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コープ共済連(日本コープ共済生活協同組合連合会、代表理事理事長:和田 寿昭)は、「さまざまな育児の形を応援し、くらしに寄り添うCO・OP共済」をコンセプトに2024年10月1日から10月31日にかけて、第4回「CO・OP共済 育児あるある川柳」を実施しました。2021年度に開始以来、過去最多となる応募総数41,118作品の中から見事入賞された37句を発表します!2024年の世相が反映されたユーモラスな句、そして古今東西変わらない家族の温かさを描いた句など、“育児の今”がうまく切り取られた作品にぜひ注目ください!第4回「CO・OP共済育児あるある川柳」結果発表■最優秀賞(1句)ブレイキン? 寝っ転がって 駄々こねる(ちびた)最優秀賞■優秀賞(1句)子が一歳 ママも一歳 頑張った(里会)優秀賞■ママの育児賞(10句)赤ちゃんの 寝る寝る詐欺に ご用心(anere)ママの育児賞■パパの育児賞(10句)ウェブ会議 カメラの裏で 子をあやす(パパパ)パパの育児賞■みんなの育児賞(10句)また忘れ 孫が教える パスワード(GO ゆうすけ)みんなの育児賞■プレママ・パパ賞(5句)陣痛に 耐える私と 倒れる夫(うーちゃん)プレママ・パパ賞1.2024年の応募傾向(1)2024年の世相を表す川柳が大集合!今年度は「家事分担 50:50が 目標だ」のように流行語をうまく取り入れた句や、「気付いたら 君の笑顔に 課金する」「じじばばの 孫への貢ぎ ホスト級」など、今や若者から子育て世代まで幅広い年代に普及している“推し活”にちなんだ句が多く寄せられました。今後も、その年ならではの育児川柳が誕生していくことがとても楽しみです。その他、「赤ちゃんの 寝る寝る詐欺に ご用心」などのほっこりする句もたくさんご応募いただき、育児やお子さまに対する皆さまの温かい愛情を感じながら選定させていただきました。(2)プレママ・パパの川柳を初募集!今年は新たに、産まれてくる全ての子どもに安心を届けたい、そんな想いで誕生した「お誕生前申し込み制度(*)」の開始を記念して「プレママ・パパあるある話」がテーマの川柳を募集しました。「エコーから すでに我が子は 世界一」「陣痛に 耐える私と 倒れる夫」など、初めての妊娠に喜びや不安等様々な気持ちで臨むママ・パパのエピソードに触れ、ぜひ皆さまもプレママ・パパ時代を振り返ってみませんか?◆詳細や他の入賞作品はこちら!第4回「CO・OP共済 育児あるある川柳」結果発表サイト *お誕生前申し込み制度(正式名称:《たすけあい》J1000円コースお誕生前申し込み制度)は、お子さまが生まれる前から保障をお申込みできる制度です。詳細は下記URLからご参照ください。お誕生前申し込み専用サイト: 2.審査委員からの講評一般社団法人・全日本川柳協会副理事長 江畑 哲男 氏川柳は「人間」を詠みます。人間の「喜怒哀楽」を詠みます。極めて短い言葉で言い表します。ココが難しいところであり、楽しいところでもあるのです。川柳は「口語」を用います。話し言葉で詠めるのです。親しみを感じさせますよね。他方、一見簡単そうに見える口語文芸ですが、実際につくってみると案外奥が深い。そんな実感を持たれた方も少なくないことでしょう。過去最高の応募総数でした。作品のレベルも上がって参りました。そんな川柳に挑戦してくださった皆さんに感謝を申し上げます。有り難うございました。3.各賞の入賞作品数(応募総数:41,118作品)最優秀賞 :全作品から1作品優秀賞 :全作品から1作品ママの育児賞 :21,329作品のママからの応募より10作品パパの育児賞 :5,807作品のパパからの応募より10作品みんなの育児賞 :12,216作品の育児にかかわる全ての方からの応募より10作品プレママ・パパ賞:1,766作品のプレママ・パパ時代の川柳より5作品これからもCO・OP共済は組合員とその家族に寄り添い、新しい“たすけあいのかたち”とよりよい明日のくらしを一緒につくっていきます。■第4回「CO・OP共済 育児あるある川柳」入賞作品37句のご紹介<最優秀賞>ブレイキン? 寝っ転がって 駄々こねる(ちびた)<優秀賞>子が一歳 ママも一歳 頑張った(里会)<ママの育児賞>(10作品)出産時 取説一緒に 付けて来て(のん)悪さする 我が子の顔は 世界一(カナブー)お風呂後の 子どもはパジャマ 母はだか(もとこ)子が描けば 美人のママも ピカソの絵(うみねこ)我が子のおかげ 自分の母の 愛も知る(たっつてと)赤ちゃんの 寝る寝る詐欺に ご用心(anere)起きてても 寝ててもうちは 動物園(あゆず)昆布役 お遊戯会で 光る君(けんちゃん)じじばばの 孫への貢ぎ ホスト級(はるたつママ)君の笑み 再生可能 エネルギー(みん)<パパの育児賞>(10作品)家事分担 50:50が 目標だ(にぺ)酒代を 削り我が子に 投資する(くーさん)楽しもう 夜泣きは我が家の BGM(モリエッティ)パパ叱る 口調はまるで リトルママ(白犬1号)バックミラー 寝顔に誓う 安全運転(トトザウルス)秘密だよ パパと2人で 食べる菓子(ぶうち)ウェブ会議 カメラの裏で 子をあやす(パパパ)「今日ウーバー」 おままごとも 日々進化(とんたろう)パパ育休 家事のスキルが 爆上がり(よっぴー)赴任地で 家族と夕飯 スマホ越し(かじまる)<みんなの育児賞>(10作品)子の推しは いつしか親の 推しとなる(ニャン太)1歳児 慣れた手つきで スクロール(むぎマル)気付いたら 君の笑顔に 課金する(おさかな)パパじゃなく 子守りするのは YouTube(ゆうとかなた)この時代 育児本より 皆ググる(さおたん)絆創膏 貼ったら不思議 痛くない(ちょび)成長に スマホ容量 追いつかず(かなちんママ)ダンゴムシ 見つめる君も 丸まった(もちなべ)また忘れ 孫が教える パスワード(GO ゆうすけ)小児科は 少子化疑う 待ち時間(ムギさん)<プレママ・パパ賞>(5作品)陣痛に 耐える私と 倒れる夫(うーちゃん)母になる 私が産まれた 病院で(みなと)なるように ならぬ育児の サプライズ(水谷裕子)エコーから すでに我が子は 世界一(おまめ支え隊)祖父母たち お腹の出方で 男女当て(やえちん)※無断での転載、使用はご遠慮ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月31日■これまでのあらすじミルクを飲みたがらず3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われた娘・メメの発育に悩む母のまろは、ある日歯の痛みを感じるようになる。歯医者へ行くと知覚過敏と診断されるが約2ヶ月後痛みは激痛に変わり、何もできなくなってしまう。そこで救急外来へ駆け込むと、検査で「左顔面非定型歯痛」だと発覚。原因不明の疾患だが、医師は過去の患者データから子育てのストレスが原因なのではないかと言う。強い痛み止めによって痛みも落ち着き、服用初期は眠くて仕方なかったのだがそれも落ち着いたため、実母が買い物に出かけることに。しかし、メメを見ながらスキンケアをしていたまろが一瞬ウトウトすると、その間にメメがベッドから落ちてしまう。パニックになったまろを、久しぶりに激痛が襲う。その後、メメがケガもなく無事だとわかってホッとするが…。■痛みが消えてる!?■薬が減った…!■もう痛くならない気がするメメがベッドから落下した後に痛みが起きたこと、そしてその痛みがすぐに引いたことが、まろの中でもう一度しっかりとこの痛みについて、自分自身のことについて考えるきっかけになりました。そこで次の診察の際、まろはこのときの体験を医師に話すことにしました。「もう痛くなることはないような気がするんですよね」と、そして自分の非定型歯痛の原因がわかった気がすると…。次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月25日■これまでのあらすじ3ヶ月健診で娘のメメが痩せすぎと言われ、娘の発育に神経質になっていたまろはある日、歯の痛みを感じる。そこで歯医者に行くが、診断が知覚過敏で拍子抜け。痛みを放置するのだった。しかし、その後しばらくしてまろの歯に激しい痛みが…。さらに痛みの場所が歯から顎、こめかみへと移動。寝ることも食べることもできなくなり、会話することも難しくなってしまう。そこで救急外来に駆け込んだまろは強い痛み止めを投与してもらい、さらに詳しい検査を受けることに。しかし原因は不明。「左顔面非定型歯痛」という診断名が下され、医師から子育てのストレスが関係しているのではないかと問われるが、まろには思い当たる節はあるものの、しっくりこなくて…。■薬のせいで眠くなる日々■痛みを感じなくなった…!■医師から娘について質問が…薬に慣れるまでは本当に毎日が眠いというかだるいというか…、考え事をしていたりすると気づいたら寝ていたそうです。夜も泥のように寝ちゃうけれど、なぜか夜間授乳のアラームはバッと起きられて、ミルクをあげているときも目がギンギンで寝かしつけまで元気…! その後メメが寝たら、また気絶するように眠るという感じだったとか。それ以外にも「なんで自分はこんなことしてるんだっけ?」「この部屋に何しに来たんだっけ?」