後2カ月のときに在宅でWeb系の仕事を受注する個人事業主となりました。 就労できたので、長女の保育園もそのまま継続することに。しかし、起業したのはいいけれど、元からWebやパソコンの知識など皆無な私は、さまざまな情報収集や勉強をおこなわなければならず、毎日かなり慌ただしかったです。 仕事が忙しく、次女の世話は最小限に次女が指しゃぶりをしていると気付いたのは生後2カ月のころ。長女の赤ちゃん返りや自身の仕事のことで余裕がなかった私は、「指しゃぶりで寝てくれるのだったら、それはそれで助かる」と思い、指しゃぶりをしても特に対処することなく過ごしてきました。 そして、次女は就寝時はもちろん、暇なときや口寂しいときなどすべて指しゃぶりで気を紛らわせるようになり、生後10カ月ごろにはすっかり指しゃぶりで寝ることが定着しました。指しゃぶり自体は自然な発達現象の1つなので問題ないとは思うのですが、1歳を過ぎても回数が減らなかったため、一度やめさせようとあの手この手を使いましたが効果はなく……。1歳9カ月の今も寝るときはもちろん、日中も暇があればついつい指しゃぶりをしています。 せっかく次女と日中2人でいられる環境にありながら、目の前の仕事をこなすことに集中し過ぎ、次女のお世話は最低限こなして……というような毎日。「いかに次女に早く昼寝してもらえるか」を最優先に日々活動していたように思います。1歳になったころに、もう少しいろいろな遊びに誘うなどしてあげていれば、今ごろ自然と指しゃぶりを卒業できたのかな……と思うと「ごめんね」と反省する日々です。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年07月23日第一子を妊娠してすぐ、夫と一緒にわが子の名前を考え始めました。一生懸命考えたわが子の名前。無事に出産した報告を含め、生まれてきたわが子の名前をLINEで初めて義母に伝えたところ……!? 初めての出産報告がとても悲しい思い出になってしまったエピソードを紹介します。 夫婦で一生懸命考えたわが子の名前待望の第一子妊娠! 夫の苗字がごく一般的なものなので、わが子は下の名前で覚えてもらえるような、特徴のある名前を付けてあげたいと思っていました。夫と2人で、姓名判断などを考慮しながら検討。臨月に入ったころ、やっと2人の思いが詰まった名前が決まりました。 私の実家には事前に名前を報告し、家族から賛成してもらいました。義理の実家からは、「夫婦で決めた名前だからどんな名前でも賛成だよ!」と言われていたため、実際の名前は伝えず、生まれてからのお楽しみにしました。 無事出産! その直後、悲しみのどん底に長い陣痛の末、やっとの思いでわが子を出産。出産に立ち会った夫も、初めてわが子を抱いて大興奮、大感激でした。わが子を抱いた写真とともに、初めてわが子の名前を夫が義母にLINEで伝えました。 その後、夫や私の両親は喜び勇んで朝食を食べに行き、私は産後の安静のため、分娩台でひとり待っていました。すると、私と夫と義母のグループLINEに、義母から「がっかりしました。名前は反対です」とメッセージが……。産後、初めてかけられたのがこんなに悲しい言葉だなんて……。 双方の歩み寄りが足りなかった義母も私たちに名づけを任せる気持ちに嘘はなく、私たちも自分たちで考えた名前なら絶対喜んでくれると思い込んでしまっていたことが、最大の失敗要因でした。義母は、想定外の名前にびっくりしてしまったのだと思います。 結局、長男の名前は生まれてから考えた新しい名前に落ち着きました。めでたい事柄だからこそ事前にしっかり相談し、報告しておけば、初めての出産報告がこんなに苦い思い出にならなくて済んだのに……と反省するばかりです。 わが子は両親にとっても大切な孫であるということをもっと認識しなければなりませんでした。名づけだけでなく、そのほかの帰省スケジュールや初節句についてなど、両親としっかり連携できるように努めることが大切だと思いました。 イラストレーター/星田つまみ著者:鍜治すみの生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。前職では主に産婦人科領域製剤を担当。培った知識をフルに活かし執筆活動や育児に奮闘中。
2022年07月23日第一子を妊娠してすぐ、夫と一緒にわが子の名前を考え始めました。一生懸命考えたわが子の名前。無事に出産した報告を含め、生まれてきたわが子の名前をLINEで初めて義母に伝えたところ……!? 初めての出産報告がとても悲しい思い出になってしまったエピソードを紹介します。 夫婦で一生懸命考えたわが子の名前待望の第一子妊娠! 夫の苗字がごく一般的なものなので、わが子は下の名前で覚えてもらえるような、特徴のある名前を付けてあげたいと思っていました。夫と2人で、姓名判断などを考慮しながら検討。臨月に入ったころ、やっと2人の思いが詰まった名前が決まりました。 私の実家には事前に名前を報告し、家族から賛成してもらいました。義理の実家からは、「夫婦で決めた名前だからどんな名前でも賛成だよ!」と言われていたため、実際の名前は伝えず、生まれてからのお楽しみにしました。 無事出産! その直後、悲しみのどん底に長い陣痛の末、やっとの思いでわが子を出産。出産に立ち会った夫も、初めてわが子を抱いて大興奮、大感激でした。わが子を抱いた写真とともに、初めてわが子の名前を夫が義母にLINEで伝えました。 その後、夫や私の両親は喜び勇んで朝食を食べに行き、私は産後の安静のため、分娩台でひとり待っていました。すると、私と夫と義母のグループLINEに、義母から「がっかりしました。名前は反対です」とメッセージが……。産後、初めてかけられたのがこんなに悲しい言葉だなんて……。 双方の歩み寄りが足りなかった義母も私たちに名づけを任せる気持ちに嘘はなく、私たちも自分たちで考えた名前なら絶対喜んでくれると思い込んでしまっていたことが、最大の失敗要因でした。義母は、想定外の名前にびっくりしてしまったのだと思います。 結局、長男の名前は生まれてから考えた新しい名前に落ち着きました。めでたい事柄だからこそ事前にしっかり相談し、報告しておけば、初めての出産報告がこんなに苦い思い出にならなくて済んだのに……と反省するばかりです。 わが子は両親にとっても大切な孫であるということをもっと認識しなければなりませんでした。名づけだけでなく、そのほかの帰省スケジュールや初節句についてなど、両親としっかり連携できるように努めることが大切だと思いました。 イラストレーター/星田つまみ著者:鍜治すみの生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。前職では主に産婦人科領域製剤を担当。培った知識をフルに活かし執筆活動や育児に奮闘中。
