2021年1月27日 14:20
菅田将暉「花束みたいな打ち上げがしたい」と吐露、コロナ禍は「すごく寂しい」
順撮りのおかげで、今はこれぐらいの気持ちだからとか変に計算せずに麦と絹の日常を送って、素直に楽しいことや悲しいことを経験することができました」と明かす。
すると有村さんも「本作にはモノローグが結構あるんですが、土井さんがクランクインする前に収録をしたいと仰っていて。そのときはまだキャラクターが定まっていませんでしたが、モノローグの収録でキャッチボールをさせていただいたおかげで、三人で共有できたものがあったのでありがたかったです。モノローグは撮影が終わった後も録り直したんですが、撮影前に録ったものとはまた全然違うものになっていたのも面白かったです」と貴重なエピソードをふり返った。
本編では撮影後に収録したモノローグが使用されたが、土井監督は「物語の前半、麦と絹のモノローグが対になる感じだったので、二人のリズムを知りたかったんです。撮影前の収録では文字だけでは分からなかったニュアンスや、色々な感情が産まれてきたので、最終的にそのときのシーンを撮ったときの気持ちで、改めてモノローグを読もうとなりました」と映像には映し出されないこだわりを語る。
また、本作での順撮りに対しても、「特に何も大きなことが起きない物語なので、良い意味で二人がそこらへんにいる子たちに見えるんです。