くらし情報『生理以外で性器から出血する不正出血は、重大な病気が隠れていることも?』

生理以外で性器から出血する不正出血は、重大な病気が隠れていることも?

:子宮体がん、子宮頸がん、頸管ポリープ
・老年期(更年期以降):子宮体がん、子宮頸がん、腟がん、萎縮性腟炎

性成熟期の場合、妊娠時でも出血が起こる可能性があります。
・妊娠初期~中期:異所性妊娠(子宮外妊娠)、切迫流・早産、流産、頸管無力症など
・妊娠後期:切迫早産、早産、前置胎盤、常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)など

<機能性出血>
機能性出血の場合、月経がある思春期から更年期までは「排卵期出血」と「破綻出血」などの異常が多いといわれています。「排卵期出血」は、排卵に伴う出血のことです。そして、「破綻出血」は、ホルモン量の分泌により子宮内膜が生理前にはがれ落ちることです。老年期は、閉経して排卵がなくなるため、破綻出血などによる不正出血が多いとされています。

閉経が近い更年期の女性は月経が不規則になりがちで、機能性出血が多い傾向にあります。ただ、器質的な異常による出血でも機能性出血だと自己判断してしまうケースも少なくありません。更年期は、悪性腫瘍が起こりやすい年齢層です。
子宮体がんなどの悪性腫瘍による不正出血だった場合、早期発見、早期治療がポイントとなってくるため、機能性出血だろうと自己判断するのではなく、きちんと病院で診断してもらうようにしましょう。

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