2019年9月5日 18:00
平野紫耀×橋本環奈『かぐや様は告らせたい』、笑える恋愛頭脳戦が“泣ける”に変わる瞬間
は、代々引き継がれる秀知院学園200年の伝統の証なのである。
恋愛は戦である
エリートたちの頂点に立つ生徒会会長・白銀御行は頭脳明晰、学園のみならず全国模試でも常にTOP争いに加わる秀才だ。品行方正、模範的な行動をする優等生であり、その一方でお弁当を自分で作って持参する“料理男子”という側面も持つ。
また、彼を支える副会長を務めるのは総資産200兆円という大財閥のご令嬢・四宮かぐや。御行が学業一本で畏怖と尊敬の念を集めて君臨するのに対し、かぐやは勉学・運動ともに秀でる文武両道ぶりで他を圧倒する。なおかつとびきりの美少女だ。
御行とかぐやはお互い惹かれ合いながらも、その高すぎるプライドのためなかなか告白できない。そして半年が経過し、いまや彼らの駆け引きは「相手にいかに告白させるか」を目的とした、高度な恋愛頭脳戦へと姿を変えていく。
「告白した方が負け」という絶対的なルール
御行とかぐや、誰の目にも似合いのカップルに映る2人がなぜ交際をスタートさせないのか?それは彼らの大前提として、恋愛関係において「告白した方が負け」という絶対的なルールがあるからだ。
最初に“告白=愛情を乞う”行為に及んだ場合、その後の恋愛パワーバランスにおいて劣勢になってしまう。