くらし情報『なぜ眠らなきゃいけないの? 意外と知らない“睡眠”のこと』

2019年9月5日 21:00

なぜ眠らなきゃいけないの? 意外と知らない“睡眠”のこと

Q. なぜ夜に眠くなって、朝に目が覚める?

A. 体内時計と睡眠負債の2つが関係しています。
人の体は、個人差はあるが、平均して24時間+約10分周期の体内時計が刻むリズムによってコントロールされている。「朝、光を浴びることで体内時計がリセットされ、覚醒度が高まり、14~16時間後に眠くなるように毎日セットされます。一方、起きている間、一種の睡眠物質のようなものが脳内に溜まり続けます。この睡眠負債は夜眠ることで返済されます」。体内時計による一日のリズムと、覚醒することで溜まる睡眠負債によって、自然と夜眠くなるようになっている。

体内時計(覚醒出力)と睡眠負債の関係
なぜ眠らなきゃいけないの? 意外と知らない“睡眠”のこと


朝、光を浴びてリセットされる体内時計によって高まる覚醒の強さは、午後に中だるみがあるものの、増え続ける睡眠負債に対抗して、就寝の2~3時間前にピークに。ここは眠くならない「睡眠禁止帯」と呼ばれる時間帯。


眠らないと睡眠負債はどうなる?
なぜ眠らなきゃいけないの? 意外と知らない“睡眠”のこと


上の図は、規則正しく眠った場合。眠ることで負債は減る。下の図は一日徹夜した場合。睡眠負債は増え続け、翌日、長く眠らないと返済できない。

Q. 睡眠と覚醒は、どうやって切り替わる?

A. 睡眠と覚醒はシーソーの関係。

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