ドワンゴは16日、動画サービス「niconico」へ動画投稿が可能になるiOSアプリ開発キット「ニコニコスマホSDK」に、ニコニコ生放送への配信機能を追加した。「ニコニコスマホSDK」は、iOSアプリケーション開発者向けの開発キット。iOSアプリに組み込むことにより、ゲームのプレイ動画などを簡単にniconicoに投稿できるもので、これまでのニコニコ動画に加えて、新たにニコニコ生放送にも対応した。生放送配信機能では、プレイヤーがゲーム実況動画をニコニコ生放送で配信できるほか、生放送の視聴者コメントをプレイ画面に表示することで、プレイヤーと視聴者によるリアルタイムのコミュニケーションを実現。また、視聴者が投稿したコメントをゲームに反映させる機能を追加開発することで、視聴者が『回復』とコメントを打つとゲーム内のライフポイントが回復、視聴者が『加速』とコメントを打つと移動速度がアップといったことも可能となり、視聴者がゲームに参加しているような新しいゲームも開発できるという。このほか同キットには、アプリ画面やカメラ映像の録画、マイク音声のリアルタイム録音、動画の編集・エンコード、SNS(Twitter/Facebook)などへのシェア、youtubeへの同時投稿(動画)、ニコニコアカウントの作成といった機能も搭載。なお、4月25日より開催される「ニコニコ超会議2015」では、本キットを組み込んだゲームタイトルの体験ブースが実施予定となっている。
2015年04月17日KDDIは4月16日より、法人向けiOS端末のセキュリティ管理を強化するApple提供のサービスプログラム「Device Enrollment Program(DEP)」を採用した「Device Enrollment Program 登録サービス(DEP 登録サービス)」の提供を開始する。AppleのDEPを利用したサービスは国内事業者初。このサービスは、デバイス情報の事前登録と、法人ユーザーのセキュリティポリシーに基づくMDM(Mobile Device Management)や業務アプリケーションなどの紐付けが行える。これにより、iOS端末の初期設定時に、MDMやセキュリティの設定が自動的に実行されるため、デバイスのキッティング(導入の初期設定)が簡単になる。加えて、利用者自身でMDMの設定変更や削除が行えなくなるため、企業が設定したセキュリティポリシーを保てることになる。この2点から「お客さまのビジネスのスピードアップとコスト最適化に寄与する」としている。月額利用料や初期費用は無料で、KDDIが提供するiPhoneとセルラー版iPadを新規購入、または機種変更で購入した法人ユーザーが対象だ。○DEPで初期設定を手作業フリーへ具体的な利用の流れとしては、KDDIがiPhoneやiPadのデバイス登録をDEPで行い、法人ユーザーの管理者もDEPで事前設定を行う。iOS端末を初期設定する際に、DEPに登録されたデバイスが設定を自動接続。DEPはMDMサーバーとのシステム連携により、iOS端末に自動的に設定が行われるようになる。これまでのiOS端末の法人導入は、すべてMDMアプリやセキュリティポリシー設定を全て手動で設定する必要があった。今回のDEP提供で、Apple IDや位置情報設定、利用規約などの初期設定項目がすべてスキップできるほか、監視モードの遠隔設定も可能となる。監視モードは現在、Macにインストールした大規模導入時の設定ソフトウェア「Apple Configurator」からケーブル接続で設定していたが、これをリモートで管理できるようになる。なお、NTTドコモによると、現時点で同社よりDEPは提供していないものの「対応する予定」(NTTドコモ広報部)としている。ソフトバンクも同様で、現時点ではDEPの提供を行っていないが、「対応する方向で検討中」(ソフトバンクモバイル広報部)としている。
2015年04月16日●パフォーマンスが改善アップルは9日、iOS 8.3アップデートを公開した。iOS 8.2では大規模な脆弱性に対するセキュリティの改善があったため、全ユーザーに必須とも言えるアップデートだったが、iOS 8.3ではどうだろうか?○地味だが重要な改善箇所が多数既報のとおり、iOS 8.3での大きなトピックとしてはiPhone 6/6 Plus向けに全キャリアでのVoLTE対応および、複数の肌の色に対応した絵文字の採用が挙げられる。アップルが公開しているリリースノートでは、脆弱性の改善といった、緊急に対処する必要があるセキュリティ関連の変更点は特に含まれていない。ただし、セキュリティ関連以外にも改善点は数多い。一般ユーザーに関連する項目としては、アプリの起動時間や反応性といったパフォーマンス全般の向上、Wi-FiやBluetoothといった無線関連の接続性の改善、画面の回転時に起きる表示の不具合の解消、「メッセージ」アプリでグループチャットを作っている場合の問題解消などが挙げられる。また、Macを持っているユーザーであれば、OS X 10.10.3で追加された「写真」アプリとiCloudフォトライブラリで連携するための最適化や、その他小さな不具合の修正も数多く施されている。●基本的には最新のOSに保つべき○業務で使う場合に関係する修正も業務でiPhoneを使っている場合にも、エンタープライズ向け、特に「Exchange」を使っている場合の不具合の解消や、エンタープライズ向けアプリのインストールやアップデートの信頼性向上など、安定性向上の機能が多く追加されている。そのほか、リリースノートに載っていなかったからといって、セキュリティ関連の改善がまったくされていないというわけではない。特に公表することがなくセキュリティホールが解消されているケースもしばしばある。結論としては、危急なセキュリティ関連の改善はないものの、多くのユーザーにとっては必要性の高いアップデートとなっている。対応する機種を使っているユーザーであれば、アップデートしない理由はないと言っていいだろう。○OSは常に最新に保とうiOS 8.3に限った話ではないが、OSのアップデートは、時間がかかる上に初心者には不安を覚えるものでもあるためか、大きな脆弱性の解消などが話題にならない限り、積極的にやろうとしないユーザーもいるようだ。しかしOSのアップデートにはセキュリティだけでなく、バグの改善や動作速度の向上など、ユーザーの利益になる改善も多く含まれる。メジャーアップデートでなくとも、新機能が追加されることも多い。アップデートに伴って新しい問題が発生することもあるため、初日に急いでやる必要はないが、1週間程度で大きな問題はたいてい出つくすもの。当サイトなどのニュースを確認し、問題がないようであれば、早めにアップデートすることを強くお勧めする。