「こういうとき、どうするんだったっけ?」みたいなことの連続だったそうで…。痛みが引いて良かったけれど、強い薬ってやっぱりそれなりに代償があるんですね…。そして診察の日。医師から断乳したメメの様子を聞かれたまろは…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月19日■これまでのあらすじ5ヶ月の娘・メメを育てるまろは、娘がミルクを飲みたがらず体が小さいことを気にしている。3ヶ月健診でも「痩せすぎ」と言われてしまい、母乳量が少ないこともあって「ミルクを飲ませなきゃ」という強迫観念に囚われてしまうのだった。そんな中、まろは歯の痛みを感じ、歯医者へ。知覚過敏の診断を受けるが、その2ヶ月後には我慢できないほどの強い痛みになり、眠れず食事も授乳もできず、四六時中苦しむように。まろは3日後に総合病院の診察予約をしていたが、苦しむまろの姿を見た母親が救急外来に連絡。叔母にメメを預け母親と向かうのだった。検査をして痛み止めの点滴をしてもらったまろが目を覚ますと、医師から痛みの原因はまだわからないこと、投与した痛み止めは麻薬に近いものであることから断乳をしてほしいと言われるのだが…。■メメと自分のために■いったん帰宅■自分が不在の時、娘は…この日は、今回使用した強い痛み止め、副作用の吐き気を抑える薬、夜に痛みで眠れないときのための睡眠剤を処方されて、まろは夫と実家に帰ることに。実家に戻った頃はもうかなり遅い時間で、まろはメメがどうしてるか心配でした。しかし、メメは叔母がミルクを少しだけど飲ませてくれて、眠ったそうで…。メメを見てくれる大人がいたから病院に行くことができたのです。まろは叔母に深く感謝するのでした。次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月08日■これまでのあらすじ5ヶ月前に生まれた娘のメメの発育に、母のまろはずっと頭を悩ませている。ミルクを拒否され、母乳に頼りたいけれど出が悪いのもあって、3ヶ月健診で痩せすぎと言われてしまったのだ。そんな中、まろは歯に謎の痛みを感じ歯医者へ。絶対虫歯だと思ったのだが、診断は知覚過敏。少し安心してしまったまろは自分の不調を後回しにしてしまう。その後、まろの母乳量が増えたことでメメの飲む量も増えるように。そんな中、これまでとは違う激しい痛みが…。再度歯医者に行くと歯ぎしりが原因と説明を受けるが、まろは絶対違うと確信する。そこで大きな病院の受診を希望するが、予約は3日後。最初は夜だけだった痛みが昼間にも表れ、場所も移動。ついには常に激痛を感じるようになり…。そこで歯医者に連絡して痛み止めの量を増やせるか確認すると、大丈夫だと言われて安心するのだった。■これで楽になる…!?■救世主!?■叔母は元看護師!あまりにも痛み止めの薬が効かないので、母が元看護師の叔母(母の妹)が家にある痛み止めでどうにかならないか確認したようで…。電話で済むところ、叔母が来訪。歯医者でもらった薬が弱いものであること、母の持っていた痛み止めなら強いから効くかもしれないと言います。この強い痛み止めを飲むなら授乳は8時間ほどできないようで、先に授乳してから薬を飲むようアドバイスされるのでした。しかし、叔母にはまず「試したいこと」があったようで…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月01日■これまでのあらすじ生後5ヶ月の娘・メメを育てている母のまろはここ数日、原因不明の痛みから眠ることができず、食事をすることもできない日が続いていた。しかも授乳時にも激痛が走るが、ミルクを拒否し母乳しか飲まないメメには痛くても授乳しなければならない。数ヶ月前、初めて痛みが出た際に歯医者では知覚過敏と診断され、さらに今回激痛が現れてから受診すると歯ぎしりが原因と言われてしまう。そんな診断にまろは納得できるはずもなく、授乳していても飲める痛み止めをもらい、大きな病院への紹介状を書いてもらうのだった。しかし、大きな病院の予約は3日後にしか取れず、それまで実家で過ごすことに。頼みの綱だった痛み止めが効かず、激しい痛みに襲われるまろを見ている母親も気が気ではなくて…。■待って…!■常に痛みが…■もう限界…!今までは、眠ろうとする(横になったりうたたねしたり)、咀嚼をする、授乳をするとき以外は痛みが出ることはなかったのに…。このときの授乳がきっかけだったのか、何をしていても常に痛みが出ている状態になってしまいました。痛みの度合いも強くてどうすることもできず、夜中はずっと部屋の中を歩き続けていたまろ。翌朝、心配した母から、歯科医に電話するよう言われ…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月29日■これまでのあらすじ生後5ヶ月を迎えたばかりの娘・メメはミルクを飲みたがらず、母乳にもこだわりがあってなかなか体重が増えないため、3ヶ月健診でも「痩せすぎ」と言われてしまう。そんなメメが心配で、なんとか少しでも多く母乳かミルクを飲ませたいと毎日一生懸命な母のまろは、産後3ヶ月頃に歯の痛みを感じ、歯医者で知覚過敏だと診断される。しかしその約2ヶ月後、激しい歯の痛みに襲われてしまう。そこで再度歯医者に予約を取るが、診察は1週間後。それまでの間、痛みは歯から顎、こめかみと移動するようになり、そのせいで睡眠も食事もとれなくなって授乳も激痛との戦いに。やっと迎えた診察の日、歯科医は歯ぎしりが原因だと言い放つ。納得がいかないまろは痛み止めをもらい、大きな病院への紹介状を書いてもらうが診察は3日後。痛み止めでしのごうとするが、効かなくて…!?■やっぱり効かない…■気絶できたら楽なのに■大丈夫じゃないけど…実家へ向かう車で、母がまろに「寝ていいんだよ」とやさしく声をかけます。しかし痛み止めが効かず、まろは眠ることができなくて…。実家に到着しても効果が出てこない痛み止め。「痛み止めがあれば大丈夫」という安心感が一気に崩れ、まろを不安にさせます。夕飯の時間になると、まろは「噛むと痛いから」とゼリーをすすり出します。「授乳は仕方ないとして、食事や睡眠はしなければ痛むことはない」「気絶できたら楽なのに」と言い、激痛に耐えながら授乳する娘の姿を目にして、心を痛める母。少しでも娘を休ませてあげたいと「ゲップはやるから休んでな」とメメを抱き上げます。しかし、ほっとしたまろに再び異変が…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月28日■これまでのあらすじ産後5ヶ月を迎えたまろは、娘のメメが小さく生まれ、ミルクや母乳にこだわりがあって体重が増えないことをずっと不安に思っている。3ヶ月健診で痩せすぎと指摘され、栄養失調を避けるべくミルクを飲ませるよう言われたのだ。その頃、原因不明の歯の痛みを感じるようになったまろは、歯医者へ。すると知覚過敏だと言われ安心してしまう。当時のまろにとって、メメの成長が1番の心配事で自分の不調を見つめる余裕がなかったのだ。その後メメの母乳を飲む量が増え少しほっとした矢先、まろは再び歯痛を感じるように。前回より激痛で、痛みは歯から顎、こめかみまで移動。さらに痛みで極度の睡眠不足になり、食事もできなくなったまろは再度歯医者へ行くが、歯ぎしりが原因と言われ…。納得できないまろは授乳中でも飲める痛み止めをもらい、大きな病院への紹介状を書いてほしいとお願いするのだった。■無事帰宅するが…■初診は3日後■痛み止めが…!?まろの実家の近くにはかなり大きい病院があり、そこで診てもらおうと診断書をもらいました。早速病院に連絡すると、翌日の土曜日は初診を受け付けておらず、3日後の月曜日なら大丈夫とのこと。それで予約を取るまろでしたが、母はまろが月曜日まで我慢できるのか心配で…。痛み止めをもらったから大丈夫だと答えるまろ。とりあえず痛み止めを飲んで、授乳したら実家に向かおうということになりました。しかし、この後飲んだ痛み止めが効いてこなくて…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月27日■これまでのあらすじ4ヶ月前に娘を出産しミルクと母乳の混合で育てるまろは、娘の体重が思うように増えず思い悩んでいた。生後2ヶ月にはミルクを飲まなくなり、かといって母乳の出が悪いまろは母乳だけで娘の栄養が足りるとは思えず…。3ヶ月健診では案の定「痩せすぎ」と指摘されてしまい、ミルクを足すよう助言されるが、娘はミルクを飲もうとはせず、母乳にもこだわりが強くて気分次第では飲まないことも。そんな中、まろは歯の痛みを感じ歯医者へ。医師には知覚過敏と言われ少し安心する。というのも娘のことで頭がいっぱいで自分の体調まで気が回らなかったのだ。その後夫の指摘により、まろは母乳が出るよう改善しようと考え直し、産院の母乳外来を訪れる。助産師の母乳マッサージを受け、アドバイスを実践すると母乳量が増え、娘の飲む量も増えるのだった。しかし、今度はまろの体に異変が…!?■痛い…!■気のせいじゃない!■とりあえず応急処置不思議なことに、この日は夜横になっているときだけ痛みが走ったそうです。起き上がれば痛みは引くし、痛みがあった場所を触ってみても痛みを感じません。体を起こすと痛みが引くというのが、昔経験した虫歯の痛みと違うところでした。