2022年07月23日フランスで3歳の長男と1歳の次男を育てている私。長男の授乳は1歳1カ月まで続けました。次男を妊娠中は授乳の大変さをすでに経験していたので、今度は「1歳になるまでに断乳しよう」と適当に考えていたのです。しかし、実際に次男が1歳を過ぎた今、授乳を終了する時期に悩み始めた私……。そんなとき、助産師の姉の言葉で私の悩みが吹き飛ぶのでした。初めての授乳長男のときの授乳は初めての経験でわからないこともたくさんあり、とにかくストレスでした。私は長男が生後10カ月になるころまで夜間授乳もしていて、毎日寝不足で「もうやめたい!」と嘆くことも多々。 そして長男が1歳を過ぎたころ、私は2人目の妊娠を意識し始め、生後13カ月で授乳をやめたのです。授乳をやめたときは「あ~これで少し負担がなくなる!」とスッキリした気分さえありました。 まったく違う2回目の授乳次男を妊娠していたときは、「産後はまた授乳のストレスが始まる」と授乳に対して少しマイナスのイメージを持っていました。しかし、実際次男を出産すると、一度経験があるためか、授乳のコツや泣いている赤ちゃんの扱い方もわかっていて、産後から驚くほど授乳を楽しめたのです! また、3人目は妊娠を希望していないので、これで最後かと思うと授乳の時間が愛おしく感じ、断乳の時期がわからなくなってきました。 助産師の姉の言葉ある日、助産師の姉に授乳をやめるタイミングについて相談してみました。姉は「授乳をやめるタイミングは人それぞれ。仕事を始めるなどのきっかけがなく、時間に余裕があるなら無理してやめなくてもいいんじゃない? おっぱいは栄養もあるし、母と子のコミュニケーションのひとつだし」と。 私は「確かに。授乳が苦痛じゃないならまだ続けててもいいんだ」と言うことに気づけたのです。そして私は、次男が1歳1カ月になる今でも幸せそうにおっぱいを飲んでいる様子を眺めながら授乳を楽しんでいます。 長男の授乳はとてもストレスで、授乳を楽しむ余裕なんてまったくありませんでした。しかし、次男の授乳は長男のときの経験が生かされ、気持ちに余裕もあって授乳を心から楽しめているのです。姉の助言で私は「もう経験できない今の幸せな時間をもうちょっと続けていこう」と自信を持てるようになりました。これからも自分のペースで授乳をしていこうと思います。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年07月18日次女はなちゃんの1カ月健診で、医師から「産後うつです」と診断されたぼめそさん。実ははなちゃんを出産後、おなかの痛みから始まり、咳や動悸、不眠、全身のかゆみなど、さまざまな体の不調に悩まされていたのです。医師に相談すると「産後のマタニティブルーズという状態です」と言われ、薬を渡されたのですが、ぼめそさんが薬を飲むことはありませんでした。病院を退院後は、実家で子育てをすることに。すると、長女こはちゃんと次女はなちゃんの育児の違いについて、次第に悩むようになっていったのです。ぼめそさんと旦那さんが何て返していいか分からず困っていると、こはちゃんの発言はヒートアップしていきます。 「ママじゃなくてパパが良い!」「パパとお散歩行く!」 しまいには「パパがいいの!」と言って泣き出してしまいました。 こはちゃんの発言により、ぼめそさんの心は一気にズタズタになってしまうのでした。 こはちゃんとの一件で心身ともにさらに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことを提案します。 そして健診当日は、2人で病院に行くことに。 質問表を記入すると、いよいよ問診がスタート。 半個室のようなスペースに案内されると、看護師さんがいろいろと質問してくるのですが……? 私の育児がダメなの? コロコロと変わる感情についていけなくて… こはちゃんの一件で、すっかり落ち込んでしまったぼめそさん。 ベッドに横になって泣いていると、旦那さんからのLINEが届きます。 送られてきたメッセージの内容は、1カ月健診は一緒に行こうというものでした。 健診日当日は旦那さんが付き添ってくれて、一緒に病院へ行くことに。 質問表を提出し終わり、待っていると、ぼめそさんの番号が呼ばれます。 半個室のようなスペースに案内されると、そこで問診が始まるのでした。 こはちゃんのことがキッカケで、自分の育児を責めたり、被害妄想を繰り返していたというぼめそさん。不安定な状態だったと思うので、このときの健診に旦那さんが付き添ってくれて良かったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年07月18日第一子を出産したときの話です。私は里帰りせず自宅で過ごすことにしたのですが、車で30分程の距離に住んでいた義母がしばしば手伝いにきてくれました。出産前の義母との関係は良好でしたが、出産直後の私は義母の言動の細かいことが気になって仕方ありませんでした。私のためを思っての行動とわかっていても、イラっとしてしまう気持ちを消化できずに悶々とした体験談です。 娘を連れていかないで!無事に娘を出産し、退院後は自宅へ戻りました。出産後の私は、小さな命を守らなければととても神経質になっていました。それと同時に、目の前の娘がかわいくて、ひとときも離れたくないと思って過ごしていました。そんな気持ちを知らない義母は、「赤ちゃん見ておくから、寝ていていいよ」と、私の許可なく勝手にわが子をリビングに連れて行ってしまったのです。 寝室にひとり残された私は、なんとか寝る努力をしましたが、別室にいる娘と義母の様子が気になりまったく眠ることができず、むしろ心配で疲れてしまいました。頭では義母の気づかいを理解していても、心がついていかなかったのです。 お宮参りのプレッシャーお宮参りに関しても、産後1週間も経たないうちから「いつにする? 着物着せてあげる!」と何度も義母に言われました。季節が冬だったこともあり、私としては、産後の体調が落ち着いて暖かくなった春ごろにしたいと思っていました。 頻回に授乳をするので、着物も着たくありませんでしたが、初孫を目の前にとても張り切っている義母には、なかなか切り出せず……。結局のらりくらりと断り続け、春になってから夫と娘と3人だけでお宮参りを済ませました。 想像以上に弱った産後のメンタル産後は気分の浮き沈みが激しく、私は細かいことが気になって仕方がありませんでした。義母から、娘が誰に似ているか、授乳の具合はどうかなど聞かれると、ついイライラしてしまうことも。 振り返ればもっとじょうずに振る舞えたようにも思えますが、そのときは自分でもコントロールできないほど、体も心も疲れていたのだと思います。産後のメンタルの浮き沈みがこんなに激しいとは、出産前は知りませんでした。 逆にありがたかったサポートはそんな義母ですが、とても助かったサポートもありました。