くらし情報『佐藤健「恋つづ」から『るろ剣』まで計り知れないその魅力』

2020年3月10日 11:50

佐藤健「恋つづ」から『るろ剣』まで計り知れないその魅力

その後もドラマや映画を中心に、次々と話題作に出演。2017年『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では、結婚式目前に意識不明となった恋人(土屋太鳳)の回復を祈り続ける一途な青年役を演じ、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。

2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」ではヒロイン(永野芽郁)の幼なじみ、容姿端麗、成績優秀、クールな理論派というイメージにぴったりの萩尾律役でさらに注目を浴びる。劇中の人気漫画家・秋風羽織(豊川悦司)からは『ベニスに死す』の美青年を彷彿とさせると、「タジオ」と呼ばれるほどの美男ぶり。その“朝ドラ”の傍ら、7月期の「義母と娘のブルース」では、後半まで主人公・岩木亜希子(綾瀬はるか)と出会いそうで出会わない茶髪の風来坊・麦田章役を好演した。

30歳を迎えて挑んだ念願の白石和彌監督とのタッグ『ひとよ』(’19)では、一家の次男・雄二を演じる無精ヒゲのやさぐれた姿が「新鮮」と話題を呼んだばかり。「こんなキレイな顔をしているのに、こんなに汚くなるか! っていうくらい」とは、妹役・松岡茉優の言葉だ。

人を斬らない剣豪や新人類“亜人”といった常人離れした役柄から、律のような美青年、雄二のような影を抱えた役も巧みに演じ分け、どんな役であっても、観る者の心を揺さぶることのできる“器用さ”が持ち味の佐藤さん。

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