2019年12月4日 20:50
冬には“夏野菜”がおすすめ!? 冷えと乾燥を脱するヒント
白い苔は水分が溜まって凍っているというイメージでこちらは冷えの状態。黄色い苔は刺激物などを食べて消化しようと、胃に消化液が過剰に送られ、熱が生じている状態。こちらは乾燥の指標です」
キーワードは自律神経のオンとオフ。冷えと乾燥から脱するヒント。
まず、ストレスからくる冷え対策は頑張りすぎている脳をリラックスさせること。いい香りに包まれたり、心地いい音楽を聴いたり、好きなアイドルの姿を眺めるなど、五感を刺激して脳をゆるめる。
「体を温めることも有効です。入浴時には必ずお湯につかる、下腹部や肩甲骨の間にカイロを貼るのもおすすめ。
一日の終わりに副交感神経を刺激して脳と体のスイッチをオフにする習慣を」
乾燥の対策はこの真逆、一日の始まりの朝に交感神経の働きをオンにする。朝一番にラジオ体操をする、熱いシャワーをさっと浴びる、冷水で顔を洗う。適度な運動や日光を浴びるなど体をしっかり目覚めさせる習慣を身につける。
「とはいえ、冬の間、夏並みに暑い室内環境で過ごしている人は少なくありません。それによって自律神経の調節機能が低下している可能性があります。外は冬なのに体は夏の状態なので、熱がこもったり乾燥しやすくなります。