くらし情報『秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【前編】』

秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【前編】

こういうハートフルな作品を当てる秘訣をぜひ教えていただきたいです。

奥村『ワンダー』に関して言うと、まず何よりも作品の良さがちゃんと伝わったという部分が大きかったですよね。宣伝側も「感動」という言葉は前面に出していきますけど、やっぱり一般のみなさんの口コミの「感動した」という言葉よりも強いものはなかったと思います。あとは主演のジェイコブ(・トレンブレイ)くんが来日して、いろんな話をしてくれたのもありましたし、彼自身、この作品をきっかけにいろんな活動をするようになって、そこでの言葉がすごく説得力を持っていたと思います。

青木もう一点、『ぼくとパパ、約束の週末』という邦題についても触れておきたいと思います。原題(Wochenendrebellen)は「週末の反逆者」という意味で、映画の中で主人公のジェイソンくんは、普段は細かく守るべきルールを決めて、絶対に破らないで生きているけど「週末だけは反逆者になろう」と言うんですね。

僕自身は、普段はあまり原題を変えたくないタイプなんですけど、この映画、このビジュアルで“反逆者”というのはなかなか難しいな…というのもありまして(笑)、『僕とパパ、約束の週末』としました。

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