好みの壁紙やパーツを持ち込んで古さと新しさを織り交ぜた自分たちらしい住まい
階段の奥は収納で、1番奥はパントリーになっている。
2人で立っても余裕のキッチン。共働き夫妻には必需品の食洗器(右奥)は特にご主人の希望。吊戸棚を省いてすっきり。
パントリー内に食器を置くスペースも確保。
憧れの『Miele』のオーブン。「凝ったものを作りたくなりますね」と奥さま。
ロンドン生活の影響を受けて
数年前、ロンドンに語学留学をしていたという奥さま。家を建てるにあたって、留学先で見てきたものが影響されているという。
「古いものと新しいものがミックスされたロンドンの街や家の雰囲気が好きなんです。あちらの人は、室内を好きに装飾するのが一般的です。壁紙を替えたり、好きな色にペインティングしたり。
今回、私も挑戦してみました」(奥さま)。
3階の寝室はすべて奥さまの考案。まず、大胆な花柄の壁紙が目に飛び込んでくる。「この壁紙を使いたかったんです」と、海外から取り寄せ、一面に使用。壁紙に合わせて黒に近いグレーのペンキを購入し、奥さま自ら塗った。
「あえてムラを残して塗るのが外国っぽいんです(笑)」
と、塗り方も研究。下地が所々に残っていたり、雑なムラ感を出したり、奥さまが器用にペイントした。