「指しゃぶりはやめさせなくていいです」その理由とは?【3児ママ小児科医のラクになる育児】
指しゃぶりをしていないときに、ぬいぐるみやタオルなど他の精神安定剤になるようなグッズをちょっとずつ増やすなど、指しゃぶり以外で安心できるものを探してあげると良いでしょう。
指しゃぶり卒業を目指すなら「焦らず、一歩ずつ」
「出っ歯になってしまうかも」と言われると外見にも関わってくるので、親としては「指しゃぶりはダメ! 早くやめさせたい!」と思ってしまうのですが、焦るほうがうまくいかないことが多いので、焦らずに。いつかはきちんと卒業できます。
まずはちょっとずつ指しゃぶりの時間を減らしていき、自然に卒業できるようサポートしてあげましょう。
監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。
3児の母。
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