くらし情報『「外で縛られ、どう過ごしてたのか…」多頭飼育崩壊現場から救出された猫のいま 』

2021年11月21日 20:00

「外で縛られ、どう過ごしてたのか…」多頭飼育崩壊現場から救出された猫のいま 

この4つの活動が重要だと考えています。受け皿とは、猫のシェルターやホスピスなどの保護施設。蛇口は、不妊や去勢手術でこれ以上不幸な猫を増やさないこと。出口は、譲渡の場や機会を指します。

「外で縛られ、どう過ごしてたのか…」多頭飼育崩壊現場から救出された猫のいま 


ネコリパが行っている譲渡会の様子。

これらを同時に行うことが不幸な猫を減らし、人と猫が幸せに暮らせる社会を実現させる唯一の方法だと思っています。そして継続させるために、ビジネスとして収益をあげるモデルを作ることが目標です。

ーー他にはない点では、そのプロジェクト資金を集める方法もユニークだとか。


はい、ふるさと納税でスタートアップの資金を集めているんです(2021年12月31まで)。こちらで集まったお金を予算とし、来年2022年4月以降に飛騨市より、ネコリパに補助金が支給され、その補助金をもとにプロジェクトをスタートさせる形です。現在あるネコリパの保護猫シェルターとは別に、飛騨市に空き家等を活用した保護猫シェルター、ホスピスを今後設立する予定です。

ソーシャルビジネスとして、猫の問題と社会問題を同時に解決するという画期的な取り組みが成功すれば、この形を日本全国へ広げることができると思っています。

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