2020年12月10日 22:00
安斉かれん「すごく楽しかった!」駆け抜けた1年と新曲への思い
ーー浜崎あゆみさんをモチーフにした原作がもととなる『M 愛すべき人がいて』は大きな話題となりましたが、アユ役へのアプローチはどうされていたのか、あらためて教えてください。
ドラマのアユというのは、リアルと原作も違いますし、原作とドラマも違いますから、なんと言うんでしょうか。監督さんたちと「ドラマオリジナルのアユを作ろう」と考えていました。ご本人にあまり寄せないようにと。いまもまだお会いしたことはないですが、もちろん歌は聴かせていただいているものの、あえてライブ映像は観ないようにするなど、「ドラマのアユ」をどうやって作るのかをすごく考えて、演じさせていただいていました。
ーーW主演の三浦翔平さんからは、当時演技アドバイスなどはあったのでしょうか。
ありましたね。三浦さんは最初から「俺はマサになる!」と、すでに役に入り込んでいらっしゃったんです。
でも、やっぱり私は初めてのドラマなので、収録が始まって1週間も経っていない、まだ自分のなかで役がつかめていない時期に、泣きのシーンがあって。でも、それが泣けなくて、監督さんに「泣くというよりも感情を入れてくれればいいよ」と言われていたんです。