知らないと恥ずかしい!【基本マナー】元社長秘書が教える「内祝い・お返しのルールと注意点」
様々なシーンでいただくお祝い品。特に慶事では色々なかたから何かをいただく機会が多いのではないでしょうか。そういった場合に、お返しをどうしたらいいのか悩みますよね。今さら聞けないお礼と内祝いのマナーを、秘書歴15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。
お祝いの返し方 (内祝い含む)
【元社長秘書のマナー講座】vol. 6
結婚や出産など様々なシーンでいただくお祝いですが、お礼のお返しをどのように贈るか悩むかたも多いのではないでしょうか?
感謝の気持ちを伝えるために「お返しをするべきか」「お返しをする場合にはどのようなものを返せばよいのか」など、悩みますよね。今回は、「お返し」と「内祝い」を贈る際の基本マナーや贈り物をお返しする時期などの対応について解説していきます。
【基本編】「お返し」と「内祝い」について
1.「お返し」と「内祝い」の違い
最近では、同じ意味合いとして使われるようになってきた「お返し」と「内祝い」ですが、実は違う意味合いをもっていました。
「内祝い」の言葉の意味は、「身内のお祝い」です。本来は「身内で起きたお祝いごとを、周囲に報告する」つまり、自主的に縁起物を振る舞い、喜びや幸せをお裾分けするという習慣を指した言葉でした。