しかし痛みが似ていることから、知覚過敏ではなく「大きい虫歯を歯医者の先生が見落としたのでは?」と思うのですが…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月19日■これまでのあらすじ娘のメメが小さく生まれてきた上に、母乳の出が悪かったまろは、娘を母乳とミルクの混合で育児をしている。しかし3ヶ月健診で「痩せすぎ」の状態と指摘され、もう少しカウプ指数の値が低くなると栄養失調になってしまうのでミルクをできるだけ飲ませるよう保健師から指導を受けるのだった。これに大きなショックを受け、娘がミルクを飲むよう工夫を重ねるが思うようにいかず…。そんなある日、まろは歯の痛みを感じるようになる。夫に相談し娘を預けて歯医者に行くことにするが、歯医者から痛みの原因は「知覚過敏」だと言われ拍子抜け。連勤で疲れている夫に、こだわりが強い娘をわざわざ預けて歯医者に行ったことを申し訳なく感じるが、大したことなくて良かったと安心もするのだった。■今日もミルク飲まない…■頭の中は娘のことばかり■気にするのもよくない?その後も定期的に痛みを感じていたまろ。しかし「知覚過敏」と診断した歯医者は評判もよく、それが誤診だなんて疑いもしませんでした。そんな自分の痛みより、このときは娘が毎日どれだけミルクを飲むのかの方が大問題で…。小児科の医師に「そんなに気にするのも良くないと思いますよ」と言われても、頭の中はメメの心配ばかりだったのです。次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月10日■痛い…!■私が病院へ行ったらこの子は?■謎の痛みの話これは主人公・まろが産後、突然謎の痛みに襲われた時のお話です。痛すぎて、声も出せないまろを見て、周りの人が救急外来に連絡。しかし、まろは痛みにもだえながら「私が病院に行っている間、メメはどうするの?」と心の中で問いかけていました。「この子は私がいないとミルクも飲めない 寝かしつけだって私じゃないと…」やがて、救急外来に行くことになったまろ。その謎の痛みの原因とは…?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年08月29日一般社団法人 日本ホリスティックアロマライフ協会(本部:千葉県流山市)の代表理事である登 寿美子は、4冊目となる電子書籍『愛され脳を育むアロマとタッチの魔法:あなたは最近、我が子に触れましたか? ほとんどの人が知らない、たった3分で子どもの才能を引き出す方法』を2024年7月29日(月)に販売開始し、Amazon.co.jpのランキング、17部門で1位を獲得しました。URL: 『愛され脳を育むアロマとタッチの魔法』■書籍概要イライラして、子どもに怒ってしまった。その夜、子どもを寝かしつけながら「なぜ、あんなに怒ってしまったのだろう」と罪悪感を抱く。子育てをするなかで、そんな経験はありませんか?子育てだけではありません。夫婦、両親との関係、家事、仕事。私たち女性は、常に多くの悩みを抱えています。そんなあなたにぜひ実践していただきたいのが、アロマを使ったタッチングケアです。触れ合いと品質のよいエッセンシャルオイルの香りによる癒し。それにより、お子さんは、「自分は愛されている」と感じることができ、あなたの愛を記憶に残してくれるでしょう。そして、触れる側のあなたは香りに癒され、心が整い、子どもたちのありのままを受け入れようという気持ちが生まれます。触れ合いと香りの相乗効果、親子関係は良好に。親や家族の愛を感じることができると、子どもの自己肯定感が高まります。アロマを使ったタッチングケアで「自分は愛されていた」と気づくことができれば、それは、人生におけるあらゆるチャレンジを乗り越える力になるでしょう。アロマを使ったタッチングケアは、むずかしい理論やテクニックは不要。お子さんだけでなく、パートナーやご両親にも実践できる簡単なアプローチ方法です。本書を読み、あなたもタッチングと香りの力を体感してみてください。■目次はじめに ―もし、子育ての悩みを手放せたらあなたは最近、我が子に触れましたか?親から子どもへ。自己肯定感は「愛」から生まれるたった3分で子どもの自己肯定感を上げるアロマを使ったタッチングケア第1章 アロマを使ったタッチングケアの基本いとこの死を通してわかった触れ合いの大切さストレスが及ぼす心と身体への影響手で触れ、心をつなぐタッチングの力 ―オキシトシンの働き―なぜタッチングケアにアロマを使う必要があるの? ―香りの効果―アロマの基礎知識を理解しましょうはじめての方でも家庭で取り入れやすいエッセンシャルオイル【コラム1】自然療法・アロマとの出会い第2章 子育て×アロマを使ったタッチングケア愛情をたっぷり受けた子どもは、情緒が安定しやすい ―チャクラの形成―アロマを使ったタッチングケア(0~1歳)アロマを使ったタッチングケア(2歳~小学生)実際にアロマを使ったタッチングケアをしてみましょう(0歳~幼児)アロマを使ったタッチングケア(思春期以降)実際にアロマを使ったタッチングケアをしてみましょう(思春期以降)【コラム2】息子が「女の子になりたい」と言ったときのこと第3章 夫婦×アロマを使ったタッチングケア夫婦関係は家庭の幸せを左右する ―改善例―夫婦でアロマを使ったタッチングケアをするときのポイント【妊娠中】アロマを使ったタッチングケア気むずかしいパートナーへのアプローチ方法ご両親にもアロマを使ったタッチングケアのプレゼントを【コラム3】産後の回復に大切な食事のお話第4章 自分×アロマを使ったタッチングケア触れ合いは、言葉なくして愛を伝えることができる香りの力であなた自身を満たし、自己肯定感を高めましょう自分を愛せない人こそ、アロマを使ったタッチングケアをアロマを使ったタッチングケアで人生を豊かにおわりに ─私たちは幸せになるために生まれてきたのです■想定読者・子育て中の親御さん・パートナーシップに悩まれている方・アロマにご興味のある方■Amazon売れ筋ランキング Kindle本17部門 1位獲得商品(2024年7月31日調べ)タイトル:『愛され脳を育むアロマとタッチの魔法:あなたは最近、我が子に触れましたか?ほとんどの人が知らない、たった3分で子どもの才能を引き出す方法』発行 :トキツカゼ出版著者 :登 寿美子販売価格:1,000円(税込)発売日 :2024年7月29日(月)ページ数:102ページ電子書籍版フォーマット:Kindle版販売ストア: Amazon.co.jp KindleストアURL : ※価格は予告なく変更される場合があります。※AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。■著者 登 寿美子からメッセージ私は25歳で妊娠出産した時に初めてアロマと出会いました。助産院を選択し、陣痛の時にラベンダーの温湿布をしてもらったのですが、香りで癒されるというよりも陣痛の痛みを緩和する植物の有効成分に感動しました。それ以来アロマの虜になったのですが、今回の著書では、アロマと触れ合いの素晴らしさを綴りました。私自身子どもにアロマを使ったベビーマッサージをしてきましたが、アロマを使うと気持ちが切り替わります。特に子育てで悩みや辛さを感じていらっしゃる親御さんが、アロマを使った触れ合いを通して育児が楽になり、幸せな子育て時期を過ごして欲しいと思っております。本書を読んで終わりでなく、実際に触れて体験すると変化が早く、本当に奇跡が起こります。それを肌で感じて欲しいですし、今後アロマとタッチの魔法を世界中に広めて参ります。紙の本(ペーパーバック)は10月6日に発売予定です。登 寿美子 プロフィール写真■著者 登 寿美子プロフィール登 寿美子(のぼり すみこ)「一般社団法人 日本ホリスティックアロマライフ協会」「ATHA アロマトータルヘルスアカデミー」代表。出産・子育てをきっかけにアロマと自然療法に出会い、アロマセラピスト、鍼灸師として開業。その後、エッセンシャルオイルを取り入れたウェルネスライフスタイル(健康哲学)に出会い、学びを深める。ボディ・マインド・スピリットのバランスを整え、健康で豊かな人生を歩んでいける人を増やしたいという思いで、全国各地でセミナー・講座の講師を務めている。 登 寿美子 Instagram登 寿美子 ブログ 一般社団法人 日本ホリスティックアロマライフ協会 ATHA アロマトータルヘルスアカデミー 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日第1子の出産のときの話です。 予定日を10日過ぎても生まれる気配がないので、誘発分娩になりました。 義母が産まれるときに行くと言っていたので、誘発分娩でいつ産まれるかわからないこと、産まれてから欲しいことを何度も伝えていました。お義母さん、本当にやめてー!!誘発分娩のため前日から入院する事が決まっていたため、最後の夜は夫婦2人で過ごす最後の時間という事でゆっくりしようと話していました。 そんな入院前日の午後、義母から「今向かっています」と連絡がありました。あれほど何度も言ったのになぜ来るのか。 当然、我が家に泊まるとのことで、夫婦2人最後の夜はいとも簡単に奪われました。 入院当日も1人で寝れる最後の朝。ゆっくり寝ようと決めていたのに、朝4時からガチャガチャ音を出して家の中をうるさくする義母。もちろん寝ていられず、家で過ごす最後の朝も壊され、精神的に最悪なまま病院へ。 誘発分娩中、陣痛で苦しむ中陣痛室にまで入ってきて助産師も「たまにああいう人いるのよね…」とドン引きしてました。実母より図々しく、本当に嫌でした。 ◇◇◇ 夫婦2人の時間を壊され、出産当日の早朝からうるさくて眠れず。しまいには陣痛室まで押しかけ…。義母には嫌なことなどははっきり言わなくて伝わらないと思い伝えるも、何故か「遠慮しないで」と解釈されその後も難しい付き合いを続けてます。夫を通して伝えてもらうも「そんな事思ってないでしょ?」と言われたり、最悪の場合は「嫁に言わされてるんだろう」と全く伝わらない日々です。 作画/さくら著者:山城早苗30代、3歳と5歳の子どもを育てるパート主婦。趣味はコツコツ貯めるポイ活。