それは、おかずの差し入れです。義母が自宅で作ったおかずをタッパーに入れて、数日間困らないほどの量を持ってきてくれました。 このサポートは涙が出るほどうれしかったです。産褥期には、最低限の料理だけすれば良いように宅配弁当を取っていましたが、冷凍食品を使った物などが多く、健康的とは言えない内容でした。だからこそ、愛情のこもった手作りのおかずは体と心に染みました。 やってほしいこととやってほしくないことを具体的に言葉にできず、「察してほしい」と思ってしまった私のこの経験。振り返ってみると、できるだけはっきり言葉で伝えるべきだったと思います。その後は、疑問や意見はなるべく言葉にして義母に伝えるようになり、今では良好な関係を保っています。 イラストレーター/山口がたこ著者:石川まり自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年07月18日娘の逆上がりを見守るあいさん。「きっとわたしもできる」そう、脳内でイメージしました。脳内のあいさんは、二重とびだって、8段のとびばこだってできています。しかし、現実的にはあの問題が……。尿漏れが気になる39歳。 近所の公園で、逆上がりする娘を見守るあいさん。 見守りながら、自分を娘さんに重ねます。 「わたしは逆上がりができる……」 あいさんの脳内では逆上がりも縄跳びの二重とびも、ゴム跳びも、とびばこ8段もできるイメージが! しかし……、冷静になったあいさん。 力を入れると尿漏れが起きると悟ったのでした。 ◇◇◇産後、尿漏れが気になるという方は多いですよね。助産師さん曰く、産後の尿漏れは骨盤底筋体操で予防できるそうです。気になる方は助産師さんや医師に相談ぜひ試してみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2022年07月17日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、産後の性生活で気になることについてお話ししています。いつから性生活が始められるか、腟が緩んでいる、腟に水や空気が入って出てくるなどを詳しく解説!産後の性生活について、なかなか相談できるところがなく、悩まれている方もいます。聞きづらいことでも、パートナーと産後もより良い関係を築いていくためにはとても大切なことです。今回は、産後のママから相談されることが多い性生活についての悩みや改善方法についてお話しします。 産後の性生活はいつから始められる?産後の1カ月健診を受け、子宮の回復や会陰部の傷の治りなど経過が順調であることを確認してもらいます。問題がなければ性生活に戻れますが、実際には出産のときにできた会陰や帝王切開の傷などの痛みや不安、慣れない育児の疲れや睡眠不足で性生活が再開できないママも多いです。 おおむね出産から4~6週間後なら可能ですが、精神的に受け入れられなかったりすると再開まで時間を要することもあります。 産後に腟が緩む! 水や空気が入って出てくる!出産による腟の緩みは、赤ちゃんが出てくるときに皮膚が伸ばされるということもありますが、骨盤底筋の筋力が落ちる、伸ばされるなどして緩むことによります。これは、帝王切開で出産された方も、妊娠中の重い子宮を支えていたことによる骨盤底筋の緩みなどでもみられることがあります。湯船につかって、腟の中に入ってきたお湯がお風呂から出たあとに少し時間が経って漏れ出てきて下着を濡らしてしまうという経験をされている方もいるのではないでしょうか? また、腟が緩んでいることによって、性行為のペニス挿入中に腟内に空気が入りたまってくることがあります。下腹部に不快感があったり、腟からおならのように空気が漏れてくることが気になることがあります。 腟の緩みは、出産前との性行為時の感じ方に変化があったり、本人やパートナーも快感を得づらかったりすることもあります。腟の緩みは、時間の経過と共に改善することもありますが、腟の周囲の筋肉(骨盤底筋)をつけるために、体操をすることが効果的です。 性行為時に痛みを感じる!1カ月健診で問題なく、性生活の開始の許可が医師から出ても、傷の痛みが続いている方もいます。性行為によって会陰部の傷が完全に開いてしまうことはありませんが、完全に治癒していない・傷痕が化膿している場合などは、縫合部分から血がにじむ、傷痕に痛みを感じることがあります。痛みを感じる場合は、無理に性行為することを避け、不安な場合は医師に相談しましょう。 また、出産によるホルモンバランスの変化や、授乳中のホルモン分泌、出産・育児によるストレスが原因で、以前よりも性行為時の腟内が濡れにくくなることがあります。また出産時の痛みの記憶や、会陰部の傷の不安により、腟内が乾燥することもあります。腟内の潤いが足りないことで性行痛の原因になることがあります。前戯に時間をかける、また潤滑ゼリーを使うのも1つの方法です。多くの医療機関でも性交痛の緩和方法として推奨されています。水溶性の潤滑ゼリーであれば、使用後は簡単に洗い流したり、拭き取ったりすることが可能です。ドラッグストアや薬局・薬店の避妊具コーナーなどで手軽に購入できます。産後の性生活で1番大切なのは性生活の再開は心身の回復が順調であることで、時期は個人差が大きいものです。パートナーに、無理せず痛みや不快症状があるときは伝えられる関係性を築いていくことが大切かと思います。 <参考>一般社団法人日本家族計画協会「産後の性生活Q&A」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年07月16日私は現在、幼稚園に通っている5歳の長男と保育園に通っている2歳の長女がいる2児のママです。今回は私が学生時代からの友人に対して、価値観の違いなどから「もしかして、マウンティングなのかしら?」と感じたさまざまな出来事や、どうやって自分のモヤモヤ感から気持ちを切り替えているかをお伝えします。 私と友人の間柄とは私と友人の付き合い長く、同じ会社に新卒で入社し、お互いに切磋琢磨した同僚という仲です。そして、これも縁なのでしょうか? 友人と私は、偶然にもほぼ同年齢の子どもがそれぞれ2人いて、しかも2人ともワーママです。そういった背景があり、しかも住んでいる場所もそう遠くないということから、特にお互いに子どもができてからは、定期的にお茶会をするような関係性が続いていました。 一見良好な関係性とも見える私と友人ですが、私は友人に対してモヤモヤする出来事が多くなりました。最初に私が「モヤッ」としたきっかけは、忘れもしない、長男が生後数カ月のころの出来事でした。 友人からモヤッとする衝撃のひと言私はさまざまな事情があり、親戚に頼れず退院直後からワンオペ育児でしたが、そんな中、友人が出産祝いにと私の自宅へ来てくれた際のこと。久々に会えてうれしかったのですが、そのときに友人からモヤッとした発言が。 