くらし情報『名シーンには欠かせない!『恋雨』から『IT/イット』まで"雨”が印象的な映画5選』

2018年6月11日 07:45

名シーンには欠かせない!『恋雨』から『IT/イット』まで"雨”が印象的な映画5選

と当時のシネマカフェのインタビューで語っており、その点では『恋は雨上がりのように』にも通じている。さらに、「鳴る神(雷)の 少し響(とよ)みて~」で始まる万葉集から詠まれる恋の歌と、大江千里の隠れた名曲を秦基博が歌ったエンディングテーマ「Rain」も穏やかな感動を後押しする。

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雨が降るとやってくる…!?『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』

雷といえば、雷鳴とどろく中、雨の音と子どもの歌声や無邪気な笑い声が重なり、あの真っ赤な風船がふわりと浮かんでくる不穏なオープニングの『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』にも注目。『ショーシャンクの空に』の原作者でもあるスティーヴン・キングの“最恐”といわれた小説が原作だ。


アメリカ・メイン州、1988年6月の豪雨の日の出来事から物語は始まる。吃音症を抱える少年ビルは、弟ジョージ-にノートの切れ端からボートを作ってやった。黄色のレインコートを着たジョージ-はひとりで外出、雨水が勢いよく流れる側溝沿いにボートを浮かばせて遊んでいたが、側溝の中から顔を覗かせたピエロ、ペニーワイズと言葉を交わした直後に、おびただしい血痕を通りに残し消息不明に…。

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