2024年06月24日私の義母はとても穏やかでやさしい人です。不妊治療で第1子を授かったときはとても喜んでくれ、私が不調のときに通勤の送迎をしてくれたり食事を作ってくれたりと、たくさんお世話になりました。けれど、初めての出産を経験するにあたり、自分のことでいっぱいになった私は義母に対していろいろと不満を募らせてゆき……。陣痛中に差し入れされた驚きの物!私は出産予定日を過ぎても子宮口がなかなか開かなかったため、入院して陣痛誘発剤を使って出産する予定でした。結局入院予定日の前日に陣痛が来たため、ひとりでそのまま入院したのですが、入院したことを義母に連絡するとまさかのお見舞いに。 何をしにきたのかと思ったら、だるまを届けにきたとのこと。「今のタイミングでだるま!?」 と驚いたのを今でも覚えています。 出産後はほぼ毎日お見舞いに義母の家から病院が近いということもあり、義母と義父は出産直後にお見舞いにきてくれました。そこまではよかったのですが、入院中ほぼ毎日お見舞いに。狭い病室に生まれた直後の娘と義母と私の3人きり……。きてくれてありがたいのに、なぜか産んだ直後は 「起き上がって接しなければならない」 という気持ちのほうが強く、つらく感じてしまいました。 気にかけてもらえることはありがたいけれど、入院中は沐浴実習や母乳マッサージ、友人との面会などいろいろと予定が入っていたため、もう少し休みたいと感じたことを覚えています。 まさか!? バスタオルに文句一番衝撃だったのは、入院中、おくるみ代わりに使っていたバスタオルに文句を言われたことです。私が直接言われたわけではないのですが、病室に来ていた夫の携帯電話に連絡があり、「まだあのベージュのバスタオル使っているの?」 と言われたのです。 バスタオルがベージュだったため、義母にはおくるみとしてふさわしくないと感じたのかもしれません。電話を受けたときは汚れたために白いブランドのバスタオルに交換済みで、そのことを伝えると安心していたようです。なんでそんなことを言うんだろう……と無性に悲しくなって夜中に号泣しました。連日の睡眠不足でネガティブになっていたのだと思います。 初めての出産による不安や睡眠不足で私の気持ちが不安定だったこともあり、普段なら何も感じないことも悪い方向に受け止めてしまう時期でした。4年以上経った今では 「そんなこともあったなぁ」 と思える出来事です。 イラスト/imasaku著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月23日私が長男を出産したときのことです。里帰り出産のために、実家に滞在していた私。初産婦なので、まだまだ出産は先だろうと実家ライフを楽しんでいた矢先に陣痛が来ました。「いよいよ出産になるかもしれない!」とドキドキと不安を抱えながら、病院へ向かう車内で父が私に言った言葉とは……。出産予定日の夕方、おなかに鈍痛が!その日は、出産予定日当日だったこともあり、朝から両親も落ち着かない様子でした。そんななか、夕方になったころからおなかに鈍痛があったので「陣痛かも」と話すと、両親は「ごはん食べて」「病院へ持って行く荷物はどこ?」など、ずっとそわそわしていました。 しかし、おなかの張りはなかなか強くならず、そのまま22時半に就寝したのですが、私は横になったものの、鈍痛があって眠れませんでした。夜中の2時半過ぎ、まだ陣痛にしては弱いかなと思いつつも、時間を計ると10分間隔になっていたのです。 そこで、病院へ電話すると「そろそろ来て」と指示がありました。 初産なので、すぐには生まれないだろう夫に連絡し、「(自分も)すぐに行ったほうが良いの?」と聞かれたので、「多分まだまだ生まれないと思うし、病院行ってからまた連絡するね」と伝えて、両親に付き添ってもらい、車で病院へ向かうことに。 私は日々、妊娠や出産の情報サイトを眺めていたので、初産ではそうそう早くは生まれないだろうと思っていました。 口コミサイトには、陣痛が痛過ぎるあまり物を投げたり、叫んだりしたという人もいましたが、そのときの私は「今は我慢できる範囲内で、静かに耐えられているから、きっとまだだ」と考えていたのです。 そのため、荷物もあらかじめ用意していたとはいえ、あれとこれを持って……と自分で用意しました。 いよいよ病院へ! すると父が驚きの発言そして、痛みに苦しみながらも車に乗り込み病院へ向かったのですが、運転席にいる父はなぜか涙を流していました。 そして、ミラー越しに、私に言ったのです。 「よく頑張ったね」。 父はすでに孫が生まれたような気持ちになり、感極まってしまった様子。 しかし、私も母も、まだまだ出産はこれからと思っていました。経験者の母はもちろんですが、本能的に私も出産の痛みはこんなものではないと感じていたのです。 そして、私と母は、思わず父に「おい!」と声をそろえてツッコミを入れる事態となったのでした。 その後、わが子はのんびり屋さんで、なかなか生まれてこず、そのまま約2日半も陣痛を耐えることに。その間、父の本当の涙はおあずけとなりました。 あとから冷静になると、夕方からずっと苦しみ、夜も眠れずにいた私に何か言ってあげようとした父のやさしさだとわかったのですが、そのときは「急に何を言っているの?」と思ってしまいました。そして、同じタイミングでのツッコミに、母との親子の絆を改めて感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:桜井ゆめ/女性・保育士。2015年生まれの男の子と、2020年生まれの女の子の母です。職業は保育士。毎日ドタバタしながらお笑い息子&娘と笑顔いっぱいの毎日を送っています。イラスト:ミロチ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月20日私には2人の息子がいます。次男を出産するとき、子宮口は順調に開いたものの破水はなかなかしませんでした。いよいよ人工破膜をしなくては、というタイミングで、思いもよらないことが起こったのです。2度目の出産だからと高をくくっていた私が、助産師さんまでをも巻き込んでしまった、次男出産時の恥ずかしかった体験談をお話しします。順調に開いていく子宮口私が長男を出産したときは、病院へ着いてから1時間もたたないうちに、第1子と思えないほどあっという間に生まれてきました。 次男妊娠中もこれといって問題はなく順調でした。2人目の出産でもあり、痛みにもわりと強いタイプだったので、私は陣痛が始まっても「夕飯を食べてから病院へ行こう」と考えられるほど余裕があったのです。 陣痛の間隔が短くなり、病院へ行くとすでに子宮口は7cm。痛みはあるものの、私はもうすぐ生まれてくるという高揚感でいっぱいでした。 なかなか破水しなくて…しかし、病院について1時間ほどたっても破水しません。子宮口は時間が経つにつれて広がっていきます。子宮口が広がるとともに、私はいきみたい気持ちになっていきました。いきみ逃しも限界だと思っていたところ、助産師さんが独り言のようにこう言いました。「人工破膜をしたほうが良いみたいね……」と。 人工破膜とは、文字通り人工的に膜を破り破水させることです。助産師さんが子宮口を確認しようと身をかがめたそのとき、思いもよらないことが起こりました。 人工破膜の前に、まさかの…!?バッシャーン! なんと、その瞬間に勢いよく破水したのです。それは、まるで大きな水風船が割れたかのような激しさでした。 身をかがめていた助産師さんの顔面は羊水だらけで、シャワーをかけられたかのようにびしょ濡れに。私は陣痛の痛みを感じつつも、恥ずかしさと申し訳なさで顔から火が出そうでした。何度も謝る私に、助産師さんは笑顔で「気にしないで!」と答えてくれました。 破水後、私は次男を無事に出産しました。「2人目だし、大丈夫」と高をくくっていた私。まさか羊水を助産師さんの顔面にかけてしまうとは思いませんでした。嫌な顔ひとつせず、最後まで気丈に私の出産をサポートしてくれた助産師さんに、感謝しています。こんな赤っ恥エピソードですが、今では良い思い出です。 著者:中田りこ8歳と4歳の兄弟の母。次男は自閉症スペクトラム障害。教育業界を退職後、現在は実家の家業を手伝っている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月14日第3子妊娠中、経過は順調でいよいよ出産予定日まで1週間といったタイミングで、夫が「休みの日に会社のバイク仲間とツーリングに行きたい」と言い始めました。