くらし情報『救急搬送、採卵。結果は…「不妊で体外受精」を選んだ私に吹きまくった嵐 #2』

2018年1月23日 18:00

救急搬送、採卵。結果は…「不妊で体外受精」を選んだ私に吹きまくった嵐 #2

このタイミングは諦めて次月に別の排卵誘発剤で体外受精をするという選択肢もありましたが、生理は来ているから排卵はするだろうと夫婦で判断し、そのまま体外受精を進めることにしました。とにかく早く妊娠したかったのです。

そして、いよいよ初めての採卵の日。緊張しながらも、妊娠に一歩近づけるという期待を胸に夫婦で病院に行きました。採卵は膣の中に器具をいれ、卵胞に針をさして卵胞液を吸うという方法です。Kクリニックでは採卵は無麻酔で行われます。10数台ある採卵のための待合ベッドは全てカーテンで閉められ、呼ばれるとひとりずつ歩いて手術室へ向かいます。

手術室の中は薄暗く、その真ん中に内診台のような手術台がありました。
手術台に乗ったら足を広げ、動かないようにベルトで巻かれて、消毒、採卵、消毒という流れです。カチャンカチャンという金属機器の音が怖く、採卵の痛みは我慢できるとはいえ体の中を針で刺されているので気持ちが悪い痛みです。採卵数にもよりますがだいたい5分程度。意識があり、嫌な痛みがあるので長く感じます。
救急搬送、採卵。結果は…「不妊で体外受精」を選んだ私に吹きまくった嵐 #2


初めての採卵後、痛くて辛かったけどまた妊娠に一歩近づけた! 次は移植だ! とベッドで休みながら期待していたら看護師さんがやって来て紙を渡されました。

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