会社に行きたくない、なんとなく不調…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策
自律神経を整える呼吸法
ベースの呼吸法
副交感神経のスイッチを入れる呼吸法。「吐く息を長く」を意識すればよいだけなので、気がついたときにこまめに行って、疲労を軽減しよう。
HOW TO
1、鼻から軽く息を吐く。
2、お腹をふくらませながら、ゆっくりと4秒間かけて鼻から息を吸う。お腹が数cmふくらむようにしっかりと息を吸い込んで。慣れないうちは、おへその上に手を当てて確認しながら行おう。
3、お腹を絞るようなイメージでへこませながら、鼻からゆっくりと8秒間かけて息を吐く。
2と3を落ち着くまで続けよう。
ストレスを感じたら4・4・8呼吸法
不安やストレスを感じたときに交感神経が優位になるのを食い止める呼吸法。心拍数や血圧の上昇を防ぎ、頭もスッキリ!
HOW TO
1、楽な姿勢で椅子に座り、おへその上に軽く手を置く。2、2~3回、腹式呼吸をし、息を吐ききる。
3、4秒かけて息を吸う。
4、4秒、息を止める。
5、お腹を絞るようなイメージで8秒かけて息を吐く。
3~5を4回繰り返す。
根来秀行先生医師、医学博士。
ハーバード&ソルボンヌ大学客員教授。著書は『ハーバード&ソルボンヌ大学 Dr.根来が教える ストレス リセット呼吸術』(KADOKAWA)