それ本気!?予定を聞いたらなんと出産予定日の3日前。さすがにそのタイミングはいつ陣痛が来てもおかしくないし、生まれているかもしれないから絶対にやめてほしいと伝えました。しかし夫は「生まれたら次いつツーリングに行けるかわからないからこの機会しかない」と言い張り、4歳、3歳の上の子ふたりを私に任せてツーリングに行ってしまいました。そして恐れていたことが……。お昼過ぎにおしるしがあり、その後間を開けずに陣痛と思しき腹痛が始まりました。アプリで間隔を測ると10分を切っており、今すぐ産婦人科へ行かなければならないレベル。夫に「陣痛が来た」と連絡したところ、「じゃあこれから帰る! 1時間半くらい!」との返事で絶望。上の子2人を抱えて「お願いだからこれ以上痛くならないで……」と祈りながら、長い長い1時間を待ちました。そして夫がようやく帰宅→即産院へ! 自力で動けるうちに無事に産院に到着し、そのまま無事出産できました。◇◇◇ 上ふたりが安産だったこともあり夫は「3人目だし大丈夫だろう」くらいの感覚でいたようです。いくらなんでもありえないエピソードとして、懲らしめの念も込めて夫の親族や上司、同僚に言いふらしています。 >著者:須加ちあき/30代女性・会社員。保育園児3児を育てる限界フルタイムワーママ。夫は同じ会社の職場、職種違い。イラスト:犬野ぽよ彦 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月11日農家に嫁いだ私は、毎日家業で大忙し。妊娠してからは体調が不安定で、手伝うのも一苦労です。休みたいと伝えると、夫や義父から文句を言われてしまい……。夫と義父は考えが古く、嫁を格下に見てきます。からだが辛くて休みたいという訴えも、なまけるための口実だと思っているようです。 しかも、重たい農具やお米を妊婦に持たせようとするのですから驚きました。無理だと断ると、義父から「気合いが足りない!」 とお叱りが。気合いで何とかなる話じゃないと思うのですが……。 そのくせ、同じように妊娠している義妹にはとてもやさしく、けっして無理はさせないのです。陣痛が始まったけれど、夫は…ある晩、ついに陣痛が始まった私。その日は義父も夫も組合の用事で出かけており、いつも心配してくれる義母も集まりがあって外出中でした。 めまいもしてきたので、夫に助けを求めたのですが……、戻ってきてはくれませんでした。そこからは義母に助けてもらい、何とか病院へ行って出産。しばらくして、夫から喜びの連絡がありました。義妹が男の子を出産したとの報告です。 夫と義父は義妹から陣痛が始まったと連絡を受け、一目散に駆けつけたようです。出産までずっと付き添っていたというのですから……、ビックリしました。私の出産は他人事で、妹の出産に立ち会っていたとは。 夫からは「お前はひとりでも大丈夫」「母さんも付き添ってくれたんだろう?」 と言われました。ですが、義母が戻ってきてくれなかったら、私と子どもはどうなっていたかわかりません。 じつは陣痛が始まったあとに出血があり、救急車を呼ぶ事態になっていました。夫からは「救急車を呼んだなんて恥ずかしい」と言われましたが……。夫が何を大切にしているのか、わかってきた気がします。 実妹の出産話ばかりする夫夫は自分の子には関心がないようで、私の出産については何も聞いてきません。ただただ、妹の出産話をペラペラと……。「妹の出産を優先して悪いな」「男の子が欲しかったんだ」「うちは女の子で残念だよ」跡を継げるかどうかでしか、子どものことを見られないようです。 しばらくは妹のことが心配だからと、夫は義父とともに妹のそばに滞在するようです。家事もしたことがない2人、何の役に立つのでしょうか……。そして、私と義母に家のことをやっておくよう命令してきました。出産直後の私に、農作業をさせるつもりのようです。 すっかり妹の子どもに入れ込んでおり、私たち親子に対して何の興味もない夫。「生まれたのは男の子だけど」妊娠後期になり、性別が男の子だとわかりましたが、夫に報告しようにも話を遮られることばかり。話をする時間を作ってくれなかったのです。 男の子が生まれたと知り、大喜びする夫。これで義父を喜ばせられると、すっかり舞いあがっています。しかし私の心は、すでに決まっていました。性別にしか興味のない夫、そして何かと文句を言ってくる義父。そんな家に、かわいい子どもを連れて戻ることはできません! 私と義母は心を決めて…今回の件は、私と義母にとって人生を仕切り直す大きなきっかけとなりました。私が産後間もないため、義母は自分と私の離婚を同時に進めてくれています。じつは夫、不倫をしていたことが発覚。証拠もあったので、義母に渡しました。これからは弁護士を通して、いろいろ話し合っていく予定です。家からは、さっさと荷物を引きあげました。 夫と義父に関しては離婚を冗談とでも考えているようで……。謝ったら許してやる、お互いに悪かったということで水に流してやる、戻ってこいと。自分たちのしてきたことがどういうことかを、わかっていないようです。 慰謝料を請求をすると、夫は怒って支払いを拒否。嫁に逃げられたと近所中でうわさになり、外を歩けないとぼやいてきて……。義父は夫とともに私の実家に押しかけ、大暴れをして警察沙汰になりました。 その話も近所に伝わったようで……、今は身を潜めるように静かに暮らしているようです。ちなみに義妹も実家と縁を切ったとのこと。 義母は奴隷のような生活から抜け出せたと私に感謝してくれますが、私こそ義母には感謝しています。誰よりも私をいたわり、唯一の味方になってくれたのは義母でしたから。わが子も義母のようなやさしい人になってほしいと思っています。 ◇ ◇ ◇ 夫と妻は対等な関係であり、子育ては夫婦でしていくものですよね。夫と義父についてはこれまでの自身の言動を振り返り、悔い改めてほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月03日妊娠後期、人生で初めてのぎっくり腰になりました。特に重い物を持ち上げたわけでもなく、ただソファから立ち上がっただけでしたが、強烈な痛みが走ったのです。 ぎっくり腰を勘違い!「ぎっくり腰」という言葉や、とても痛いものであることはなんとなく知っていたものの、私にとって初めての経験……。 あまりの痛みに「これは陣痛に違いない!」と勘違いしてしまい、陣痛タクシーに乗って病院に急ぎました。 ついに出産かとドキドキしていたのも束の間、助産師さんに「陣痛は何分間隔ですか?」と聞かれて「ずっと痛いです」と答える私。その時点で助産師さんの頭の上にはクエスチョンマークが浮かんでいたことと思いますが、痛みでそれを察する余裕などありません。結局、診察してくれたお医者様から「この痛みは陣痛ではなく、腰を痛めているのでは……」と告げられました。初めての出産で陣痛の痛みを知らなかったとはいえ、とても恥ずかしかったです。このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。 陣痛の痛みとは?赤ちゃんを外に押し出すために繰り返される、規則的な子宮の収縮が陣痛です。一般的に、おなかの張りや痛みが起こると言われていますが、痛みの感じ方は人それぞれ違っていて、痛みに強い、緊張しやすい、家族がそばにいる安心感があるなど、体質やそのときの環境なども影響します。 それでも多くの人が口を揃えて「想像を超える痛み」と話す陣痛。どうしたら陣痛とそれ以外の痛みが区別できるでしょうか。 まず、本格的な陣痛が来る前に「前駆陣痛」を体験するケースがあります。前駆陣痛は、おなかの張りや痛みが続く時間・間隔が不規則で、しばらくすると消えてしまいます。一方、陣痛は、多くの場合、生理痛のような痛みが徐々に強くなり、間隔も短くなってきます。 特徴的なのは、規則的な間隔で痛みがやってくること。痛みの間隔を気にかけておきましょう。 また、出産に向けて腰やおしりに痛みを感じる人もいます。これがぎっくり腰と勘違いした痛みかもしれませんが、陣痛はどこか体の一部分が痛いというよりも、骨や筋肉など体全体が赤ちゃんを産むために、連動して動いている、という感覚です。 そして、今回は恥ずかしい思いをされたことと思いますが、痛みやそれに伴うおなかの張りがある場合は、産院に連絡をして指示を仰ぐのが安心です。また、「まだ大丈夫!」とギリギリまで陣痛を我慢する必要はありません。 出産前から陣痛の痛みについて考えると不安になるかもしれません。しかし産院には医師や助産師さん、看護師さんなど、出産のプロがスタンバイしています。あまり緊張しすぎることなく、出産に臨んでくださいね。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月01日初めての出産は緊張することばかり。どんなふうに出産が進むのか、いつどんな処置をされるのか、事前に説明を受けたはずですが、陣痛が怖かったこともあり、あまり詳しく考えずにいました。そんなこともあってか、出産時に夫婦でとんでもない勘違いをしていたようでーー。陣痛が来て、すぐに入院することになりました。しかし、すぐに出産とはならず、陣痛室で夫と2人、そのときを待っていたのです。 あの人は誰?次々と陣痛の痛みがやってくるものの、ただただ耐えるのみ。