2016年3月18日 07:30
辛さを分かって……睡眠で悩む妊婦のために知っておきたい7つのリスク
ひとつずつ考えてみよう。
まず、プロゲステロンの増加によって高まった深部の熱は、血液の循環を促すことで放出させることが大切と友野さんは言う。例えば、38~40度のぬるめのお湯に20分くらいゆっくり入浴、特に手浴・足浴といった四肢を温めることがオススメとのこと。妊婦は体形的な理由もあってお風呂に入るのがつらいという人もいるだろうが、疲れを落とすという意味でも入浴と快眠はセットになっているので、シャワーだけでは十分に熱を放出できない。
○こむら返りとむずむず脚症候群の対処・予防法
こむら返りとむずむず脚症候群が起こってしまった場合の緩和方法として、布団を足にかけて温めて、ゆっくり呼吸をしながらつま先を手前に引っ張るといいとのこと。予防のためにできるは、寝る前に足浴をする・靴下を履いて寝るなど、足を温めておくことが大事。就寝前にふくらはぎをゆっくりマッサージするのもいいという。特にむずむず脚症候群は鉄分不足も原因となるので、食事のバランスをみながら鉄分をしっかりとるようにしよう。
○精神的な不安は香りで安らぎを
つわりや精神的な不安に対しては、できるだけリラックスした環境をつくることが大切にであり、そのために香りの効果を活用するのも手だ。