くらし情報『秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【前編】』

秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【前編】

最近では『関心領域』などを担当。会社として宣伝のみならず配給業務にも進出しており、今年7月公開のデイジー・リドリー主演『時々、私は考える』を配給した。


渡辺『動物界』はSF映画で、人間の身体が動物化していく奇病が発生した近未来が舞台となっています。描かれるのはシンプルに親子の絆であったりするんですが、宣伝の方針としては“アニマライズ・スリラー”という、かなりホラー寄りの方向で打ち出しています。注目していただきたいポイントは「フランスで100万人突破」という本国での成功と今年、日本でもかなり話題を呼んだ『落下の解剖学』とフランスのセザール賞で競り合った作品であるというところですね。こういうジャンル映画がセザール賞で評価されることは少ないので、ぜひそこは日本の映画ファンにもお伝えできたらと思います。

SF映画でありつつ、社会的なテーマを描いているという部分も評判になっていて、自分たちとは別種の存在にどう向き合うのか? というのは、いま私たちが考えなくてはいけない社会問題でもあり、そこが多くの人に刺さったのではないかと思います。

秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【前編】
樂舎・渡辺(『動物界』宣伝担当)
青木最初に予告を見た時は『グエムル-漢江の怪物-』っぽいなと感じたんですが、本編を観て泣きました。

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