いつ出産になるか……と緊張していましたが、なかなかお医者様は来ません。たまにやってくるのは、スタッフさんと思われる女性のみ。 なかなかやってこないお医者様に、いつ生まれるかわからない赤ちゃん……次第に不安になり、夫と「先生呼んできたほうがいいのでは……」というやりとりも何度もしました。 そんな中、かなりのスピードで分娩は進み、いざ分娩台へ……。そこで気が付いたのは、スタッフさんだと思った女性が助産師さんだという事実でした。 助産師さんのテキパキとした動きに助けられ、無事出産。ちなみに、あれほど呼びに行こうかと迷っていたお医者様は、分娩が進んだところでやってきました。 今思えば、陣痛室に度々来ていたのは、スタッフさんではなく助産師さんだと、普通に考えればわかるもの。しかし、出産は医師主導で進むものだと思い込んでいたがために、助産師さんの存在がすっかりと頭から抜けていたのでした。 また、もしかすると超スピード出産でバタバタしたこともあり、あいさつや紹介を聞き逃してしまったのかもしれません。 助産師さんは、出産を支えてくれる頼もしい存在。今思い出してもおかしい勘違いでした。このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月30日出産予定日まであと3日となった日の深夜、自宅で破水した私。寝ている夫を起こし、夫の運転で産院へ向かいました。コロナ禍だったこともあり、その産院では「出産に立ち会うことは可能だが、分娩室に入ったら出産が終わるまで外には出られない」というルールが設けられていました。「初産は時間がかかる」と聞いていた私は、いったん夫に自宅待機してもらうことに。しかし、これがのちのモヤモヤを生むのです……。 夫が遅れて来た衝撃の理由産院に着いてから1時間後には、陣痛は7分間隔に。初めての出産ということもあり、不安で何度もナースコールを押して助産師さんに来てもらってしまいました。陣痛室が真っ暗だったこともあり、今までで一番長い夜のように感じられました。 朝7時半ごろ、子宮口が4cmになり、陣痛室から分娩室へ移動することに。そのタイミングで、夫に「病院に来て」と連絡しました。 分娩室に移動してからは、さらに陣痛が強く、間隔も短くなっていきます。痛みが来てもいきめないし、痛みが去っても次の陣痛が怖くて、私は早く夫に来てほしいと思いながらただただ耐えていました。 しかし、1時間経っても夫はまだ現れません……。 見かねた助産師さんが、夫に電話をかけてから10分後――。ようやく夫が来てくれました。 陣痛が来るたびにおしりをおさえてくれたり、水分をとるのを手伝ってくれたりとサポートをしてくれた夫。分娩室に移ってから子宮口は1時間に2cmのペースで開いていました。 そして、夫が到着してから2時間半後――。 最愛の娘が産声を上げました。私はほっとしたのと、痛みからの解放で気が抜けたので、涙も出ませんでしたが、夫は声をあげて泣いていました。 夫に到着が遅れた理由を聞くと、長丁場に備えてお風呂に入って身なりを整え、自分の着替えを持ち、コンビニで自分の食べ物と飲み物を調達していたとのこと。私が陣痛で苦しんでいるときに、なんて悠長な……と呆れてしまいました。 たしかに、臨月に入ったときに「初産だから時間がかかるかもしれない」「長丁場に備えて食べ物や飲み物は事前に用意しておいてね」とは伝えていました。夫は決して間違ったことはしていないのですが、こちらは命懸けでお産に挑んでいるのだから一刻も早く駆けつけてほしかったです。 もしも次の出産があれば、そのときは「連絡したらすぐに来られるように用意しておいてね!」と伝えようと思っています。 イラスト/はたこ ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:中谷みなみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月26日妹の里帰り出産は、まさかの連続でした。地元の産婦人科の院長先生の診察を受けていた妹。朝におしるしがあって、慌てて産婦人科に行った妹は、予期せぬ出来事に見舞われたのです――。 まさかこんなことが…妹のおしるしがあった日、産院に着くと、院長先生は体調不良でお休みしていたのです。臨時で他院から来た先生が妹を診てくださることになりました。院長先生を信頼していた妹は少々困惑気味でした。 ただ、まだ陣痛もなく、子宮口も開いてなかったため、いったん実家に帰って様子を見ることに。 その後――。 「陣痛が10分間隔になったら来てください」と言われた妹。陣痛が10分間隔になったのはその日の夕方のことでした。私の運転でいざ産婦人科に向かうと、今度は朝、診てくださった先生がいなくなっていました……。 どうやら交代のタイミングだったようで、朝の先生は帰り、他の先生がこちらに向かっているとのこと。産婦人科についたころには8cmだった子宮口も、新たな先生が着くころには全開大になっていました。 ギリギリで先生が間に合い、無事に出産を終えた妹。ずっと妹のそばについていた私ですら、せわしない出産だと感じたので妹はもっと感じたことでしょう。 見知った先生が出産のときにいてくれるとは限らないのだなと、お産は本当に何があるかわからないのだと実感しました。現在、第1子を妊娠中の私。子どもが無事に生まれてこられるように、できる備えだけはしっかりしておこうと思いました。 イラスト/はたこ ※おしるしは出産のサインではありますが、あったからといってすぐにお産が始まるわけではないので、慌てて病院へ行く必要はありません。おしるし後は3日前後で陣痛が始まると言われていますが、中には1週間後だったという人もいます。入院準備の確認や、家の中の片付けなどをして、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:玉木ひよこ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月24日夫の希望もあり、里帰り出産はせずに私たちが住んでいる地域で出産しようと決めていました。陣痛がきたので夫と病院へ行くと、【まさか】のことを言い出し……。理解不能な夫の行動にとまどいました。 陣痛が始まったときに夫は…出産予定日より前の朝方に、陣痛と思わしき痛みがあり病院へ行きました。助産師さんから「まだかかりそうだね」と言われ、なぜか夫は出張に行くと言い出し……。「俺にしかできない仕事があるから」と言い残し、去ってしまいました。 仕事に対するプライドなのでしょうか?夫が立ち会いたいと言ったので里帰り出産をやめたのに、結局1人で産みました。 そしてーー、出張が自分の実家方面だった夫。なぜか義実家の家族に送られ、7時間かけてトンボ帰りしてきました。出張先の仕事はしてこなかったそうです。俺にしかできない仕事はどうなった?そんな夫とは現在別居中。なるべくしてなったなという感じです。 ◇ ◇ ◇ 助産師さんの「まだかかる」という言葉を聞き、夫は「出張に行ける!」と思ったのでしょうか。確かに時間がかかる場合もありますが、容態が急変することもあるので出張は控えたほうがよかったかもしれません。いろいろとモヤモヤしますが、無事にご出産されてよかったです! イラスト/さくら著者:粒来 杏
2024年05月18日2人目を出産するために里帰りしていました。3歳になる上の子をそろそろ寝かしつけないといけない時間になったのですが、そのタイミングで陣痛が始まりました!もう帰っていいよ!!長男には私の母がついてくれることになり、病院へは父が送ってくれ立ち会ってくれました。病室についてからも等間隔で押し寄せる陣痛。私が痛みに耐えていると、陣痛が何か分からず、なぜ私が痛がっているのかわからない様子の父が「どうした?」とひと言! 痛みに耐えることに必死で余裕もなく「陣痛だよっ!」とイライラしてしまいました。その後、戦力外の父には帰ってもらうことにして、ひとりで出産しました。 ◇◇◇ 今とは違い、実父の時代は立ち会いは珍しく出産時にこんなに苦しむのだと知らないのかもしれませんね。そのため、陣痛に耐える娘の姿に、実父もパニックになっていたのかもしれません。出産中のママは痛みとの闘いで、周りを気にする余裕はないかもしれません。心穏やかに出産するために、今回のママのように、周りの言葉が気になるようであれば帰ってもらったり、部屋の前で待ってもらうなどするのも良いかもしれませんね。 作画/犬野ぽよ彦著者:古谷節子40代、高校生、中学生、小学生の3人の男の子を育てる母。趣味はお菓子作り。
