2016年1月20日 20:00
【インタビュー】小栗旬×山田孝之 初対面の印象は?『信長協奏曲』で2年ぶりの映画共演
サブロー本人も戦国時代に長く居すぎたせいで、居場所がなくなりつつあって」と小栗さん。
一方、山田さん演じる秀吉の野心は膨らみ続ける。「秀吉は役作りも含めて、ドラマの頃から一貫していますね。村を焼かれ、家族を殺され、復讐心だけを胸に織田家に入り込んだ秀吉ですが、信長の命だけでは飽き足らず、天下も取ってやろうと…。今回の映画では、そんな野心が最終段階に入ったと思います。ドラマから追ってくれたファンの皆さんなら、秀吉の息づかいや一瞬の目の動きにこめた意味に気づいてくれるはず」とアピールする。
過去には映画『クローズZERO』シリーズでの共演も鮮烈な印象を残しており、「僕ら、役柄の上ではいつも、いがみ合っていますからね」(小栗さん)。今回はお互いにどんな印象を抱いたのだろうか?小栗さんは「僕は純粋に、山田孝之のファンです」と断言。
「すごく良い距離感で仕事ができるパートナーだし、お互いに別の現場を経験し、久々に会うと『あっ、少し芝居のやり方を変えてきたな』って感じることもある」と絆の深さは格別。
さらに「昔はこの人、現場で誰とも話さない雰囲気を出していたから(笑)。いい意味で、役に入り込んでいたと思うけど、いまはもっとフラット。