2015年04月10日●au版でも「コンカレント通信」が可能にiOS 8.3アップデートでもっともメリットを享受できる端末は、おそらく「au版iPhone 6/6 Plus」だろう。本稿では、そのメリットの内容と留意点について解説する。○弱点だった「コンカレント通信」が可能にiOS 8.3にあわせて「VoLTE」が利用可能になったiPhoneだが、アメリカなど海外ではすでにサービスが開始されているし、日本でも一部のAndroid端末では対応している。VoLTEそのものはキャリア側のサービスであり、対応チップが必要とはいえシステム(iOS)に依存していないが、サービス開始のタイミングを踏まえそこを敢えて混同するのであれば、iOS 8.3最大の注目機能はVoLTEであることは間違いない。しかし、VoLTEは通話相手が限定される。利用できるのは同じキャリア間のVoLTE対応端末のみで、具体的にはiPhone 6/6 Plusまたは2014年夏モデル以降のVoLTE対応Android端末を使うユーザで、かつ同じキャリア(またはMVNOの回線提供元が同じ)を利用しているときにかぎり高品質音声通話が可能になる。異なるキャリア間との相互接続開始時期は未定、VoLTE対応端末の少なさもあり、メリットをフルに享受できる日は当分先だ。もっとも、au版iPhoneのユーザにとってのVoLTEには、音声通話以外にも大きなメリットがある。それが、音声通話とデータ通信を並行して処理する「コンカレント通信」だ。ドコモやソフトバンクの3G回線(W-CDMA方式)はコンカレント通信に対応するため、通話しながらWEBブラウジングやメール送受信といったデータ通信を行うことができる。一方、auの3G回線に採用されている「CDMA2000」という通信方式は、音声通話とデータ通信を切り替えて使う仕様ため、Wi-Fi環境がないかぎりはその2つを並行処理できない。一方、au版iPhone 6/6 PlusでVoLTEを有効にすると、3Gの音声通話とデータ通信機能は無効化され、以降はすべてが4G回線で行われるようになる。3Gへの切り替えが発生しないため、au版iPhoneでもコンカレント通信が可能になるというわけだ。実際にau版iPhone(正確にはSIMフリー版iPhoneにau SIMを挿したもの、VoLTE有効化済)で通話中にWEBブラウジングやマップの閲覧、メールの送受信をひととおり試してみたが、確かに通話が途切れることなく処理できた。ソフトバンクからauへ移行してきたとき、もっとも"回線の違い"を実感した部分なだけに、これだけを見てもVoLTEのメリットは大といえる。●一部デメリットも○AndroidのVoLTEとはココが違うコンカレント通信というau版iPhoneユーザのウィークポイントが解消されるVoLTEだが、3G回線を切り離す機能でもあるだけに、サービスに多少の影響が生じる。そのひとつが「迷惑電話撃退サービス」だ。このサービスは、迷惑な番号を3Gでは10件、VoLTEでは30件登録し着信拒否できるというものだが、VoLTEから3Gに切り替え(つまりVoLTEをオフ)ると、登録リストの内容に齟齬が生じることがある。VoLTEオンのまま利用するには問題ないが、オフにすると30件のうち最新の10件のみが3G側にコピーされる仕様だ。いわゆる「5桁特番」にも制限がある。5桁特番とは、留守番電話の確認や着信転送サービスの設定に用いる5桁の番号で、VoLTE対応端末のみを対象としている。VoLTEをオフにすると利用できなくなるため、注意が必要だ。ところで、auはAndroid端末向けに「シンクコール」というサービスを提供している。通話中に相手と画面やカメラ映像を共有できるというもので、VoLTE対応端末にかぎり利用できるが、これはソフトウェア(Android)に依存するためiPhoneでは利用できない。同様に、最大30名の同時通話を可能にする月額300円の有償オプション「ボイスパーティー」も非対応だ。同じVoLTEとはいえ、Android端末とは提供されるサービス/オプションに違いがあることに留意しておきたい。
2015年04月10日●高音質通話だけではないiPhoneユーザーのメリットiOS 8.3がリリースされた。新アプリ「写真」や数々の新機能を含む比較的大規模なアップデートであり、なかでも高音質通話機能「VoLTE」はiPhone 6/6 Plusユーザにとって待望のフィーチャーといえる。本稿では、auの回線を主なターゲットとして、VoLTE導入のメリットと利用するまでの手順を解説しよう。○このタイミングでVoLTEが開始される理由日本時間の4月9日未明に配布開始されたiOS 8.3にアップデートすると、日本でiPhoneを扱うキャリアすべてで高音質通話機能「VoLTE(Voice over LTE、ボルテ)」が利用できるようになる。対応機種はiPhone 6/6 Plus、iOS 8.3アップデートを適用後にキャリアアップデートを実行することで、VoLTEの設定項目が現れる形だ。今回のVoLTE対応は、iOS 8.3の新機能というわけではなく、Appleにしても日本の通信キャリアにしても初のサービスではない。実際、ドコモが2014年6月にAndroid端末を対象にサービスインしたのを皮切りに、auとソフトバンクも2014年12月には運用を開始している。iPhone 6/6 Plusが対象機種に含まれていなかっただけのことだ。一方、米国など海外ではiPhone 6/6 Plusの発売当初からサービスが提供されていた。日本にどのような事情があったかは不明だが、iPhoneが大きなシェアを占める市場であるだけに、設備更新のスケジュールなど通信キャリア側の事情を汲んだことは想像に難くない。キャリア同士の過剰な競争によるサービス/通信品質の低下は、Appleにとってもイメージダウンにつながるからだ。かくして、日本ではドコモ/au/ソフトバンクの3社横並びでVoLTE対応を果たすことになり、そのタイミングとしてiOS 8.3が選ばれたということなのだろう。ただし、通信キャリアごとにVoLTE対応の"重み"は異なる。auの場合、これまでは通信方式の制約により通話中にデータ通信できず(通話しながらWebを見たり地図を表示したりできない)、異なる通信方式を採用するドコモやソフトバンクと比較したときのウィークポイントとなっていたが、auでもVoLTEの導入により通話とデータ通信を同時に行う「コンカレント通信」が可能になった。au版iPhoneユーザのほうが、VoLTE導入の利点は相対的に大きいといえるだろう。ドコモとソフトバンクのユーザにしても、音質以外のVoLTEのメリットがある。LTE通信時は音声通話とデータ通信を同時処理できないため、着信があるとW-CDMA方式の3G回線へ自動的に切り替えていたが、VoLTEでは通話中でも4G回線のままデータ通信できるようになるからだ。