2022年10月12日 19:00
秋に摂るべき栄養素は? 夏の疲れを残さない“食欲の秋”の過ごし方
特に動物性脂肪の代謝が落ちるので肉より魚を選ぶこと。また、血糖値が上昇しやすくなるので、上昇を抑えるために食物繊維が豊富な食材を選ぶのがポイントです」(小島さん)
【朝】
・起床後1時間以内に食べる。
・温かいものを心がける。
・炭水化物とタンパク質を摂る。
【昼】
・できるだけ多くの品数を。
・色の濃い緑黄色野菜を摂る。
【夜】
・脂質は控えめに。
・食物繊維を摂る。
摂るべき栄養素を確認!
秋、特におすすめの栄養素とは。
「食欲が落ちやすい夏は喉越しのいい麺類を食べることが多くなり、糖質が増えがちだったはず。秋は、糖質の代謝に不可欠なビタミンB1を積極的に取り入れるようにしましょう。また、潤いのある肌や髪を作る時に欠かせないタンパク質や鉄、ミネラルも大事。腸内環境を整えてセロトニンを増やすために食物繊維を摂ったり、冷え対策としてスパイスを使うこともおすすめです」(工藤さん)
まいたけやしいたけなどのきのこ類にはビタミンB1がたっぷり。また、さんまや秋鯖、鮭は良質のタンパク質に加え、血流を良くするEPAやDHAが豊富。さつまいもや栗は糖質食品だが、食物繊維が豊富で血糖値の上昇が緩やかで、腹持ちがよくおやつに最適。