2015年10月20日 17:00
『ライチ☆光クラブ』ライチの声は杉田智和! 終盤で声質変化「命吹き込む」
の相沢祐一役など多くのTVアニメの仕事で評価を得てきた杉田が表現する。終盤になるにつれ、物語と同様にその声質も変化していくという。「作品に関われて嬉しいです」と喜ぶ杉田にとっても、「役に命を吹き込む事が本当に人へと近づいていく感覚がしました」という特別な作品になった。
そのデザインおよび造形を担当したのは、「恐らく歴史に残るであろう作品に参加できて光栄です! それもライチを作れるなんて!」と感動をあらわにする特殊デザイナーの百武朋氏。映画『進撃の巨人』シリーズで特殊メイクを、『寄生獣』シリーズでキャラクターデザインをそれぞれ手がけてきた。ライチについては、何種類もの案があげられ、内藤瑛亮監督らスタッフの意向も組み込まれた上でデザインが決定した。これまでの舞台では、俳優がライチを演じてきたが、今回はオリジナルで制作された造形物。これは、カットごとに撮影する映画にしかできない試みということで採用された。
完成した作品を見た中条は、「演じている時には、ライチは語りかけてくれませんでしたが、私が演じたカノンとライチが会話をしていて、うれしかったです」と感激。「杉田さんが声をふきこまれたライチとカノンの物語は、優しくて切なかったです」