コンカレント通信が使えること自体は従来と変わらないが、3Gから4Gへの復帰には多少の時間を要することから、VoLTEのほうが体感速度で上回るはずだ。●SIMフリー版iPhone 6の設定はひと手間必要○SIMフリー版iPhone 6でauのVoLTEを使うそのVoLTEだが、利用にあたってはiOS 8.3にアップデートするだけでは足りない。いくつかの設定変更が必要となるうえ、利用している通信キャリアやオプションによっては注意も必要になる。筆者はauの回線でSIMフリー版iPhone 6を利用しているため、その環境でのVoLTE導入に至る手順を解説してみよう。まず、iOS 8.3への更新を済ませシステムを再起動後する(利用している通信キャリアによってはキャリアアップデートが案内されるので適用すること)。次に、「設定」の「モバイルデータ通信」を開き、iOS 8.2まではスイッチだった「4Gをオンにする」(ドコモ版は「LTE回線を使用」)をタップしよう。すると「オフ」と「音声通話およびデータ」、「データ通信のみ」という3つの選択肢が現れるので、中央の「音声通話およびデータ」をタップする。これで、VoLTEを利用するための準備は完了だ。ただし、SIMフリー版iPhoneでauのSIMを利用している場合、もうひと手間が必要。そのままでは「4Gをオンにする」の画面で「音声通話およびデータ」をタップすると、「4G回線による通話機能をオンにできません」と表示され、VoLTEを有効にできないのだ。auショップでiPhone 6/6 Plusを申し込んだ以外のユーザは、auのWEBサイト(auお客さまサポート)にログインして「オプションサービス変更」を選択し、「ネットワーク設定オプション」(無償)を申し込もう。そのあとiPhoneを再起動すれば、数時間後にはVoLTEで通話できるようになるはずだ。VoLTE移行後は、音声通話終了時に一瞬現れるピクトが「1x」から「4G」に変わる。それ以外は従来とまったく変わらず、一部のAndroid端末のようにHDマークが表示されることもない。"音"以外はVoLTEであることを示す証拠は特にないため、少々肩すかしを受けたような気分になるが、通話品質は確実に向上する。こればかりは論より証拠、実際にVoLTEへ移行したうえで試してほしい。
2015年04月09日米Appleは4月8日(現地時間)、パフォーマンスの向上とバグ修正を目的としたiOS 8のアップデート「iOS 8.3」の提供を開始した。「Wi-FiおよびBluetooth」「画面の向きと回転」「メッセージ」「ファミリー共有」「CarPlay」「エンタープライズ」「アクセシビリティ」といった機能で、リリースノートに記載されているだけでも50近い改善と修正が行われている。同社はiOS 8.3の開発からiOSにもBeta Software Programを拡大し、広く一般からフィードバックを収集していた。新機能は、300以上の新しい絵文字が加わった新デザインの絵文字キーボード、迷惑メールを「メッセージ」から直接報告できる機能、連絡先に登録されている人以外から送信されたiMessageをフィルタする機能など。また最新のiCloudフォトライブラリに対応し、同日にリリースされたOS X 10.10.3に含まれるOS X版の「写真」アプリと連係する。
2015年04月09日ヤフーは4月7日、iOS版のキーボードアプリ「Yahoo!キーボード」をアップデートし、インライン入力に対応したと発表した。これまでのYahoo!キーボードは、入力欄に文字を打ち込んでから確定することで、入力内容がカーソルの位置に反映された。今回のアップデートにより、カーソル位置に直接文字を入力することが可能となり、反映されるまでの工程を短縮した。インライン入力を使うには、「Yahoo!キーボード」を開き、「設定」から「直接入力」の項目を「ON」にすることで有効になる。テーマが豊富にあることも特徴で、季節の背景やキャラクターとのコラボなどで、現時点で220種類以上が公開されているという。利用者は好みのデザインにカスタマイズ可能だ。なお、4月1日より、これまでAndroid向けに提供されてきた同社のキーボードアプリ「KeyPalet」も、名称が「Yahoo!キーボード」に統一される。
2015年04月08日Facebookは4月2日、友達と共同で動画が作成できるツール「Riff」を発表した。Android版とiOS版を提供する。このツールは、「友達と楽しみを分かち合えること」というFacebookの価値に注目した同社社員の数名が、「みんなで協力して動画を作れたら、楽しいだけでなく、出来上がる動画もよりかっこいいものになるのでは?」という発想で、業務時間外に自主プロジェクトを進めたところから生まれたもの。Riffで作った動画に、テーマとなるトピック(たとえば「#エイプリルフール」など)をつけると、その動画を見た友達はそのトピックに合わせて自分の動画を追加でき、さらに、動画を追加した人の友達も、その動画の視聴と動画の追加ができるようになる。このように、動画を介してコラボレーションの輪がどんどん広がる。短い動画が友達の輪をまたいで広がり、よりクリエイティブな動画作品になっていくという。作成した動画は、Facebookだけでなく、インターネット上の好みの場所で共有できる。同社は、Riffでどんな動画が作れるのかの例として、ブロードウェイミュージカル「An American in Paris」のキャスト作ってもらった動画を公開中。また、注目の動画を常に紹介していく予定だ。
2015年04月03日いわゆるTODOを管理したいとき、iOSに標準装備の「リマインダー」は格好の存在だ。1行程度で手短にまとめた文を「予定」として登録しておけば、自分がなすべきこと、忘れてはならないことをしっかり把握できる。指定日時が近づいたとき通知するよう設定できるほか、iPhoneの位置情報機能により指定した地点に到着/出発したタイミングで通知することもできるため、忘れもの防止に役立つはずだ。しかし、時間指定には少々手間がかかる。時間を指定しなくてもリストに残しておくことは可能だが、通知センターに表示されないため、利便性は多少損なわれてしまう。この手間さえなければもっと「リマインダー」を使うのに、というユーザは少なくないことだろう。とにかく手早く予定の時間指定を済ませたいという場合は、予定を新規作成するときにひと工夫してみよう。登録される日時は作業時点からすぐあとの"キリのいい時間"、たとえば16時48分のときは17時、18時20分のときは19時になるが、これで通知センターに表示できるようになる。正確な時間指定は必要ない、通知センターに表示される予定を手早く作成したい、という場合にはピッタリだ。その手順だが、まずは「リマインダー」を起動して画面下のタブをタップする。リスト一覧画面が表示されるので、画面右上の時計ボタンをタップしよう。これで、「時間指定」という画面が現れる。「時間指定」画面では、空欄をタップして新規の予定を作成する。先の予定が存在する場合は、「今日」欄のいちばん下あたりをタップすればいい。あとは通常どおり適当な文字列を入力すれば、前述したとおり"キリのいい時間"の予定が作成されるはずだ。
