2022年8月25日 18:00
目覚ましの「ジリリリ!」音は今すぐチェンジ! 見直すべき“朝の行動”9つ
家を出るまでの時間から逆算して、ギリギリまで眠り、バタバタと出社する……そんな日々を送る人、多くいるのでは?実は、朝に気持ちよく目覚め、余裕を持って活動することが、夜に心地よく眠りにつくカギ。その簡単な見直し案を伝授します!
朝、セロトニンをいかに分泌させるかが、夜の快眠のカギ。
「朝の行動次第で、夜の睡眠の質が変わる!」と言うのは、これまで累計6万5000人以上もの人たちの睡眠改善をサポートしてきた、スリープコーチの角谷リョウさん。
「そのワケは、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌のカギが、朝にあるからです。朝起きると、セロトニンという心の安定や脳の働きに関わる脳内ホルモンが分泌されますが、夕方になるとこれがメラトニンに変化します。メラトニンがしっかり分泌されれば、夜に自然と眠くなり、睡眠の質もアップする。つまり、朝きちんと起きてセロトニンを出すことが、夜の快眠につながるのです」
そのための工夫が“AM活動”。
「朝、布団の中でまどろんでいると、コルチゾールなど活動系ホルモンの分泌が遅れて起きたくなくなり、セロトニンの分泌も不十分に。
それを防いでスッキリ起きるため、例えば朝日ではなく照明の光で目覚めるようにするなど、AM活動を見直しましょう」