くらし情報『風邪をひきやすいのはビタミンB6不足が原因? 女子の栄養学』

2018年10月28日 20:00

風邪をひきやすいのはビタミンB6不足が原因? 女子の栄養学

タンパク質の摂取量が多い人ほど、ビタミンB6は必要です。牛や豚のレバー、鶏のささみ、マグロの赤身やカツオなどの魚、豆類、にんにくやアボカド、バナナにも豊富です。

――理想の摂取量は?

伊藤先生:推奨量は1日1.2gです。B1同様、食事で摂る分には摂りすぎる心配はありません。毎食積極的に摂ってください。また、B6を多く含むタンパク質には、植物性と動物性がありますが、代謝の過程が違い、動物性から摂取した方が効率よくタンパク質を摂ることができると言えます。また100gの量だと、肉や魚のタンパク質の含有量は30%ほどですが、豆乳や豆腐は8%。摂取効率も動物性の方がいいですね。


――他にオススメはありますか。

伊藤先生:腸内細菌がビタミンB6を作ってくれるので、腸内環境を良くしておくことも大事ですよ。

いとう・みつこ赤坂ファミリークリニック院長。小児科医、公衆衛生専門医。『小児科医がすすめる最高の子育て食』(講談社)が話題。

※『anan』2018年10月31日号より。イラスト・藤田 翔取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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