2024年05月11日出産予定日の1カ月前。私は実家に帰っていたので、おしるしが来て陣痛が激しくなった日の夜、夫に連絡をして病院へ行きました。駆けつけた夫をよそに、もう限界な私。すぐに分娩台に乗り、いよいよ出産となりました。しかし、立ち会いしていた「夫」にまさかの事件が起こりました。初めての出産で夫婦共に緊張初めての出産に、夫も私もドキドキ。「初めてだから立ち会いをしたい」と言った夫に、恥ずかしいながらも、一緒に闘ってくれる気持ちがうれしかったのを覚えています。 妊娠39週目でおしるしがあり、夜には陣痛も激しくなりました。ギリギリの意識の中、自宅で待機している夫に連絡し、私は母と一緒に病院へ。夫が来たころにはもう何もしゃべれないほどで、まったく歩くこともできず、助産師さんに分娩台に乗せてもらいました。そして、夫の手を握り、いよいよ出産のときがきました。 立ち会いしていた夫に異変が!?「もういきみたい! 気持ち悪い! つらい!」。そう思いながら、「息吐くよ〜。息吐いて〜。ふ〜、ふ〜」という助産師さんの声が聞こえます。「ふー! ふー!」。なんとか吐こうとするものの、うまく吐けません。うまく息も吸えず、とにかく苦しくてつらい。夫も一緒に「頑張れ! ふ〜! ふ〜!」と息を吐き、握る手に力が入りました。 助産師さん、夫、私、みんなで必死に息を吐きます。その後も「ふー! ふー!」と必死に息を吐いていると、いきなり、ぐん! と手が引っ張られました。「え!?」と思っていると、助産師さんの「大丈夫ですか!?」という声が。気づけば、握っていたはずの夫の手がなく、横にいた夫が床に……。なんと夫は、私に合わせて息を吐いているうちに酸欠になり倒れてしまったのです! 今となっては笑い話によく血を見て倒れるという話は聞いたことがありましたが、突然のことで衝撃を受けた私。出産の意識が一度削がれて、夫の心配をしていました。夫は意識はあったので、車椅子で空いていた陣痛室のベッドに運ばれていきました。今だからこそ笑って話せることですが、当時の私は「え!? あの人大丈夫なの!? でも痛い! 産まなきゃ! でもパパは!?」と軽いパニック状態でした。 その後、ひとりで最後まで頑張り、無事に長男が誕生しました。夫はベッドの上で産声を聞いて、「あー、生まれた〜」と安心したそうです。初めての出産でお互いに緊張していて、「妻は息も吐けない、俺がついていなきゃ!」と張り切った結果だったそうです。酸欠で倒れるなんて、息子もびっくりしたことでしょう。 緊張しすぎると誰しもいつもどおりにできないので、何事もリラックスするのが大事なんだなと思いました。今回はしませんでしたが、次回は分娩室にリラックス効果の音楽を流せないか相談したいと思います。 あとから聞いた話ですが、分娩室の前にいた母たちは夫が倒れた物音を聞いて、私に何かあったのかと慌てたそうです。しかし、車椅子で出てきた夫を見て「いや、お前かい!」みたいな空気になったそうです。 私は夫の名誉のために母には口止めしましたが、義母はいろいろな人に言っているそうで、義実家に行ったときには笑い話になっていました。夫は「もう立ち会いはしないよ!」と言っていました。 とにもかくにも、3人とも無事で本当によかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:かりんとう1歳児の母。慣れないママ業も2年目に突入し、仕事と育児に追われながらも、息子の成長に毎日感動しています。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月09日私には現在3人の子どもがいるのですが、2番目の子は3,950gのビッグベビーでした。3,950gの赤ちゃんだったと言うと、壮絶な出産を思い浮かべて「大変だったね」と声をかけてくれる方が多いのですが、実は3人の中で一番ラクな出産だったのです。今回は、ビッグベビーの出産秘話についてお話しします。3,950gのビッグベビー誕生今から約5年前、27歳のときに出産予定日から4日遅れて3,950gのビッグベビーを出産しました。実際に陣痛が来たのが、出産当日の午前0時ごろ。ほんのちょっと陣痛が来ているなという感じだったのですが、すでに10分間隔。しかし陣痛が弱かったので結局朝イチに病院へ行き、そのまま入院しました。 昼以降も弱い陣痛が続いていたのですが、19時ごろに急激な痛みが襲ってきて、一瞬でピークに達し、分娩の準備が始まったのです。それから1時間もしないうちに、つるんと出産しました。 ビッグベビーのお産が一番ラクだった!?実際の分娩時間は16時間ですが、陣痛のピークから出産までは1時間ほどでした。実は、妊婦健診ではビッグベビーと言われておらず、赤ちゃんの大きさは3,200gくらいとのことでした。 しかし出産前に助産師さんがおなかを触った際にパンパン具合を感じたらしく、「相当大きいかもね」と言われ、初めてビッグベビーかもしれないと知ることに。大変なお産になる覚悟をしたのですが、結果的には1人目や3人目のお産よりもスムーズでした。 一番上の子のときは子宮口が全開大にならないうえ、酸欠で酸素マスクを付けてのお産でしたし、3番目は子宮口が6cm開いてからの進みが遅く、全開大になるまで5時間くらいかかり体力は限界に……。ですから2番目はビッグベビーではあったけれど、3人の中では最もラクな出産だったのです。 ビッグベビーだったが会陰切開なしで出産3,950gの赤ちゃんを自然分娩したので会陰は自然に裂けてしまっていると思っていたのですが、ほぼ裂けずに出産できました。腟の内側が2か所裂けていたのですが、縫う場所ではなかったとのことでした。 自分でもびっくりしたので担当医に尋ねたところ、分娩時に会陰部分が柔らかく伸びるタイミングがあるそうです。うまいこと会陰が一番伸び切ったタイミングに合わせていきんだので、大きく裂けずに出産できたということでした。 「ビッグベビーだとお産大変だよね? すごいね!」と周りから褒められるのですが、尊い命が誕生するということは、どのような出産であっても命がけだと思います。私の場合は出産予定日が遅れたり、出産直前でおなかの赤ちゃんが大きいかもと言われて不安を感じたりもしましたが、比較的スムーズな出産となり本当によかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小西なつみ6歳と5歳の男の子と2歳の女の子を育てる3児の母。フリーライターとして活動しており、子育て関連や福祉関連を中心に執筆を手掛けている。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月09日マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。また、一時は不正出血に悩まされていたのですが、医師のアドバイスを忠実に守っていると、いつの間にか解決されていました。日が経つにつれ、おなかが大きくなりすぎてしまい、長女のお世話が難しくなってしまったため、実母の提案で里帰りの時期を早めます。いざ里帰りをすると、実母との躾の感覚のズレや自分のペースで生活ができないなど新たな悩みが発生! マキノさんは出産を終えたらすぐに自宅に帰ることを決断したのでした。正期産までもう少しとなったタイミングで、「出産入院時に長女をどうするか」について話し合いの場を設けました。その結果、出産の始まり方と夫の勤務状況でフローチャートを作り、それに従って行動するという結論に至ったのです。 また、“入院中はママに会えなくなる”ということを事前に娘に理解してもらいたかったマキノさんは、寝かしつけの際、おなかの赤ちゃんや入院についてわかりやすい言葉で伝えていました。そして妊娠39週を迎えたころ、ついに陣痛のような痛みが襲ってきて……? 妊娠39週目、ママの体の変化が…!? 「やっぱり陣痛?」 心配してそわそわし出すお母さんの横で、「うーーーーん」と言いながら首を傾けるマキノさん。 生理痛のような痛みだったのと、痛みの間隔がバラバラだったため、いまいち確信を持てずにいたのです。 迷った挙句、産院に連絡することに。 「お世話になります。陣痛かもしれなくて……。痛みはそんなに強くないんですが、間隔が短いときがあって」 「経産婦さんですね?」 「あっ、はい。そうです」 「じゃあ、もう病院来てください」 時計を見ると、午後7時半になろうとしていました。 一瞬何かを考えたマキノさん。 「上の子、寝かしつけてからでも大丈夫ですか」 そう答えると、「え? 逆に大丈夫ですか?」と心配されてしまったのでした。 このときは痛みがまだそんなに強くなかったというのもあるかもしれませんが、恐らく娘のくぅちゃんほうが気になったのでしょう。この状況で「上の子寝かしつけてからでも大丈夫ですか」という言葉が出てくるマキノさんがあまりにも冷静で驚いてしまいました。第2子の出産だったこともあり、落ち着いていられたのかもしれませんが、ママとしての強さを感じました。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者:マンガ家・イラストレーター マキノ食べることが大好きな元気な姉弟、くうちゃん、へうくんの母親。真面目で優しいパパと、二人の子どもたちとの4人暮らしです。SNSで、日常の笑ったこと、泣いたこと、感じた事など、絵にしています。