2015年03月31日日本マクロソフトは3月27日、同社のセキュリティブログのエントリーに「iOS向けOutlookとAndroid向けOutlookのセキュリティ構成」を追加した。ブログでは、アプリ上で安全にメールをやり取りするためのセキュリティ技術を解説している。Outlookは、Microsoft Officeに付属するメールソフトとしてPCユーザーにとっては馴染みのあるメールソフトだ。iOS/Android用のアプリは1月下旬に公開され、他社OSを搭載するスマートフォンやタブレット端末にインストールして利用できるようになった。多くのメールアプリと同様に、Outlookもクラウドを活用しており、主にメールサーバーとのやり取りやデータのキャッシュなど、負担の多い作業の一部をクラウドが担っている。セキュリティのカギの1つが「OAuth認証」だ。メールを送受信する際は通常、利用者が自分のIDとパスワードを入力して認証作業をする必要がある。OAuthは、この認証作業を利用者に代わって自動で済ませてくれる。OutlookにもOAuthの技術が採用されているため、利用者が複数のメールアドレスを使っていても、認証することなくメールを送受信できる。OAuthを使用できないメールも、メールの認証作業を自動化している。その場合は、デバイスで生成した暗号キーを活用し、IDとパスワードを暗号化してからクラウド上の保存する仕組みを取る。暗号キーは端末側にあるため、外部の人間が暗号化を解除してメールを読み取ることはできない。利用者が3日間クラウドにアクセスしない状態が続くと、暗号化を解読できないようになる。もう1つが、アカウントの非アクティブ状態が継続すると、キャッシュされたメールボックスのコンテンツと暗号化されたパスワードをフラッシュすることだ。サービスは毎週、非アクティブ状態のアカウントをフラッシュする。フラッシュによって、「ユーザーの認証情報を少なくする」「パスワードが保存されている場合に暗号化する」「ユーザーがアプリを削除してアカウントが非アクティブ状態になると、数日後にサービスで保存されているキャッシュデータや暗号化されたパスワードがフラッシュされること」の3つを実現している。アプリ版のOutookは、App StoreとGoogle Playでダウンロードして利用できる。
2015年03月30日Windows用人気DAWソフト「FL Studio」などを開発するImage-Line Softwareは、iOS/Android対応の音楽制作アプリ「Groove Machine Mobile」を発売した。価格は、iOS版が1,000円、Android版が1,219円。同アプリは、同社のVSTiプラグインソフト「Groove Machine」をベースとし開発された、iOS/Android搭載タブレット端末向けのモバイルバージョン。先行しリリースされている「FL Studio Groove」(Windows 8用)から継承したデュアルオシレーター仕様のシンセサイザーをはじめ、サンプルプレイヤー、ドラム&パーカッション、エフェクト、ミキサー、シーケンサー、オンスクリーンキーボードなどの豊富な機能を凝縮し、手軽に高品位なグルーブやリズムを作成、多彩なパフォーマンスが実現可能となっている。
2015年03月25日Facebook傘下のInstagramは3月23日(米国時間)、スマートフォンを使って簡単に写真のコラージュを作成できるiOS用アプリ「Layout」を公開した。Layoutでは、カメラロールから選んだ写真やPhoto Booth(4枚連続撮影機能)で撮影した写真を組み合わせてコラージュを作成できる。組み合わせられる写真は最大9枚。写真を選択し、用意された8つのレイアウトから1つを選ぶ。画像サイズや画像位置の変更、ズームイン/ズームアウト、上下左右の反転など編集機能を使って調整したら完成。コラージュはカメラロールに保存し、Instagramを含む様々な方法で共有できる。Layoutでコラージュを作成するだけならInstagramアカウントは不要。Instagramで共有すると、Instagram内のフィルタなどをコラージュに適用できる。
2015年03月24日iOS 8の新機能「Handoff(ハンドオフ)」は、iOSデバイスとMacのいずれかで開始した作業をもう一方で継続できるデータ連係機能。Handoffに対応するシステム、iPhone/iPadであればiOS 8、MacであればOS X Yosemiteが稼働するデバイスを用意し、「メール」や「カレンダー」などHandoffに対応するアプリを起動すれば準備OKだ。Handoffを利用すると、ごく少量のデータを瞬時にデバイス間で転送できる。「メール」では、新規作成したメールを書きかけ状態のまま転送できるし、「マップ」では表示中のエリアを見ているとおりに転送できる。Handoffをサポートするアプリケーションに限られるが、同じApple IDでサインインしているiOSデバイス/Macの作業状態をそっくりそのまま移行できるのだ。Safariも同機能をサポートしており、iPhoneで開いたWEBページをMacで見る、あるいはその逆、という使い方ができる。iPhoneで開いたが内容盛りだくさんだったためMacの大画面で読みたかった、Macで開いたが外出に備えてiPhoneで開き直したかった、などといったシチュエーションで重宝する。このHandoff、Safariで使うときに知っておくべきことがある。それは「URLバーの情報がそのまま転送されること」。開いているページ(URL)だけでなく、URLバーに入力された検索語も転送されるのだ。Macで検索を開始したが続きはiPhoneで、という使い方が可能になるというわけだ。ただし、文字データをURLバーに入力/ペーストするだけではダメで、いちど検索を実行しなければデータは転送されない。もちろん、事前にHandoffの機能を有効にしておく必要があるので、念のため。