「○○は、実家に頼れないんだね。私は実家はもちろん、義母・義父が揃って手伝う!って、いろいろな人から言われ過ぎちゃって困っている」「人手が足り過ぎてて、どう分散して子どもの世話を手伝ってもらおうかって考え中」と言われたのです。 恐らく友人に悪気はないのでしょう。しかし1人目育児かつ産後間もなくて心身ともに疲弊していた私は、この友人の発言に正直引いてしまいました。なぜならば、あまりにも私の現状を考慮した発言ではなかったからです。 ほかにもあったモヤモヤな出来事そのほかにも、友人にモヤッとしてしまった出来事があります。 例を挙げると、「自分(友人)がどれだけ生活が充実しているのか、わざわざ写真をLINEに送ってくる」「しゃべりだすと止まらず、私はほとんど聞き手役に徹しなければいけない。しかも内容はほとんど自分(友人)がデキる人間であるかどうかの自慢話が多い」などです。 今は住んでいる土地も違いますし、正直「合わなければ関係を続けなければいい」と思われるかもしれません。しかし、私と友人は十数年も付き合いが続いている縁があり、そう簡単に縁を切ることが私にとっては難しかったのです。 モヤッとした気持ちの解消策このように「モヤッとはしているんだけれど、簡単に縁を切れないな……」と感じたときに私がおこなった対策は、「自分の考え方を割り切ること」です。具体的には、友人と私は生い立ちや趣味なども異なり、それぞれまったく違った価値観持った人間であると考えました。 価値観が違うのですから、産後の私に友人が発したささいな言動も、私にとっては一撃を食らわせる配慮なき発言でしたが、彼女にとっては私を傷つける自覚はなかったのだと理解しています。 このように自分の考えを柔軟に、おおらかに変えていくことが「モヤッ」を解消する1つの現実的な手立てだと感じています。今ではある程度距離を置いたり「もともとこういう人なんだ」と割り切り、お互いの価値観が違う部分を「よい刺激」と捉えてお付き合いするようにしています。 著者:石塚みよ2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年07月16日第1子である息子が生まれ、実家や夫に頼れず孤独な子育てが始まりました。低出生体重児だった息子を私がちゃんと大きく育てないとと、ひとりで頑張る毎日。しかし育児の悩みを相談する相手もおらず、私はだんだん体調を崩してしまい……。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 初めての“孤育て”息子は妊娠36週で生まれた早産児でした。出産時の体重も2,200g程度の低出生体重児で、小さい息子の姿を見て「私のせいで小さく産んでしまってごめんね……ちゃんと大きく育てなければ」と決意。 しかし、私の実家は遠方だったため頼ることはできず、夫は激務で朝早く出勤し、帰りは0時を回ることもざらだったため、「とにかく私が頑張ろう!」と家事や育児をひとりでおこなっていました。このころの私は、あまり育児用ミルクを飲まない息子に何度も授乳をし、体重を測っては「早く標準体重にさせなきゃ」と自分を追い詰める毎日でした。 誰にも悩みを打ち明けられない育児について相談する相手もあまりいなかったので、子育て広場に行ってみたりしましたが、もともと人見知りの私は他のママたちに話しかけられず、結局行かなくなりました。そして育児の悩みをネットで検索しては、「私の育児はこれで合っているんだろうか?」と不安になったり落ち込んだり……。 泣いてばかりの息子に対しどうしたらいいのかわからない、私は母親に向いていないと感じるようになり、そのころの私は食欲もわかず体重は産前に比べ5kg以上も減少していました。夫に相談しようと思いましたが、向こうが仕事を頑張っているのに私だけ弱音を吐けないと、ぐっと我慢し続けていたのです。 心療内科で診断されたのは…そして息子が1歳を過ぎたころ、ワンオペ育児によるストレスからか、私は産後うつと診断されました。泣きながら夫に、産後うつになってしまったことや、育児がつらいことを告げると、「今までつらい思いをしていたのを気づけずにごめんね。これからは俺ももっと育児するようにする」と言ってくれました。 そして夫は給料は下がってもいいからと、会社に出勤体制を変えてもらうようお願いしたのです。その後、夫に息子を見てもらっている間に私はとにかく寝たり、自分だけの時間を作るようにした結果、1年後にはだいぶ体調も良くなっていきました。 今では息子も5歳を過ぎ、あまり手がかからなくなったこともあり、私の体調も元通りになりました。あのときはとにかく自分で何とかしなくてはと、頑張り過ぎていたと思います。あとはもっと早く、孤育てがつらいことを夫に相談しておけばよかったな、と心から思いました。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小野 美穂5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2022年07月16日出産後、育児で思い悩み、毎日眠いのに眠れず、夫にもイライラしてしまい、自暴自棄になっていたみいのさん。出産後2週目に産院を受診すると「産後うつの傾向が強い」との診断が……! 薬をもらったものの、常に悲しくて落ち込んだ状態は続きました。 誰かに話を聞いてほしくて、母親に電話をすることにしました。 母親の驚きのアドバイスとは? 「全然寝られないし、キツイの……でも母乳あげたほうがいいのかなって」 母親に弱音を吐くと、 「え! 私、全然あげなかったよ! 出なかったし!」 と驚きの回答が! 「多少適当でも育つんだから、自分が楽しくなるようにしなさいよ」 というアドバイスを聞き、気もちがラクになった、みいのさん。 「授乳はもうやめる!」と心に決め、ある思い切った行動にでました。 ※うつぶせ寝は、乳幼児突然死症候群や窒息のリスクがあるため、厚生労働省では医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、1歳まではあおむけに寝かせるよう勧告しています。※タオルで哺乳瓶を固定し授乳すると窒息などのおそれがあります。授乳中は目を離さないようにしましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月15日育児で思い悩み、毎日眠いのに眠れず、夫にもイライラしてしまい、自暴自棄になっていたみいのさん。出産後2週間目、電話での母子健診で、メンタルの傾向が悪く、1カ月健診を待たずに受診すると「産後うつの傾向が強い」との診断が。 薬をもらったものの、常に悲しくて落ち込んだ状態は続いていました。ある日、義姉に、自分の気持ちを打ち明けるとまさかのコメントが……!? そうか、私だけじゃないんだ…! 