くらし情報『ジブリ出身・米林監督、3年ぶり新作はなぜ“魔女”?「宅急便とは違う21世紀の魔女を」』

2016年12月15日 18:52

ジブリ出身・米林監督、3年ぶり新作はなぜ“魔女”?「宅急便とは違う21世紀の魔女を」

クオリティが下がってしまうのではないかと、不安ばかりだった」と本音を告白。それでも「アニメーションを作る喜びと責任を、誰が受け継いでいくのか?焦りを感じ、ゼロからスタジオを作る決意をしました」とスタジオ新設の経緯を説明した。

その上で、同スタジオ初となる長編アニメの題材として“魔女”を選んだ理由は、「マーニーとは真逆をやろうと思った」(西村プロデューサー)。「前作であえて封じていた米林監督の得意ワザである、ダイナミックなアニメーションを見たかった。広がりある世界で、元気な女の子が動き回る…。子どもの頃、『魔女の宅急便』で幸福な経験をした僕ら世代が、いまこそ、宅急便とは違う21世紀の魔女の物語を作れたら」と語った。

再び長編アニメのメガホンをとる米林監督は、「魔女という題材や原作は、とても面白い作品になると思った」といい、「マーニーが“静”だとすれば、今回は“動”。主人公が自分の意思で動くような、躍動的なアニメーションを目指し、いい意味で予想を裏切れたら」と意気込み。
「何を見て、何を感じて、どう行動するか。ご覧になった人が、メアリとともに一歩進んでみようと思ってもらえる作品になれば」と思いを語った。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.