田中麗奈の怪演がとにかく怖い! 「真昼の悪魔」際立つ“セリフ”に注目
人生は行動なの」(第2話)、助ける方法があるのに、命より規則が大事ですか?」(第4話)、「もし神様がいるのならどうして世の中は苦しんでいる人ばかりなんですか?」(第2話)を挙げ、「自分の感情に正直に生きている葉子は、普通の人が“常識”として口にするのが憚られる言葉を躊躇なく口にします。思考、行動ともに悪魔的で、共感できる言葉はほとんどありませんが、それでもどこかで惹かれてしまうのは、葉子が放つセリフにもその要因があると思います」と続けた。
また、大倉孝二演じる葉子の恋人、シャイニングホテルグループの御曹司・大塚光のセリフもまた独創的。後輩のために三百万を貸して欲しいと葉子に頼まれ、「三百万円なら確かいま、財布にあったと思います」(第5話)や、「大河内先生にとってあんたはただのATMなんです」と挑発した芳賀(篠原篤)に対し、「お前のATMにもなってやるよ!だから、俺の葉子さんに近づくな」(第5話)など、御曹司ぶりがセリフから溢れている。これらについて大倉さんは、「そんなこと普通の人が言うか?みたいなセリフもかなり多いんです。でもそれが逆に大塚らしくていいのかな。変なセリフも大真面目で言ったほうが視聴者の方も楽しんで頂けると思っています」