「なんか、赤ちゃん可愛いと思えなくて……」 私より1カ月先に出産した義姉に、自分の気持ちを打ち明けると「めっちゃわかるよ!」「私も同じような感じだった」「1人目って特にそうだよね」とまさかの共感コメントが! そうか、私だけじゃないんだ……! 同じ境遇の人と、思いを共有することでどれだけ救われたことか……その大切さを実感したのでした。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月14日育児で思い悩み、毎日眠いのに眠れず、夫にもイライラしてしまい、自暴自棄になっていたみいのさん。出産後2週間経ったころ、電話で母子の健診が。このときのみいのさんの心の状態は……?!「産後うつの傾向が強いですね」と医師に診断されて……!? メンタル激落ち! 「ヤバイ、一番病んでる回答ばっかり選んじゃう」 産後、メンタルの傾向が悪いのことで、1カ月健診を待たずに一度産院を受診することになりました。 「産後うつの傾向が強いですね」 医師からそう診断され、漢方で改善しなければ精神科を、とすすめられたみいのさん。その効果はいかに……?!※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月13日双子のママさんであるさくらいえまさんは、学生時代から「生理不順」に悩まされていました。ホルモン治療をしていましたが、結婚を機に止め夫と妊活をスタート。しかし、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん/PCOS)と診断され、本格的に不妊治療を始めることになりました。そして、夫と二人三脚の結果……双子を妊娠、出産! 産後の生理はどうなったのかというと? さくらいさんにとって「生理」とは… 産後、生理の感じが変わることがあるそうですが、残念ながらわたしはほとんど変わらずでした……。 本当にしつこい生理不順です……。 ◇◇◇ さくらいさんの生理不順は産後も続くことになりました。医師に相談のうえ、産後もホルモン治療をしていましたが、「あること」を医師に投げかけてみることに。 「3人目の子どもは望まないのなら、あえて薬を飲んで生理を起こさせる必要はないのでは?」 こういった不安や疑問を抱いたとき、いつでも相談できるかかりつけ医がいると安心ですね。 監修/助産師REIKO さくらいえまさんのマンガは、このほかにもInstagramやTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター さくらい えま3歳の双子(アニくんオトくん)を育てながら漫画を描いてます。
2022年07月12日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなってしまったぼめそさん。娘2人の面倒を同時に見るのがつらいということを旦那さんに相談すると、次女はぼめそさんが実家で育児をし、長女こはちゃんは旦那さんが別の家でお世話をするということになりました。今回のお話は、久しぶりにこはちゃんとぼめそさんが再会したときのお話です。 長女こはちゃんと久々の再会! 楽しみにしていたのに… こはちゃんと久しぶりに会えることを楽しみにしていたぼめそさん。 うれしそうにこはちゃんに話しかけるのですが、「ママとお散歩行く?」と質問すると「んー……イヤ。行かない」という返答が! そして、2人が返答に困っていると、その空気を察したのか、「パパと散歩行く!」と強く言い張り、泣き出してしまいました。 こはちゃんの口から、何度も「パパがいい!」と言われることで心がズタズタに引き裂かれてしまうのでした。 こはちゃんの言葉に悪気はないのは分かるのですが、このときのぼめそさんの精神状態を考えると、かなりダメージを与える辛辣な言葉だなと感じました。皆さんはお子さんからズキッとくるような言葉を言われたことはありますか?また、そのときはどんな風に対応しましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年07月12日私は1人目の子を3,900g、2人目は4,030gで出産しました。2人とも概ね妊娠34週前後から成長曲線の一番上か、もしくは抜きん出たようなグラフになっており、出産に恐怖を感じていました。特に1人目に関しては出産準備から、すべて何もかもが初めての経験ということもあり不安が募るばかり。ここでは、2人ともビッグベビーと言われていた私が、出産に対する不安を拭うため妊娠中にどのようなことを心がけたのかお伝えします。※コロナ禍前の体験談です ネットのネガティブな情報に振り回され過ぎない私が特に大切にしていたことは、インターネットの情報に踊らされすぎないことです。もちろん、さまざまな情報を瞬時に収集できる点においては、大いに助かっている側面もあり、この時代に生まれたことをとても感謝しています。しかし、このメリットはデメリットと表裏一体で、あまりにも情報が多いことや、誰が書いたかよくわからない記事に踊らされて不安を煽られるような側面もあったのも事実。 特に私はビッグベビーだと事前に予測されていたので、「ビッグベビーは難産になりやすい」などといった不確かな情報で心を乱される時期がありました。したがって特に正期産の時期に入ってからは、難産の情報を集めるより、いかに安産で生まれてきたか、というポジティブな情報しか収集しないようにしていました。これによってネガティブにならずにお産を迎えることができたのでよかったと感じています。 外部とのネットワークを大切にする私はさまざまな事情があって、1人目・2人目ともに里帰り出産せず近所の産婦人科で出産し、そのまま自宅で赤ちゃんと過ごすことを選びました。また、実親や義親が遠方に住んでいた経緯もあって、親戚類はほぼ頼れない状況。環境的に孤独になりやすいことも心配でした。 私は書籍やWebメディアの情報から「育児は孤独にならないほうが良さそうだ」ということを学んでいましたので、出産前から市のプレママ教室に通ったり、産婦人科が主催のヨガ教室に通っていました。 そのなかで、すでにお産を経験している先輩ママもたくさんいて「私も1人目はビッグベビーだったよ」など貴重な体験談を聞くことができ、「私だけじゃないのだ」と感じて勇気をもらえたことがよかったです。そのおかげで、各教室のママたちと出会えて、そのままスムーズにママ友になれたのもラッキーでした。 自治体の情報をあらかじめ収集しておく産後は親戚に手伝いを頼めなさそうな状況でしたが、ワンオペ育児は避けたいと考えていました。また、ビッグベビーを出産予定だったので「お産がより困難になり、産後の肥立ちも回復までに時間がかかるのでは?」と予測し、できるだけ外部の業者・行政に育児や家事を頼ろうと決めたのです。