2014年12月24日 11:59
インフルエンザ流行期突入! - 予防策や症状、処方薬を学んで負けない体を
と定義しているように、新型インフルエンザは時として多数の死者を出す。
過去の事例で言えば、1918年の「スペインインフルエンザ」(スペインかぜ)や、1957年の「アジアインフルエンザ」などが新型インフルエンザに該当。特に「スペインインフルエンザ」は、全世界で4,000万人以上の死者を出したといわれているほどの猛威をふるった。
日本では2009年に、「(H1N1)2009ウイルス」による新型インフルエンザが流行。免疫がなかったため、秋ごろを中心に感染者が拡大した。翌2010年には目立った流行が確認されておらず、「(H1N1)2009ウイルス」は「A(H1N1)亜型」として季節性インフルエンザとして取り扱われるようになった。
ワクチンや免疫がなく「パンデミック」(世界的大流行)につながる可能性もある新型インフルエンザは、突如として出現して場合によっては死に至る。「たかがインフルエンザ」などと軽視する姿勢は間違い。
今後もし「新型インフルエンザ」という言葉が流行しだしたら、細心の注意を払う必要があることを覚えておこう。
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●感染リスクを低減させる術を学ぶ
風邪とは異なり全身に症状がおよび、最悪の場合は死に至るケースもあるインフルエンザ。