2015年03月23日ジャストシステムは13日、iOS向け日本語入力アプリ「ATOK for iOS」の最新版ver.1.4.0を公開した。自分に適したキーボードサイズや位置を設定できるなど、カスタマイズ機能が強化されている。App Storeよりダウンロードできる。価格は1,500円。対応OSはiOS 8.0以降。ver.1.4.0では、キーボードの幅寄せインタフェースを強化。iPhone 6 Plus/iPhone 6の縦画面および、画面表示設定が「標準」のiPhone 6にて、キーボードのサイズや位置を数種類のパターンから設定可能になった。テンキーの入力スタイルも変更可能となり、フリックやトグル入力などが選べるようになった。また、文字削除キーの上フリック操作で、カーソル右の文字を消せる[Delete]機能も追加した。このほか、「絵文字」「顔文字」「記号」の専用キーボードを新搭載。iPhone 6やiPhone 6 Plusのきょう体にあわせ、キーボードを「ホワイト」「ダーク」「ゴールド」に設定できる「着せかえ」機能も備えている。
2015年03月14日ジャストシステムは13日、iOS向け日本語入力システムアプリ「Atok for iOS」の最新バージョン1.4.0の提供を開始した。最新版では、iPhone 6/6 Plus上でキーボードのサイズと位置が選択可能になり、テンキーのキー配列も4種類から選べるようになった。最新版では、キーボードの幅寄せインターフェースを強化。キーボードのサイズや位置を数種類のパターンから選んで設定できるようになった。テンキーの入力スタイルも、フリックやトグル入力など、使い慣れた方法を選択可能。また、「絵文字」「顔文字」「記号」の専用キーボードを新搭載し、目的の記号や文字を手間なく入力できるようにした。さらに、iPhone 6/6 Plusの筐体にあわせて、キーボードを「ホワイト」「ダーク」「ゴールド」の3色から選べる「着せかえ」機能も搭載された。なお、新機能の一部を利用するには、フルアクセスをオンにする必要がある。
2015年03月13日米AppleがiOS 8.3のパブリックベータ版を「Apple Beta Software Program」の一部の登録者に対して配布したと、9to5macなど米メディアが現地12日に報じた。これまで同社ではOS Xのパブリックベータ版の提供を行ったことはあるものの、iOSでは初となる。「Apple Beta Software Program」は一部のユーザーに対して、プレリリース版のソフト、アプリ、サービスを試用してもらい、正式リリース版の品質向上を目指してフィードバックを収集する取り組みのこと。同プログラムへの参加者に配布されるのはプレリリース版となるため、不具合が発生する可能性がある。また、プレリリース版は機密情報に該当し、スクリーンショットの公開やプレリリース版の情報をSNS等での公開、同プログラム参加者以外にプレリリース版の画面を見せたり、内容を話したりすることは禁止される。禁止事項が多い一方で、同プログラムへの参加者は、先行して無料で新サービスに触れられるのがメリットだ。ただし、今回配布されたiOS 8.3では、新しい絵文字キーボードの追加、Siriの対応国の拡大、安定性やパフォーマンスの向上、バグフィックスとされ、新機能を目当てにするユーザーにとってはメリットは大きくはなさそうだ。なお、同プログラムに参加するには、「Apple Beta Software Program」でApple IDを登録する必要がある。
2015年03月13日米Lookoutはこのほど、iPhoneをはじめとするiOS端末への脅威の状況を調査し、その結果を発表した。攻撃者がiOS端末を狙う場合、以前はApp Storeではない非公式のストアからアプリを入手できるジェイルブレイク済みの端末のみであった。非公式のアプリにマルウェアを仕込むことで、ダウンロードした利用者の端末に感染させていた。一方で、ジェイルブレイクしていない端末は安全であるケースがほとんどだった。しかし現在は、公式のApp Storeでもマルウェアが発見されるようになり、ジェイルブレイクをしていない端末でも、ダウンロードしたアプリ経由でマルウェアに感染する恐れがあるという。公式のストアにマルウェアが潜り込んでいることから、すべてのiOS端末が安全であるとは言えなくなってきているとLooloutは指摘する。調査によると被害の内容は、データ漏えいや料金詐取、金銭の盗難、企業ネットワークのアクセス、データ抜き取り、端末監視、OSの脆弱性、ネットワークベースの脅威と、多岐にわたる。脅威の数そのものはAndroidと比較してかなり少ないものの、同社が予測していた状況より深刻であるという。Lookoutでは、現在のiOS端末を取り巻く状況が2010年頃のAndroidに近いと指摘している。「Androidは世界中で流通するプラットフォームであるため、攻撃者が最初の標的にした。iOSの利用者が増えた現在、犯罪者たちがiOSを新たなターゲットとしている」(米Lookout)
2015年03月11日●「FREAK」とはiOS 8.2がリリースされた。担当編集者から「急ぎアップデートする必要があるか、あるとすれば理由はなにか」について説明してほしいという依頼を受けたため、ここに私見を述べる。結論からいうと、『できるだけ迅速にアップデートすべし、理由は「FREAK」』だ。FREAK(Factoring RSA Export Keys)は、SSL(Secure Socket Layer)とTLS(Transport Layer Security)における脆弱性の通称だ。この脆弱性が外部から突かれると、512ビット以下という強度の低い暗号(RSA Export Suites)を利用できるようになり、それが解読されてしまうと通信傍受などの被害を受ける危険性が高まる。RSA Export Suitesは、かつてソフトウェアの利用条件に米国政府が採用するほど強固な存在だったが、コンピュータの処理能力が向上した結果、現在では数時間もあれば暗号鍵を解くことが可能だという。セキュリティ大手Trend Micro社のブログによれば、「クラウドサービスを利用すれば、復号に十分なリソースがわずか100米ドルで簡単に入手可能」とのことで、悪用される可能性はありそうだ。Appleは、iOSおよびOS Xに「SecureTransport」というSSL 3.0互換のセキュリティAPIを用意している。セキュアな通信機能を必要とするアプリに限らず、システムの広い範囲で利用されているため、今回確認された脆弱性による悪影響は避けられない。FREAKは旧いバージョンのSSL/TLS実装において存在し、FREAK対策を施した最新バージョンにアップデートすることで、そのセキュリティホールを"塞ぐ"ことができる。iOS 8.2には、そのSSL/TLS対策が含まれるため、できるかぎり迅速にアップデートを実施すべきだ。ところで、利用しているシステムにFREAKが存在するかどうかは、FREAKアタックの検証サイト「Tracking the FREAK Attack」で確認できる。