しかし、民間のベビーシッターへの依頼はとても割高になりそうなので、産後のママをサポートする自治体のシッター・家事代行事業の情報収集をすることに。また、赤ちゃんと自宅でずっと2人きりということも自分の性格上キツいなと感じ、せめて子ども同伴でもリフレッシュできるように「子連れOK」の美容室や整体院なども事前に調べておきました。 お産の前に情報収集したことで、産後に慌てることなく美容院や整体院に通うことができ、精神的な安定を保てました。 大きめの赤ちゃんが生まれるということで精神的な負担や動揺があったので、出産前に、情報を集める際は不確かな内容やネガティブな記事はあえて目に入れないようにしました。SNSなどをまったく見ないようにしたことで、結果的に産後、落ち着いた気持ちで育児ができたことにつながっていると思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年07月12日幸せなはずなのに、吸わせるたびに嫌悪感があって、毎回落ち込んでしまったという、みいのさん。その横で、夫が普段通りに過ごす姿を見て、ますます落ち込む……。「みんな産後も楽しそうなのに、私だけ赤ちゃんのこと、喜べない」 育児が思い描いていたものと違いすぎて、涙をボロボロ流し、あれもこれも嫌だと自暴自棄になってしまっていました。 そのとき、夫は……!? 本当にしてほしいことは…? 夫は何もしてくれない訳ではない。料理も寝かしつけもやってくれるんだけど、どれも中途半端で、結局私が残りの作業をやる羽目に……。それがしんどい! そして、彼が頑張ったあとに、疲れたて家の雰囲気が悪くなるのもつらい……! 「もうご飯作ったり、無理して家事しなくていいよ」 思い切って夫に伝えると、日光の話に……(笑)。 次回、あの「嫌悪感」の理由が明らかに!※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月11日マザーリングとは?赤ちゃんのお世話をしていると、愛おしさがこみ上げ頬をなでたり抱きしめたりしたくなりませんか。このような母性愛にもとづいたママの愛情表現をマザーリングといいます。マザーリングがスキンシップと異なる点は、スキンシップに加えて赤ちゃんのお世話やコミュニケーションも含まれることです。普段なにげなく赤ちゃんに微笑み語り掛け、授乳・排せつなどのお世話をすることがマザーリングなのです。英語では「mothering」と表記し、マザリングとも呼ばれます。この概念は精神分析や心理学の分野で取り上げられ、1943年にアメリカの学者であるリブル(Ribble,M.A.)が赤ちゃんの健全な発達にマザーリングが欠かせないと唱えました。マザーリングの効果ママからのマザーリングを受けた赤ちゃんは、大きな安心感に包まれます。マザーリングにより授乳や排泄の欲求が満たされると、情緒が安定し、心身の健全な発達が促されるのだそうです。ママに対する愛着もマザーリングが育みます。この愛着の形成は人に対する信頼感をもたらし、成長してから周囲の人と良好な対人関係を築く土台にもなります。マザーリングがもたらす効果はこれだけではありません。たとえば赤ちゃんにミルクをあげているとき、赤ちゃんが笑い返してくれるとき、ママも幸福感に包まれるでしょう。この相互関係がママの情緒を安定させ、赤ちゃんとのきずなをさらに強くするのです。マザーリング・ザ・マザーとは?赤ちゃんはかけがえのない存在とはいえ、子育てに対する不安や疲れから赤ちゃんに対してイライラしてしまうこともあるでしょう。特に産後は頻回な授乳で生活リズムがくずれやすく、ホルモンバランスも大きく変わるため、ママは精神的にも身体的に負担を感じやすいものです。このように、子育てをママひとりで担うのは大変ですね。そこで生まれたのがマザーリング・ザ・マザーという考え方です。直訳すると「母をマザーリングする」。ママが赤ちゃんにマザーリングするように、周囲の人が子育て中のママに対し、やさしく包み込むようないたわりをもってサポートすることを意味します。マザーリング・ザ・マザーは夫や家族といった身近な存在はもちろん、自治体による育児教室や産後サポート事業でも受けられます。民間による産前・産後ドゥーラといったサービスを利用すれば、さらにきめ細やかなサポートが得られるでしょう。マザーリングで家族のきずなを深めよう普段なにげなく行っている赤ちゃんのお世話にマザーリングという名前があり、赤ちゃんの発達に重要な意味をなしていることは、ママやパパにとって感慨深いものがあるのではないでしょうか。マザーリングはもともと赤ちゃんの発達を研究する中で提唱された言葉で、母性愛にもとづくものとされていました。父性愛にもとづくものをファザーリングということもあります。どちらも難しいものではなく、愛情をもって赤ちゃんに接することで実現できます。マザーリングもファザーリングも赤ちゃんに対する慈しみをベースに、子どもを育てるパートナーに対してねぎらいの気持ちを持つ大切さを教えてくれます。マザーリングを意識して、お互いに助け合いながら家族のきずなを深めていきたいですね。※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年07月11日寝不足なのに眠れず、スマホで人の幸せそうな投稿を見ては「私はできない」と落ち込み、どんどん深いところへ落ちていく。このつらさ、悲しさを察してほしいのに、いつもと変わらない生活を送る夫にモヤモヤ……。幸せなはずなのに、吸わせるたびに嫌悪感があって、毎回落ち込んでしまったという、みいのさん。 「これって、私がおかしいの……?」 どん底からさらにどん底へ落ちていくメンタル……。その横で、夫が普段通りに過ごす姿を見て、ますます落ち込んでいき……!? 良くない妄想はどんどんふくらみ 「みんな産後も楽しそうなのに、私だけ赤ちゃんのこと、喜べない」 寝不足なのに眠れず、スマホで人の幸せそうな投稿を見ては「私はできない」と落ち込み、どんどん深いところへ落ちていく……。 このつらさ、悲しさを察してほしいのに、夫は「え、なんで急に泣いてるの!?」と困惑! もっと「大丈夫?」「どうしたの?」ってしつこく聞いてほしかったー! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月10日出産後、退院して初めての夜、突然胸が張って激痛が襲ってきた! そして、数日後驚く事態に……!?幸せなはずなのに、吸わせるたびに嫌悪感があって、毎回落ち込んでしまい……。 母乳が出るようになったものの…? 幸せなはずなのに、吸わせるたびに嫌悪感があって、毎回落ち込んでしまったという、みいのさん。 「これって、私がおかしいの……?」 次回、ついにメンタル限界に! そのとき、夫の反応は……!? