後悔も失敗もしない! 不動産屋が教える「令和の持ち家の選び方」
迷ったときは、「起きている間、過ごす時間が多い場所」を優先してください。
その5.予算を洗い出す
自分にはどれくらいの価格の家が買えるのか、予算を洗い出してみましょう。おすすめは、銀行の住宅ローンの仮審査を出すこと。最近ではWEB上でも簡単に申し込むことができ、年収や保有資産などを入力すると、いくらくらいの借入ができるか数日で回答を受け取ることができます。
まだ準備段階で仮審査を出すほどではないという方は、住宅ローンの審査基準を知っておくと心構えができると思います。主に人物面と物件面の2つの視点から審査されます。
【人物面】
- 住宅ローンに申し込むときの年齢(20歳~70歳としている場合が多い)
- 住宅ローンを支払い終えるときの年齢(75歳~80歳までとしている場合が多い)
- 勤務先の規模
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年収
- 預金などの資産状況
- 借り入れ状況(クレジットカード、消費者金融でのキャッシング、自動車ローン、奨学金の返済状況などについて信用情報登録機関を通して審査する)
- 社会保険の加入状況(退職後の返済能力確認のために行われる)
- 健康状態(健康診断結果の提出が必要になることもある)
【物件面】
- 家の使い方(住宅ローン=本人の居住用住宅であることが必要)