iOS 8.1.xのSafariでこのサイトにアクセスすれば、赤い背景に「Warning! Your browser is vulnerable to the FREAK attack」というメッセージが表示されるはずで、iOSにFREAK問題があることを確認できる。●iOS 8.2の変更点○FREAK対策以外にも多くの不具合修正iOS 8.2を急ぎアップデートする理由は「FREAK」問題にあるが、他にも多くの変更点が含まれている。最大の変化は、Apple Watchとのペアリングに使用するアプリ「Apple Watch」の追加だ(iPhone 5以降に対応)。今後iOS標準装備のアプリとなるようで、Apple Watchを所有しているかどうかに関係なくホーム画面に現れる。標準装備アプリであるだけに削除は不能、必要ない場合はフォルダ内部など目立たない場所に移動しておくしかない。iOS 8で登場した「ヘルスケア」も強化された。距離や体温、身長といった項目の単位を選択できる機能が追加されたほか、大量のデータを処理するときの安定性が向上している。「設定」の「プライバシー」項目にある「モーションとフィットネス」から、モーション・コプロセッサのM7/M8が自動取得する情報を反映するかどうかのスイッチをON/OFFできるようにもなっている。ほかにも、「メール」や「ミュージック」の安定性向上、Flyover機能使用時における「マップ」の動作安定が図られている。一部の音楽/プレイリストがiTunesから「ミュージック」に同期されない、Bluetoothで通話するとき応答するまで音声が聞こえない、といった不具合の修正も多数含まれている。iOS 8.2アップデータの容量だが、iPhone 6/iOS 8.1.3では476MBと、比較的大規模なものとなっている。iOS 8.1.2以降、アップデート時に必要とされるストレージの空き領域は減少しているが、余裕をもって臨んだほうがいいだろう。
2015年03月11日米Appleは9日(現地時間)、サンフランシスコで行ったスペシャルイベントにてiOS 8.2を発表。同日、提供を開始した。このアップデートはApple Watchのサポートと、「ヘルスケア」アプリの機能改善、安定性の向上、バグの修正が含まれている。今回提供される「iOS 8.2」は、新たに提供される「Apple Watch」アプリで、iPhoneとのペアリングと同期、およびWApple Watchの設定のカスタマイズが行える。「アクティビティ」アプリでは、Apple Watchがペアリングされている場合、Apple Watchに保存されているフィットネスデータや成果を表示できる。これらの機能はiPhone 5以降に対応する。「ヘルスケア」アプリでは機能改善が図られ、距離、体温、身長、体重、および血糖値の単位を選択できる機能を追加したほか、サードパーティ製アプリで、ワークアウトセッションを追加して視覚化できる機能、歩数、距離、および上った階段の追跡をオフにできるプライバシー設定の機能が追加され、メディカルIDに写真を追加できないことがある問題などが解決されている。その他、「マップ」や「カレンダー」などで生じていた問題が修正され、全般的な安定性の向上も図られている。
2015年03月10日アップルは10日、iOSの最新バージョンとなる「iOS 8.2」を公開した。更新することで、9日(米国時間)に発表されたスマートウォッチ「Apple Watch」に対応する。「iOS 8.2」では、「Apple Watch」向けアプリのダウンロードや、連携、同期、設定のカスタマイズなど、「Apple Watch」をサポートする新機能が多く搭載されている。なお、これらの機能は、iPhone 5以降で利用可能としている。Apple Watchのサポート新しいApple Watch Appで、iPhoneとのペアリングと同期、およびWatchの設定のカスタマイズが可能新しい“アクティビティ”AppでApple Watchに保存されているフィットネスデータや成果を表示可能(Apple Watchがペアリングされている場合)iPhone 5以降で利用可能そのほか、距離、体温、身長、体重などの単位を選択できる機能が追加された「ヘルスケアアプリの機能改善」、メールやマップなどのアプリの安定性が向上した「安定性の向上」、様々な不具合を改善する「バグの修正」が含まれている。"ヘルスケア"Appの機能改善距離、体温、身長、体重、および血糖値の単位を選択できる機能を追加大量のデータを処理する際の安定性が向上他社製Appでのワークアウトセッションを追加して視覚化できる新機能ユーザがメディカルIDに写真を追加できないことがある問題に対処ビタミンとミネラルの単位を修正データソースの順序の変更後にヘルスケアデータが更新されない問題を修正一部のグラフにデータ値が表示されない問題を修正歩数、距離、および上がった階段の追跡をオフにできるプライバシー設定を追加安定性の向上“メール”の安定性が向上“マップ”のFlyoverの安定性が向上“ミュージック”の安定性が向上VoiceOverの信頼性が向上Made for iPhone補聴器との接続を改善バグの修正“マップ”で一部のよく使う場所へのナビゲーションができない問題を修正クイック返信メッセージの最後の単語が自動修正されない問題に対処iTunesの購入済みコンテンツが重複している場合にiCloudの復元が完了しないことがある問題を修正一部の音楽やプレイリストがiTunesから“ミュージック”Appに同期されない問題を解決削除したオーディオブックがデバイスに残ることがある問題を修正Siriのアイズフリーを使っているときに通話の音声が車のスピーカーに転送されないことがある問題を解決Bluetoothでの通話で、通話に応答するまで音声が聞こえない問題を修正“カレンダー”のイベントがグリニッジ標準時で表示されるタイムゾーンの問題を修正Exchangeカレンダーでカスタムの繰り返しの予定から特定のイベントが抜け落ちる問題に対処他社製ゲートウェイの背後でExchangeアカウントを設定できない証明書エラーを修正Exchangeの予定に関する主催者のメモが上書きされることがある問題を修正“カレンダー”の一部イベントで、出席依頼に承諾した後も自動的に“予定あり”と表示されない問題を解決
