子育て情報『ある日、夫が海外転勤に。妻と障害のある子は一緒に行ける?ダウン症のわが子を連れての駐在経験』

2017年9月25日 11:00

ある日、夫が海外転勤に。妻と障害のある子は一緒に行ける?ダウン症のわが子を連れての駐在経験

でも、具体的な行き先は教えてもらえませんでした。

次にあたったのは、「海外子女教育振興財団」です。
ここにメールで相談したところ、インターナショナルスクールで障害児を受け入れているところをいくつか紹介してくれました。
しかし、どこも軽度の発達障害のお子さんが対象のようでした。

その次に、前出のGroup withのページでバンコクにある親の会「OZの会」の存在を知り、そちらにもメールを出しました。
すると、財団では紹介されなかった学校情報をいただくことができました。
そのうちの一つが、娘を受け入れてくれた、イギリス式インターナショナルスクールの養護学校、「The Village International Education Center 」でした。

夫が「14歳の日本人のダウン症の女の子で、全く英語がわからないけれど受け入れてもらえるか?」とメールを出したところ、
「大歓迎です!あなたのお嬢さんのよりよい教育環境を一緒に考えるために、日本からでは大変だと思うけれども、できたら、一度見学に来ませんか?」とすぐにお返事をもらいました。
このお返事にどれほど救われたかわかりません。

ちなみに、この他にも、タイの非営利団体が運営している「サタバン サエン サワン ファンデーション」という、障害児・者の通園施設に通っている日本人のお友達もいました。

http://www.joes.or.jp/
海外子女教育振興財団

http://www.viecentre.org/
The Village International Education Center

http://www.saengsawang.com/
サタバン サエン サワン ファンデーション


ここはプロ集団だ!やっていけそう!

ある日、夫が海外転勤に。妻と障害のある子は一緒に行ける?ダウン症のわが子を連れての駐在経験の画像

Upload By Masami

そんなわけで、12月のクリスマス休暇前に母子3人でバンコクへ下見に行きました。バンコクは思ったよりも都会で、日本語対応の病院も近くにあることがわかりました。街の治安も悪くなく、「ここならばやっていけそう」だと感じたのを覚えています。

そして、家族でインターナショナルスクールの養護学校へ見学に行きました。
ヘッドティーチャーと少し話したのち、実際のクラスに1時間ほど入らせてもらうことに。
7.8人の子どもに先生が2人。丁寧に子どもたちを見ながら指導していました。

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