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月09日産前産後のママ・パパと赤ちゃんをサポートする産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガは、2022年7月16日(土)14時、茨城YMCAみどりのセンター本館にて、フィンランド大使館後援の「フィンランド式産後おはなし会」を開催します(アイラブつくばまちづくり支援事業)。本イベントはオンラインでも参加可能です。世界一幸せな国フィンランドに学ぶ「対話」とは?■世界一幸せな国フィンランドに学ぶ「対話」とは?フィンランドといえば…世界一幸せな国の一つとして上位にランキングされています。また教育立国としても知られ、子育て支援が手厚い国でもあります。さらに、男女平等ランキングも上位。ウクライナ関連ニュースで目にするフィンランドのマリン首相は34歳で女性首相にもなっています。世界一幸せな国フィンランドを根幹から支えているのが、フィンランド式の「対話」にあるということをご存じでしょうか?このイベントは、子育て中のママ・パパの悩みや不安をフィンランド式ダイアログを通し、解消していきます。一人も孤育ての辛い思いをさせない社会づくり、つながることで、自分らしい子育てライフを楽しむことを、ともに応援する場所です。フィンランド式の「対話」手法を用いて、自分らしい子育てができる、安心して話せる場を作る、世界でも例のない新しい取り組みです。フィンランド大使館後援で、本格的なフィンランド式「対話」を気軽に体験できます。■産後の孤独とすれ違う夫婦主催の産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガの多田 佑実は、2018年から産前産後の支援活動をしています。その中で、産後女性が抱える「孤独」、そして夫婦間の産後の意識の「ギャップ」をどう解決すればいいか頭を悩ませていました。夫婦がお互いを大切にする想いはあるのに、産後に「対話」「コミュニケーション」が不足し、想いがすれ違い、やがて修正できないひずみに変わることも…。産後うつや産後クライシス、そして離婚、子供への虐待という形で影響がでてしまう。いまや社会問題とも言えるでしょう。ではこの状況を、どうやって解決していけばいいのでしょうか?■幸せな国フィンランドを形作る「対話の力」悩む多田が、フィンランド式ダイアログに出会ったのは、同じつくば市内で活動するりすにんぐファームの代表戸田さんのもとでした。『否定しない』『ジャッジをしない』『ありのままに受け止める』そんな場に「これだ!」と思いました。産後の女性は、毎日赤ちゃんのお世話に明け暮れて、家から一歩も出ないうちに一日が終わってしまうことも珍しくないと言います。そんな女性たちは、赤ちゃんと一緒にいながらも、社会と隔絶されたような気持になり、孤独感を抱えています。また、「いい母親でいなければ」「周りはみんなできているから、自分もできて当然」という社会からの見えないプレッシャーを感じて、大変な育児を一人で抱え込み、想いを吐き出せないでいることもあります。そんな産後のママ・パパは、不安や課題に戸惑いながらも、悩みを相談したり、モヤモヤを吐き出す場が少ないのが現状です。そこで、フィンランド式の対話手法「リフレクティング」を使うことで、より深く自分を理解しながら、気楽におしゃべりすることができると、多田は確信しました。■参加者の声そんな「フィンランド式産後おはなし会」は、2021年から開催、参加者からはうれしい声が届いています。「先輩ママさんの具体的なお話を伺ってより産後のイメージがつきました。親身になって聞いてくださって安心感がありました。」(つくば市・妊娠中女性)「言葉に出すことで自分の頭の整理ができ相手の話を聞いて気づきを得たり、刺激になりました。空間もとても落ち着いていて、最初は緊張したけれど、三回目の参加ではもうなく、安心して話すことができました」(つくば市・3か月の赤ちゃん3児ママ)「自分の思いを共感して受け止めていただいたことで、わたし頑張ってるな~!と自分を振り返ることが出来ました。」(つくば市・1か月赤ちゃん2児ママ)またご夫婦で参加された男性からは「妻以外の方の話を客観的に聞くことで、夫婦のギャップが自分の経験や知識不足から来ていると気づきました。夫婦で話すときは、何か問題が起こった時。ついカッとなってしまうことも。でも、お互い冷静なときに、第三者が適切に入って対話を進めてくれるので、安心して話ができました。」(つくば市・11か月赤ちゃん1児のパパ)夫婦は当事者同士。お互いへの想いがある分だけ、ぶつかることも多くなってしまいがち。加えて、産後は忙しく、夫婦で改めて話し合いの場を持つことが難しい場合が多いよう。「だからこそ、【フィンランド式産後おはなし会】には、すばらしい価値があるのです。参加したみんながほっとして、幸せに、子育てを頑張る仲間になれる。そんな素敵な場所なんですよ」と多田は笑顔で語ります。<事後アンケートより>・産後の不安・孤独感の解消につながったか? 100%はい・未来に希望がもてる、よくなると感じたか? 100%はい・パートナーシップがよくなると感じたか? 90%はい 10%変わらない気楽におしゃべり!■目指す世界は「ハッピーな産後」「チーム育児」~困る前につながるフィンランド式子育て支援「ネウボラ」をめざして~産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガは、困る前につながるフィンランド式子育て支援システム「ネウボラ」を日本に根差すことを目指し、社会の仕組みを変えようとしています。妊娠・出産・育児がその後の人生のハードルになるのではなく、自分らしい人生を歩むきっかけに。男女ともに、地域で、職場で、社会全体で子育てを支える「チーム育児」の仕組み作りを担えるように。コロナ禍でも一人も孤育て(孤独な子育て)の辛い想いをさせない社会づくり、自分らしい子育てを応援する場を作る活動をしています。今後はイベント参加をきっかけに参加者同士がつながるコミュニティ作り。そして必要な情報提供を行い、子育て支援・専門機関と連携して、「切れ目なく」繋げていく「つくばネウボラ」として、法人化を進めています。今後は日本全国へネウボラコミュニティを広げることを視野に入れています。「だれもが赤ちゃんを得て、幸せを感じられるように」幸せな産後を送れる日本に変わっていく体験をここで得ることができるはず。新しい日本の子育ての在り方、夫婦の在り方を見つめ直すことができそうですね。