2022年9月15日 19:40
松山ケンイチ、ムロツヨシに語る理想の最期「養分になって自然に何か返したい」
本編では過去についてはあまり描かれていないものの、僕は個人的に監督から説明を受けました。ただ、作品で描かれていないことなので、あえて触れませんが、過去との向き合い方は人それぞれですよね。監督からは「寅さんみたいに」というアドバイスをいただいたので、それを織り交ぜながら演じました。
楽しかったのは、2人でご飯を食べるシーン
―印象に残っているシーンや現場の様子についても、教えてください。
ムロさん基本的にアドリブとかはしていなかったと思いますが、楽しかったのは、2人でご飯を食べるシーン。友情なのか何なのかわからないなか、島田が隣人であることの縁を認め、運命を受け入れざるを得ない山田とのやりとりは面白かったです。
松山さん静かなのに、印象に残る演技をみなさんがされていたので、撮影していたときのことはいまでもよく覚えています。そのなかでも、今回のムロさんは、いままでとはまた全然違ったムロさんですごく好きでした。
あと、(柄本)佑くんも真面目にやってるんだろうけど面白いし、(満島)ひかりちゃんも華奢なのに「どこからそのパワー出てくるの?」みたいな感じでしたから。
ムロさん本当に、すごい力ですよ。