くらし情報『人に聞けない相続の話 (2) 「遺書」と「遺言書」の違いって何?』

2015年2月16日 11:57

人に聞けない相続の話 (2) 「遺書」と「遺言書」の違いって何?

従って、法的には効力がありませんが、付言事項により遺言の説明を書くことは非常に重要です。

○不動産は売却して良いか悪いかが書いてあるとトラブルを避ける事につながる

残された家族への想い、お世話になった方への感謝の気持ちなどが書かれている遺言書は、大切な家族を亡くした喪失感を和らげてくれます

また、自分の親が亡くなって、知らない「子供の認知」が書かれた遺言が出てきたら、家族は戸惑うばかりです、

やはり、お詫びの言葉や説明は必要でしょう。

相続財産の分割は、法定相続分どおり平等に分ける事は、不可能になるケースが多いのです。

財産を引き継いで欲しい理由が書いてあると、不平等な分割であっても納得しやすくなります。

不動産については、処分を巡ってもめることがありますので、売却して良いか悪いかが書いてあると後々のトラブルを避ける事につながります。

『遺言書』は、ある相続人に法定相続分より多く財産を引き継いで欲しい時、法定相続人ではない人に財産を渡したい時に確実に想いを達成する事が出来ます。

従って、十分時間をかけ大切な家族が揉めないような付言事項を書き添える事をお勧めします。

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