くらし情報『「苦しみの中にある現在の精神科医療にスポットライトを」名匠が見た医療の奇跡』

「苦しみの中にある現在の精神科医療にスポットライトを」名匠が見た医療の奇跡

現在の日本では、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれており、メンタルヘルスへの関心が高まっています。そこでいまこそ観るべき1本としてご紹介するのは、本年度ベルリン国際映画祭で最高賞を受賞した日仏共同製作の傑作ドキュメンタリーです。

『アダマン号に乗って』

目次

・『アダマン号に乗って』
・ニコラ・フィリベール監督
・アダマン号では、スタッフと患者に区別はない
・精神疾患を抱えている人たちへの考え方を変えるべき
・サプライズのような出来事は、毎日起こっていた
・精神医学を学ぶことで、自分を認められるようになる
・嘘のない言葉の数々が心に響く!
・優しさが溢れている予告編はこちら!
・作品情報
「苦しみの中にある現在の精神科医療にスポットライトを」名匠が見た医療の奇跡


【映画、ときどき私】 vol. 576

パリのセーヌ川に浮かぶ⽊造建築の船「アダマン」。ここは精神疾患のある患者を無料で迎え⼊れ、創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしているユニークなデイケアセンターだ。

“均⼀化”や“⾮⼈間化”の波が押し寄せる精神科医療の世界において、共感的なメンタルケアを貫き、誰もが表情豊かになれるこの場所はまさに奇跡のようだった。そして、カメラは⼈々の語らう⾔葉や表情の奥に隠された真実を映し出していくことに…。

今年2月にベルリン国際映画祭で⾦熊賞受賞という快挙を成し遂げたことを受け、日本では急遽時期を繰り上げて公開されている本作。そこで、見どころについてこちらの方にお話をうかがってきました。


ニコラ・フィリベール監督

「苦しみの中にある現在の精神科医療にスポットライトを」名匠が見た医療の奇跡


2002年に発表した『ぼくの好きな先⽣』が世界的大ヒットとなり、いまや“現代ドキュメンタリーの名匠“とも称されるようになったフィリベール監督。

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