くらし情報『大ブーム到来「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の“普通じゃない”優しい世界』

2022年8月22日 20:00

大ブーム到来「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の“普通じゃない”優しい世界

との交流を描いた脚本は「第5回ロッテシナリオ公募展」で大賞を獲得した。

「あなたは信頼できる人なのか」、ヤン弁護士が彼女の問いに真摯に応えようとすることで、弁護士に憧れを抱いていたジウが“弁護士にはなれなくても、証人としてなら真実を伝えられる”と法廷に立つことを決意する。グラミがモノマネした「弁護士も人間です」は同作の名セリフだ。

大ブーム到来「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の“普通じゃない”優しい世界
ムン・ジウォン脚本の『無垢なる証人』(2019)
あれから約3年、今作ではついに“韓国初の自閉スペクトラム症の弁護士”が実現することになる。ドラマシリーズ全16話のうち1話~2話をかけ、ウ・ヨンウたちが挑む裁判から現代社会が抱える問題を1つ1つ浮き彫りにしていく。障がい者差別やナチスからつながる優生思想、性差別、移民(脱北者)問題、超学歴社会、根深い家父長制から、日本の報道番組でも見かける大規模道路工事と小さな自治体の対立まで、広く連続性と具体性を持ってこれらを顕在化させたのも視聴者が引き込まれた理由だろう。

さらに、第10話で描かれる知的障がいのある女性の恋愛に関する裁判が上記のジュノのセリフに繋がったように、それぞれの案件はウ・ヨンウの恋愛や親子関係、キャリアなどにも大きく影響を与え、彼女の世界を広げていく。

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