【インタビュー】高橋文哉、田中圭からも学んだ“座長の在り方”「あのときの意味を再認識」
――そうだったのですね。田中さんは『あの人が消えた』制作発表時、「高橋文哉くんが主演とのことで、なんとか参加したいなと思っていました」とコメントされていました。
田中:ちょうどそのとき自分が主演のドラマに入っていたので、タイミング的に難しいかと最初は思っていました。ただ主演が(高橋)文哉くんと聞いて自分に出来ることがあるならなんとか参加したい、という気持ちになりました。
高橋:圭さんが出演して下さると聞いて、嬉しかったです。より一層気合が入りました。
――ちなみに田中さんが働き方を変えたきっかけは、どういったものだったのでしょうか。
田中:僕はかれこれ20年くらい作品を重ねる働き方をしてきました。
撮影期間が重なっているため、1つの作品が終わって次の作品が始まるまでに空きがない状態をずっと過ごしてきて、半年間休みがないときもありましたが、その方が自分の性に合っていたんです。
ただ年齢を重ねて、作品への出方や役に対する自分のアプローチの感覚が変わってきたこともあり「一つひとつに向き合う形でもいいのではないか。まずは1回やってみよう」と思い立って変えてみました。今は休む時間も増えて、バランス良く過ごせているなと感じ継続しています。