2024年05月08日出産時を振り返ると、たびたび話題になるのがパパの振る舞いです。中でも、陣痛中のスマホ問題は切実……。出産から時間が経ってもなお、思い出すとイラッとするエピソードになっているようです。では、出産に立ち会うパパは、どのように過ごせばよいのでしょう? ベビーカレンダー公式インフルエンサー組織「ベビカレメイト」のママと開催した座談会で、話を聞きました。座談会では「陣痛時、必要以上のスマホ操作は好ましくない」と言う意見で一致。陣痛中、パパは手持ち無沙汰だったり、何をしていいかわからなかったりするのも頷けますが、ママは命懸けの出産に挑んでいます。陣痛の痛みを想像して…陣痛の長さや痛みは人それぞれ。それでも一定の間隔で痛みが訪れ、そのつらさは想像を絶するもの。数時間で分娩に進む人もいれば、日を跨いで痛みに耐える人もいます。 まずは、陣痛がいかに大変か、可能な限り想像し、自分ごとにするとよいでしょう。 スマホゲームや不要なネットサーフィンは控えるか、ママの了承のもと、おこなうのがベターと言えます。パパへのお願いでは、陣痛中のパパはどのように振る舞うのが良いのでしょう。座談会では、3つの意見が挙げられました。 ドラマのようにそばで応援痛みを代われない以上、パパにできることには限りがあります。しかし、その場にいるだけで、心強かったり一緒に出産に臨んでいる気持ちになったりするのは紛れもない事実です。 人生イチと言っても過言ではない痛みに向き合うママには、誠心誠意向き合ってほしいもの。妊娠・出産ドラマを視聴し「ドラマのように応援する姿勢」を研究しておくといいかもしれません。 親に出産の進行状況を連絡いざ陣痛が来たとなると、ママの両親も心配しているはず。パパには出産の進行状況を両親に連絡してほしいと言う意見も挙がりました。 痛みと痛みの間はママにとっては貴重な休憩時間。少しの連絡でさえ、思うようにはできないものです。事前に連絡先を交換するなどし、連携を取れるようにしておきたいですね。 写真を撮ってほしい最後に挙げられたのが、陣痛・出産時の写真を撮ってほしいと言う意見でした。出産時の写真は二度と撮れない貴重なショット。 陣痛に耐える姿はもちろん、産まれてくる瞬間など、どんな写真を残したいかは出産前に話し合っておくといいかもしれません。 逆に、写真を撮られたくない場合も事前に伝えておきましょう。また、院内での撮影は産院に確認しておくと安心です。出産に立ち会うパパの心得何より、陣痛は言い表せないほどキツいもの。一般的な腹痛とは異なります。パパにはそれをしっかり理解し、出産に向き合ってほしいのです。 そして、重要なのは、何があってもイラッとしないこと、後に引きずらないこと。陣痛のつらさのあまり、ママはひどいことを言うかもしれませんが、どれも陣痛の痛みがそうさせているのです。 意外と忘れられない出産時のパパとのエピソード。立ち会い出産をする人は、穏やかな気持ちで出産当日を迎えられるよう、事前に話しておくといいかもしれませんね。 ベビカレメイトのママたちの体験談が、これから出産を迎えるママの参考になることを願っています!
2024年05月01日私には7人の子どもがいます。第7子を出産するにあたり、夫だけでなく、当時2歳、3歳、6歳、8歳、11歳の子どもたちにも出産に立ち会ってもらうことを希望しました。近くに助産院がなく、自宅出産や助産院での出産は断念しましたが、子どもたちも立ち会いOKの病院に出合いました。出産当日、病院へ向かう途中に夫がとったある行動に驚いたエピソードをお伝えします。※コロナ禍前の体験談です 子どもたちにも出産を見守ってもらいたい第7子の妊娠が判明したとき、私は上の子どもたちにも出産の大変さや、すばらしさを感じてもらいたいと思い、家族全員での立ち会い出産を希望しました。助産院にも問い合わせましたが、遠すぎるため自宅出産は不可。 しかし、幸い子どもたちも立ち会いOKの病院を見つけました。私は自然分娩を希望していたため、お産がいつになるかわからずドキドキする日々を過ごしました。 家族で病院へ! 夫の行動に驚き妊娠38週で早朝4時ごろに破水し、陣痛が始まりました。奇跡的に、4時30分ごろには子どもたちが全員起床。全員で車に乗り込み、病院へ向かいました。 ところが、病院まであと1〜2分というところで、なんと夫がコンビニに停車し、「朝ごはんのパン食べる人〜!」と子どもたちに呼びかけたのです。「わーい! 食べる、食べるー!」と子どもたち全員と夫はコンビニ店内へ。 陣痛MAXのなか、私は車内で待つことになり不安を感じましたが、数分でパンの購入を済ませた家族が戻って来て、無事に病院へたどり着きました。病院の入り口で車椅子を広げて私を迎えてくれた助産師さんが天使に見えたことは言うまでもありません。 家族が見守るなか、無事出産私はひと足先に分娩室へ。一方、夫と子どもたちは車内でパンを食べてから分娩室へ来てくれました。陣痛の最中だった私は、夫の行動がのんき過ぎると思いましたが、実は夫が機転をきかせたゆえの行動だったのです。 朝早く起床した子どもたちに朝ごはんも食べさせず立ち会いさせてしまったら、おなかが空いて誰かがグズり始め、夫がグズる子どもを連れて分娩室から出なければならなくなっていたかもしれません。 しかし、腹ごしらえを済ませていたおかげかグズる子は1人もおらず、時折「お母さん頑張れ〜!」と応援しながら、温かく出産を見守ってくれました。そして、家族全員に赤ちゃん誕生の瞬間を見守ってもらい、私の希望がかないとてもうれしい瞬間となりました。 立ち会い出産から3年経っても、子どもたちは今でもそのときのことを話してくれます。赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会えたことは、子どもたちにとって貴重な経験となり、良い思い出となっているようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:藤原ナオミ/女性・主婦。3男4女の母。ハワイ留学中に学生結婚。育児の合間を縫って英検1級、TOEIC970を取得。ハワイ州にある観光施設のマーケティングを担当し、翻訳やPRに携わる。自身の体験をもとに、子育てに関する体験談を執筆中。作画:こちょれーと ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日初めての妊娠のとき、私が通っていたのは男性医師が個人で営む産婦人科。「家から近い」という理由でこの産婦人科を選びましたが、実際に通い始めてみると、この産婦人科医は「口が悪い」という噂で有名だったことが判明しました。最初は気さくな先生だと思っており、口が悪いという印象は抱きませんでした。しかし、それは出産のときに明らかになったのです……。 出産までの流れは予想外の展開 出産までの流れは予想外の展開陣痛が来たのは、出産予定日を超過して4日目のこと。ちょうど妊婦健診の日でもあり、陣痛が来たかな?と思いましたが、おなかの張りの間隔があいまいだったため、産院に着いてまず医師の診察を受けました。すると子宮口の開きは3cmほどでしたが、陣痛が微弱であったことと、高位破水をしていたという理由で陣痛促進剤を投与し、すぐさま出産という流れに。 もう少し余裕をもっての出産になるかと思っていたので、予想外の展開に焦りを隠せませんでした。徐々に強くなる陣痛に耐えられるのか、無事に出産できるのかと次々に不安が浮かびあがりました。 医師からの衝撃的なひと言陣痛促進剤を投与してから約2時間後、子宮口も全開大になり、いよいよ出産。しかしいざ「いきんで」と言われたときに、どのようにすればいいのかわからず、まったくじょうずにいきむことができませんでした。するとそれを見ていた医師が「へたくそ! そんなんじゃ生まれないぞ!」とひと言。 私はこの言葉を聞いて内心「へたくそって何!?」と思いましたが、医師はそのあとこう続けました。「わかるか? 今一番つらいのは赤ちゃんなんだぞ! ちゃんと呼吸してあげないと!」。 どうしてこんなにつらい思いをしながら怒られなきゃいけないのか、このときはまったく理解できませんでした。そんなふうに言われてもうまくはいきめず、やっとの思いで無事に出産することができました。 「ごめんね」と謝ってくれた助産師さん無事に出産できてよかったものの、「こんなにいきむのが下手だなんて」と自分が情けなくなってしまいました。それを察してか、私のお産を介助してくれた助産師さんが、ベッドで休んでいる私のもとへ来て「ごめんね。先生、へたくそなんて言うことないのにね。でも赤ちゃんが出てくるときって、お母さんがしっかり呼吸をしてあげないと、赤ちゃんが苦しくなっちゃうの。だからもし次に出産するようなことがあったら、落ち着いて呼吸を整えてあげることを意識してみてね」と言ってくれました。 陣痛の痛みに耐えられるかどうかなど、自分の心配しかしていなかった私。出産の瞬間、赤ちゃんも苦しくなるだなんて思いもしなかったので、助産師さんの言葉を聞いて出産は本当に命懸けなんだと気付かされました。 助産師さんのフォローがあったおかげで、「へたくそ!」という言葉はこの医師なりの愛であり、赤ちゃんへの想いだったのかなとも思いました。それから私は3人の出産をしてきましたが、「出産は赤ちゃんも苦しいんだ」ということを念頭に置きつつ、落ち着いて臨めました。今となってはあのきつい言葉にも、感謝の気持ちでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:夏川さほ/30代女性・主婦。 10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。作画:こちょれーと ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月26日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