■開催概要イベント名: 世界一幸せな国・フィンランド式産後おはなし会開催日時 : 7月16日(土) 14:00~16:00 および 毎月第3土曜日会場 : 茨城YMCAみどりのセンター本館(〒305-0861 つくば市谷田部1562)もしくは オンラインZoomアクセス : つくばエクスプレス線 みどりの駅 車5分 徒歩20分参加費 : 無料(アイラブつくばまちづくり支援事業のため)参加条件 : 産前の方・0才~就学前の子育て中の方・ご夫婦のギャップを感じる方定員 : 対面8人・オンライン4人 (ご夫婦・単身・お子様連れ歓迎)*お子様がいてもご夫婦で交代でお世話しながら参加できます。*対面の場合、お子様見守りサポートがあります。主催 : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ後援 : フィンランド大使館、茨城県教育委員会協力 : りすにんぐファーム、茨城YMCA助成金 : アイラブつくばまちづくり支援事業詳細 : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガHP 申し込み : ※7月16日(土)のみ14:00~16:00となりますが、次回以降13:30~15:30となります。<内容>7月16日(土) 14時~16時 対面・オンラインZoom以降2023年3月まで 毎月第3土曜日●プログラムStep1:事前学習(当日の流れとリフレクティング説明動画配信)Step2:テーマ設定Step3:当日参加(グループワークにて進行)*お申込みいただいた方に、事前学習の動画をお送りします。事前にご視聴いただくことで、当日の参加がスムーズになり、お子さまのお世話をしながら参加しやすくなります。*対面の場合は、お子さま見守りサポートがあります。■フィンランド式の対話手法(リフレクティング)3人1グループで、1人が3分間課題を話し、残りのメンバーは画面オフで聴きます。その後、聴き手2人がその課題について話し合い、当事者は客観的にその課題について考える時間となり、課題を受け入れるスペースが生まれやすくなる対話の仕組みです。より深く「話す」「聴く」体験をすることができます。■産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ 概要代表者 : 代表 多田 佑実所在地 : 〒300-0815 茨城県土浦市中高津2丁目7番24号設立 : 2018年1月事業内容: パパママネウボラ事業URL : 産後TOMOサポ・ゆーみんのヨガ代表 多田 佑実 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月08日産後は慣れない育児に戸惑い、子育てに必死で夫のことを気にかける余裕もなく、産後5カ月間性生活はありませんでした。夫婦でゆっくり話し合う時間もなく、夫はストレスが溜まってしまい……。私が産後レスの解消によって学んだことをご紹介します。 産後は性生活をする気にならなかった産後は娘中心の生活。初めての育児で授乳にもなかなか慣れず、夜泣きも激しかったので、睡眠時間を十分に取ることができていませんでした。夫に誘われても性行為をするより睡眠が優先で、疲れているのに誘ってくることに対して苛立ちを感じていました。 私は夫に気持ちが向かず、性行為をしたくないとまで思うように。産後の気持ちの変化は仕方がないと思っていました。 産後、初めてお互いの気持ちを伝え合った夫は私が育児で疲れていることをわかっていたので、性行為を断っていることは気にしていないと思っていました。しかし、夫は産前と何も変わりはないので性生活のない日々にストレスを感じ、限界だから話し合いたいと言ってきたのです。 私は性行為をしたくないことを打ち明け、夫は夫婦にとって大切なことだからできれば性生活を再開したいと思っていることを伝えてくれました。お互いの正直な気持ちを伝え合うことで、性生活の問題に対して向き合うことができたのです。 理解し合うことが大切だった!話し合った結果、私は夫の性行為をしたいという気持ちを受け入れて、1~2週間に1回は誘いを受け入れることにしました。夫は私が睡眠時間を確保できるように育児をし、性行為をしたいときは私の体の調子を聞くようにすると言ってくれました。 産後で育児に必死になっていても、夫婦で話し合う機会を設けて気持ちを理解することがわだかまり解消の一歩になりました。 産後は子どもばかりに目が行って、夫の気持ちを考えていませんでした。夫婦だからといって、気持ちを伝えなくても理解し合えるわけではありません。話し合うことで産後5カ月目で性生活の問題を解消することができ、今ではストレスなく夫婦関係を築くことができています。 イラストレーター/さくら監修/助産師REIKO 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年07月08日次女はなちゃんを出産後、いつの間にか娘のことをかわいいと思えなくなっていたぼめそさん。「しんどい」そうひと言だけつぶやくと、お母さんにはなちゃんを託すと、家を飛び出してしまいました。そして時間が経つにつれて、「苦しい」「つらい」「帰りたくない」といったマイナスの感情がどんどん溢れ出てくるのでした。「母親だから」と自分に言い聞かせ、本当には帰りたくない気持ちと葛藤しながら、家に戻ったぼめそさん。 「……ただいま」 ドアを開けて家の中に入ると……? 家に帰ると、母親が何も聞かずに出迎えてくれて… 「今夜はなちゃん見るから。もうお風呂入って寝てきたら?」 お母さんのやさしい言葉にホッとするぼめそさん。 お風呂に入り、シャワーを浴び終わったころには、すでに涙は止まっていました。 しかし、その夜は結局一睡もできず……。 気付いたら朝を迎えていたのでした。 結局眠ることができませんでしたが、お母さんがはなちゃんを見てくれていたことで、一時的にぼめそさんの心は少し落ち着いたのではないでしょうか。子育てをしていると、自分の感情が煮詰まってしまうときってありますよね。みなさんはそういうとき、どうしていますか?著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年07月07日出産後、退院して初めて夫と娘が対面! 待ちに待った夫の帰宅に話したいことがたくさんあったみいのさんでしたが……夫の反応が思いのほか薄くてなんだかがっかりしてしまうのでした。そして、自宅で初めての沐浴にチャレンジすることに! 練習してるから…大丈夫!? 沐浴レッスンで人形を使って練習したときに、助産師さんに褒められて、沐浴できる気がしていたけれど……実際初めての沐浴は大泣き! 夫婦で惨敗……! そして、このあとも困難が待ち受けることに……!?※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2022年07月07日ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし