こどもの皮膚科ドクターが語る アフリカ出身トニーさんが主催する国際色豊かな子ども食堂&寺子屋を体験してきた
、アフリカの楽器を身近なもので工作する「カリンバ作り」、希望者が実際に演奏を体験できる「アフリカの太鼓体験」、「おやつタイム」と盛りだくさんです。
工作の時間はいつもとても盛り上がります。今日は、親指で音を鳴らすアフリカの楽器「カリンバ」を割りばしやヘアピンで作りました。最後に思い思いにシールなどで飾り付けをしたらできあがりです。
これが、アフリカの楽器「カリンバ」です
ヘアピン、ビーズ、割りばし、マスキングテープを使って、カリンバを制作中♪
10歳の女の子はマスキングテープでカラフルにして、「かわいくできた」と満足そう。お母さんと参加した2歳8カ月の女の子は毎回工作が楽しみで、今回で6回目の参加だそうです。慣れた手つきで力作を仕上げていました。
できあがりを見せ合ったり、演奏してみたりするうちに、知らない子ども同士も打ち解けていき、会場のにぎわいは最高潮に。
トニーさんと子どもたちで、アフリカの太鼓セッション!
その後は希望者が舞台に上がり、トニーさんによる本場仕込みの太鼓たたきを真似しながら即興で演奏したり、アフリカのバナナに良く似た野菜「プランテーン」と本物のヤシの実を絞ったジュースを試食するおやつタイムを楽しんだりと、五感を使って学べるプログラムが続きました。
5歳と1歳のお子さん連れで参加しているお母さんは、「去年のハロウィーンパーティのときにはじめて参加しました。以降は2カ月に1回程度通っています。上の子は英会話のレッスン、下の子は楽器を演奏できるのを楽しみにしていますね。食事だけではないので、いろいろな子が集い、参加しやすい雰囲気がうれしいです。勉強がてら親子で楽しみにしています」と話してくれました。
最後にトニーさんから「ここはみんなの居場所です。もっと仲間を増やしていきましょう!」とあいさつ。
過ごした時間が楽しかったとわかる最高の笑顔で、みんなで手をふりながら解散になりました。
困っている子どもの居場所をつくりたい
なぜ、子ども食堂と寺子屋を始めようと思ったのか、そのきっかけと子ども食堂に対する思いを主催者のトニー・ジャスティスさんに聞きました。
トニー・ジャスティス アフリカ・ガーナ出身。20年ほど前に、日本の文化に興味を持ち来日。2015年にNPO法人アフリカヘリテイジコミティを立ち上げ、理事となる。現在、相模原市中央区でレンタルスペース&レストランの「ノヴィーニェ・ホール」