2015年03月10日アドビ システムズは、同社のCreative Cloudエバンジェリストが運営するブログ「Creative Cloud 道場ブログ」にて、iOSデバイス向けアプリ「Adobe Creative Cloud」の最新バージョン1.2の提供を開始したことを発表した。料金は無料。iOS版の「Adobe Creative Cloud」は、iPhoneやiPadから「Creative Cloud」アカウントにアクセスして、クラウド上に保存されているPSDやAIを含むさまざまなフォーマットのファイルをプレビューしたり、iOSデバイス内のファイルをアップロードできるアプリ。また、今回リリースされたバージョン1.2.0では、iOS 8用ストレージプロバイダ拡張アプリを使って、他のアプリとCreative Cloudとの間でファイルの読み込み・書き出しが可能になったほか、共同作業リクエストやほかのイベントに関する"通知"の受信に対応したという。さらに、複数ページのPDFやINDD(InDesign形式)のドキュメントを参照できるようになったのに加え、カメラロールからファイルをアップロードする際に新規フォルダの作成が可能になるなどの新機能が追加されたという。このほか、スウェーデン語、トルコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ノルウェー語、繁体字中国語に対応し、バグの修正やUIの改善、パフォーマンスの向上もなされているとのことだ。
2015年03月09日ブログなどでiOSアプリを紹介するときには、テキストとスクリーンショット、アプリのURL以外にも「アプリアイコン」を用意しておきたい。アイコンはアプリの特徴を簡潔に示す役割だけでなく、App Storeへの誘導に使うためにも必要な存在だ。しかし、このアイコンを"App Storeで見たとおり"の状態で手に入れようとすると、意外なほど苦労する。パソコン(iTunes)を利用してアイコンをコピーしようとしても、右クリックにも反応しないしドラッグ&ドロップもできない。ブラウザでApp Storeのページを開いても同様だ。アプリファイル(*.ipa)の内部からアイコン画像を取りだす手も使えない。iPhone/iPadのホーム画面やApp Storeに表示されるアイコンは、iOS(またはApp Store)によりマスク処理され、四隅が角丸になったものだからだ。アプリファイルから取り出したアイコン画像は正方形で、App Storeで見るものとはだいぶ印象が異なってしまう。四隅が角丸のアプリアイコンが欲しい場合は、iPhone/iPadの『App Store』アプリを使うといい。手順はかんたん、目的のアプリのページを開き、共有ボタンをタップすると現れる「メールで送信」ボタンをタップする。本文にアプリのURLとアプリアイコンが添付されたメッセージが新規作成されるので、これを自分宛に送信すればOKだ。パソコンでメッセージを受信すれば、四隅が角丸処理された縦横200ピクセルのアイコン画像(PNGフォーマット)が手に入るはずだ。
2015年03月06日米Appleが現地3月9日にiOS 8.2を提供するのではないかと複数の海外メディアが報じている。iOS 8.2ではヘルスケアアプリの機能強化、メールや音楽アプリの安定性の向上、そしてバグフィックスが行われるとしている。元ネタとみられるブログメディアBGRによると、3月2日にiOS 8.2をリリースする予定だったが、正式版リリースを前に、従業員やテスターに向けてGM版を配布し、リリースを遅らせたという。そして、BGRではiOS 8.2の内容について報じており、ヘルスアプリの機能強化、安定性の向上、バグフィックスの主に3点を挙げている。ヘルスアプリでは、体温、体重、距離、血糖値の測定単位の選択、大量のデータを扱う際の安定性の向上、サードパーティアプリからのワークアウトセッションの可視化、メディカルIDに写真が追加できない不具合の修正、ビタミン、ミネラルの単位の修正、グラフ表示されない問題の修正、歩数、距離、階段の昇りをトラッキングをオフにするプライバシー設定の追加が行われるという。安定性の向上では、メールとミュージックアプリ、マップアプリのFlyover機能における改善が見込まれるとしている。iOS 8.2のリリースタイミングについて、他のメディアでは、米Appleが現地9日開催のスペシャルイベントにタイミングを合わせたものだと報じている。同イベントでは、Apple Watchの詳細の発表がされるとみられており、ヘルスケアデバイスともいえるApple Watch、そしてヘルスケアアプリの内容を多分に含むiOS 8.2を結び付けて考えるのは自然な考え方だ。ただし、Apple Watchについて、現状では、心拍数や血圧などの機能について、初期段階では搭載されないとWall Street Journalが報じており、連携機能については多くを期待しないほうがいいかもしれない。BGRが報じたiOS 8.2の内容についても、Apple Watchの機能の高さを伺い知れる内容とはいえそうにない。
2015年03月06日IBMは2日(バルセロナ時間)、iOS向けの業務用サービスアプリ群「IBM MobileFirst for iOS」のポートフォリオを拡大し、新たに旅行・運輸、小売、銀行・金融サービスの課題を解決する3種類のソリューションを追加した。同日より提供開始する。旅行・運輸向けの「Passenger Care」では、サービス提供者がカウンター業務に縛られずに動くことが可能となり、旅行者のチェックインを迅速化し、空港の混雑を緩和することが可能となる。小売向けの「Dynamic Buy」では、シンプルなダッシュボードにより、販売店の購買担当者が最新のトレンドや商品の売上の変化、リアルタイムの在庫状況、前年比データなどを確認可能。在庫調整なども行える。銀行・金融サービス向けの「Advisor Alerts」では、アナリティクスを活用して、金融担当者による客先関連業務の優先順位付けを支援し、担当者が適切なタイミングで意思決定できるよう援助する。「IBM MobileFirst for iOS」アプリはセキュアな環境で提供され、企業の中核的なプロセスとリンク。組織の用途に合わせてカスタマイズでき、iOSデバイス用にIBMが提供するクラウドサービスを通じて展開や管理、アップグレードが可能という。
2015年03月05日米Microsoftは2日(現地時間)、iOSやAndroid、Windowsタブレットなどで使用できる折りたたみ式のBluetoothキーボード「Universal Foldable Keyboard」を発表した。2015年7月に発売予定。直販サイト「Microsoft Store」の価格は99.95ドル(約12,000円)。二つに折りたたみできる、小型のBluetoothキーボード。ヒンジなどを設けず、開いた状態で約5mm、折りたたんだ状態でも約11.5mmという薄さを実現した。iPadやiPhoneなどのiOS端末、Android、Windowsタブレット、Windows Phoneなどのモバイル機器での使用を想定する。本体は撥水素材の防滴設計。キーボードを開くと自動的に端末に接続される機能も備える。本体サイズは開いた状態でW295.1×H125.3mm、二つ折りの状態でW147.6×H125.3×D11.5mm。対応OSはWindows 8 / 8.1、Windows Phone 8.1 Update 2、iOS 7~8.1、Android 4.3~5.0。インタフェースはBluetooth 4.0。電源は充電式の内蔵バッテリで、1度の充電で約3カ月使用できるとする。
