2020年4月14日 06:00
コロナ禍で苦境の若手芸人、ライブ&バイト休止で無収入も「希望はあります」
例年では、6月に『キングオブコント』の予選が始まるが、「お客さんじゃなく、(放送)作家さんにネタを見せることになるのか、そもそも開催できるのか…と話しています」と心配の声が高まっている。
「みんな口をそろえて、『芸人を辞めちゃう人が出てきそうだな』と言っています。まだ、実際に辞めたという話は聞いてないですけど、アルバイトもできない状況ですし、それだけ、賞レースは大きい存在なんです」
●LINE上でネタ作り、SNSで積極発信
橋爪はコンビとして活動してきただけに、「もともと不安定な職業とは理解していたんですけど、1人になるとここまでやることがなくなっちゃうんだな…と思いました」と心境を吐露。そんな中でも、今できることを見つけて活動している。
まず、相方のドイツみちこと、LINE上でネタ作り。「貧乏芸人の悲しい性なんですが、私もドイツも、家の壁が薄くて声が出せないので(笑)、通話ではなく、テキストでネタ合わせをして作ってます。今まで1つのネタにこんなにゆっくり時間をかけることはできなかったんですが、いつもは作ったネタをライブで披露して、お客さんの反応を見て判断していたので、(方向性が)