築40年の木造住宅をフルリノベ都心のアウトドアリビングで景色&バーベキューを堪能する
(並子さん)
キッチンの奥はパントリー、サニタリールームと続く。水回りの動線を考え、回遊性をもたせた。手前の冷蔵庫は マーベ。前面にあるカスタムディスペンサーからウォーターフィルターを通した氷と水が出る。
元は外国人用の賃貸住宅だったため、各ベッドルームにシャワールームがあるだけでお風呂はなかった。「老後を考えて、1階で生活が完結するようにお風呂を造りました」(並子さん)
キッチンから玄関へと回遊できるようになっている。左の赤いタオルウォーマーはタオル以外も乾かせて重宝しているとのこと。
2階のマスターベッドルームに併設したウォーキングクローゼット(左)と書斎。奥はトイレになっている。
2階のマスターベッドルーム。左側の窓はリノベーションのときに設けた。ここからの眺めも絶景。
減築して生まれた吹き抜け
「パチパチという音や薪が燃えるにおい、また炎を見ていると癒されますね」という並子さん。広いリビングのアクセントにもなっている暖炉は、もともと設置してあったものを再利用。もとの壁は取り除き、耐震補強をしてレンガ調タイルを貼って仕上げた。
リビング上部の吹き抜けは今回設けたもの。2階の一室を減築し、吹き抜けにしたことで光を取り込み、より明るく開放的な空間となった。