くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (5) 死神・リューク役、なぜ中村獅童? 実物大人形が「ボロボロ」になった理由』

2016年10月25日 12:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (5) 死神・リューク役、なぜ中村獅童? 実物大人形が「ボロボロ」になった理由

それから、実写映画からの映像化なので、初手としてはアニメ的な見え方を避けたかったので、声優さんではなく俳優さんにオファーしたかった思いもあります。獅童さんは2つ返事でOKしてくれました。映画版リュークのハマリっぷりをアニメプロデューサーも気に入って、アニメ版リュークも獅童さんが演じることになりました(笑)。

――そして、レム役は池畑慎之介さん(現・池畑慎之介☆)。

レムはメスなんですが、オスだと思っている人も多くて。ジェンダーフリーな感じだと思ったので、池畑さんが適任なのではないかなと。すごく愛のある死神なので、慈愛に満ち溢れた池畑さんに。ミステリアスな雰囲気も含めて、レムのイメージでした。
池畑さんはしっかりイメージを作り込んで収録に臨んでくださって、完璧だったのでそのままレムの声が固まっていきました。

――死神のCG製作を担当したのは、最新作も含めてデジタル・フロンティア(以下、「デジフロ」)。10年前とは思えないクオリティです。

CG界ではトップクラスの技術と陣容を誇っていると思います。映画ファン的には、山崎貴監督が所属する白組が有名かもしれませんが、デジフロも負けていないですよ。

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