コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「食べてくれない子ども」は、苦痛と戦っているのかもしれない【前編】【コソダテフルな毎日 第39話】
こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。
長男(小3)次男(年長)三男(年少)の3兄弟の母です。
■偏食・小食のわが子に悩む日々
次男は離乳食を全く食べない子でした。
そしてそれは幼児食期に入っても変わらず好き嫌いが多く、食べられないものより、食べられるもののほうが圧倒的に少ないいわゆる偏食っ子です。
長男はなんでもよく食べる赤ちゃんだったので、食べない次男は衝撃的でした。
離乳食の頃は、どの食材をどのような調理法でチャレンジしてみても一切受け付けず、匙(さじ)を口に運ぼうもんなら泣いて嫌がり、しまいには涙を目にいっぱいためてオエェ! とえづいてしまう始末。
本気で嚥下(えんげ)障害じゃないかと心配したほどです。
私自身は好き嫌いがなく、なんでも食べられるタイプなので「偏食」に対するイメージもあまりよくなく、親の教育次第だとさえ思っている節もありました。
そんな私のもとに次男という偏食・小食っ子が生まれたもんですから、数年は理解できずに悩み、悪戦苦闘しました。
しかし、私の「偏食は努力すれば治まる」という考えを根本から変え、好き嫌いの多い次男に歩み寄れる時が来たんです。
そのきっかけは乳幼児検診でもなく、育児相談窓口でもなく、
「かつて好き嫌いが激しい子どもだった大人が、当時何を考えていたのか」を聞いた時でした。