2015年03月04日iOSに付属の「写真」は、iPhoneで撮影した写真のビューアとして充実の機能を持つ。撮影日時だけでなく、位置情報に基づいた分類も行われるため、撮影エリアごとにまとめて閲覧することも可能だ。iOS 8からは検索機能も強化され、日時や地名を入力して目的の写真を探し出すことも可能になった。その「写真」は、年別→コレクション→モーメントの順に撮影日時/撮影エリアを絞り込んでいき、最後には1枚の写真が大きく表示される。この時点でピンチアウト(閉じた2本の指を開く操作)すれば写真が拡大され、ピンチイン(広げた2本の指を閉じる操作)すれば縮小される。ダブルタップも使える。最初のダブルタップで写真を拡大、次のダブルタップで初期状態に戻る。左右へのフリックで次の/前の写真に移動する操作は、敢えて説明するまでもないだろう。ピンチイン/アウトとダブルタップ、左右へのフリックさえ覚えておけば、ビューアとしての機能で困ることはないはずだ。しかし、元の一覧画面(モーメント)に戻りたいときはどうだろう? 画面左上の「<」ボタンをタップすることが基本だが、これまで紹介したワザに比べるとオーソドックスというか地味すぎる。そう感じた場合には、写真の大きさが最初に表示したときの段階でピンチインしてみよう。ピンチアウト/ダブルタップで拡大しているときには、最初に表示したときの大きさに戻してからピンチインだ。これで、画面左上の「<」ボタンをタップせずに、元の一覧画面(モーメント)に戻ることができる。人差し指で画面左上をタップするよりスマートな操作ではないだろうか。
2015年02月25日iOS版「LINE」アプリのバージョン5.0.0が公開され、デザインの一部が変更されたが、Twitterでのツイートを見る限り、iPhoneユーザーには不評なようだ。LINEアプリのバージョン5.0.0では、プロフィールアイコンの形状が四角から丸に変わり、設定画面のアイコンやフォントの変更も行われる。今回のアップデートについて、Twitterでは「新鮮」「かわいい」などと歓迎する声は少数で、「見にくくなった」「丸はやだ」「前のに戻して!」など、アップデートに違和感を覚える声が多く挙がっている。iPhoneの設定次第では、自動アップデートされるため、デザインにこだわりを持つ人は、今のうちに設定を変更を見直しておきたい。アプリの自動アップデートは、「設定」アプリの「iTunes & App Store」に進み、そこで表示される「アップデート」の項目をオフにしよう。この項目をオンにしている場合、Wi-Fi接続時に自動アップデートが行われる。また、同項目の下段のモバイルデータ通信がオンになっている場合は、3G/LTE接続時に自動アップデートが行われる仕組みだ。こちらもオンになっている場合は、最新版の配布が開始した時点で、アップデートが行われることになってしまう。なお、すでにアップデートしてしまった人の場合には、パソコンのiTunesでバックアップを作成している場合に復元が可能。ただし、バックアップをとっていない場合には、あきらめるしかなくなる。
2015年02月24日LINEはiOS版「LINE」アプリのバージョン5.0.0を公開した。最新版では、デザインや設定画面の変更、写真フィルタの追加、LINE Payの登録手順の改善が行われている。今回のアップデートでアイコンデザインの形状が四角から丸に変更された。旧バージョンのLINEを使っているLINE友だちには、従来どおり、四角のアイコンで表示される。また、最新版では、グループではない複数人でのトークも、アイコンにプロフィール写真が使われるようになった。デザイン面では、設定画面のアイコンやフォントも変更されている。このほか、写真フィルタは従来の7種類から16種類(オリジナルを含む)に増加した。
2015年02月24日ジャストシステムは24日、iOS端末向け日本語入力アプリ「ATOK for iOS」の最新バージョン「ver.1.3.0」を公開した。最新バージョンでは、PC向け「ATOK」との間で「登録単語」の共有が可能となる「ATOK Sync アドバンス」に対応している。「ATOK for iOS」はApp Storeよりダウンロードでき、価格は1,500円。「ATOK for iOS ver.1.3.0」では、「ATOK Sync アドバンス」に対応し、WindowsやMac向け「ATOK」との間で、「登録単語」の情報を共有可能。また、iOS標準キーボードのユーザー辞書や連絡先から単語を取り込めるほか、最新の「ATOK 2015 for Windows」相当の辞書が提供され、時事用語などもスムーズに入力できる。また、「ATOK for iOS」と月額制の「ATOK Passport」(月額309円)もしくは「ATOK Passport[プレミアム]」(月額514円)にユーザー登録すると最大3カ月間無料で利用できる「ATOK for iOSとセットでATOK Passport最大3カ月無料キャンペーン」も実施する。キャンペーン期間は3月31日まで。
2015年02月24日ジャストシステムは24日、iOS向け日本語入力システム「ATOK for iOS」の最新版として、複数OS間のATOKと各種設定や単語登録などを同期できる「ATOK Sync アドバンス」対応の「ATOK for iOS ver.1.3.0」を発売した。App Storeにて1,500円で販売している。対応OSはiOS 8.0以降。最新版では「ATOK Sync アドバンス」に対応したほか、iOSのユーザー辞書や連絡先から単語を取り込めるようになった。また、変換辞書をアップデートし、新しい言葉を収録している。○月額制「ATOK Passport」が最大3カ月無料のキャンペーン合わせて、「ATOK for iOSとセットでATOK Passport最大3カ月無料キャンペーン」を開催する。2015年3月31日までに、「ATOK for iOS」と「ATOK Passport」、もしくは「ATOK Passport(プレミアム)」の両方にユーザー登録すると、契約中の「ATOK Passport」または「ATOK Passport(プレミアム)」が最大3カ月間、無料となる。詳細はジャストシステムのWebサイトを参照いただきたい。
2015年02月24日