くらし情報『「健康職場」のお手本 (3) 成果を出すワーク・ライフ・バランスとは - 住友商事(前編)』

2015年7月23日 11:30

「健康職場」のお手本 (3) 成果を出すワーク・ライフ・バランスとは - 住友商事(前編)

「健康職場」のお手本 (3) 成果を出すワーク・ライフ・バランスとは - 住友商事(前編)
大手総合商社の住友商事は、時間外勤務の削減や仕事と育児・介護の両立支援など、さまざまなワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の施策に取り組んでおり、2015年4月には、特に優良な子育てサポート企業として、厚生労働大臣の"プラチナくるみん認定"を受けた。10年前から良い職場環境づくりに取り組み続けている背景にはどのような考えがあり、また、どのような世界が見えているのだろうか。ワーク・ライフ・バランス推進を担当している人事厚生部 課長の本山ふじか氏にお話を伺った。

○ワーク・ライフ・バランスの理念と推進体制

――まずは御社のワーク・ライフ・バランスに対する基本的な考えを教えていただけますか?

当社がワーク・ライフ・バランスへの取り組みを積極的にはじめたのは2005年からなのですが、この時に「社員一人ひとりの仕事を含めた生活全体の充実が、活力を生み、新たな価値創造の原動力になる」と基本理念を掲げました。皆さんに共感してもらえる普遍的な概念だと思いますが、それをあらためて言葉にしたわけです。

一般的に人材戦略のサイクルは「人材の確保」→「人材の育成」→「人材の活用」という流れとなりますが、当社ではワーク・ライフ・バランスを主に「人材の活用」

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