2016年6月15日 08:00
女優・飯豊まりえが、映画『MARS』撮影現場の涙にかける思い - 「モデルの芝居」ではない、役を生きる演技に
映画での樫野くんの男泣きもすごく切なくて。泣きのシーンはト書きに書いていなかったので「あれ、泣いてる! 書いてあったっけ!?」と思って、一番ぐっときちゃいました。私も涙がぽろぽろと出てきて。
○毎日泣くシーンがあった
――映画のなかで、飯豊さんが好きなシーン、キュンと来るシーンを教えて下さい。
樫野くんが、キラちゃんを教室から連れ出すとこです! こんなことされたら、絶対好きになっちゃう! 憧れちゃいますよね。あと、ジーンとくるのが、海で一緒に砂のお城を作るシーンです。「こんな人が私の人生でも現れたらいいなあ」って思うくらいです。
――ストーリーの展開が激しいので、気持ちの切り替えが大変だったのではないでしょうか?
毎日泣くシーンがありました。
監督さんにも「そんなにお菓子食べてるけどこれから泣くから」と言われました(笑)。
撮影中はいつもヘアメイクさんが相談に乗ってくださって、「第二のキラ」のような存在でした。撮影現場で、藤ヶ谷さんがよくラブソングを流してくださったんですが、ヘアメイクさんが「さっきのシーン切なかったですね」と泣き出してしまったり(笑)。私はカットがかかっても泣き続けてしまうことが多かったので、そんなときも支えていただきました。